みやがわ寮入寮式

みやがわ寮入寮式が、4月8日(月)の入学式後、みやがわ寮食堂において行われました。

今年度入寮する1年生4名が、保護者の方々が見守る中、校長、両教頭、舎監主任、副主任、寮母さんや調理師が列席して、あたたかい雰囲気の中で、行われました。

式辞では安東校長が「寮生活も学校生活と同じ。大変なことや親元から離れてつらいこともあるかもしれないが、大きな学びになるように、多くの体験を自分のものとしてほしい。」と述べ、入寮生代表は「身が引き締まる思いです。この「みやがわ寮の規則を守り、互いに仲良く励ましあって明るく住みよい寮を築くことをここに誓います。」と、誓いの言葉を緊張しながらもはきはきと述べました。

関係者の紹介の後、在寮生たちが食堂に来て、自己紹介や寮の細々とした話などをしていく中で、保護者の方々も「こうやって、成長していくんですね。」と見つめてくださっている姿に、私たち関係者も、改めて身が引き締まる思いでした。

本校は県下でも珍しい、 木造作りで、廊下や壁など随所に木のぬくもりを感じることができます。家庭的な雰囲気の中で調理師、看護師、そして普通科では自分の進路達成への3年間を過ごします。
1年生に優しく話す2年生や3年生の入寮時を思い返しながら、今年1年間つつがなく過ごしていければと考えております。
関係者の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

入学式(1年・専攻科1年)


4月8日(月)の午後、保護者の方、来賓、教職員に見守られながら、食物調理科40名、看護科40名、普通科120名、専攻科32名、合計232名の新入生が入学を迎えることができました。

安東幸信校長は式辞の中で、自分がしてほしくないことは人にしないこと、人を幸せに、自分も幸せになるよう、思いやりのある行動を心がけてほしいことと、津山東高校の「学び」として、習得した知識や技能を、どのように活用するか、さらにこの経験を通して社会でどのように生きていくか追い求めることを話し、一生の宝となるような学校生活を送ってほしいと述べました。

また、新入生宣誓では、本科生を代表して、福井心菜さん(普通科)が、本校の校是でもある「行学一如」のもと、仲間と共に支え合い、勉強や学校行事、部活動を通して、成長していきたい、と誓いました。

専攻科は、高橋一斗さんが、看護の道を進む者として、自覚と責任のある行動を心掛け、確かな知識、技術、専門性を深め、理想の看護師像を目指して自己研鑽を積むことを、代表して宣誓しました。

来賓を代表して、藤田長久同窓会名誉会長から、人から与えられるものは有限、自ら求めるものは無限であるという、平昌オリンピック金メダリストの小平奈緒選手の言葉を引用して、有限と無限をミックスした学びを奨励することを、温かな応援メッセージとしていただきました。


入学式が終了した後は教職員の紹介がありました。

新入生と専攻科の父母等の方の退場後に、河村由紀子PTA会長、鳥越由貴1学年主任が本科生の保護者の方に向けて、あいさつしました。
体育館の行事が終わると、各HRで、担任が生徒と保護者に向けてあいさつしました。

天候はあいにくの雨でしたが、校舎の中は、初々しい熱気にあふれていました。

1学期始業式・新任式

4月8日(月)、令和6年度始業式・新任式を行いました。

安東校長は式辞で、目標や夢を持って、その実現に向けて日々の生活を大切に送ってほしいことと、本校のキャッチフレーズである「殻を破ろう。人と繋がろう。」を今一度意識し、周りの人と協働しながら自分自身に挑戦してほしい、と呼びかけました。

また、始業式に先立ち新任式が行われました。

新任式では、安東校長が新任の教職員を生徒の皆さんに紹介しました。

板谷教頭が「津山東高校の伝統を知り、皆さんとともに学び、楽しみ、さらに盛り上げていきたい。」と新任の教職員を代表してあいさつしました。

式後、今年度の科長、部長、学年主任の紹介があり、各部長の先生からの話がありました。


桜が満開の中、新学期を迎えた生徒の笑顔の中、新学期のスタートを切ることができました。

岡山県高校演劇フェスティバル(演劇部)

3月22日(金)~24日(日)、久米南文化センター(久米南町)で開催された第20回岡山県高校演劇フェスティバルに「ガッコの階段物語」(伊藤靖之 作)の作品で参加させていただきました。

このフェスティバルは地区割に関係なく、上演したい場所で参加できるという大会で、美作地区4校と白陵・岡山操山・総社南・岡工・岡山後楽館・作陽学園の10校が参加し、交流も深めながら、充実した3日間を過ごすことができました。

「ガッコの階段物語」は3・11を題材にしながらもユーモアに溢れ、その中で沢山の場面や感情が交錯します。私たちは「継承」というテーマも、舞台の目標に掲げ、皆が一つになって作り上げた作品で、大きな手ごたえも感じることができました。

来年度の6月8日(土)・9日(日)には勝央文化ホールで高校演劇祭があります。様々なジャンルにチャレンジしながら多くの方々に楽しんでいただければと考えています。

書道パフォーマンス[津山さくらまつり](書道部)

3月23日~4月7日の期間 、津山城において2024津山さくらまつりが開催され、 3月24日(日)、ステージイベントとして本校書道部が書道パフォーマンスを行いました。

今回のパフォーマンスは、卒業、進学、就職など新たな一歩を踏み出す人たちの背中を押せるようなパフォーマンスにしたいと思い、部員一丸となって試行錯誤を繰り返しました。

