10月27日(月)SARA津山玉姫殿(津山市川崎)において、食物調理科3年生がレストランサービス実習を行いました。
講師は、本校でサービスの授業をご担当いただいている外部講師の石原先生です。今年度はこの実習でサービスの授業は最後となります。
レストランサービスの理解を深めるため、レストランにおいて実践的なサービスの基礎を体験することで、調理師として感性を養うことを目的に実施しました。
生徒たちはサービスをする側とお客様側に分かれ、注文からケーキセットを提供するまでを行いました。
学校では事前に練習をしています。しかし、実際のケーキやコーヒー・紅茶を目の前にすると失敗してはいけない気持ちで緊張していましたが、楽しく学ぶことができたと思います。
最後に生徒代表が石原先生にお礼を伝えました。
生徒自身、接客の仕事を目指しており、興味深く体験できたことやサービスの奥深さを知ることができたことを伝えました。そして、「石原先生から教えていただいた社会人として大切なことを忘れず、それぞれの道に進んでいきたいと思います。」と卒業後の展望とともに感謝の気持ちを述べました。
10月25日(土)しらゆり幼稚園(津山市上河原)で、ようちえんでマルシェ2025が開催され、本校の調理研究同好会がパウンドケーキの販売を行いました。
以前から出店依頼がありましたが、なかなかタイミングが合わず、今年初めて出店しました。
参加した生徒は全員3年生のため、慣れた手つきで要領よく販売をし、特に職員の方や本校の卒業生でもある保護者の方がとても楽しみにしてくださり、あっという間に完売しました。
ありがとうございました。
10月24日(金)、看護科3年生を対象に津山第一病院病棟師長 入澤美穂先生をお招きし、「私の看護観」をテーマに講演会を行いました。
高校最後の看護臨地実習を終え、改めて「自分はどのような看護師でありたいか」、「自分の理想の看護師像」とは何かを考える機会になりました。
入澤先生は、看護師に求められる姿勢や、能力、技術の必要性、患者さんにとって看護師は必要不可欠な存在であることを、動画視聴等を交えながら講演してくださいました。
生徒たちは、入澤先生の言葉を聞き逃さないようメモを取りながら、自身の看護観について考えました。
講演後、生徒全員が一人ずつ自身の看護観を発表しました。
最後に、生徒代表が「患者さんは傷ついた病める人として寄り添うのではなく、一人の人間として寄り添い信頼関係を築いていける看護師を目指し、これからの学びを深めていきたい。」と感謝の気持ちと決意を述べました。
10月23日(木)、普通科1年生が岡山大学(岡山市北区)を訪問しました。
本活動は、国公立大学を実際に訪れることでその雰囲気を肌で感じ、さまざまな学問に触れることにより学習意欲を高め、自身の進路選択に役立てることを目的として実施されました。
午前中は、岡山大学の高大接続部門の方から、大学の概要についてご説明いただきました。岡山大学の特色や強み、入試制度、求める学生像など、幅広い内容をお話しいただきました。
昼休みには、多くの生徒がキャンパス内にある3つの学食で昼食をとりました。カレーライスやチキン南蛮など、岡山大学ならではの学食メニューを楽しむ姿が見られました。
午後は、8学部12学科に分かれて学部訪問を行いました。
各学部・学科の説明を聞いたり、模擬講義を受けたりする中で、生徒たちは大学の先生方の話に真剣に耳を傾け、専門的で高度な学問に触れる貴重な機会となりました。
学部訪問の後は、岡山大学50周年記念館・金光ホールにて卒業生との懇談会が行われました。
懇談会では、生徒たちが事前に提出した質問に卒業生が答える形式で進行されました。
高校時代の勉強方法や進路選択、大学生活についてなど、普段はなかなか聞くことのできない貴重なお話を、生徒たちはメモを取りながら真剣に聞いていました。
最後に、生徒代表が感謝の言葉を述べ、訪問を締めくくりました。
今後は、今回の大学訪問をLHRで振り返り、自身の進路についての見通しを持てるようにしていきます。また、2年生に向けて、学習方法を改めて見直していきたいと考えています。
10月18日(土)、中学生3年生を対象に授業公開と部活動公開を行いました。
本校での授業や部活動の様子を中学生のみなさんに知っていただくため、実施しました。
当日は、約90名の中学生とその保護者の方が来校してくださり、午前中は授業、午後からは部活動を自由に見学されました。
授業見学の後は、本校生徒によるシンポジウムをご覧いただきました。
シンポジウムでは、各科の代表生徒がそれぞれ登場しました。
食物調理科の代表は、清水千賀さん(3年)、山本大貴さん(2年)。
看護科は、神谷愛依さん(3年)、髙橋拓大さん(2年)。
普通科は、久保風果さん(2年)、酒井加文さん(2年)です。
また、普通科2年の武地柊音さんと谷野菜花さんがコーディネーターを務め、楽しい雰囲気の中で行われました。
内容は、津山東高校の魅力や自分自身の成長についてだけではなく、受験勉強の方法や、中学生の皆さんに向けての一言など、その場で出された質問もありました。
代表者の6名は、コーディネーターのとっさの質問にも、ユーモアを交えながら答えていました。中には「ここだけの話ですが…」と始まるようなコメントもあり、 会場の中学生の皆さんや保護者の方に授業見学では見えない生徒の一面に親しみを持っていただけたのではないかと思います。
午後からの部活動見学では、本校1、2年のボランティア生徒が受付や部活動場所までの案内を担当しました。
天候にも恵まれた一日でした。ありがとうございました。
10月18日(土)、財団法人 岡山県学校給食会(岡山市南区)にて牛乳・乳製品利用料理コンクール 岡山県大会が開催され、本校の食物調理科1年鈴木心優さんが出場しました。
鈴木さんは本番に向けて何度も試作を重ね、創意工夫を凝らしたアイディア料理を完成させました。
大会当日は、調理中に審査員からの質問にも落ち着いて対応し、工夫したポイントを丁寧に説明しました。
優 秀 賞
作品名:「春巻きの皮で夏野菜のクリームコロッケ風」
春巻きの皮を使うことで衣をつける手間を省いて、カリカリのクリームコロッケ風にしています。
審査の結果、見事「優秀賞」を受賞しました。
鈴木さんは、11月15日に開催される中国大会へ岡山県代表として出場します。
今後の活躍にもぜひご期待ください!
