11月18日(木)、第68回岡山県高等学校家庭クラブ研究発表大会が高梁市文化交流館(高梁市)で開催され、本校から食物調理科2年生の矢北瑞稀さんがホームプロジェクトを発表しました。
矢北さんは、母親の家事負担軽減をきっかけに、コロナ禍でも家族が快適に過ごし、QOLを高めていけるよう工夫、研究した内容を発表しました。 「初めての大きなステージでの発表で緊張したが、良い経験になった。他校の発表もとても勉強になり、今後に生かしていきたい。」と発表を終え、矢北さんは感想を述べています。
審査の結果、優良賞をいただきました。家族を思う温かい気持ちが伝わり科学的に研究されていて良かったという講評をいただきました。
11月16日(火)、第2回家庭クラブ総会を開催しました。今回は、夏休みに取り組んだホームプロジェクトの発表と、9月に行われた校内料理&クリエイティブコンクールの表彰を行いました。
成人会長の園田校長のあいさつの後、家庭クラブ会長牧野さんが、「ホームプロジェクトは普段の生活を振り返り、家庭生活の充実向上に取り組んだ実践的な研究です。各クラスの代表が発表するので、しっかり聞きましょう。」とあいさつしました。
各クラスでホームプロジェクトの発表が行われ、投票の結果、クラスから1名の代表が選ばれました。
6名とも発表用のスライドを修正したり、練習を重ね本番に挑みました。
*谷口 波奈(1-1) 「妹の好き嫌いの克服」
*笹井 さくら(1-2) 「5分で作れる知育おもちゃ」
*正辻 香晴(2-1) 「お父さんの健康のために」
*平 美南(2-3) 「食生活で感染予防」
*中木 優季(2-4) 「一緒にご飯をつくろう!」
*美納 こああ(2-5) 「一人一人の時間を大切に~家事分担でできること~」
最後に、顧問の河本先生から「どの発表も家庭や家族のことを思いやるもので良かった。今回の研究で終わらず継続的に地域や家庭に目を向けていってください。」と講評されました。
また、定期考査最終日に家庭クラブ活動の一環で行われるテーブルマナー講習会の案内もありました。
9月に開催された校内料理&クリエイティブコンクールの表彰が行われ、料理部門は上位9名、被服部門は上位3名、審査員特別賞も呼名され披露されました。
11月15日(月)、専攻科1年生を対象に特定非営利活動法人 そーる そーる訪問看護ステーション理事長 片岡奈津子先生をお迎えし、災害看護についての講演をしていただきました。
片岡先生は、倉敷市真備町(2018年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に全国的に広い範囲で発生した集中豪雨の被害を大きく受けた)で訪問看護ステーションを立ち上げ活動されています。
今回、真備地域での災害時の状況や災害対応を学ぶことで、災害時における対応や看護の在り方について深めます。
片岡先生から発災当時の人々の安全と健康の確保のために 必死に 活動された話を聞きました。
真備地域は施設や環境は復興しつつあるが、まだ元通りにはなっていない現状があり、災害に対する人々の意識を高め、「人とのつながり」を大切にしていかなければならないと繰り返し話されていました。
また、災害現場においては地位や職業は関係なく、自分ができることを探して何でもすることも必要だと教えていただきました。
災害に対し「今、自分たちにできることは何だろうか」と考えることが重要で、看護の知識だけでなく様々な人とつながり、そして様々な経験をし、事前に対策やどのように行動するかをしっかりと想像し考えておくことも大切だと学びました。
実際に被災された片岡先生の言葉は重く、生徒たちはお話に聞き入り心を揺さぶられ、看護師として、一人の人間としての在り方、災害にどう向き合うかという想いが強くなりました。
最後に生徒代表より、「災害は、普段何気なく感じている変化や幸せ、人を信頼する心や温かい家族関係や人間関係を揺るがすものでもあると感じました。災害看護において救急処置や安全の確保が大切だとは思っていたが、今在ることに感謝しながら、自分にできることを精一杯取り組み、『人とのつながり』を大切にしたい。また、何か自分たちにできることがあれば積極的に動き、そのために今後もしっかりと学びを今後も深めていきたい。」と、片岡先生にお礼を述べました。
