12月15日(木)、食物調理科3年生を対象にフラワーアレンジメントの特別講座を実施しました。
講師は、有限会社土井花店代表取締役専務 土井満美子先生と従業員の宮野夏海先生です。
食卓を演出することで、料理が華やかになり価値も高まります。その演出技術を習得することを目的として、フラワーアレンジメントを学びました。
今回の花材は、紅水木(ベニミズキ)・ガーベラ・コットンフラワー(ワタの木)・グニューユーカリ・クリスマスホーリーの5種類でクリスマスをテーマに生けていきました。
華道の授業と同じ花材を使いましたが、生け方が全く違いました。まず、オアシスに挿すのが難しく、華やかにバランスよく生けるのに苦労しました。
実習後、生徒がアレンジメントを家に持って帰ると「母が綺麗と、とても喜んでくれ、すぐに飾ってくれた。」とのことです。
12月15日(木)、精神看護の特徴を学ぶため、今回、希望ヶ丘ホスピタル看護部長 森田陽子先生をお迎えし「精神看護について」の講義をしていただきました。
本来であれば病院の見学実習を行っていましたが、昨今の新型コロナ禍の状況を鑑み、変更となりました。
以前に比べ精神疾患に対する看護師の需要が高まってきており、厚生労働省の調査でも精神疾患が五大疾患の一つとなっていること、誰でもかかり得るものであることを教えていただきました。
また、精神障害者の方と関わる上でのポイントや注意点についても教えていただき、生徒たちはメモを取りながら興味深く拝聴していました。
最後に生徒代表が、「患者さんの目線に立ち、日頃から家族や友達と関わるときにも、相談し合ったり、声を掛け合ったりして一人で抱え込まないようにし、コミュニケーション能力を向上できるよう日々の生活を意識していきたい。」と、森田先生にお礼を述べて終了しました。
12月14日(水)、食物調理科1年生が科目「生活産業基礎」の授業の一環で京都へ研修に行きました。
この期間は、京都市勧業館「みやこめっせ」では、京料理展示大会(京料理組合主催)が開催されており職業観を育成することを目的として行いました。
会場は、多くの企業が参加して京料理や細工寿司などが展示されており、プロの調理師の方が日頃の研鑽の技や成果を披露する場となっています。
生徒たちは実際にプロが作った料理に触れ、感銘を受けました。
午後からはホテルオークラ京都において日本料理のテーブルマナー講習会を受けました。
講師の先生からは日本料理に関する知識とテーブルマナーについて約2時間にわたり、実技を踏まえて教えていただきました。
生徒たちは、初めての経験で戸惑いや、緊張した様子でしたが、講師の先生のお話を聞きながらメモを取り、学んだことを実践しようと努力していました。
また、初めていただく料理にも感動していました。
最後に、「テーブルマナーでは上手くできない時もありましたが、日頃から今日学んだことを意識して活かしていきたい。」と、生徒代表が講師の先生やスタッフのみなさんにお礼の言葉を述べました。
来年から本格的に日本料理について学ぶようになりますが、今日の経験をしっかり活かしてくれることを期待しています。
12月14日(水)、普通科体育分野3年生12名が体育分野の実習の一環で42.195kmに挑戦しました。
チャレンジ42.195kmは、体育分野生としての最後の実習になり、入学してから今まで鍛えてきた体力や精神力を活かし、過酷な42.195kmのフルマラソンに挑戦する実習です。
寒気の影響で雪が吹雪く中、園田校長のスタートの合図で同級生や後輩の応援を背に体育分野生12名はスタートをしました。
12名全員が笑顔でスタートをし、まずは津山市加茂地区の折り返し地点を目指して走り出しました。
加茂の折り返し地点に近づくと、風も強くなりコンディション的には最悪の状態でした。しかし、沿道では、津山市役所加茂支所の方をはじめ多くの方々から温かい声援をいただき、生徒たちの力になりました。
総合1位(男子歴代8位)
寺坂十楽さん 2時間59分20秒
【コメント】足が10回つりながらも走り切った。途中、清水先生から「落ち着いていけ」と声をかけられ、足がつった時のために最後に余裕を持たせ走った。沿道の応援もしっかりもらいました。吹雪の中が一番きつく、綾部の坂から高倉まで、取材のカメラがあるときは走れたが、その後は…。3時間切りが目標だったので、ゴールでき「ブラボー!」
総合2位
河野伍希さん 3時間32分1秒
【コメント】 野球部を7月に引退後から、長距離は嫌いだが、練習して今回頑張った。4時間切りを目標に、32kmを過ぎてからの綾部の坂で足がつったままだが乗り切った。保護者、先輩の声援で頑張れた。PECで仲間との協調を学んだ。
女子1位
川崎愛琉さん 4時間9分3秒
【コメント】 4時間を切りたかったが、ベストコンディションではなかった。元々、中長距離専門で、駅伝で6kmが最高だったが、42.195kmは全く違うものだった。15km過ぎから足の疲れで大変苦しかった。もう1kmも走らない。
今回の第37回チャレンジ42.195kmもたくさんの方々の支えがあり、12名全員が完走することができました。生徒たちは、最後まで諦めず完走したことで、生涯忘れ得ぬ貴重な体験をいたしました。この体験を将来大いに役立ててくれることと思います。
令和3年度入試からの体育分野募集停止に伴いまして、チャレンジ42.195㎞は今年度で最後となりました。実施にあたり、これまでお世話になった方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
火曜日はホストの生徒たちと共にスクールバスに乗り、Sovereign Lake Nordic Centreにてスノーシューを体験しました。雪山初心者でも楽しめるアクティビティで、ホストの生徒たちとの会話を楽しみながら雪景色を堪能しました。スノーシューが終わった後は多くの生徒たちがそのまま雪景色の中でランチタイムを楽しんでいました。
本日のアクティビティの最後にはスクールバスの運転手さんに大きな拍手で感謝を伝え、またそれぞれがホストの家へと帰っていきました。
明日はバンクーバーへ向かいます。
12月13日(火)、津山高校図書館にて、第12回美作地区読後感想文コンクール(岡山県高等学校教育研究会学校図書館部門美作支部主催)の表彰式が行われました。
本校では、読書を通して人生を豊かにしていくために、毎年夏に、1・2年生が読書感想文に取り組んでいます。校内選考を経て、毎年、美作地区読後感想文コンクールに応募してきました。
今年度は、応募した生徒のうち、4名が入賞し、表彰を受けました。
最初に、入賞者一人ひとりの作品について講評があり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
続いて、表彰がありました。一人ずつ前に出て、緊張した面持ちで、表彰状と副賞(図書カード)を受け取りました。
最後に、受賞者を代表して、黒田暖乃さんが受賞の言葉として、感謝の気持ちとともに、今後も読書に励んでいきたいという決意を述べました。
生徒たちは、身の引き締まる時間を過ごすことができました。
これからも、本校の生徒たちが、読書に親しんでほしいと願っています。
【本校からの入賞者】
<最優秀> 『向き合って生きていく』
黒田 暖乃 (食物調理科2年)
<優 秀> 生きるとはー『プラヌラ』を読んでー
千後 天羽 (普通科1年)
<佳 作> 大切なこと
谷 希乃香 (食物調理科2年)
<佳 作> 魔女
下山 小遥 (普通科2年)
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