12月13日(火)、津山高校図書館にて、第12回美作地区読後感想文コンクール(岡山県高等学校教育研究会学校図書館部門美作支部主催)の表彰式が行われました。
本校では、読書を通して人生を豊かにしていくために、毎年夏に、1・2年生が読書感想文に取り組んでいます。校内選考を経て、毎年、美作地区読後感想文コンクールに応募してきました。
今年度は、応募した生徒のうち、4名が入賞し、表彰を受けました。
最初に、入賞者一人ひとりの作品について講評があり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
続いて、表彰がありました。一人ずつ前に出て、緊張した面持ちで、表彰状と副賞(図書カード)を受け取りました。
最後に、受賞者を代表して、黒田暖乃さんが受賞の言葉として、感謝の気持ちとともに、今後も読書に励んでいきたいという決意を述べました。
生徒たちは、身の引き締まる時間を過ごすことができました。
これからも、本校の生徒たちが、読書に親しんでほしいと願っています。
【本校からの入賞者】
<最優秀> 『向き合って生きていく』
黒田 暖乃 (食物調理科2年)
<優 秀> 生きるとはー『プラヌラ』を読んでー
千後 天羽 (普通科1年)
<佳 作> 大切なこと
谷 希乃香 (食物調理科2年)
<佳 作> 魔女
下山 小遥 (普通科2年)
12月13日(火)、専攻科2年生が国際看護について、特定非営利活動法人 AMDA プロジェクトオフィサーで看護師の長谷奈苗先生より講演をいただきました。
今回は国際看護の概念について理解を深め、国際救援並びに開発協力における看護師の活動を具体的に学ぶことを目的に行いました。
生徒は自分たちも世界で生活する一人の人として、様々なことに興味を持ち、長谷先生のウクライナ人道支援の現場での実際の活動をお聞きし、相手の文化を理解し、相手にとってどのような支援が必要なのか始めに考えることが大切だと学びました。
災害や紛争などは誰が悪いわけでもなく、 国際看護を行う上では、文化・宗教・習慣の違いなど日本との違いを理解し、まずは目の前の人(命)をみることが大切で、目の前の人を大切に思う気持ちがすべての原動力になると教えていただきました。
また、グローバルヘルスの考え方として、誰一人取り残さない社会の実現のため看護師の役割は重要であると学ぶことができました。
最後に、生徒代表が、「日本で働いていても国際看護を感じる瞬間はあり、看護の世界に正解はないので多くを学び興味を持ち、理解しようとする姿勢を大切にしていきたい。自分たちも世界の中の一人として目の前の人(命)を大切に思い、これからも看護だけでなく様々なことに興味を持ち、学びに向かう姿勢を大切にし人として成長していきたい。」と感想とお礼を述べました。
12月13日(火)、第2回PTA役員会を行いました。当日は36名の役員の方が参加してくださいました。
今回の役員会では、PTA会長の小川さんよりPTA行事、活動の中間報告をした後、学校からの近況報告を行いました。
今年も新型コロナ禍でPTA活動に制限はありましたが、奉仕作業にも多くの方が協力してくださり、PTA新聞も予定通り発行することができました。
今後も、保護者の方と教員が協力して活動を進めていきたいと思います。
12月11日(日)、香北地域(鏡野町)づくり協議会事業「焚き火のまわりで遊ぼう!」が行われました。子どもたちにたき火の暖かさを体験させ、大人も童心に返って楽しみ、地域住民の交流を図ることを目的に実施されました。
総合的な探究の時間「行学」の活動として、普通科2年生の子ども・教育分野の生徒たちが参加させていただきました。
10月のフィールドワークで香北地区の地域活動についてお話をうかがい、高校生として何かできることはないかと考え、竹を使った昔ながらのおもちゃを工作する体験活動を提案しました。
当日は、早朝からたき火のセッティングや豚汁の食材を運ぶのを手伝いました。また、火きり杵と火きり板を使い火を起こす方法を体験させていただいたり、子どもたちと一緒にマッチを擦って火をつけてみたり、危険がないように気を付けながら「火」を体験しました。
工作コーナーでは、地元の方に教えていただきながら、地元の竹を使い竹ぽっくりを作ったり、マイはしを作ったりしました。はしづくりでは子どもたちは手慣れた様子で小刀を器用に使っていました。高校生も危なくないように目を配りながら一緒に作業しました。
完成したはしでおいしい豚汁をいただいたり、棒の先にパン生地を巻き付けてたき火の火で焼いたぐるぐるパンをいただいたりしました。
食後には地元の子どもたちと高校生がサッカーを通して体を動かし交流しました。その頃には地元の子どもたちとすっかり仲良くなっていました。
幼い子ども、保護者、地元のお年寄り、地域の様々な年代の方々が参加し交流できる貴重な機会に参加させていただき、とても勉強になりました。
