12月22日(日)、昨年に引き続き、PLATPORT(津山市押入)の「X’masイベント」でクリスマスケーキ作りを開催しました。
昨年は3年生のみで行いましたが、今年は1・2年生が頑張って子どもたちに作り方を教えていきました。
学校で製菓の授業はまだ受けていませんでしたが、放課後みんなで練習をし、当日を迎え、緊張しながらも子どもたち一人ひとりに丁寧に教えていくことができました。
昨年に続いて楽しみに来てくださった子どもたちも参加されており、それぞれオリジナルのクリスマスケーキを作るサポートができ、とても楽しい1日となりました。
12月8日(日)~12月21日(土)の2週間、カナダ語学研修を行いました。
姉妹校であるケロウナ高校 (Kelowna secondary school:カナダ ブリティッシュコロンビア州)との交流とバンクーバーでの語学研修へ、19名が参加しました。
ケロウナ高校への訪問は、今回で3回目となります。今年度は事前交流が実施できていませんでしたが、バディたちと会うとすぐに打ち解け、言葉の壁を感じさせない交流をすることができました。
ケロウナ高校では、バディたちと一緒に国語(英語)や数学や化学など通常の授業を受け、日本の学校との違いを経験することができました。
最終日には、バディたちとオカナガン湖のそばにあるスケートリンクでスケートを楽しみました。
バンクーバーでは、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の中で語学研修を行いました。
UBCまでは、各自ホームステイ先から公共交通機関を使い、通学しました。研修では、SDGsについて考え、その調査のために、UBCの大学生にインタビューしました。『英語を学ぶ』ことに加えて、『英語で学ぶ』ことを経験できました。
日本とは言葉だけでなく文化や考え方が大きく異なる環境の中で、自分たちの力で全てをやり遂げたことは大きな自信になったことと思います。この経験は、生徒たちにとって今後の学びや人生において、必ず大きな力となると確信しています。
12月20日(金)、1年生を対象にした性教育講演会(未来のパパ&ママを育てる出前講座等推進事業)を開催しました。
講師は赤堀クリニック看護部長 妹尾雅代先生です。妹尾先生は、この津山地域で長年にわたり周産期看護に携わる他、思春期の生徒を対象にした性教育や生命の尊さを伝える講演を県内幅広く行っておられます。
将来を見据えたライフステージをどのように迎えていくか、今の自分の心と身体を大切にすることを教えてくださいました。
また、妹尾先生は、長年の仕事を通した経験から日本の若者の性に対する捉え方や行動について、他国と比較しながら根拠を持って伝えてくださり、考える機会となりました。
生徒たちは手元資料も参考にしながら真剣に聞いていました。
梅毒という性感染症の感染者数が岡山県は全国第3位で多いと聞き、とても驚いたと同時に、性感染症は身近にあると思いました。
「性感染症や望まない妊娠から自分や大切な人を守るためには、正しい知識を身に付けて、自分の行動に責任を持つことが大切だと思いました。」などの感想が聞かれました。
講演の最後に、生徒代表がお礼の言葉を述べました。
<授業の1コマ>
普通科2年生が家庭基礎の授業で調理実習を行いました。
授業の中で学んだ調理法や切り方を実践し、衛生面や安全面に気を付けながら実習を行いました。
高校卒業後に一人暮らしを考えている生徒も多くいるため、将来への自立に向けて役立つようにお弁当を4~5人のグループで調理しました。
生徒のなかには、小中学生のときはコロナ禍であったため初めての調理実習という生徒もいました。
「班員と協力してできたお弁当は美味しく達成感があった。」や「嫌いなにんじんもこれなら食べることができた。」や「いつも忙しい中作ってくれる母の大変さがわかった。」などの感想がありました。
12月18日(水)、「国際社会における看護活動の実際」と題し、AMDA所属のあるちゃなジョシ先生が専攻科2年生に講演してくださいました。
あるちゃなジョシ先生はネパールご出身で、日本で看護博士課程を修了されたのち、AMDA職員として活動されており、主にインドやネパールの担当として活躍されています。