11月3日(水・祝)に岡山工業高校で開催された第32回岡山県高等学校少林寺拳法新人大会女子自由単独演武の部で、普通科1年岸本莉実さん(勝央中出身)が見事2位となって中国大会出場権を獲得し、11月15日(月)校長室で壮行会が行われました。
岸本さんは、本校では陸上競技部に所属し、陸上競技のトレーニングによって体幹が鍛えられて芯がブレなくなり、少林寺拳法の技に磨きがかかったことが今回の好成績につながったのではと、専門の先生からも高い評価を受けています。
壮行会で園田校長は「鍛錬を続けて結果を出したことは素晴らしい。より大きな舞台でも力を発揮してください。」と激励しました。
岸本さんは「2位は私にとっては悔しい結果でした。中国大会では3位以内を目指します。」と力強く話しました。
中国大会は、12月25日(土)に広島県立総合体育館(広島市中区)で開催されます。
11月12日(金)、医療法人和風会中島病院看護部長 松岡真樹先生をお招きして専攻科2年生が病院における看護管理について学びました。
中島病院で実際に行われている病院・病棟管理者の役割と看護管理について、事例をもとに教えていただきました。
また、生徒たちは採血針を手に取りながら、物品の管理について具体的に説明を聞きました。
採血」という一つの行為でも様々な「管理」があり、針の取り扱いに対する「安全管理」、「感染管理」、患者さんの血管に合わせた針を選択する「物品管理」、物品の購入にかかる「お金の管理」など、新人看護師にも求められる管理があることを学びました。
経済的な面も考慮しながら、患者さんにとっての適切な物を選択する必要があるとわかりました。
管理というものは全ての看護師が行うことであり、新人の時から先輩の看護師さんと同じように、看護管理について理解し、実践していく必要があることを学びました。
生徒代表は、「まずは日頃、自分の体調管理をしっかり行い、そして時間管理も意識して、優先順位を考えながら行動していきます。」とお礼を述べました。
11月11日(木)、体育分野3年生が湯郷石橋ゴルフクラブ(美作市)においてゴルフ実習を行いました。
生涯スポーツの一環として、コースでゴルフを行い技能の習得を目指しています。
コースに出る前にパター練習をし、高スコアに向けた最後の調整を行いました。
コースに出てみると、練習場とは違う環境に慣れず、ボールが真っ直ぐ飛ばなかったり、ボールに当たらなかったりして、生徒たちはとても苦戦しました。
コースに出て、ゴルフを学ぶことで技術の向上はもちろんのこと、自然の素晴らしさ、マナーの大切さを学ぶことができました。
これを機に、生涯スポーツとしてゴルフを続けていきたいと思います。
実習に際して、関わってくださった方々に感謝いたします。ありがとうございました。
11月10日(水)、岡山市ふれあい公社(岡山市南区)において、令和3年度食肉惣菜創作発表会岡山県大会が開催されました。
本校から食物調理科3年佐伯真穂さん、牧野理央さん、食物調理科2年櫻井和也くん、西尾友博くん、長尾歩美さんの5名が出場しました。 国産食肉と地域食材を使った創作料理をテーマとしています。作り上げた作品は、白いトレイに盛り付け、お肉屋さんの惣菜として販売できるようなアイデアあふれるレシピで競います。
使い慣れない調理室で、生徒たちは慌てる時もありましたが、臨機応変に対応しながら、作品を完成させることができました。
調理の様子を見られている審査員の方々から、「男らしい大胆な料理だね」、「食材の組み合わせが面白い」、「手際がいいね」と声をかけていただきました。
西尾友博くん考案「ジュワっと肉寿司(牛)」
牧野理央さん考案「岡山ぎゅっとスウェーデンミートボール(牛豚あいびき肉)
長尾歩美さん考案「イタリア風ご飯入り肉団子(牛豚あいびき肉)」
佐伯真穂さん考案「PARIっとKOREステロール~オクたまの巻~(豚)」
櫻井和也くん考案「ジャンボな”お肉”(豚・鶏)」
