食物調理科仮認定式(食物調理科3年)

6月28日(水)に第25回調理師仮認定式が行われ、食物調理科3年生39名にコック帽が授与されました。この式は、食物調理科で調理師としての一定の知識と技術を習得した証として、コック帽を着用する式典で、誇りと自信を持ち、キャリア意識を持って7月からの校外実習に臨むという目的で毎年開催しています。
式の冒頭に施設長である安東校長より、「校内で培った知識・技術が現場でどの程度通用するか確かめて欲しい。厳しい場面に直面することもあると思うが、一つ一つの経験が財産となるはずなので一生懸命取り組んで欲しい。」と式辞をいただきました。


生徒たちは一人一人河本科長から手渡されたコック帽を、保護者の方や後輩たちが見守る中、着帽していきました。

生徒代表誓いの言葉として、代表の内藤七羽さんが、「ここまで弱音を吐くこともあったが、励まし合い、仲間の頑張る姿を見て頑張ってきた。今いただいたコック帽とともに調理師のスタートラインに立ち10日間の校外実習では気を引き締め、自らの行動に責任を持ち、お客様への思いを大切に目標を持って貴重な時間になるように臨みたい。」と述べました。


生徒たちは、7月10日から津山市内9か所14部署の企業の方に受け入れていただき、それぞれ10日間の実習を行います。現場で体験したことをもとに進路決定をし、夢が叶うことを期待します。

行学 地域活動講演会(看護科2年)

6月27日(火)に、看護科2年生を対象に特定非営利活動法人いーなプロジェクトの谷本幸子先生を講師に迎え、行学の一環で「地域活動講演会」と題してご講演いただきました。

本校の看護科の卒業生でもある谷本先生より、これまでの看護師として働く中で感じた地域活動の課題や、現在行っている地域活動の取り組みについてお話いただきました。


「住みやすい地域」をテーマに、生徒たちは事前に行学で考えた内容を確認しながら、各グループで特に重要だと思う現状を取り上げ、その原因について考えることにより、自分たちで実行可能な課題を発表しました。

最後に生徒代表が、「今あるものの中で自分が地域に何ができるのかという考えを持って課題を見つけることが大切だと学ぶことができました。真備地区での災害の話も聞き、一人暮らしの高齢者や人通りの少ない場所、親子ともに高齢の場合には災害対策について事前に考えておかなければならないと思いました。無い物ねだりをするのではなく、あるものを生かしていく、種を蒔き続けることが大切であり実践していこうと思います。」とお礼を述べました。


今回の学びから、引き続き行学の中で地域に対して自分たちでできる取り組みについて、具体的に課題設定や実践を行い、谷本先生にアドバイザーとして助言をいただきながら地域課題についてより深く考えていく予定です。

備前焼特別講座(食物調理科3年)


6月26日(月)、食物調理科3年生が備前焼を体験しました。講師は杉坂焼窯元円光窯 圓東秀章先生です。

料理にはかかせないお皿(陶器)の作陶を通じて、料理とのバランスなど感性を磨きプロの調理師としての意識を高めることを目的として行っています。

圓東先生が作りながら、工程を説明してくださいました。
圓東先生はとても簡単そうに作品を完成させていかれたので、私たちにもできると思い生徒たちは作陶していきましたが、とても難しく粘土をひも状にして積み上げていくところから大変な作業でした。
圓東先生に助けていただきながら、なんとか完成することができました。


作品は乾燥させた後、10月頃圓東先生の登り窯で1週間ほど夜通しで焼いていきます。

1月の卒業制作展示発表会で自分が作った作品を使用する生徒もいるので、出来上がりを楽しみにしています。

防災訓練Ⅰ(1年~3年)

6月23日(金)、第1回防災訓練を行いました。

最近、全国で地震が多発しており、5月は震度5弱以上の地震が6回を数えました。津山市内にも影響を及ぼすとされる南海トラフや那岐山断層帯などがあり、地震が発生した場合、最大震度は6と予想されています。日頃からの備えが重要であり予測できない災害に対応できるように、生徒に告知せず実施しました。


緊急地震速報から訓練スタートです。速報が流れたら、教員の指示で机の下に身を隠し、机の脚を持ち固定することで頭部等の安全確保をします。


地震が収まり、防災管理者に指示を受けた教員が被害状況を確認して報告します。被害状況を確認し、本部となった職員室で避難場所を決定します。
避難完了の目標時間を9分として、「お→押さない・は→走らない・し→しゃべらない・も→戻らない」を実践しながら、避難しました。


避難場所では、防災管理者の山﨑教頭より、災害時の退避行動や取り組み状況などの講評をいただき、その後、本校の自衛消防組織や任務についての説明を行いました。

消火班の生徒たちは消火器の設置場所や消火器の使用方法等の説明を担当教員から行われ、訓練を終了しました。

中国高校少林寺拳法選手権大会(少林寺拳法)

