行学 地域PJ[やってみんかいin中央(ミサキアエル)](普通科2年)

11月13日(日)に、行学地域PJ「空き◯◯」分野として活動している本校2年生2名が、美咲町の「第2回やってみんかいin中央」に参加し、小学生を対象としたキャンドルホルダーと押し花アートを作成するワークショップを開催しました。
生徒は、地域課題の中でも空き家問題に着目し、空き家問題を解決するために自分たちに何ができるのか考えてきました。そして、まずは空き家が増えている現状や、解決に向けて活動している団体を多くの人に知ってほしいという思いから、空き家をコミュニティスペースとして改装したミサキアエル(美咲町原田)で、小学生向けのイベントをすることにしました。


当日は多くの小学生と保護者の方にご参加いただき、生徒は空き家問題についての現状や問題点をクイズ形式で紹介しました。ミサキアエルが空き家だったことを知らなかった人も多く、興味深そうに発表を聞いていました。

その後、参加者は生徒が少しずつ集めてきた空き瓶や押し花を用いて、作品作りに没頭していました。


作品が完成した後は、当日に撮影した写真をスライドにまとめ、活動の振り返りをしました。
終了後は「とても楽しかった。」「空き家が改装されるとこんな楽しい活動ができるようになるんだ。」などの感想をいただきました。

今回の活動は、空き家問題を知ってもらう一つのきっかけになったのではないかと思います。

行学 地域PJ[さら山時代祭](普通科2年)

11月13日(日)、第25回さら山時代祭が開催されました。本校から普通科2年生が行学地域PJの一環で、子ども・教育分野の生徒4名が当日 、佐良山公民館(津山市平福)で焼き芋と コーヒーの販売のお手伝いを行いました。
また、事前に観光・産業分野の生徒が地域の方と相談しながら、メニュー表を手作りしました。

当日は雨天のため 時代行列は中止となりイベント規模も縮小され、屋外での模擬店と、公民館内のバザーや過去の時代行列のパネルの展示が行われました。

生徒たちは、公民館の隣で収穫されたサツマイモをダッチオーブンで焼く係と、テントで接客する係に分かれて手伝いました。雨が降り肌寒かったので、焼き芋は時間までに完売しました。
コーヒーは、メニュー表に美味しさを伝えるための宣伝(ハンドドリップで淹れるということや豆の種類など)が足りなかったためか、売れ行きは今一つでした。

メニュー表作成時に、アピールポイントをしっかり押さえなければ、商品の売れ行きに影響が出るということがわかりました。

佐良山地域の方々との交流が今回で3回目となり、大人の方と世間話をしたり、子どもたちと話をしたりと、地域のみなさんが温かく受け入れてくださり、さらに今回は美味しい焼き芋をいただきほっこりしました。

来年も生徒たちに来てほしいという声もかけていただき、とてもうれしかったです。1年間、ありがとうございました。

岡山県高校演劇発表会(演劇部)

11月12日(土)~13日(日)、勝央文化ホール(勝央町)において第46回岡山県高等学校総合文化祭演劇部門兼第72回岡山県高等学校演劇発表会が開催されました。
地区代表として本校演劇部が「プラヌラ」を12日に上演しました。トップバッターなので緊張や不安もありましたが、上演が始まると落ち着いて普段通りの演技ができました。夏休みから何十回何百回と繰り返してきた成果は十分に発揮できたと思います。

上演後にもらった他校の生徒たちからのメッセージを一部紹介します。

🔸初っ端から凄いものを観ました。演技はもちろん、照明とスモークの組み合わせや、音の使い方、白を基調と   した統一感のある舞台装置の作り出した世界観に圧倒されました。
🔸 高台や椅子を動かして様々な場面に転換するのが非常に巧みだった。
🔸 難しいテーマなのに伝わり易く工夫されていて素晴らしかった。
🔸 高校生ならではの葛藤や生き辛さを神秘的に美しく、それでいて生々しく描いていて、様々に交錯する気持ちや感情に心が震えました。素晴らしい作品をありがとうございました。
🔸 最後めちゃめちゃ泣けました。最高です。
🔸 役者の声が活舌もよく声量があって、客席まですごく通ってきて圧倒された。
🔸 今にも枯れそうなけいの叫び声と今にも消えてしまいそうなまひろの声が凄く印象的だった。本当に凄い劇でした。
🔸 モノローグの周りのストップモーションやスローモーションが上手すぎました。
🔸 うめの不自由な足の歩き方の演技が絶妙だった。
🔸 病室でのうめとまひろの喧嘩のシーンは迫力があって思わず涙が出ました。一番心に刺さりました。


