11月9日(火)、1・2年生を対象に特定非営利活動法人AMDA AMDAボランティアセンター長 竹谷和子先生をお迎えし、「救える命があればどこまでも~AMDAの活動~」と題して国際理解について学びました。 AMDAの活動や国際情勢について理解を深めることを目的とし、生徒たち自身が国際協力にどう向き合うか考えます。
ロヒンギャ(イスラム系少数民族)難民へのサポートや配置地震被災者支援、竹谷先生が担当されているAMDA中学高校生会の活動について、詳しくお話をしていただきました。
生徒たちは真剣に講演に耳を傾け、熱心にメモを取っていました。 生徒たちは 竹谷先生へ、いろんなことを尋ねてみたかったようですが、残念ながら質疑応答の時間が今回は取れませんでした。
最後に生徒代表がお礼を伝えました。 生徒からは、 *このような素晴らしい活動をしている団体が岡山にあることを知らなかった。 *「助けてあげる」のではなく「助け合う」ということの大切さを学べた。 *改めて自分の今の状況は非常に恵まれていることに気付いた。 などの声が聞かれ、竹谷先生のお話がしっかり心に届きました。
10月18日(月)、総合調理実習の一環で、食物調理科3年生が津山鶴山ホテル(津山市)においてサービスの実習を行いました。
最初に講師の石原先生から、レストランサービスの流れについて講義を受けました。 お出迎えから始まり、ご案内・着席確認・メニューの提示・飲み物や料理の提供・退席・お会計・お見送りまでを説明していただきました。
ケーキセットが注文されたという設定で実技実習を行いました。 学校で実物なしでの練習は少ししていましたが、実際に飲み物やケーキがあると緊張し手が震えている生徒もいました。特に難しさを感じていたのは、飲み物を注いだり、ケーキを運びお客様のテーブルに置くところでした。お客様を待たせないようある程度のスピードも必要になります。
石原先生の授業は今回が最後ということもあり、生徒代表が4月からの感謝も伝えました。 総合調理実習では、実技的なことだけでなく、働く上で大切にしないといけない考え方など多くのことを教えていただきました。それぞれの進路先で生かしていきます。
特別に会場だったホテルのチャペル見学をさせていただきました。神聖な場所であること、ステンドグラスの美しさや重厚感に生徒は感動していました。
11月4日(木)・8日(月)、図書委員会主催の出張図書館を行いました。この出張図書館では読書週間に合わせて、普段図書室に行く機会のない生徒でも気軽に本が借りられるよう、教室棟で本の貸し出しを行いました。 移動式書架に図書委員のおすすめの本を並べたところ、通行する生徒たちは楽しそうに自由に手に取って本を見ていました。2日間で延べ16冊の貸し出しがありました。
また、読書期間中には、生徒昇降口とコモンホール前の廊下で、1学期に全校生徒が行った「ミニ・ビブリオバトル」で生徒一人ひとりが紹介した本の紹介カードも掲示しました。 これからも読書に親しんでいってほしいと願っています。
10月28日(木)、看護科3年生を対象に、津山第一病院師長 井上富弥江先生をお迎えして、「私の看護観」についてお話いただき、地域医療に貢献されている先輩看護師の看護観を聞くことで、生徒たちの職業観を育成しました。 「看護観」とは何かという疑問を、ナイチンゲールを始めとする歴史に名の残る偉人たちの看護理論、看護に対する見方や信念といった自己の看護行為の基盤となるものを教えていただき、さらに井上先生の経験を基にお話いただきました。
今回の臨地実習で初めて患者さんを受けもった生徒たちは、実習場面を振り返りながら、その患者さんにとって必要な看護を今一度考えてみる機会となりました。 生徒は、「患者さんの意志を大切に、満足していただける看護援助が提供できるように取り組みたい。そのためには、基本的な知識や技術を身に付け、広い視野を持って細かな気付きができるような関わりを大切にしたい。」と感想を記しています。 生徒たちは「自分」の看護観を見つけていきたいと、新たな目標をもつことができました。