6月17日(土)~18日(日)に広島県立総合体育館(広島市中区)において第33回中国高等学校少林寺拳法選手権大会が開催され、本校から岡山県代表として、 女子単独演武の部に岸本莉実さん(普通科3年)が出場しました。

17日は実際の試合会場で練習し、短時間ではあったものの念入りに動きの確認を行いました。


試合当日の朝は、コンディション調整のために早朝から平和記念公園に行き、軽くアップを行いました。
行く途中にあった神社にも立ち寄りベストな演武ができるよう祈りました。

そしていよいよ本番では、落ち着いたキレのある演武で予選を1位で通過しました。


決勝でも、予選に引き続き安定した優雅な演武で堂々の優勝でした。
さらに演武に磨きをかけ、北海道インターハイでも入賞できるよう練習に励みます。

行学 地域企業PV制作講座2023Ⅰ(普通科2年)


普通科2年生の「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座(地域企業プロモーションビデオ制作講座)」が5月30日に開講しました。

講師に、合同会社アースボイスプロジェクト代表 榎田竜路先生をお迎えし、動画制作を通じて地域企業の魅力に触れると共に、生徒自身のコミュニケーション能力を身に付けていきます。

2回目となる6月20日(火)は、企業への取材に向けての考え方についてレクチャーいただきました。 概念的な話もあり、生徒たちは新たに触れる考え方に興味を持って講義を受けました。

今後は写真や動画の撮影について、また、動画制作などについての講義が予定されています。
生徒たちも企業への取材に向けて準備を進めていきます。

ケロウナ姉妹校国際交流[オンライン]Ⅰ・行学 国際探究PJ(普通科2年)

6月17日(土)、 ケロウナ高校(Kelowna secondary school:カナダ ブリティッシュコロンビア州) とオンライン交流を行いました。

ケロウナ高校は本校の姉妹校で、平成31年度から交流を行い、 今年4月にはケロウナ高校から23名の生徒たちが来校しました。

今回、行学 国際探究プロジェクト選択者の普通科20名が参加し、 ケロウナ高校の生徒に向けて津山の魅力を伝えました。

テーマは、1.そずり鍋について 2.津山の歴史 3.東高について 4.津山の祭りとしました。
4つの班に分かれてスライドを作成し、英語でプレゼンテーションを行いました。


生徒たちは、うまく英語で表現できなかったり、機械トラブルがあったり、予定が少し変更になったところもありました。
オンラインでのやりとりや英会話に苦戦しましたが、一生懸命コミュニケーションを取りました。


後半は少人数グループで交流する予定でしたが、機械トラブルにより全員での交流となりました。
短時間ではありましたが、互いに夏休みのことを質問するなど、なごやかな雰囲気の中、交流を終えました。


今後、11月末に2回目のオンライン交流会を予定しています。
生徒からも、「少人数でもっと話したかった!」という意見もあったので、次回はフリートークを多く取り入れて、さらに交流できるように準備して臨みたいと思います。

中国高校陸上競技対校選手権大会(陸上競技部)



6月16日(金)~18日(日)、岡山県陸上競技場(岡山市) おいて 第76回中国高等学校陸上競技対校選手権大会 が開催され、 本校から 岡山県代表として女子400mハードルに釜口心奈さん(普通科3年)が出場しした。
今大会は北海道インターハイ出場を目標に昨年秋から目指してきた大会でした。

予選は、自己ベストではなかったものの、これまでで最も良いレースができました。

準決勝では、周りのハイペースに負けず前半から突っ込んだため後半失速してしまいましたが、決勝進出を目指し積極的なレースができました。


中学生の頃、県大会で予選落ちだった選手が中国高校で準決勝まで進めたことを評価したいと思います。

8月の中国選手権では決勝進出を目標として頑張りたいと思います。

<フォトギャラリー>6月ボランティア

6月のボランティア活動は、城西公民館で3年生1名が 防災学習のサポートを行いました。

過去の災害から地域の危険な場所はどこか、河川の氾濫が起こるとどうなるかなどを子供たちと一緒に学ぶことができました。
実際に水害地域を街歩きして見学することで、日頃の対策の大切さを学ぶサポートができました。

<フォトギャラリー>修学旅行(2年)

6月13日(火)~16日(金)の日程で、2年生が関東方面への修学旅行に行ってきました。
1日目の午後は①東京の大学生と交流、②日本の中枢機関を見学、③ANAなどの企業を見学、④国立競技場等での体験等、4コースに分かれて研修しました。
2日目は班別自主研修とナイトプログラム。
3日目は東京ディズニーリゾートで思う存分楽しみ、4日目は東京スカイツリーから広大な関東平野を見下ろしました。
一生の思い出に残る、充実した4日間を過ごしました。