地元食材活用!おいしいレシピ~むだなくおいしくSDGs~高校生レシピコンテスト(食物調理科2年)

10月1日(日)、 食物調理科2年生を対象に「地元食材活用!おいしいレシピ~むだなくおいしくSDGs~高校生レシピコンテスト」が開催されました。
今年度12回目を迎えたコンテストで、(株)マルイ、味の素(株)及び津山市役所など、多くのご協力をいただきました。

開会式 では、(株)マルイの松田社長から、「本日は、食材を無駄なく使用し、調理時間を短縮するなど、工夫のある料理を高校生が考えてくれましたので、みなさんお楽しみください。」と、挨拶がありました。

生徒たちは8グループに分かれ、テーマに沿って津山産食材を使用した料理を調理し、SDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献できる工夫などを審査員の前でアピールしました。
そして、味の良さや独創性など5項目の観点から審査が行われました。

1  ギャラリー賞 東雲食堂

ギャラリー賞
東雲食堂

「だし茶漬け」
「揚げないサクサクかき揚げ」

<作品紹介>
だし茶漬けに合うふりかけは、大根の皮や葉を使って作りました。かきあげには人参の皮を使い、マヨネーズと片栗粉で油を多く使わない揚げ焼きでサクサクとした食感が味わえるような工夫をしました。

2 優秀賞(味の素) ニャムニャムご飯

優秀賞(味の素)
ニャムニャムご飯

「ざくラービビンバ」
「生姜香るほかほかスープ」

<作品紹介>
ざくラ-ビビンバには、日本で廃棄量の多い野菜を使用しており、人参やれんこんは皮ごと使用して廃棄部分を減らす工夫をしました。また、副菜には津山産しょうがを使用し、地産地消で体もほかほか温まるスープにしました。

3 優秀賞(津山市) 東食

優秀賞(津山市)
東食

「秋風団子」
「津山の秋!炒菜」

<作品紹介>
炒菜では、加熱時間が短縮できるように切り方を工夫しました。炒菜に使ったピーマンや人参の廃棄部分を秋風団子に入れることで食品ロスを減らし、電子レンジの活用でCO2が削減できるように工夫しました。

8 グランプリ We are SINONOME quality

グランプリ
We are SINONOME quality

「SDGsナムル」
「仙人味噌の鶏もも肉煮込み」

<作品紹介>
「美味しく、手軽にSDGs」をテーマとし、主菜には津山産の仙人味噌や大根を使用し、火が早く通り、味も染み込みやすくなるように切り方を工夫しました。また、SDGsナムルには、大根の葉や皮、人参の皮など普段捨ててしまう箇所を美味しく食べられるようにしました。



今回グランプリに選ばれた作品は、11月3・4日に行われる 2023 マルイフードフェスタ(グリーンヒルズ津山)で試食していただく予定にしています。

今回の経験を生かし、これからも様々な活動を通して地域食材の魅力と、食材を無駄なく活用する方法を発信していきたいと考えています。

書道パフォーマンス[津山・城西まるごと博物館フェア2023](書道部)

10月1日(日)、第28回津山・城西まるごと博物館フェア2023のイベントに書道部が参加させていただきました。

保存地区一帯が歩行者天国となり模擬店等も出店され、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
書道部は、まるごとイベント広場において、書道パフォーマンスを行いました。


今回、1・2年生初の校外でのパフォーマンスということで、生徒たちはとても緊張していました。
また、部員の食物調理科2年生が別のイベントと重なっており、準備から片付けまでほぼ1年生が行い、ドキドキのデビューとなりました。

本校の文化祭が終わってからの短期間での準備で苦労しましたが、幅広い世代に向けたメッセージが届くようにパフォーマンスの曲を考え、この城西地区の素晴らしさが発信できるように言葉(文字)も考えました。
今年は前回のイベントに参加させていただいたこと、行学のフィールドワークで感じたことをもとに、人との繋がりをテーマとして作成しました。

たくさんのお客さんの前でしたが、生徒たちは笑顔を見せながら、しなやかな動きで書き上げることができました。
終了後も、見てくださった方に声をかけていただいたり、言葉の意味を聞いてくださったりと地域の方と交流することができました。

今後も地域に根差した書道パフォーマンスができるように日々の練習を頑張りたいと思います。