10月28日に 朝日新聞東京本社(東京都中央区) で第11回ミツバチの一枚画コンクール(主催:山田養蜂場、共催:朝日学生新聞社)の表彰式が開催され、本校から 山﨑詩織 さん(普通科3年)が出席しました。
このコンクールは、自然環境の大切さや人との関りを感じられるミツバチを描いた絵画が募集テーマで、今回、12の国と地域から21,086点の作品応募があり、山﨑さんは国内作品 中高生の部(高校生)で入選(3位相当)となりました。
11月29日(水)、山﨑さんから受賞報告の後、 大山同窓会長から同窓会激励金が、 PTA副会長である 安東校長からPTA激励金がそれぞれ贈呈されました。
大山同窓会長から、「自分も絵が好きで、写生大会等で表彰されたことを思い出した。引き続き、頑張ってください。」と、安東校長から「文化の活躍も学校の雰囲気を高めてくれ喜ばしいことだ。」とお祝いの言葉をかけられました。
山﨑さんは、「来年もこの絵画コンクールの一般の部門にチャレンジしてみたい。今後も見ていてくださったらうれしいです。」とお礼の言葉を述べました。
描いた絵画が出品される中、山﨑さんの作品は空以外は全て植物の押し花の貼り絵で構成されています。このアイディアは、中学生の時から「いつかやりたい」と思っていたもので、本校2年次の行学の地域イベントで押し花アートのワークショップを行い、さらに押し花を深めた集大成となります。
押し花にすると白い花は透明になる特徴を上手く生かし、ミツバチの羽には白いツツジの花を用い、本物の羽のごとく透け感を出しています。
ミツバチの目には、山崎さんが好きなカスミソウを用いています。
また、ミツバチの身体はヤマブキの花を用い、糊付けると透け、ハチの産毛の透ける感じが表現できたと、押し花の特性を生かした作品となっています。
作品の構成を山﨑さんから聞き、大山同窓会長と安東校長は大いに感心されていました。
表彰式の様子
東京での表彰式では、山田養蜂場の本社のある同じ岡山県北の地から選出されたことを大変喜んでいただけました。
11月29日(水)、食物調理科3年生を対象に「政木信昭の料理教室」校長の政木信昭先生を講師としてお招きし、「懐石料理から学ぶ和食のおもてなし」料理の講座を実施しました。
政木先生は、温かい手料理の素晴らしさ、本物のおいしさを幅広い人に知ってもらうために県内で料理教室を開かれており、様々なご経験から、料理の心遣いや実技、調理師としてのおもてなしの方法や社会人としての心構えなど多くのことを教えていただきました。
懐石料理、「十一月口切りの茶事」の献立構成を学び、実際にはA~Cの料理を作りました。
A: 向付 鯛のへぎ造り
B: 煮物椀 鰆の一塩青菜蒸し 薄葛仕立て
C: 進肴 もやし・こんにゃく・水菜の胡麻和 


普段、 生徒たちは学べない懐石料理に興味を持ち、積極的に質問をし、切り方や味付け、盛り付けの方法などを教えていただきました。
調理師として修行をされた政木先生から、実技はもちろん心の面からの調理に対する姿勢を教えていただき、とても心温まる授業となりました。
11月28日(火)、普通科2年生「行学 地域プロジェクト」のプレ発表会を行いました。
9月の中間発表(ポスターセッション)や10月のフィールドワークでの気づきやそこから新たに考えたことをまとめ、4教室で発表しました。
発表では自分たちの成果をなかなかうまく伝えることができないグループもありました。しかし、地域のニーズはどのようなものなのか、自分たちに何ができるのか、その結果どのような未来が期待できるのか等、鋭い質問が飛び交う様子が見られました。
発表については相手に伝えるという意識を今まで以上に強く持ち、スライドや発表の構成を組み立てられるよう継続的に取り組んでいきます。
本日の発表を聞き、生徒たちは投票を行いました。その結果を踏まえて、12月19日(火)に行われる「行学全体発表会」の代表グループが選出されます。
