看護学生マナー講座(看護科1年)

5月15日(月)、看護科1年を対象として看護臨地実習でもご指導をいただく医療法人東浩会石川病院の看護部長 加藤里美先生に、看護学生としてのマナーについてご講演をいただきました。

この講演は、看護臨地実習に臨むにあたって、医療現場における接遇を学び、実習生に必用な接遇の基本を身につけることを目的としています。

接遇とは、社会人にとって大切なマナーの一つで、相手に敬意と思いやりの心を伝えるためのものであると学びました。
そのうち、看護臨地実習では実習生として社会に出ていくため、患者さんや病院でご指導をいただく看護師さん方と関わるときに心掛けたいことを加藤先生の経験をもとにグループワークで実践しながら教えていただきました。

代表生徒から「接遇・傾聴は看護の基本だと思った。学校の授業や実習ができることも当たり前だと思わず家族や先生方、病院の看護師さんや患者さんに感謝して学びたい。また、本を読むことや挨拶を自分からすること、笑顔や報告・相談、グループで声を掛け合うことなど普段学校で教えてもらっていることの大切さを感じた。」と感想を述べ、最後に「同じ看護師という夢を持つクラスの仲間と一緒に頑張っていくのでこれからもご指導をよろしくお願いします。」と講演のお礼を述べました。

在宅看護講座(専攻科2年)


5月15日(月)、臨地実習を前に、訪問看護に対する理解を深めるために、 「在宅看護の基本とその実際について」をテーマに(株)さつき そよかぜ訪問看護ステーション代表取締役 下村明世先生をお招きし、 専攻科2年生に講演をしていただきました。


病院と違い訪問看護では、本人や家族の希望にそった看護ができ、看護師が大きな力になれることや、在宅療養を支援するサービスとして要となり住み慣れた地域や住まいで、安心して暮らし続けられるように支援を行う役割があることなどを学びました。


また、人はそれぞれが違う価値観 (ものさし) を持っているので、相手を尊重することが大切であり、決して自分の価値観を押しつけてはいけないことを教えていただきました。


最後に、生徒代表が「利用者さんの話をしっかりと聞き、考えを尊重することで、その人に合った看護を行うことができるのだと思いました。訪問看護の実習では笑顔を大切にして関わっていこうと思います。」と、下村先生にお礼を伝えました。