11月3日(水・祝)、オレンジページと味の素(株)が共催する、国内最大級の学生向け料理コンテスト「第9回ジュニア料理選手権」の最終審査がオンラインで開催されました。 本校からオリジナルレシピ部門高校生の部に食物調理科2年の筈尾向陽くんが一次選考を突破し出場しました。
今回「がんばる人へチカラになるごはん」がテーマで、筈尾くんは、特定の誰かではなく、自分が調理師になる者としての視点で、コロナ禍で行き場を失い、廃棄せざるを得なかった食材や、食品ロスの増加で困っている生産者の方を元気にしたいと思い、レシピを考えました。 考案したレシピ「岡山の恵み~棚田米のリゾットとなぎビーフのパイ包み~」は、棚田米のトマトリゾットをレタスで包み、その上にマッシュポテトを置き、さらにビーフの赤ワイン煮込み、パプリカと黄ニラのソテーをのせ、パイ生地で包んで焼いたものです。
バルサミコ酢のソースとピオーネのマリネを添えて一緒に食べていただきます。 地元岡山県北のなぎビーフ、棚田米、ピオーネ、黄ニラなどを使い、ひと皿に岡山のおいしいものを詰め込み、全国の人へ発信することで岡山の食材を知ってもらい、購入してもらい、少しでも食品廃棄が減ってもらいたいと、熱くプレゼンテーションを行いました。
オンラインでプレゼンテーションをするのは初めてで、とても緊張しましたが、津山東高校を背負って出場したといった意気込みも伝えることができました。
審査の結果、準グランプリをいただくことができました。審査員の方々にも筈尾くんの思いが届き、とてもうれしく思います。 将来的には生産者の方と協力して、私たちが考えたレシピや活用方法を商品とともにお届けしたり、SNSを活用し、食材の廃棄を減らしていきたいと思います。
11月2日(火)、普通科2年生の英語スピーチコンテストが開催され予選会を通過した6名が、自分たちが決めたテーマのもと英語でスピーチを行いました。
発表の生徒は、体育館での発表に緊張した様子でしたが、これまでの練習成果を出そうと、堂々と分かりやすいスピーチを行いました。 内容もバラエティに富んでおり、時おり笑いも起こる発表会となりました。
1・2年生の投票の結果、竹本光成くん(5組)が1位、山本彩音さん(3組)が2位、植月美結さん(4組)が3位となり表彰されました。おめでとうございます。 聴いている皆にとって刺激となるスピーチコンテストでした、引き続き英語力の向上に努めます。
10月30日(土) 、第31回全国産業教育フェア埼玉大会「さんフェア埼玉2021」の一部門である「全国高校生クッキングコンテスト」 のオンラインで行われる表彰式が行われました。 本校から 食物調理科3年生の 髙橋未菜美さんと大野梨奈さんのチームと 津村和心美さんと星凛々杏さんのチーム の2チームが一次審査を突破し、二次審査では調理実技の動画による審査が行われました。
表彰式当日は、慣れないZoomでのオンライン開催となり、とても緊張した様子で臨みました。 審査の結果、上位入賞は果たせず、特別賞で残念な結果ではありましたが、それぞれ2人で一生懸命考えた作品を評価していただけてうれしく思いました。
髙橋さんと大野さんのチームは、いなり寿司をメインにそずり肉と生姜のしぐれ煮やスルメ出汁のすまし汁などをアレンジした「秋の津山和プレート」でエントリーしました。
骨の周りに付いているそずり肉を使用することはフードロス削減にもつながると思いました。スルメ出汁のすまし汁は、お正月の雑煮の出汁をスルメで取るという文化から津山らしさを表現できると思い取り入れました。 また、岡山らしく備前焼のお皿に盛り付け、全国のみなさんにアピールしました。
津村さんと星さんのチームは、津山生姜の炊き込みご飯や野菜チップスを組み合わせた「大満足!ヘルシー岡山プレート」でエントリーしました。 若い女性をターゲットに揚げ油を省くなどの方法でカロリーを抑えるとともに、捨てられやすいおからや鶏皮を生かすなどの工夫をしたとのことです。
岡山県内の特産品であるゴボウやレンコン、ショウガ、ブロッコリーなどふんだんに使用しました。 SDGsを意識して、熱源を抑えるために電子レンジを使用したり、揚げ油を使用し環境や体に配慮した献立にしました。
