学部学科別ガイダンス(普通・食物調理科2年)

7月11日(金)、2年生の学部学科別ガイダンスが実施されました。
進路教育の一環として、大学や各種学校の高度な学びに対する意欲を高め、進路意識を高揚させることを目的として行われました。

HR教室、特別教室を使用し、学部学科ごとに分かれ、講義形式の授業を受けるという流れで、食物調理科は1講座、普通科は2講座受講しました。

講師の先生に積極的に質問をしながら、真摯に話を聞く姿が、各講座で見られました。

岡山大学の先生による教育分野の講座では、「学ぶとは何か」、「教えるとはどのようなことなのか」を考える場面があり、グループワークを通して、意見交換をする様子も見られました。

今後は、この学部学科別ガイダンスを踏まえて、自分の学びたいことや興味のある分野をさらに絞り、科目選択に向かいたいと思います。
また、夏季休業中は三者懇談もあり、進路について考える機会が多くなります。振り返りを丁寧に行いながら、進路意識をもちたいです。

生徒対象救急法講習会(保健委員会)

7月10日(木)、津山中央消防署から5名の講師にお越しいただき、生徒対象の救急法講習会を実施しました。
事前の告知や、受付・司会など当日の運営は2年生保健委員が担当し、講習には2年生保健委員と部・同好会の代表者の計25名が参加しました。

講習は4つに分かれたグループごとに講師から心肺蘇生法・AED操作について説明を受け、ダミー人形を用いて一人ずつ実習しました。
胸骨圧迫のポイントやAEDを使用する際の注意点など丁寧に教えていただき、倒れている人を発見したときから救急隊に引き継ぐまでの一連の動きを含め、それぞれの手技をしっかり確認することができました。

<参加した生徒の感想(抜粋)>

■胸骨圧迫は、強さ・速さ・リズムが大切だとわかった。また周囲の人に助けを求めて協力することが大切だと思った。(保健委員2年)
■実際にその場に居合わせたら自分にできるかわからないけど、第一に人を救うために動こうと思った。(保健委員2年)
■講習前は人が倒れていても何もできなかったと思うけど、講習を受けて少しは動けそうだと思った。(部代表2年)
■二次災害を起こさないために、最初に周囲の安全をしっかり確認しないといけないとわかった。(部代表2年)
■保健の授業で学んでいたけど実際にやったことはなかったので、とても良い経験になった。(部代表1年)
■胸骨圧迫は実際にやってみると思ったより体力を使うと感じた。意味のある心臓マッサージにするために、全力を尽くすという気持ちで向き合いたいと思った。(部代表1年)

今回の参加者は、看護科の授業や中学校の授業で実技経験のある生徒から初めて習う生徒まで経験に差がありましたが、講習を通して、いざというとき率先して動くための自信をそれぞれに高めることができました。

東雲祭結団式(生徒会)

7月8日(火)、第41回東雲祭結団式をオンライン形式で実施しました。当初は体育館にて全校生徒で集まっての実施予定でしたが、暑さやテスト最終日といった状況を踏まえ変更となりました。

生徒会執行部や各団(ブロック)の責任者たちは、それでもどうにか東雲祭のスタートを盛り上げるべく、それぞれの役割を全うしていました。

団(ブロック)決めは、サイコロの出た目の合計が大きい順に、昨年の1位~3位のブロックカラーが割り当てられるというルールで行われ、昨年の各団長から今年の各団長へと団旗が渡されました。

これから本格的に東雲祭に向けての準備が始まります。熱中症対策にも気を配りながら熱く、思いやりのあふれる東雲祭へと向かっていきます。

備前焼特別講座Ⅰ(食物調理科3年)

6月30日(月)、食物調理科3年生が備前焼を体験しました。講師は杉坂焼 円光窯窯元 圓東秀章先生です。

料理を演出してくれるお皿(陶器)を生徒自ら作陶することで、料理を生かす感性を磨き、プロの調理師としての意識を高めることを目的として、毎年実施をしています。

圓東先生がはじめにお手本を見せてくださいました。あっという間に作品ができ上がり、生徒たちは感動していました。

今回は平皿を一人1枚作るという課題が出ましたが、思った以上に難しくほとんどの生徒が圓東先生に助けてもらいながら、何とか作品を完成させることができました。

生徒が作った作品は、圓東先生が高台に名入れをした後、乾燥させ、10月~11月頃に窯焼きを行い手元に届く予定となっています。
完成した作品は1月の卒業制作展示発表会でも展示をします。

防災訓練Ⅰ(1~3年)

6月27日(金)、第1回防災訓練を行いました。
今年度、他県で小学校への不審者の侵入及び傷害事件が発生した事案があったため、第1回目の避難訓練は、本校初、不審者が侵入し放火したとの想定で、生徒に告知せず実施しました。

不審者の侵入から訓練スタートです。複数での不審者への対応を基本に、生徒の安全確保を第一に動きの確認をしました。

部室へ放火され、初期消火不可能と判断したため、本部となった職員室で避難場所を決定します。避難経路は、放火場所を踏まえ、誘導する先生方に決定していただきました。
また、避難完了の目標時間を9分として、「お→押さない・は→走らない・し→しゃべらない・も→戻らない」を実践しながら、避難しました。
今回、 専攻科生は、病院実習中で参加できませんでしたが、本科生のみの避難は目標を達成することができました。

避難完了後、防災管理者である教頭から、取組み状況について講評がありました。
本校の自衛消防組織や任務について係からの説明も行いました。
また、全体の訓練終了後に、消火班の生徒たちは、消火器の設置場所や消火器の使用方法等を担当教員から説明を聞き、訓練を終了しました。