まず世界の健康問題の現状と国際看護の目的について説明してくださった後、AMDAの活動について、現地での活動風景を交えて具体的にお話ししてくださいました。
生徒にとっては、看護を国際的な視野で捉えること、また日本国内の医療現場においても、そのような広い視点がこれからさらに必要であると再認識する良い機会となりました。
平和とは、今日の「家族の生活」と明日の「家族の希望」が実現できる状況であり、それを妨げる要因となる出来事が日々起きているこの社会の中で、将来看護師となる自分に何ができるか、と考えさせられました。
また、AMDAのスローガンである「救える命があればどこまでも」がとても印象に残りました。
最後に生徒代表がお礼の言葉を述べました。
本校看護科の紹介をします。看護科では今年度、看護男子会が発足しました。この会は看護科・専攻科の男子が学年をこえて親睦を深め、情報交換やアドバイス、ちょっとした息抜きができるようにするために設立しました。メンバーは看護科・専攻科に在籍する男子と看護科の男性教員です。
3回目となる今回は、専攻科生が高校1年生の男子生徒に対して、解剖生理学のミニ講座を行いました。
考査の範囲である消化器系の構造と機能が本日のテーマでした。胃の各部位の名称、胃酸の働き、内因子などについて復習することができました。
ミニ講座を受けた生徒は「理解しやすかった」「またやってほしい」と嬉しそうな表情でした。
看護男子会が発足したことにで、看護科男子の絆が一層深まりました。
看護科への入学を迷っている男子中学生の皆さん、楽しい学校生活を送りながら、最短の5年間で看護師になれる津山東高校看護科へ来てください。
一緒に頑張りましょう。
12月17日(火)、美作大学の会議室をお借りして第2回地域未来創造会議を 開催しました。
この会議は中山間地域の方々と協働して、課題解決に取組むことを目的とした事業の一環として開催されているものです。
同日開催された2年生行学の全体発表後、大学、企業、自治体、地域団体、地域コーディネーターの方々に出席していただくとともに、本校の普通科2年生4名も出席し、4月から現在までのプロジェクトについて熱い思いを持って発表しました。
参加者の方からは、生徒に対して「素晴らしい活動なので、ぜひ後輩に引き継いでほしい。」と助言をいただきました。
2年生の行学地域プロジェクトは、1月の振り返りをもって終了しますが、後輩への引継ぎや現在計画中の活動をしっかりと行い、第3回の会議で報告する予定です。
12月16日(月)、 岡山県議会本会議場(岡山市北区)において岡山県高校生議会が開催されました。
県内の18校が参加し、各校から質問を行い、総務、土木などの各分野の委員長もしくは副委員長から答弁を受けるという形式でした。
本校からは生徒会執行部から5名の生徒が参加しました。
各学校で質問分野が決まっており、本校は「土木分野」で質問を行うことになりました。参加校は18校の中でほとんどが県南の学校だったため、質問内容を考える際には「県北ならでは」と意識することにしました。
まずは、サイクリングロードに注目しました。
自分たちの通学路の一部にサイクリングロードがあることを知っていましたが、その先については知りませんでした。そこで県南のサイクリングロードを調べたり、実際に走ってみたりしました。そこで見えてきた、整備の不備や県北のサイクリングロードの危険さや路面標示の少なさを質問しました。
続いて河川の草木に注目しました。
津山市の河川にある伸びすぎた草木で危ない経験をもとに質問を考えました。
岡山県のホームページを参考にしていると、危険度の程度や事業など疑問に思ったことがあったので、そこを質問し、土木委員長から答弁をいただきました。
本校の発表順が午前の部の最後ということもあり、朝から緊張した様子の生徒たちでしたが、本番では5名全員が前を向いて堂々と質問を行うことができました。
学校の外の行事に積極的に参加し、他校の生徒の様子を直に触れることで大きな刺激となりました。
この経験を活かし、津山東高校はもちろん、地元岡山県をより良くしていこうとする人材になってほしいと思います。
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