10月17日(金)午後、雅楽師の東儀秀樹さんによるコンサート「トーク&ライブ 悠久の響き」を、本科生(1~3年生)全員で鑑賞しました。
今年度の芸術鑑賞会は、本物の古典芸能に触れることを通して、豊かな感性を育むことを目的として行われました。
東儀秀樹さんは1300年続く雅楽の家に生まれ、日本の伝統文化を守りつつ様々なジャンルとコラボレーションをして、雅楽の第一人者として国際的にご活躍されています。
開演と同時に、直衣姿の東儀秀樹さんが生徒たちの間を通って笙を演奏しながら入場されたときには、神々しいばかりの美しさに、会場からどよめきが起きました。
続いて、笙と篳篥の古楽器紹介がありました。古楽器が原型のまま今に受け継がれているのは日本の雅楽だけだというお話に、生徒たちはひきこまれました。そして、天から降り注ぐ光のような笙の響き、人のぬくもりを感じさせる篳篥の音色にすっかり心奪われました。
生徒による古楽器体験や東儀さんへの質問コーナーもあり、会場は大いに盛り上がりました。
また、東儀さんの親しみやすく奥深いお話に、様々なことを考えさせられる時間ともなりました。
公演時間の90分間はあっという間に過ぎ、考査の疲れも吹き飛びました 。
考査最終日の午後に、笙や篳篥の美しい音色に包まれ、心洗われる時間を過ごすことができました。
10月8日(水)、全国大会に出場する食物調理科3年生に激励金贈呈式を行いました。
10月11日(土)に三笠高校生レストランMIKASA COOKING ESSOR内併設キッチンスタジアム(北海道三笠市)において、うまいっしょ甲子園―全国高校生料理選手権2025―が開催され、本校から食物調理科3年の中村にこさん、岡田結子さんチームが出場します。
始めに、出場する生徒から、コンテストに出品する作品の紹介が行われました。
中村さん、岡田さんたちは、今回のテーマ「秋に食べたい高校生のアイデアメニュー」で創作し、 1次選考(書類審査)を経て、本選出場を獲得しました。本選では、調理後、審査員の方が試食されます。
大山同窓会長から同窓会激励金が、 PTA副会長である 山本校長からPTA激励金がそれぞれ贈呈されました。
大山同窓会長から「地域の特産物を上手に使っていただき、地産地消、地元の食材を多くの方に広めてもらたい。」、山本校長から「北海道の方は、津山のことを知らいないので、いわばみなさんは広報大使でもある。気候も違うのでベストな状態で、この料理でもてなしてもらいたい。」と、激励の言葉がありました。
中村さんから「今まで食物調理科で学んできた知識、技術、また、今回の試作でいろんな方に支えられたことを思い出して、津山の魅力を伝えたい。」と、意気込みを伝えました。
岡田さんから「練習を重ねてきた成果を、本番で しっかりぶつけられるように頑張ってきたい。」と大会への思いを述べました。
【速報】先日、全国の調理科で学ぶ15校25チームの内、1次予選を突破した8チーム16名がうまいっしょ甲子園に出場しました。
本校は3年連続の出場となり、今回は「津山に来て食べてみんちゃい!肉料理」と題して、そずり肉やよめなかせ、干し肉をはじめ県産の食材をふんだんに使用した料理を披露しました。
本番の調理では、制限時間をオーバーしてしまい、残念ながら上位に入賞することはできませんでした。
講評で手際の良さや整理整頓等は大変良かったと褒めていただき、また、全体的にもう少し工夫や仕事をする方が良かった点や、味付けにメリハリを付けた方が良いなどのアドバイスをいただきました。
今回の経験を下級生に伝え、ぜひ来年以降も参加できるように取り組みたいと思います。
大会のYouTube配信中も多くの方から応援メッセージが届き、励みになりました。本当にありがとうございました。
10月11日(土)、三笠高校生レストランMIKASA COOKING ESSOR内併設キッチンスタジアム(北海道三笠市)において、うまいっしょ甲子園―全国高校生料理選手権2025―が開催されました。
本校から食物調理科3年の中村にこさん、岡田結子さんチームが出場しました。
中村さん、岡田さんたちは、今回のテーマ「秋に食べたい高校生のアイデアメニュー」で創作し、 1次選考(書類審査)を経て、本選出場を獲得しました。本選では、調理後、審査員の方が試食されます。