学んだことを今後の総合的な探究の時間「行学」の活動に生かしたいと考えています。
12月9日(金)、1年生を対象とする性教育講演会(オンライン)を開催しました。
この講演会は、岡山県健康福祉部健康福祉課主催“未来のパパとママを育てる出前講座”によるもので、岡山県立大学保健福祉学部看護学科 川下奈穂子先生にお話をいただきました。
「ライフプランを考えること」、「AYA世代のがんとその予防法を知ること」「性暴力・性被害から身を守ること」「性の多様性・自分らしさについて考えること」という多岐にわたる内容についてお話いただきました。
生徒たちがこれからの生き方について真剣に考える良い機会となりました。
12月9日(金)、2年生がクリーン作戦を行いました。
日々学校施設を使用させていただいていることへの感謝の気持ちを込めて学校敷地内や学校周辺の清掃を行いました。
事前に美化委員を中心に清掃用具を準備し、ゴミを拾ったり、落ち葉を集めたりしてクラス毎に決められた分担区域をきれいに整備しました。
この時期にしては比較的暖かく、どのクラスも和やかな雰囲気で清掃に取り組みました。どの区域でもたくさんのゴミが回収されました。
各クラスで回収されたゴミはゴミステーションで美化委員を中心に分別し整理しました。落ち葉を中心に大量のゴミが集まり、2年生全員で取り組んだ成果が出ました。
寒い時期のクリーン作戦でしたが、一生懸命清掃に取り組む姿にすがすがしい気持ちになりました。
12月9日(金)、 1・2年生23名が、バンクーバー(カナダ)経由ケロウナへと岡山桃太郎空港から出発しました。
12月9日(金)~12月22日(木)の日程で、 姉妹校であるケロウナ高校 (Kelowna secondary school:カナダ ブリティッシュコロンビア州)で交流を行い、バンクーバー で英語研修を行います。
空港での出発式では瀬島教頭より、「異なる文化の中で戸惑うこともあるでしょうが、本校のキャッチフレーズどおり、殻を破り、多くの人との繋がりを作って、一回り成長した皆さんと再会できることを楽しみにしています。」と激励されました。
全員、若干緊張気味ではありましたが、満面の笑みを浮かべ旅立ちました。
【 成田国際空港 】
(経由地)成田国際空港チェックイン時
【 バンクーバー国際空港 】
(経由地)バンクーバー国際空港到着
12月9日(金)、蟹ケ峪エコファーム代表 福井利夫先生よりタイカービングを教えていただきました。
タイカービングは、タイ王国の伝統的な技法で、フルーツや野菜、石鹸など多くのものに彫刻を施され飾られています。
今回はブドウ、キウイ、リンゴを使ってカービングをしていきました。ブドウとキウイは花のように半分に切り分け、リンゴは皮の赤色と身の白い色を生かして表面に模様を入れていきました。
カービングは先のとがった鋭い小さなナイフを用いるので、福井先生から取り扱いをしっかり聞いた後、手を切らない様に気を付けて作業を行いました。
ブドウやキウイは、ナイフの動かし方自体は難しくないものの、どのくらい刃を刺し込んだらいいのか分からず生徒たちは苦戦しました。
リンゴではナイフの動かし方や模様の大きさや位置のバランスが難しく、生徒一人一人個性のある仕上がりとなりました。皆、集中して黙々と作業に取り組み興味を持つことができました。
今後、生徒から卒業制作展示発表会で取り入れたり、日常生活の中でもやってみたいという声も聞くことができ有意義な講座となりました。
第2回学校運営協議会が12月9日(金)午後、委員10名のうち9名と学校関係者が出席し開催されました。
開会で会長の安田純美作大学教授から、「津山東高校がより発展できるよう忌憚のないご意見をいただきたい。」とご挨拶がありました。次に校長、教頭から、今年度のこれまでの学校経営について説明がありました。
続いて協議に移り、委員の方々から、家庭学習時間の向上に向けた取組の状況や手帳の活用方法、新型コロナ禍の生徒への影響、オンライン授業における環境の改善策などについて、質問や意見が活発に出されました。
また、「地域の中学生から『東高に進学して新しい制服を着たい』という声を聞いた。」「県は『夢育』に取り組んでいるが、東高の生徒は夢を持って取り組んでいて素晴らしい。」などの評価をいただきました。最後に安田会長から「さまざまな教育活動が地域に発信されていることは評価できる。生徒が他の生徒の活動を知る機会がさらに増えるとよい。」という提言をいただき、閉会しました。
より良い学校づくりについて、さまざまな立場から提言をいただけた、充実した協議会になりました。今後も地域の方々と連携しながら、地域に愛される東高づくりを進めていきたいと思います。
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