<スクールライフ・授業>数学Ⅰ・ジグソー法を用いた問題演習(普通科1年)

普通科1年生の数学Ⅰでジグソー法を用いた問題演習を行い、どのグループも活発に活動しました。

問題の解説を生徒同士で行うので、「なぜこの答えになるのか。」「なぜこの考えなのか。」と自分の考えを整理し言葉にする必要があります。また、友人の説明なので前向きに聞くことができ、より深く問題について考えて理解することができました。
今後も数学を通して言語活動の充実を図っていきます。

津山消防署訪問見学(普通科1・3年)

6月23日(月)放課後、消防士志望や、医療系志望、教員志望や公務員志望の3年生13名と1年生1名とで、津山圏域消防組合(津山市林田)を訪問させていただきました。
これは、消防士受験を控えた生徒や、災害救助、地域防災に興味のある生徒を中心に行っているものですが、今年度は災害医療に関心の強い看護志望の生徒を中心に、医療系志望の3年生も訪問しました。

まず、一般的な消防署の業務内容や救急搬送の内訳、美作圏域の現状をうかがった後、医療系と消防系に分かれた研修を行いました。

医療系の生徒は、救急救命士の方のご指導の下、実際に訓練で使用されている心肺蘇生トレーニングシミュレーターを使い、気道確保や胸骨圧迫の研修を最新の機器で行いました。

防護服も署員の方に手伝ってもらい試着させていただきましたが、「これで、ボンベも背負って一時間以上、活動を行う。」と言われた時には、まだまだ自分たちに足りないものがあると痛感しました。
また、救急車や工作車、消防車はもちろん、総務省消防庁の災害救助車にも試乗させていただきました。

<参加生徒の感想から>
私たちは、事前に送った質問事項に沿って、医療も消防も詳しい説明をうかがうことができました。業務のお忙しい時間の中で、私たちのために時間を作ってくださいったことに感謝し、学校に戻っても明確な目的意識の中で勉強を始め学校生活に真摯に取り組んでいます。
考査後には先生から、総務課の方が回答をメールで送ってくださったものをいただき、「ご恩に報いるように頑張ろう!」と、さらに精進できるよう頑張っていきます。

最後に「自分も津山東高生OBです。」と、体育コース出身の方々など、多くの方にお声がけいただき、地域に貢献されている先輩方に恥じないよう、自分も自分の夢の場所で社会に貢献したいという気持ちを新たにしました。
津山消防署の皆様、本当にありがとうございました。

榕菴忌(調理研究同好会)

津山藩医で蘭学者の宇田川榕菴さんの命日である6月22日(日)に、お墓のある泰安寺(津山市西寺町)で榕菴忌が営まれ、食物調理科の1・3年生の10名が参加しました。

本堂でお経をあげた後、榕菴珈琲や生徒たちが手作りした珈琲まんじゅうをお供えしお参りしました。
全員が初めて参加し、地域の方や和尚さんから宇田川榕菴さんについて伺い、何気なく使っていた「珈琲」という漢字や「酸素」「水素」などを生み出したと初めて聞き、偉大な方がいたことに感動しました。

午後からは、津山文化センター(津山市山下)に移動し、宇田川榕菴さんゆかりのオペレッタが上演されるのに合わせて、津山榕菴珈琲研究会の方と一緒に榕菴珈琲や珈琲まんじゅうを販売しました。

1年生は3年生から販売の仕方などを教わりながら、一緒に楽しく販売を行いました。
上演の前・合間・終了後と時間が限られている中で、一気にお客様が買い求められるため、間違えないようにお互い連携しながら丁寧に接客を行うことができました。

秋には城西まるごと博物館フェアで、珈琲にちなんだ新しい商品を考えて販売する予定です。ぜひお楽しみにお待ちください。

中国高校陸上競技対校選手権大会(陸上競技部)

6月19日(木)~22日(日)に ホットスタッフフィールド広島ー広島広域公園陸上競技場ー(広島市安佐南区)において第78回中国高等学校陸上競技対校選手権大会が開催され、 本校から岡山県代表として、 男子400mHに宮本 亮さん(普通科3年)が出場しました。

宮本さんにとっては、初めて臨む中国大会の舞台でした。今大会へは、自己ベストの更新と決勝進出を目標に臨みました。
持ち記録から考えれば準決勝へ進むことは厳しいランキングでしたが、見事に予選を勝ち上がることができました。


準決勝のレースでも最後まであきらめることなく決勝進出を目指すレースを展開していました。バックストレートが向かい風という苦手なコンディションでしたが、ひるむことなく攻めのレースができたと思います。風の影響で自己ベスト更新はなりませんでしたが、これは今後の大会で挑戦していきたいと思います。

中学時代、何も実績を持っていなかった宮本さんが中国大会へ進出したことは多くの後輩たちにも大きな影響を与え、「私も中国大会へ行ってみたい。」と言葉にする1・2年生が出てきています。
宮本さんにはこれからも後輩たちの良い手本として競技を続けてもらいたいと思っています。

テーブルマナー特別講座(食物調理科1年)

6月19日(木)、食物調理科1年生が西洋料理を学ぶにあたり、より理解度を深めるための体験として、グリーンヒルズ津山にあるTHE HILLS HOUSE TSUYAMA(津山市大田)において、テーブルマナー講座を行いました。

料理の提供方法やそのスピードを体験することで、今後の実習やレシピ作成において役立つものが学べました。

津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~