1学期始業式・新任式

4月8日(金)午前、令和4年度1学期始業式が行われました。
式辞で園田校長は、春休み中の出来事として4月1日から民法上の成年年齢が18歳に引き下げられたことに触れ、「人は18歳になったらいきなり大人になるのではありません。不安定な社会情勢の中でも賢く冷静にふるまえることや、よりよい社会づくりに主体的にかかわれること、といった、いわば『大人の条件』を、東高での学びの中で積み上げていってください。」と期待を込めて語りかけました。


式後、今年度の科長、部長、学年主任の紹介があり、各部長の先生からお話がありました。


また、始業式に先立ち新任式が行われ、園田校長が17名の新任の先生方を在校生に紹介しました。
新任者を代表して日笠教頭が、「東高の一員になれて嬉しく思います。早く学校に慣れ津山東高校を生徒のみなさんと一緒に盛り上げていきたいと思います。」と抱負を述べました。

<フォトギャラリー>3月ボランティア


【城西公民館ボランティア 】

3月12日(土)に津山城下町歴史館で、雛祭りイベントで使う竹灯篭作りを、本校1年生3名が小学生と一緒に行いました。



また、3月20日(日)には、作州民芸館で行われた「野菜と魚の市」の会場準備や販売の手伝いを行いました。朝市に来られたお客様に丁寧に接客することができました。


3月28日(月)に津山東公民館で行われた「小学生の春休み宿題応援教室」には、本校の1・2年生14名が宿題をサポートするため参加しました。
小学生の学習を優しく見守り、勉強の後は、小学生との交流も行いました。

日本高校生HPDU(即興型英語ディベート)連盟杯全国大会(英語部)

英語部の2年生3名(山際くん、國米くん、小山さん)が3月26日(土)、27日(日)にZoomを利用してオンラインで開催された第11回日本高校生パーラメンタリーディベート連盟杯HPDU(即興型英語ディベート)の全国大会に参加しました。

本校英語部は先日行われたHPDU岡山県大会において準優勝し、全国大会への出場権を獲得していました。*HPDUは高校生即興型英語ディベートの全国団体。

即興型英語ディベートは、毎試合異なる論題が発表され、論題発表後20分間の準備時間でスピーチを作成し、一人5分ずつのスピーチ時間で主張や反論などを繰り広げる競技です。
意見を考えたり英語にしたりする時間が短いため、準備型のディベートよりもアイデアの瞬発力と英語力を求められる競技となっています。

今回大会に参加する3名は、全国大会の出場が決まったあと、部内で練習を行うだけではなく、岡山県内では岡山城東高校や岡山大安寺中等教育学校、県外では、愛知県の千種高校や兵庫県の葺合高校と練習試合を行い、大会に向けディベート力を高めていました。初めは5分間英語でのスピーチを続けることにも苦戦していましたが、練習を通じて徐々に英語力が高まり、後半は主に議論の質を高めることに意識を向けることができました。


今回の大会には全国から44チームが参加し、予選が4試合行われ、予選の上位8校が決勝トーナメントに進出するという形式で行われました。

予選の論題は以下の通りでした。(大会では日本語訳は付いていません)

■第1試合 THBT the tourism industry does more harm than good for the citizens of developing countries.
「発展途上国の市民にとって、観光産業は利点よりも害の方が大きい。」

■第2試合 TH, as the feminist movement, would advocate for the abolishment of boys-only and girls-only schools.
「フェミニスト運動は男子校と女子校の廃止を主張する方が良い。」

■第3試合 THW grant senior military officers a veto over military decisions made by politicians.
(e.g. troop deployments, specific missions)
「政治家によってなされる軍事的な決定に対して、上級軍人に拒否権を認める方が良い。」

■第4試合 THW make the number of votes an individual has inversely proportional to their wealth.
(i.e. the more wealth an individual has the fewer votes that individual has)
「個人の持つ投票権の数を、個人の富の量に反比例とする。(よりお金持ちの人は、投票権が少なくなる)」

