収納式Ⅰ


7月19日(水)、終業式に先立ち収納報告が行われ、1学期に表彰された生徒たちがステージ上で全校生徒に報告し、安東校長に収納しました。

始めに、5月に開催された美作総体の個人・団体の収納を行い、代表生徒は成績とともに今後の活動に対する意欲や後輩へのエールを述べました。


引き続き、7月までに開催された大会、コンクールの収納を行い、選手たちの健闘を、全校生徒が拍手で称えました。

地域未来創造会議2023Ⅰ(普通科2年)

7月18日(火)、今年度の第1回地域未来創造会議を開催しました。この会議は、高校生が中山間地域の方々と協働して課題解決に取り組む事を目的とした事業の一環として開催されたものです。
本校は昨年、一昨年度に続いて、この事業の実施校に指定されています。

第1回のこの日は、 大学、地元企業、自治体、地域団体、地域コーディネーターの方々にお越しいただき、 本校からは生徒代表として普通科2年生4名が出席しました。


生徒たちは、行学の時間にグループで考えている企画を発表し、地域の方からご意見をいただきました。
また、各グループであらかじめ用意していた質問をし、地域の実態についての情報収集を行うことができました。


今後はこの経験を学年に持ち帰り、さらに地域の実状に即した話し合いを進めていきます。

この会議は2学期と3学期にも開催される予定です。

看護臨地実習(看護科1年)

7月10日~14日までの5日間、津山市内にある、津山第一病院・津山中央記念病院・石川病院・中島病院の4つの医療施設において看護科1年生が看護臨地実習をさせていただきました。
高校1年生の実習では、「地域における病院(保健医療福祉施設)の機能と役割を理解」「病院における看護師の役割を理解」「対象者とコミュニケーションをとる」「生活者である対象者の身体的・心理的・社会的側面について知る」という4つの目標を持ち、各施設の看護部長をはじめとする臨床指導者の看護師の方々にご指導をいただきました。

臨地では、病院で働く様々な職種の方に仕事の実際を見学させていただきました。普段、患者として病院を受診した際には気付きにくいが、現場の方々により安心や安全が陰ながら守られていることを学ばせていただきました。
看護師さんやリハビリテーションのセラピストさんと共に患者さんのもとへ同行させていただき、治療や看護援助に必要とされる「確かな知識と技術」だけではなく、「患者さんを想う気持ち」、「言葉だけではないコミュニケーション力」、「患者さんのために自ら学び続ける姿勢」も大切であると学ぶことができました。

<実習後のまとめ>
🔹看護師さんの笑顔で患者さんが笑顔になり、患者さんに触れるときの手の角度や声をかけるときの目線を一つ変えるだけで患者さんを大切に想う気持ちや看護の心を伝えられることに気付くことできた。
🔹看護臨地実習や患者さんの前だけでなく毎日の生活が学びの場であり、日々の生活を大切に、自分だけでなく周囲の方々や環境に感謝しながらこれからも続けて学び人として成長していきたい。


🔹豊かな人間性と思考力を鍛えるため基本となる学校生活や日常生活を大切にして、確かな知識と技術の獲得ため、毎日の授業を頑張っていきたい。
とまとめました。これからも頑張ります。

学部学科別ガイダンス(普通科2年)


7月14日(金)、普通科2年生の学部学科別ガイダンスを行いました。
さまざまな学部や学科の授業を受けることで、それぞれの違いを理解し、今後の進路選択に活かすことを目的としています。


今回は23の講座の中から、自分の進路に関係する、興味のある分野のガイダンスを2つ選択し、各大学・専門学校の講師の方のお話を聞いたり、活動したりしました。


生徒は自分の進路選択の検討材料として、真剣に講師の先生の話を聞いていました。実際に絵を描いたり、糸を編み込んだり、と体験活動を含む講座もありました。

ガイダンスを通じて、高度な学びに対するワクワク感を味わい、夢に向かって一歩を踏み出すきっかけになりました。

テーブルマナー特別講座(食物調理科1年)

7月13日(木)、食物調理科1年生はTHE HILLS HOUSE TSUYAMA(津山市大田)において、西洋料理の特別講座を行いました。
今回の講座には西洋料理の実際や理論をコースを通して学習し、理解を深める目的があります。

始めに、株式会社IroDoriの代表取締役 寺阪 渉先生からテーブルマナーの講習をしていただきました。


座る位置やドレスコードについて、また、何のためにテーブルマナーを学ぶのか細かく丁寧に説明してくださり、生徒もメモを取りながら一生懸命に聞きました。


料理は、本校の西洋料理講師である坪井先生が主に担当され、校外実習中の食物調理科3年生も、プロの技を間近で見ながら研修・調理を行いました。


初めてコース料理を食べた生徒も多く一品一品提供される料理に感動し、メモを取ったり写真を撮ったりしました。


生徒たちは寺阪先生から学んだテーブルマナーを早速実践し、最後は生徒代表がお礼を述べ、講座を終えました。

今回の特別講座で感じたり学んだりしたことを、これからの実習にしっかりと活かして取り組んでいきます。

学校運営協議会Ⅰ

令和5年度、第1回学校運営協議会が7月12日(水)の15時から本校会議室にて、委員10名のうち9名と学校関係者が出席し開催されました。

第1回会議では、委嘱状交付後、昨年度に引き続き会長に安田純美作大学教授、副会長に門長儀紘ラビット代表取締役を選出。その後、安東校長から、スクール・ポリシー及び学校経営計画、続いて担当から、今年度の担当ごとの具体的計画、地域連携を通じた教育活動及び昨年度の学校の様子を説明しました。