今回、全国から15校25チームのエントリーがあり、本選には7校8チームが出場しました。
大会は4グループに分かれて行われ、くじ引きの結果、1グループ目の開始となりました。
調理では、プロの料理人の審査員の方4名と、衛生面の審査の方1名の計5名の審査員に囲まれ、終始緊張しながら作業が進みました。
学校での練習では常に20分程度時間を余して終了していましたが、勝手が違うことと、オーブンの扱いに苦戦しプリンがほぼ固まらないといったアクシデントが重なり、いつもの調子が狂ってしまい、100分の調理時間をオーバーしてしまう結果になりました。
途中、審査員の方も助言をしてくださり、何とか作品は仕上がりましたが、2人にとって悔いの残る出来栄えとなりました。
作品名:「津山に来て食べてみんちゃい!肉料理!」
岡山県北の津山市を中心に秋に食べてもらいたいショウガ、シャインマスカット、ナスなどと、津山和牛の他の地域では食べられない独特の部位を合わせた和食を洋風・中華風に少しアレンジしたランチを考え、津山へ旅行に来たような気分を堪能してもらえる献立としました。
プリンは、「榕菴珈琲」を使用したほろ苦いプリンにし、養蜂が盛んな県北特産のおいしいはちみつで作った、カラメルソースをかけました。
結果は8チーム中5チームが時間オーバーとなる今までない事態となり、当然ながら上位入賞することができませんでした。
審査員の方からのフィードバックでは、手際の良さや整理整頓等は大変良かったと褒めていただきましたが、全体的にもう少し工夫や仕事をする方が良い、味付けにメリハリを付けた方が良いなど様々なアドバイスをいただきました。
今回の経験を下級生に伝え、ぜひ来年以降も参加してもらいたいと思います。
2日目は北海道米セミナーが行われ、今回使用したななつぼし・ゆめぴりか・ふっくりんこなどの食べ比べや、料理セミナーが行われました。
午後からは、地元の生産者の方の圃場に出かけ、米やカボチャ、サツマイモなどの作物を生産されている方より、こだわりの作り方や生産者の方の熱い思いを伺いました。
3日目は審査員長のラ・サンテ オーナーシェフ髙橋 毅 氏の調理研修があり、前日の生産者の方が作られた食材を使って、「カボチャのポタージュ・カボチャのオーブン焼き・サツマイモの煮物」を教えていただきました。
他校の生徒さんとグループになって実習を行い、最終日に仲良く楽しく交流をすることができました。
はじめは、緊張もあり他校のみなさんと仲良くなれるのか不安そうでしたが、時間がたつにつれしだいに会話をすることができ、同じ調理師を目指すものとして仲良くなり、別れがさみしくなりました。
コンクールだけではなく、様々な研修が用意され学ぶ機会を与えてくださり、充実した3日間を過ごすことができました。
上位入賞とはなりませんでしたが、多くの方からのメッセージをいただき、大変うれしかったです。
本当にありがとうございました。
10月10日(金)、1年生を対象に進路講演会を行いました。この講演会は、生徒一人ひとりの進路意識の高揚を図ることを主な目的とし、人生経験豊富な講師のお話を伺うことで、現在の自分自身の在り方や生き方について自覚を深めてもらう機会として設けられました。
今回は、TAG株式会社 代表取締役の田口 雅弘先生をお招きし、ご講演いただきました。
講演会では、ご自身の経験として、リストラやパワハラで退社を迫られるといった挫折を経験した際のエピソードが語られました。田口先生は、「だめな人間なんていない。やればできる。」という師匠の言葉を糧に、自身の会社を起業したストーリーや、苦しいときに周りの人に助けを求める大切さをお話しされました。
生徒たちは、田口先生からの問いかけに対し、周りの生徒と話し合ったり、真剣にメモを取ったりしながら講演を聞いていました。
生徒代表が、田口先生にお礼を伝えました。
1年生普通科は10月23日(木)に岡山大学訪問を予定しています。岡山大学訪問で、大学の学びと実際の雰囲気を肌で感じ取り、今回の講演で高まった意識をより具体的な進路の見通しをもってほしいと思います。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~