10月30日(土)、1・2年生の希望者が本校の姉妹校であるカナダ・ケロウナ高校とのオンライン交流を行いました。 今回は1年生が初めて参加し、事前に十分な準備を行い当日を迎えました。
1年生は2つのグループが日本文化の紹介として、それぞれ「おにぎり」と「温泉」について発表しました。クイズや実演を交えながら英語で丁寧に説明しました。 ケロウナ高校からは、「Thanksgiving(感謝祭)」が近かったこともあり、その歴史やお祝いの仕方について紹介されました。
プレゼンテーションの後は、グループに分かれてフリートークを行いました。生徒たちは自己紹介をしながら「Thanksgiving」にちなんで各自の「ありがたいこと(もの)」についても紹介しました。 お互いに緊張をしていて最初はあまり会話が進んでいませんでしたが、回数を重ねるごとに楽しそうに英語でやり取りすることができました。
ケロウナ高校との交流は引き続きオンラインで行う予定で、次回は12月(今年度最後)を予定しています。 最後まで双方にとって実りのある時間が過ごせたらと思います。
英語部(2年 山際くん、國米くん、小山さん、1年 日下くん、下山さん、新見さん)が10月30日(土)に岡山大安寺中等教育学校で開催された第10回岡山県英語ディベート大会に参加しました。 この大会は準備型の英語ディベートの県大会で、Resolved: That the Japanese Government should relocate the capital functions out of Tokyo.「日本政府は、首都機能を東京の外に移転すべきである。是か非か。」という論題の下開催されました。
部員はこの大会に向け夏前から準備を続けてきており、先日もオンラインで開催された全国規模のMake Friends Cupに参加するなどして練習を続けてきました。 また、大会までには、岡山城東高校、岡山大安寺中等教育学校、倉敷南高校、津山高校と練習試合をさせていただき、振り返りを丁寧にしつつレベルアップを図ってきました。
当日の結果は以下の通りです。 ■予選第1試合:玉野光南高校と戦い、ジャッジ3人から3票を得て勝利 ■予選第2試合:岡山朝日高校Aチームと戦い、ジャッジ3人のうち2票を得て勝利 予選2勝のため、上位4校が進出できる決勝トーナメントに進出 ■準決勝:岡山城東高校Aチームと戦い、ジャッジ3人のうち2票を得て勝利 ■決勝:岡山大安寺Aチームと戦い、ジャッジ5人のうち1票を得たものの敗北
3勝を積み重ね決勝まで進み、決勝でも1人のジャッジからの投票も得ましたが、惜しくも県大会準優勝となりました。 津山東高校は県大会へは今年が初出場でしたが、多くの強豪校を相手に力強いディベートを見せることができました。 2年生を中心に、1年生とも協力しつつ、相手の議論に対して丁寧に戦う姿が印象的でした。 多くのジャッジの先生方からも、非常に上手くなっているとお褒めの言葉をいただきました。 この経験を生かして、引き続き英語で議論する力の向上に努めていきたいと思います。
10月30日(土)、美作文化センター(美作市)において、「みま咲く未来フォーラム2021 in 美作」がオンライン発信で開催され、本校から普通科2年生の野谷利優くん、岡本愛和さん、そして食物調理科1年生の金平小梅さんが参加しました。
野谷くんと、岡本さんは、津山市内4つの県立高校が連携する講座(四校連携講座)に参加しており、そこから学んだ地域課題や地域活性化への思いをトークセッションの中で、パネリストの社会人の方々と意見交換をしました。
地元高校生による地域学等活動発表では、本校から岡本さんが津山四校連携講座「地域創生学」の取り組みについて紹介をしました。
また、津山市内の商店街で、地元のグルメ・特産品などを販売するイベント「県北のうまいもん大集合!うまいもん商店街」の高校生実行委員会から、金平さんが代表として発表しました。
津山東高校では、自分たちの住む地域をこうしたいという思いを大人と共有し 、何ができるか考えながら、これからも地域での活動を進めていきます。
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