新たな環境に入る皆さんには、慣れないことばかりで時に失敗し、落ち込み、自分の目指す道はこれであっているのかと将来が不安になり、苦しい時間が続くこともあるでしょう。しかし、そういった時間を過ごしているのは自分だけではないです。周りにいる友達、家族も少なからずそういった時間を過ごしているはずです。戦っているのはあなた一人ではない。辛く苦しい時間も長くは続かない。夢に向かって努力している自分に誇りを持ち、進み続ければきっとサクラサク。そういった気持ちを込めて揮毫しました。

小雨で、桜もまだつぼみのままでしたが、たくさんの方がパフォーマンスを見に来てくださり、やり切ることができました。

サプライズでいただいた手作りの髪飾りをおそろいで付け、生徒たちは気持ちを一つにして書き上げました。
たくさんのお客様から温かい拍手をいただきました。

今回の作品は、さくらまつり最終日の4月7日まで鶴山公園内の鶴山館内で展示されています。お花見に上られる折には、ぜひお立ち寄りください。

3学期終業式


3月21日(木)、3学期の終業式を第一体育館にて行いました。

式に先立ち収納式を行い、部活動などで3学期に表彰された生徒たちが全校生徒に報告し、 安東校長に一人ずつ賞状を収納しました。


大会、コンクールに入賞した生徒は成績とともに今後の活動に対する意欲や後輩へのエールを述べました。

終業式の安東校長の式辞では、「皆さんそれぞれ自分を向上すべく努力してきたことと思います。東雲祭で活気あふれる皆さんの姿が印象的でした。自分の得意分野で活躍している様子は、東高の素晴らしさの象徴です。4月には新入生を迎えます。先輩としてよい見本となるように頑張って欲しいと思います。これから春休みになりますが、この1年をしっかり振り返り、新しい年の目標を立て、それに向かってチャレンジしていきましょう。」というお話をしてくださいました。

さらに、その後は生徒支援部長や進路支援部長から今年度を振り返ってのお話がありました。


気温の低い日でしたが、生徒たちは真剣な眼差しで先生方の話を聞いており、来年度もますます活躍してくれることを楽しみにしています。

受験報告会(普通科1・2年)/卒業生の話を聞く会(食物調理科1・2年)

3月21日(木)、普通科1・2年生対象の受験報告会が行われました。
3月1日に卒業した先輩から進路決定に関するアドバイスを聞くことで、自ら進路意識を高めることを目的としています。

生徒たちは、自分たちの身近な存在である先輩からの話を真剣に聞いていました。
先輩からは、「準備は早い方が良い」「先生を頼ろう」「体調管理も大切」といった具体的なアドバイスがありました。

最後には、進路支援部長からのお話もありました。
先輩や先生の話にもあったように、高校の3年間はあっという間です。
先輩の経験を参考に、明日からやろう!ではなく、今すぐ、できることを始めましょう。

また、食物調理科1・2年生を対象に「卒業生の話を聞く会」を開催しました。
3月1日に卒業した先輩と、すでに就職して活躍されている先輩を迎え、高校生活で頑張ったことや進路選択についてなどお話をいただきました。
「挨拶や返事の大切さ」「手帳を使用して自己管理」「続けることの大切さ」「敬語を自然につかえるように普段から目上の人に対して言葉遣いを気を付ける」など、進路決定の方法だけでなく、社会人としての心構えをアドバイスしてくださいました。
1・2年生はメモを取りながら真剣に話を聞き、質問も出て有意義な会となりました。

看護管理講座(専攻科1年)


3月19日(火)、専攻科1年を対象に、中島病院看護部長で、認定看護管理者の松岡真樹先生により臨地における看護管理の実際について講演していただきました。

臨床における看護管理は、最良の看護を患者や家族に提供するために、計画、組織化、指示、調整、統制を行うことであり、人、モノ、金、時間を管理することが重要であると説明されました。

また、持参された注射針を見せながら医療者の針刺し事故防止のための対策や管理について説明され、生徒たちも慎重な表情で注射針を扱いました。

最後に、生徒代表が、今回の講演を通して、「多くのモノや人が存在する病院では様々な管理がされていることで成り立っていること、そして、管理をすることで効率的で安全な看護が行えるということを学べた。」と発表し、お礼を伝えました。

<フォトギャラリー>2・3月ボランティア

2月の城西ボランティアは、2月23日(金・祝)に城西浪漫館や作州民芸館において3月1日からの「第26回津山城下町雛めぐり」の開催に向け、 お雛様飾りや手作りの吊るし飾りのお手伝いを行いました。
江戸時代や明治時代の伝統があるもの、家族が大切に保管し引き継いできたお飾りが多く、それらの展示するお手伝いをさせていただきました。
生徒たちは自分たちで雛人形を飾り付けたこともなく、地域の方に教えていただきながら、丁寧に地域の思い、家族の思いと伝統を繋ぐつもりで飾りつけを行いました。

3月の城西ボランティアは、16日(土)に、まちばの寺子屋で小学生の子どもたちと一緒に城西公民館からソシオ商店街まで店先に飾られた雛飾りを見て歩きました。
生徒たちも初めは緊張した様子でしたが、時間が経つにつれ楽しそうに子どもたちと話をしていました。天候にも恵まれ、春を感じることができました。
17日(日)の野菜と魚の市では、城西地区がクラウドファンディングで購入した人力車のお披露目イベントがありました。生徒たちは模擬店等の手伝いボランティアに参加し楽しみました。

また、津山東公民館では27日(水)に「春休みの宿題教室」が開催され、本校の生徒たちが小学生の宿題のサポートを行い交流を深めました。

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