代表グループに選ばれた生徒は最終調整を行い、大勢の観客の前で自分たちの活動や思いを発表します。
調理研究同好会では、各地のイベントに出店します。みなさん、会場で東高を探してみてください。お待ちしています。
詳しくは、各主催者に問い合わせていただくか、イベントホームページをご参照ください。
🍴 12月16日(土) 津山東高レストラン しののめキッチン in 作州民芸館
(作州民芸館)
①11:00~ ②13:00~
PDFはこちら
🎀12月24日(日) 津山まちの駅城西 野菜と魚の市(作州民芸館)
9:00~ 珈琲まんの販売
11月22日(水)、食物調理科3年生が小池佳子先生と最所養子先生からテーブルコーディネイトを学びました。
食卓の演出技術を身に付けることで、料理の価値が高められることを知り、調理師としての感性を磨くことを目的として毎年実施しています。
テーブルコーディネイトの基礎について講義していただき、その後ナプキンのたたみ方の実技に入りました。
王冠とバラの2種類をデモンストレーションしていただき、実際に折ってみました。生徒は1枚の布が様々な形になることに感動をしていました。
班ごとに分かれ花を選び、その花から皆でイメージを膨らませ、テーマを決めてテーブルを演出していきました。
花の生け方や色の配色、見せ方などのアドバイスを先生方からいただき、どんどんテーブルを飾っていきました。
最後の講評では、先生方から、「私たちがほとんど手をかけていない班もありましたが、どのテーブルも上手くまとめていて、色やお皿、道具の使い方などセンスがあり、テーマ説明もわかりやすかった。」とお褒めのお言葉をいただきました。
1月に行われる卒業制作展示発表会で今回の学びを活かしていきたいと思います。
11月21日(火)、講座としては最終となる今回は、生徒が制作している動画の監修を榎田先生が行い、それぞれのグループが完成に向けて修正をしていきました。
生徒たちは、全体に加えて個々のグループへのアドバイスもいただき、動画の良い点、改善できる点に向き合いながら活動しました。
今回の講座の修了時には合格(「序」の動画として最低限必要なこと)をいただくグループもありました。
12月には、ご協力いただいている企業様向けの発表会を予定しています。発表会時に、より魅力の伝わる動画をお届けできるよう引き続き制作に取り組んでいきます。
この講座を通して学んだこと、身に付けた力、新たに発見したことが、この先の人生につながっていくよう学びを深めていきたいと思います。
11月19日(日)、―美作国創生事業― 2023年 食・農・地域を紡ぐ次世代育成プロジェクト 津山産小麦レシピコンテスト最終審査会が開催され、食物調理科1~3年生が出場しました。
この審査会では、9月に行われた校内料理コンクールから絞り込まれた10作品が審査対象で、商品化だけでなく、レシピをまとめたリーフレットを配布することで津山産小麦の魅力を発信することを目的としています。
開会式では、株式会社マルイの松田社長より、「私たちは、 今 、ローカルフードの取り組みを推進しています。津山東高校の皆さんは、この取り組みに協力し、たくさんのアイディアを出してくれています。みんなで、地域の魅力を発信していきましょう。」というあいさつがありました。
谷口津山市長からは、「地域創生事業の取り組みとして、津山産小麦の宣伝に取り組んでいます。多くの企業にご協力いただき、感謝申し上げます。高校生の力も借りて、一緒に宣伝していきましょう。」というお言葉をいただきました。
生徒たちは、前日から自宅で仕込みを行い、当日も朝早くから登校してコンテストの準備を行いました。
自分たちの考えたレシピについて工夫点などをスライドにまとめ、その魅力を発表しました。
プレゼンとともに、審査員の方に試食していただき、審査をしていただきました。
スーパーコーン
「チョコスコーン」
たにーず
「3色あんぱん」
謝謝
「野菜たっぷりもちもち餃子」
どらえもん
「抹茶と芋のどら焼き」
東雲ベジッシュ
