12月24日(日)、第97回野菜と魚の市が城西作州民芸館イベント広場で開催されました。
調理研究同好会としては初めての参加で、今回は珈琲まんじゅうを販売しました。
この珈琲まんじゅうは、ココアのまんじゅう生地で珈琲風味の白あんを包み、コーヒー豆の形に整えて焼いたものです。以前販売し、好評だったため、今回の販売につながりました。
この日は1・3年生4名の参加で、10時からの開店に向け、会場全体の準備も積極的に手伝いました。1年生は3年生から丁寧に販売方法を教えてもらい、協力して販売をすることができました。
地域の方からは、高校生がいてくれると活気があってうれしいと言っていただき、大変うれしく思いました。
3年生が、宇田川榕菴の考案した「珈琲」という漢字にちなんで、何か和菓子を考えてみたいということで、試行錯誤して考えた珈琲まんじゅうです。今後、1・2年生に作り方を伝授し、多くの人に食べてもらいたいと思います。
12月22日(金)、校長室をスタジオにしたオンライン形式で2学期終業式を行いました。
安東校長からの式辞では、「今年1年の自分をしっかりと振り返って欲しいと思います。来年度がより良い年となるために、見つかった課題を解決できるよう、今この瞬間から気持ちや言動を変えていきましょう。努力している時間すべてが未来に繋がっています。」と語りかけてくださいました。
また、「人間万事塞翁が馬」の故事を引用され、「人生の幸、不幸は予測できない。勉強や部活でうまくいかなくても、それを奮起のきっかけにして努力すれば、成功に導ける。」というお話を生徒は真剣に聞いていました。
来年も津山東高校の生徒が活躍し、ますます活力ある学校にしてくれることを楽しみにしています。
12月22日(金)、 終業式に先立ち収納報告が行われ、2学期に表彰された生徒たちが全校生徒に報告し、安東校長に収納しました。
大会、コンクールに入賞した生徒は成績とともに今後の活動に対する意欲や後輩へのエールを述べました。
最後に、表彰を受けた生徒たちに、教室から拍手で健闘を 称えました。
12月19日(火)、第2回地域未来創造会議を開催しました。この会議は、高校生が中山間地域の方々と協働して課題解決に取り組む事を目的とした事業の一環として開催されているものです。
同日開催された2年行学の全体発表会後、大学、地元企業、自治体、地域団体、地域コーディネーターの方々にお越しいただき、 本校からは生徒代表として普通科2年生4名が出席しました。
生徒の活動報告では、4月から現在までの地域プロジェクトの活動を振り返りながら、活動を通して考えたこと、成長できたこと等を熱い思いを持って発表しました。
また、会議の参加者から、「今の活動を後輩に引き継ぐことが必要だ。」というご助言をいただいた際、真剣な眼差しでうなずきながらメモをとる姿が印象的でした。
行学の授業内での2年生の地域プロジェクトは本日の発表会で終了しますが、今年度中は現在計画中の活動や後輩への引き継ぎなどを行い、第3回の会議で報告を行う予定です。
12月19日(火)、 岡山県議会本会議場にて岡山県高校生議会が開催されました。
県内の17校が参加し、それぞれ県議会の各委員の方への質問を行い、委員長もしくは副委員長から答弁を受けるという内容でした。
本校からは、参加を強く希望した生徒会執行部2年生4名が高校生議員として質問しました。本校は、総務委員長に対し、「岡山県のイメージアップについて」、「若者の投票率増加について」の2つの内容の質問をしました。
当日を迎えるまでに岡山県の政策について調べ学習や討論を重ね、また、議会事務局の担当の方と何度も質問の練り直しを行いました。
当日は、4名とも堂々とした態度で17校のトップバッターを務め、用意した質問以外にも、答弁に対する再質問をするなど高校生議会の空気を作れたように思います。
生徒たちは、他校の質問、答弁を聞き、学んだことも多くとても貴重な経験となりました。
12月19日(火)、食物調理科3年生を対象にフラワーアレンジメントの特別講座を行いました。講師は、有限会社土井花店代表取締役専務 土井満美子先生と従業員の宮野夏海先生です。
食卓を演出し、料理の価値を高めることができるフラワーアレンジメントをスペシャリストから学び、調理師としてのキャリア意識を育てることを目的としてフラワーアレンジメントを学びました。
今回はシックな雰囲気の花材で、クリスマスをテーマに生けていきました。
花材には、コチア、スイトピー、シャリンバイ、カーネーション、コットン、ニューサイランの6種類を使用しました。
3年生は華道も習っていますが、また違った生け方に苦戦しつつも、講師の先生に教えていただきながらバランスを見て楽しくフラワーアレンジメントを体験することができました。
ニューサイランという長い葉の花材によって、曲げたり、裂いたりすることで雰囲気ががらりと変わり個性のある仕上がりになりました。
生徒からは「花が好きな家族に渡すのが楽しみ。」、「講師の先生のアドバイスで、とても変化した。プロは凄いと思った。」などの感想がありました。
12月17日(日)、 PLATPORT(津山市押入)において 「ここでしかできない体験をあなたに!Christmas」イベントで、子どもを対象としたクリスマスケーキ作りに調理研究同好会が参加しました。
時間を区切って3回体験が行われ、1回につき4~6名、2歳から小学5年生と幅広い年齢の子どもたちに体験してもらいました。
事前にスポンジを焼いてスライスをし、生クリームも泡立てて準備をし、子どもたちにはスポンジにクリームを塗ってもらうところからスタートしました。
デコレーション用の回転台にナッペ用のへらを使い、持ち方から塗り方を高校生がアドバイスしながら、子どもたちが一生懸命塗っていきました。