試合では、対戦相手の英語の流暢さや論題の難しさにかなり苦戦をしましたが、ひるまずに戦うことができました。結果的には、予選4試合で1勝3敗となり、決勝トーナメント進出はできませんでした。

その中でも、第1試合では最終的に優勝をした神奈川県の栄光学園と対戦をし、敗れたものの善戦をすることができたり、第3試合では浜松開誠館高校を相手に全国の舞台で1勝することができたりし、良い経験となりました。また、全国レベルの審査員の方からフィードバックをいただき、とても参考になりました。

皆さんの応援の力もあり、選手の3名はそれぞれがこれまで1年間取り組んできた力を発揮し、全力で戦うことができました。
激励していただいた同窓会、PTAの方々をはじめ、練習試合を行って下さった他校の皆さんや、励ましの言葉かけをいただいた多くの方に感謝申し上げます。
2年生3名はこの大会で引退し、英語部は代替わりとなります。津山東高校の英語部を引っ張ってきた2年生3名に感謝するとともに、今後の1年生の活躍に期待します。

全国高校少林寺拳法選抜大会(少林寺拳法)

3月25日(金)・26日(土)、第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会が善通寺市民体育館(香川県善通寺市)で開催され、本校から岡山県代表として岸本莉実さん(普通科1年)が女子自由単独演武の部に出場しました。

惜しくも予選敗退となりましたが、今後につながる演武となりました。来年度も全国大会出場を果たし、予選突破できるよう練習を励んでいきます。

直島イングリッシュキャンプ(普通科1・2年)

3月23日(水)、本校生徒21名が直島(香川県香川郡直島町)にて英語の一日研修を行いました。4名のグループに1名の外国人留学生に加わっていただき、フィールドワークやグループ活動を行いました。

今回、直島では外国の方々とコミュニケーションをとりながら、アートの魅力や島の活性について理解を深め、自分の将来への視野を広げて行くことを目的とし実施しました。

岡山・宇野港から直島・宮浦港にわたり、今回一緒に研修する留学生の方々と合流し、紹介がありました。
まず始めに、本村地区をグループごとに散策しました。ANDO MUSEUMや家プロジェクトを訪れ、生徒たちはそれぞれの建築物や現代アートに魅了されました。
そして、散策後、各グループごとに直島本村地区のどこが好きか英語で話し合い、さらに留学生の方々へインタビュータイムも設けられました。


午後からはベネッセハウスミュージアムへ移動し、一つの作品を対話型で鑑賞した後、個々に作品を見て回りました。海辺にあった自然とアートの融合作品に圧倒され、心を奪われる生徒もいました。

そして、好きな作品を共有し、現代アートとは何かや、来島前と来島後のイメージの変化について英語で話し合いました。



最後に、一日の振り返りをグループごとに英語で発表しました。発表を終えた後、生徒たちは留学生の方から修了証書をいただき良い締めくくりとなりました。

コロナ禍で、なかなかカナダにある姉妹校訪問が叶わない中、岡山に学びに来られている外国人留学生の方々と感染症対策を行いながら対面で交流できました。

直島の魅力に触れながら、異文化理解を深め、英語を運用するという盛りだくさんの企画でしたが、生徒にとって本当に学びの多い一日となり、直島を後にしました。

スマート専門高校[研修](看護科)

本校はSociety5.0時代に活躍できる人材を育成するため、「スマート専門高校」としてデジタル化を推進しています。看護科・専攻科では、シミュレーター等を活用し、各学年に応じて、生徒が臨床判断能力を身につけることができるよう実習を行っていきます。
今回の設備は模擬ICUとして多職種連携ハイブリッドシミュレータシナリオ2式・デブリーフィング&データ管理システムSkills Album ふりかえ朗2式・オンラインSimシステム・CPSユニット2式・ICUベッド2台が導入・設置されました。

〈ICUベッド〉

実際の臨床で使用されている最新のもので、角度調整はもちろんですが体重なども患者さんが安静を保ったまま測定することができます。このベッドの導入は、岡山県下の看護学校にもまだ少なく、全国の県立高校でも初の設置になります。