続いて協議に移り、スクール・ポリシーや学校経営計画に基づく具体的計画等についてご意見をいただきました。最後に、本校のスクール・ポリシーと今年度の学校経営計画が承認され閉会しました。

本会議では、地域・保護者が一層連携を図りながら、よりよい東高づくりを進めていくことが確認されました。

令和5年度 学校運営協議会 第1回議事録(7月12日 )[PDF]

行学 <探究基礎>校内PJグループ発表(普通科1年)

7月11日(火)、普通科1年生が行学 探究基礎の一環で、校内プロジェクトのグループ発表を行いました。
校内PJでは、生徒会組織の委員会を単位に6つの委員会に分かれ探究基礎での学びを実践してみました。

生徒たちは、各クラスの委員会のメンバーを中心に、その委員会の活動情報を集めたり、根拠を探したりと初めての探究活動に悪戦苦闘しました。

企画書の作成もギリギリとなり、発表練習もままならないうちの初発表を迎え、原稿を読むことで精一杯でした。

交通委員のグループでは交通安全をテーマに、自転車の点検を促すポスターの制作やクラスマッチをしながら交通ルールを学び、講習会でさらに深めていく活動などの提案がありました。


また、美化委員のグループでは校内美化をテーマに、トイレの鏡が汚れているのは水の飛び散りが原因で 、ハンカチを持ってきていないために発生していることや、髪の毛が落ちているのでクシの使用禁止などの提案がありました。

生徒たちにとって身近なテーマであり、細かいところにも着目して提案内容を考えていました。


今回は、昨年度の委員会の委員長、副委員長と担当の先生方を迎え、最後に講評をいただきました。

次回からは校内を飛び出して、「津山市」へと舞台が移っていきますが、今回の反省を活かしてさらにレベルアップしていきたいと思います。

行学 地域企業PV制作講座2023Ⅱ(普通科2年)

7月11日(火)、 講師の榎田先生による第3回目の講座が開催されました。
今回は、フレームワークについての内容で、構図などによって対象物の印象をコントロールできることを教わりました。生徒たちは榎田先生による実演を見ながら、印象の変化についてとても興味深そうに学んでいました。

夏休みには実際に地元企業を訪問し、インタビューを行います。それに向けて引き続き準備を進めていきます。

摂食・嚥下障害看護講座(専攻科1・2年)


7月10日(月)に、医療法人東浩会石川病院看護師長 横川正行先生を講師にお迎えし、「摂食・嚥下障害の看護」と題して講話をいただきました。

横川先生は摂食・嚥下障害看護認定看護師としてご活躍されています。
生徒たちは、摂食・嚥下機能のメカニズムを知り、基本的な援助技術について学ぶ機会となりました。

まず大切なことは解剖生理を理解した上で、どこの部位が障害されているかを把握し、その障害に合ったケアを行うこと、間違ったケアは、逆に誤嚥のリスクを高めてしまうことにつながることを教えていただきました。
また、多くの高齢者が誤嚥性肺炎に罹患しており、摂食嚥下訓練などの予防的介入の必要性とその具体的方法について教えていただきました。

最後に、生徒代表が「お話の中で一番印象に残ったことは、直接嚥下訓練を行う際は、食事摂食時の体位や手技も大切だが、訓練を行う前の環境作り(集中できる食事環境)も、誤嚥を防止するために大切であるということを学び、今後の臨地実習で生かしていきたいと思います。」と、お礼の言葉を横川先生に述べました。

歯科指導(保健室)

7月10日(月)、学校歯科医 渡部佳郎先生にお越しいただき、歯科指導を実施しました。
今年度の歯科検診でう歯(むし歯)や歯肉炎等の歯周疾患のあった生徒が、その原因や予防方法について学びました。
特にブラッシング方法について、適切な歯ブラシの角度や動かし方、歯の形の違いによる磨き方のポイントなど、歯の模型を使いながら丁寧に教えていただきました。参加した生徒は、普段の自身の歯磨きを振り返りながら真剣に話を聴きました。

<渡部先生より (抜粋) >
🔹歯ブラシを大きく動かして一気に磨こうとするのではなく、歯を1本ずつ磨くイメージで小刻みに動かすと効果的。
🔹 奥歯は歯ブラシが届きにくいので、指1本分ほど口を開けて磨くとよい。
🔹 歯と歯の間は歯ブラシでは磨けないため、歯間ブラシやデンタルフロスを使用するとよい。ただし、無理に出し入れすると歯に傷がつくため注意。
🔹 歯周病原菌は、血管を通って全身へ巡り、様々な疾患の原因となると言われている。

<生徒の感想より>
🔸歯は頑丈だと思っていたけど繊細なんだと分かった。
🔸 歯を磨くときには力強く磨かないこと、歯ぐきと歯の間を磨くことが大切だと言われていたので、次から意識してみようと思った。
🔸 歯の構造によって磨き方を変える必要があると知ったので実践していきたいと思った。
🔸 デンタルフロスなど歯ブラシ以外のものも使いながら口をきれいにすることが大切だと分かった。
🔸 歯は老後も使うものなので、若い今のうちから大切にしておかないと大変なことになると思った。
🔸 自分の口の中の状態は自分ではわからないので、定期的に歯医者に行く必要を感じた。


指導後には、渡部先生から歯間ブラシや歯磨き粉のお土産をいただきました。


今後は検診で見つかった異常を早く処置するとともに、正しい歯磨きを習慣化し、歯の健康を維持していきましょう。

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