生クリームを絞るのも、思い思いに絞ってもらい、最後に大きないちごや砂糖で作ったサンタさんやキノコ、チョコレートの家やプレートをおいてお一人1台ずつ持って帰ってもらいました。
最初は恥ずかしそうにしていた子どもたちも、優しく高校生が声をかけたり手を取って一緒に作業したりすることで打ち解けることができ、30~40分で完成させることができました。
高校生もはじめは緊張し、上手く説明できるか、2歳の子どもたちが本当にできるのか不安だったようですが、子どもたちの器用さに驚き「上手!」「将来、パティシエになれるね。」などと自然に声が出ていました。
なかなか日頃子どもたちとふれあうような活動がないため、今回つかの間の癒やしと、わかりやすく伝えることの難しさを知り、それぞれ工夫しながら活動をすることができました。
今回は3年生のみの参加だったため、1・2年生にも引き継ぎをしっかりしておこうと思いました。
12月16日(土)に作州民芸館で今年度1回目のしののめキッチンを開催しました。
今回は初めてカフェメニューを提供し、2段のお皿に作州黒と枝豆のキッシュ、カツサンド、スクランブルエッグのカナッペ、スコーン、オレンジと津山産ショウガのジャム、りんごのプチシュー、榕菴珈琲入りスノーボール、生徒手作りの干し柿入りバターサンドダクワーズ、抹茶クリームのモンブラン、いちごのショートケーキ、オレンジパンナコッタを盛り合わせ、ドリンクとして榕菴コーヒー、美作産紅茶、オレンジジュース、りんごジュースを提供しました。
3年生8名での開催となり、限定60食とはいえ非常に忙しく、調理担当も接客担当も慌ただしく動き回りましたが、さすがに3年生となれば良く気がついて動き、手際も良くお客様に満足していただくことができました。
生徒たちは3年間いろいろ料理を学び、今年は製菓の授業もありました。製菓の道に進む生徒もいるので1度は挑戦してみたかったメニューでしたが、試作をして上手くできたものも、大量に作るため、思ったようにいかなかったこともありました。
お客様に喜んでいただくことを第一に考えて作り、お客様からは大変好評で見た目も量も満足していただけ、作り方を知りたいという声もいただくことができました。
今年度、もう1回は実施したいと思いますので、皆さん楽しみにしていてください。
12月15日(金)、地域企業プロモーションビデオ制作発表会を行いました。
夏に取材をしてから発表会まで、講師の榎田先生に監修をいただきながら地域で頑張っている人たちの魅力を最大限伝えられるよう生徒たちは準備してきました。その成果を、実際に企業の方にもご来校いただき、発表しました 。
本校生徒へは1・2年生の普通科を対象にオンラインで発表会の様子を放映しました。
この講座では「本気で働く大人に出会う」ことを通じて「自分の将来に真剣に向き合う」とともに、「認知開発力を養う」ことを目的としていました。
実際に動画を発表する前に、榎田先生からこの講座の意味や動画の構成の意味を考えるために必要な思考方法について、ご講演いただきました。
本来であれば多くの時間を使って行っていただく内容を、短い時間に凝縮していただき、なぜ音だけでなく、言葉だけでなく、映像を使うのか、ということや、人間の知覚・行動に関する講義をいただきました。
特に生徒には「なぜ勉強するのか、それは幸せになるためである。」という話が響いていたようでした。
生徒の発表は榎田先生の進行のもと行われました。
生徒たちは自分の言葉で、講座を受けて考えたこと、企業や団体に取材に行って感じたこと、動画に込めた想いなどをそれぞれ発表し、企業の方からも「感動した。」といった声をいただくことができました。
ここでは一つ一つを細かく紹介しきれませんが、ご来校いただいた企業の皆様には生徒の制作した動画について、また生徒の想いに対してとても熱いコメントをいただき、生徒にとっても有意義な時間となりました。
全ての発表が終了した後、安東校長よりいただいた講評では、取材を受けてくださった皆様、ご来校いただいた企業の皆様への感謝の気持ちがしっかり伝わっていること、これからもっともっと学んでいってほしいことなどを生徒に伝えていただきました。
一旦会を終了し、企業の皆様を見送った後、企業動画のメンバーで振り返り会を行いました。
榎田先生から改めて講評と、この講座で生徒が身につけたことについて言及していただきました。とても元気と勇気をいただけるお言葉をいただきました。
また、生徒一人一人この講座を通して学んだことや考えたことを全員で共有しました。初めてのことに挑戦し、形にできたことによって、とても達成感溢れる顔をしていました。
振り返り後には、生徒一人一人に榎田先生から修了証が手渡されました。
この講座を通して、難しいことや壁にぶつかることもたくさんありました。それを生徒たちは榎田先生をはじめとする周りの人からのアドバイスや、取材した企業や団体の皆様の姿から力をもらい、何とか乗り越え発表会の日を迎えることができました。それぞれがこの経験を、いつか自分や周りの人が苦しんだときの支えとなるような、そんな深い学びにつなげていってもらえたらと想います。
今回制作した動画については、津山東高校YouTubeチャンネルで公開しています。
ご協力いただきました企業や団体の皆様、そして全面的にご協力いただきました榎田先生、大変お世話になりました。ありがとうございました。
津山東高校 YouTubeチャンネル はこちら
今回動画制作をさせていただきました企業・団体様(順不同)
▶️有限会社アンジェ
▶️株式会社 ウェブおかやま
▶️ 株式会社キャリアプランニング 津山まちなかカレッジ
▶️オカラクミート株式会社
▶️株式会社 津山朝日新聞社
▶️城西町づくり協議会
▶️富士パレット株式会社
▶️株式会社くらや
▶️津山東高校
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