「ひとくちパイキッシュ」
タルーズ
「さつまいもタルト」
アイデア賞
アイデア賞
ぴざはっと
「Pizza aux poires」
<作品紹介>津山産の梨やはちみつを使ったピザで、外はカリカリ、中はもちもちした食感になるように工夫しています。
地域密着賞
地域密着賞
smile flower’s
「ホルモンお好み焼き」
<作品紹介> ホルモンや津山産ショウガを用いたお好み焼きで、たれを味噌ベースにすることで、ホルモンとの相性がよくなるように工夫しました。
優秀賞
優秀賞
H&M936
「3種の肉まん」
<作品紹介> 肉まんの形は桜の花びらをイメージした形にし、中の具材は津山で有名なそずり肉を使って仕上げる工夫をしました。
グランプリ
グランプリ
カレーパンまん
「焼きカレーパン」
<作品紹介> カレーパンの具は、地域食材を使った無水のドライカレーにしており、さつまいもを入れることで秋の味覚も楽しめるように工夫しました。
グランプリ受賞者は、「グランプリがとれると思っていなかったので、とても嬉しいです。多くの人に食べてもらいたいです。」とコメントしました。
閉会式では、株式会社マルイの松田社長より、「今日のコンテストまで、みなさんは本当に創意工夫されていることがよく伝わるコンテストでした。SDGsの観点を取り入れるなど、みなさんの努力に感謝を申し上げます。」というお言葉をいただきました。
今回のコンテストを通して、私たちも津山産小麦の魅力に気づくことができました。津山産食材の魅力を発信できるよう、これからも努力していきます。
11月18日(土)、津山城もみじまつりが 鶴山公園一帯で開催され、本校から津山産ショウガを使用した限定のショウガパウンドと、定番のシンプルパウンド、フルーツパウンドのミニサイズを販売しました。
この日は非常に寒い一日で、風も強く雪もチラチラ舞う悪天候でしたが、調理研究同好会の1・2年生6名が元気に販売しました。
1年生にとっては初めての販売だったため、2年生からラッピング方法や販売方法を教えてもらいながら準備し、協力して完売することができました。
11月17日(金)、オフィス ドゥ・プラスの小林正和先生をお招きして、「インターネットにおける人権」というテーマで講演していただきました。
小林先生は、昨年度まで福山大学で教授をされており、その知見を生かしてネットモラル向上に関する内容をお話していただきました。
インターネットにおける誹謗中傷など時事的な話題を交え、SNS等とどのように付き合えばよいか、具体例を挙げつつ、話をしてくださったので、生徒たちは真剣に小林先生の話を聞きました。
この講演会を機に、インターネットにおける振る舞い方や、スマートフォンの扱い方などを考える機会にしてほしいと思います。
10月の岡山県高等学校家庭クラブ連盟備前・美作支部研究発表大会にて優秀賞を受賞した本校のスクールプロジェクト「地域食材で地域を笑顔に!~地産地show×廃棄食材に新たな未来を~」が、11月17日(金)、総社市民会館で行われた第70回記念大会に出場しました。
当日は、家庭クラブ役員が早朝に出発し、発表者が後発で総社へ向かいました。午前中、会場準備と発表リハーサルを行い、昼からが発表でした。
今回の大会は、4年ぶりに来賓と観客の入場があり、新型コロナ禍前の様子に戻ったとのことでした。
スクールプロジェクト2校、ホームプロジェクト4校の参加で、本校は6チーム中、最初の発表でしたが、発表者の杉本陽香さん(食物調理科2年)は、落ち着いて発表することができました。
講評で、美作地域の食材を在校生のアンケートから見出し、持続可能な食材として、津山産小麦を使用していることを評価していただきました。
今後の課題として、他科との協力や生産者の問題点を明確にして、研究を進めていくとよいとのアドバイスとともに優良賞をいただきました。
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