〈ハイブリットシミュレータやSimシステム等〉

設定に合わせて患者の状態が変化し、状況に合わせた観察や看護援助を行います。そしてその実習の様子を多角的に詳細に録画でき、オンラインシステムを活用し、一人一台端末で振り返りを行うなど、看護の学習を深めることができます。
授業での活用に向けて、看護科教員でハイブリッドシミュレーターの勉強会を行いました。最新のシステムを活用して授業をすることが今から楽しみです。





作州城東朝市パウンドケーキ販売のお知らせⅣ(調理研究同好会)

4月9日(土)8:30から作州城東朝市1周年記念フェスタが東新町観光駐車場で開催されます。本校からも調理研究同好会が出店し、津山東高校特製パウンドケーキを販売します。

  *シンプルパウンドケーキ 400円

  *フルーツパウンドケーキ 500円

  *コーヒーパウンドケーキ 500円

  *カットパウンドケーキセット(シンプル・フルーツ)150円

  *カットパウンドケーキセット(シンプル・コーヒー)150円

今回、1周年を記念して先着30名様に特製東高クッキーをプレゼントします。 ぜひお越しください。

「よくばりわっぱ飯」(食物調理科1・2年)


地元企業、株式会社マルイさんと本校食物調理科と共同開発した「特製よくばりわっぱ飯」が一般社団法人全国スーパーマーケット協会主催の「お弁当・お惣菜大賞2022 祭事・催事部門」で優秀賞を受賞したことを記念し、3月19日(土)にマルイ2店舗(ノースランド店・ウエストランド店)で200食を販売しました。

生徒たちは前日から役割分担をしてそれぞれ仕込み、当日は朝6時から作業を開始しました。
販売には1・2年生が参加し、お買い求めくださるお客様に説明をしながらスムーズに販売し、販売開始40分で完売することができました。

この活動を通し、集団で力を合わせ調理することの大切さや、お客様との関わりで得られる繋がりや喜びを学ぶことができました。

3学期終業式

3月18日(金)3学期の終業式が、校長室をスタジオにしたオンライン形式で行われました。
式に先立ち表彰伝達式が行われ、3学期に表彰された生徒がカメラの前で報告しました。
その後、生徒活動報告が行われ、全国大会出場を果たした英語部より1年間の活動を全校生徒に向け発表しました。

開式後、式辞で園田校長は、ウクライナの戦禍や直前に発生した東北の地震被害に触れ、「ありふれた日常も決して当たり前ではない。今私たちに与えられた環境に感謝しながら、日常性に埋没せず、『よりよい○○』をテーマに、向上心をもって過ごしてほしい。」と話しました。
また、現在、令和5年度以降に入学する生徒の制服をリニューアルする計画を進めていることを伝え、「在校生のみなさんも、東高に行きたい、と思えるような、魅力ある、よりよい制服づくりに協力してください。よりよい東高づくりのために知恵を出したりみんなで協力したりする経験は、やがてよりよい地域社会づくりやより平和な世界の実現に必ず生かされると信じます。」と思いを語りました。



式後、各部長の先生方と生徒会長から、1年間の振り返りや来年度に向けてのメッセージがありました。


令和3年度の学校生活が終わろうとしています。新年度も「カラを破ろう、人とつながろう」の超前向き東高スピリットを発揮し、自分オリジナルの「よりよい○○」をしっかり思い描いて、楽しく充実した学校生活を送りましょう!

受験報告会(普通科)


3月18日(金)、普通科1・2年生を対象に受験報告会をリモートで行いました。

進路決定に向けて、今後の参考にできるように、今春、大学・専門学校へ進学する6名の卒業生に自身の体験を語ってもらいました。

教室で視聴した生徒たちは、先輩の1年間の体験談を聴き、1年後または2年後に希望する進路が実現できるように今からどうしたら良いかなどを考えることができました。
また、先輩の言葉の重みを感じながら、自分の生活を振り返る良いきっかけとなりました。

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