賞はいただけませんでしたが、皆さんからいただいた多くの心のこもったメッセージが最大の勲章です。
これを糧に次を目指して頑張ります。ありがとうございました。

災害看護校外研修(専攻科1年)


11月12日(土)、専攻科1年生が阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(神戸市中央区)において校外研修を行いました。
科目「統合分野・災害看護」の一環として記念館の見学を通し、災害看護について理解を深めます。

語り部ボランティアの方のお話は、「自分だったらどうしていただろう」と当事者意識を持って考えるきっかけとなりました。発生する状況や場所、時間によって、対応や避難方法は全く違います。日頃の危機感の低さを生徒たちは痛感していました。

また、「自助」だけでなく「共助」の視点で、人や地域との繋がりを持つことの大切さを教えていただきました。このことは看護を学ぶ上でも重要であり、再確認する機会となりました。


地震発生の瞬間を再現した迫力ある映像や展示を見学し、改めて災害被害の過酷さを実感しました。
また同時に、復旧、復興の様子も知ることができ、人々が助け合い、力強く生活を再建していく姿に勇気をもらいました。


今回の研修を通して、いつ起こるかわからない災害に対し、災害による被害を最小限にするための「減災」という考え方を意識することが大切だと学びました。減災という視点で立つと、日頃から自分たちにできることはたくさんあります。「今できることを実行し続ける」ということを看護の立場でも考え、私たちができることを実行していきます。

家庭クラブ総会Ⅱ(家庭クラブ)


11月11日(金)、令和4年度第2回家庭クラブ総会を開催しました。今回はホームプロジェクト発表と校内料理&クリエイティブコンクールの優秀者の表彰が中心でした。

成人会長の園田校長からは、新型コロナ禍後、初めて体育館での総会となったこと、校長先生は物を大切に長く使われることなど、お話をしてくださいました。

食物調理科3年の矢北会長は、あいさつの中で、ホームプロジェクトは家庭生活における実践的な研究であることを伝えました。

ホームプロジェクトの発表では、各クラスから選ばれた代表者が、スライドにまとめた内容をステージ上で発表しました。
ホームプロジェクトは夏休みの課題で、各自が家庭の課題を見つけて改善してくるというものです。 一つとして同じ内容がない研究で、生徒たちは興味深く聴き入っていました。

次に、備前・美作支部大会で県大会の出場が決定したスクールプロジェクトの発表を行いました。( 備前・美作支部大会は、DVDでの審査でした。)

これまで研究してきた津山産ショウガを含む美作地域の食材について研究した内容を発表しました。



表彰伝達では、校内料理&クリエイティブコンクールの優秀者の発表を行い、審査員特別賞に選ばれた10名の紹介も行いました。


夏休みの課題であったホームプロジェクトで、自分の家庭生活を見直すことができたと思います。今後も一人一人が家族のことを思って、このプロジェクトが生活を向上させるきっかけになることを願っています。

ゴルフ実習(体育分野3年)

11月10日(木)体育分野3年生が、湯郷石橋ゴルフ倶楽部(美作市)でゴルフ実習を行いました。
生涯スポーツの一環として、ゴルフのコースを実際に回ることで技能習得を目指すことだけでなく、自然との関わりのなかで自ら課題を発見し、思考・判断することを目的として実施しました。

生徒たちは2年次からスポーツⅡの授業でスイング練習や、アプローチ練習を積み重ねてきており、その練習の成果を発揮する場となりました。


練習では平地のみでのショットしか経験しておらず、 初めて見るゴルフコースの広さや、コースの勾配の激しさに驚き、コースならではの難しさを感じていました。
しかし、午後からの後半戦ではその難しささえも楽しみながらプレーし、精神的な成長を非常に感じました。

ホールアウト後は集計したスコアを順位付けし、閉講式で発表しました。

1位のスコアを納めた生徒が実習の振り返りを述べた中に「今回の実習を通してゴルフの楽しさや魅力を感じた。将来的にもゴルフをしたい。」とありました。
今回の目的の一つである生涯スポーツとして今後も継続的に親しむ機会となりました。