試食審査の結果、全員が上位入賞とはなりませんでしたが、2年生の櫻井くんの「ジャンボな“お肉”」が最優秀賞に選ばれました。
審査員のみなさんから、「櫻井くんの作品は、マンガに出てくるような見た目から楽しむことができる作品。味も美味しかった。」
「また、どの料理も甲乙つけがたく、レベルが高い。見た目の面白さや綺麗さで目を引く作品や、料理名からインパクトのある作品があり、どの料理も工夫がされていた。」と、講評していただきました。
最優秀賞に輝いた櫻井くんは、全国大会に向けて審査員の先生から改善点などのアドバイスもいただき、もう一度試作をし、岡山県代表として書類審査を突破できるように頑張っています。
11月10日(水)、普通科2年生の「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座(地域企業プロモーションビデオ制作講座)」の第7回目を行いました。
榎田竜路先生とクリエイティブ・ディレクターの太田龍馬先生が来校され、動画ソフトを用いての映像、音声の編集を学びました。
生徒たちは夏休みに企業を訪問しました。そこで取材させていただいた音声をすべて文字起こしし、写真と共に編集して動画を作成しています。
この日は、各企業の魅力が伝わる動画を作成するために、いかに感性を駆使するべきかについて、参考作品の視聴を含めてご指導いただきました。
次回12月の講座が最終回となりますが、生徒たちは毎週の行学の時間を中心に動画の編集を各自で進めていくことなります。
完成した動画は来年1月21日の企業動画発表会で披露されます。
11月9日(火)、1・2年生を対象に特定非営利活動法人AMDA AMDAボランティアセンター長 竹谷和子先生をお迎えし、「救える命があればどこまでも~AMDAの活動~」と題して国際理解について学びました。
AMDAの活動や国際情勢について理解を深めることを目的とし、生徒たち自身が国際協力にどう向き合うか考えます。
ロヒンギャ(イスラム系少数民族)難民へのサポートや配置地震被災者支援、竹谷先生が担当されているAMDA中学高校生会の活動について、詳しくお話をしていただきました。
生徒たちは真剣に講演に耳を傾け、熱心にメモを取っていました。
生徒たちは 竹谷先生へ、いろんなことを尋ねてみたかったようですが、残念ながら質疑応答の時間が今回は取れませんでした。
最後に生徒代表がお礼を伝えました。
生徒からは、
*このような素晴らしい活動をしている団体が岡山にあることを知らなかった。
*「助けてあげる」のではなく「助け合う」ということの大切さを学べた。
*改めて自分の今の状況は非常に恵まれていることに気付いた。
などの声が聞かれ、竹谷先生のお話がしっかり心に届きました。
10月18日(月)、総合調理実習の一環で、食物調理科3年生が津山鶴山ホテル(津山市)においてサービスの実習を行いました。
最初に講師の石原先生から、レストランサービスの流れについて講義を受けました。
お出迎えから始まり、ご案内・着席確認・メニューの提示・飲み物や料理の提供・退席・お会計・お見送りまでを説明していただきました。
ケーキセットが注文されたという設定で実技実習を行いました。
学校で実物なしでの練習は少ししていましたが、実際に飲み物やケーキがあると緊張し手が震えている生徒もいました。特に難しさを感じていたのは、飲み物を注いだり、ケーキを運びお客様のテーブルに置くところでした。お客様を待たせないようある程度のスピードも必要になります。
石原先生の授業は今回が最後ということもあり、生徒代表が4月からの感謝も伝えました。
総合調理実習では、実技的なことだけでなく、働く上で大切にしないといけない考え方など多くのことを教えていただきました。それぞれの進路先で生かしていきます。
特別に会場だったホテルのチャペル見学をさせていただきました。神聖な場所であること、ステンドグラスの美しさや重厚感に生徒は感動していました。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~