ゴルフ実習は体育分野最終学年ということで、今回が最後になります。
事前練習の津山スポーツセンターゴルフ練習場(津山市)の方をはじめ、湯郷石橋ゴルフ倶楽部の皆さま、長きに渡り、ご支援いただき感謝申し上げます。

また、毎年のように一般のお客様には実習の実施に伴いご迷惑もおかけしましたが、「頑張ってね」、「上手だね」などの温かいお言葉をいただけたことで生徒たちも気持ちよく実習を行うことができました。本当にありがとうございました。

出張図書館(図書委員会)

11月1日(火)と9日(水)の昼休みに、図書委員会主催の出張図書館を行いました。この出張図書館は、読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて、普段図書室に行く機会のない生徒でも気軽に本を借りられるように、教室棟で本の貸し出しを行うイベントです。

各クラスで行ったミニ・ビブリオバトルのチャンプ本や、図書委員のおすすめ本などを並べて教室棟2階の廊下に設置したところ、通りがかりの生徒たちの目にとまり、立ちどまって楽しそうに本を選ぶ姿が見られました。


また、読書週間に合わせて、昇降口では、9月に行われた2年生のミニ・ビブリオバトルで生徒たちが紹介した本をまとめ、掲示しました。
こうした行事をきっかけにして、これからも読書に親しんでほしいと願っています。

行学 SIM津山PJ校外研修(普通科1年)


11月8日(火)、普通科1年生が校外研修に出掛けました。
SIM津山プロジェクトでこれまで考えてきた津山市の課題に対して、解決策を探すため、10グループに分かれて活動しました。


生徒たちは、実際に見たり体験することで、調べるだけでは学ぶことのできない新たな発見をすることができました。
どのグループも真剣な眼差しで活動し、メモを取ったり、積極的に質問をしたりする場面も見られました。

農林分野:(株)米井ファーム
産業分野:すえ木工
福祉分野:児童発達支援事業所「てけてけ」
子ども・子育て分野:津山市立中央児童館
地域づくり分野:作州民芸館、城西浪漫館、作州絣工芸館
中央市街地活性化分野:森本慶三記念館
教育分野:津山市立戸島学校食育センター
防災分野:作州民芸館
観光・文化分野:城東重要伝統的建造物群保存地区
デジタル分野:COTOYADO



この校外研修の学びを踏まえて、今後は津山市の課題の解決策として、新事業の企画を作っていきます。

行学 地域企業PV制作講座2022Ⅶ(普通科2年)



11月8日(火)、12月に控えた発表会に向けて、これからはただひたすらに編集作業を進めていきます。

生徒たちが作業していく中で、「もっとこうしたい」「これってどうやるんだっけ」と出てくる声に、榎田先生や太田先生が真摯に対応してくださいました。


作りたい動画の全体像もだんだん見え始め、細かい部分をこだわりたい気持ちが芽生えてきているようです。ペアで相談しながら、活発に活動できました。

発表会は、12月16日(金)を予定しています。
当日は、本校を会場として、講師の榎田先生や企業の代表の方を招いて、出来上がった動画を上映します。

行学 地域PJ[作州城東むかし町](食物調理科2年)

11月6日(日)、城東地区で第1回令和作州城東むかし町が開催され、本校から食物調理科2年生の行学有志が参加しました。

今年度の行学のテーマを「城東地区の活性化」として取り組んでいるチームが、フィールドワーク中、早瀬豆腐店に立ち寄った際、店主の方が城東地区のことや早瀬豆腐店について詳しく説明してくださいました。
その後、東高の豆乳プリンを持参したところ、貴店のプリンとはレシピが異なるとのことで、興味を持ってくださいました。

そして、11月6日に行われる「作州城東むかし町」に出店しようということになりました。衛生管理上、本校で作って持っていき保冷することが難しいので、東高レシピで早瀬豆腐店さんが作ってくださりコラボ商品が完成しました。

当日は、津山城東とうふ茶屋 早瀬豆腐店(津山市東新町)の店頭で、プリン62個の販売とお店の手伝いも行いました。


イベントのため大変忙しい店内外において、笑顔と共に高校生の元気をお客様に感じていただけたと思います。地元の方や東高の先輩方からも声をかけていただきました。

最後に、突然の訪問からコラボ商品の作成まで発展させてくださった早瀬豆腐店の店主様、スタッフの皆さまには心よりお礼申し上げます。

津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~