岡山県高校選手権大会(陸上競技部)

8月30日(土)~31日(日)、岡山県陸上競技場において第58回岡山県高等学校陸上競技選手権大会が開催されました。
この大会は5月の県総体後から目指してきた大会でした。2年生が主体の新チームとなって初の岡山での試合でもあり新チームの力が試される大会でもありました。3年生にとっては高校生活最後の県レベルの大会でもありました。

400mHへ出場した3年生の宮本亮さんは3位入賞と55秒台の自己ベストを目標に臨んだ試合でした。決勝レースでは県総体・中国大会でできなかったことを修正しこれまでで最高のレースができました。高校生のうちに55秒台を出せるよう残り少ない試合を頑張りたいと考えています。

走幅跳へ出場した1年生の中野咲良さんは県レベルでは初めての入賞となりました。目標としていた5mにわずか及ばなかったので次の県高校新人では5mを跳んでの入賞を目指します。

今大会の結果を見て県高校新人での8位入賞を目指せる楽しみな種目がたくさん出てきました。
男子200mの山本大貴さん・木寺優真さん、男子400mの池上正矛寧さん、男子400mHの柳樂良太郎さん、男子円盤投の福井大樹さん、男子4×100mRと4×400mR、女子走幅跳の中野咲良さん、女子三段跳の小橋彩葉さん、女子走高跳の庄司紗恵さん、女子やり投の岩﨑由奈さんと井上友梨歩さん、女子円盤投の岡本弥々さんたちには大きなチャンスがあると見ています。これからの3週間を頑張って県高校新人での8位入賞を目指してほしいと思います。

<スクールライフ>東雲祭体育の部[予行]

8月28日(木)、東雲祭体育の部の予行を行い、 開会式から閉会式までを通し、競技や入退場の確認を行いました。

暑い中ではありましたが、係の仕事等、責任を持って果たすことができました。
本番まで1週間を切りました。体調を管理し、素晴らしい体育の部になるように残りの期間の準備を頑張ります。

<スクールライフ>摂食・嚥下障害看護講座(専攻科1年)

8月26日(火)、医療法人東浩会石川病院看護師長 横川正行先生を講師にお迎えし、「摂食・嚥下障害の看護」について講演をしていただきました。

高齢者の誤嚥性肺炎は死因の大きな割合を占めており、社会的にも誤嚥を予防することに重点を置いた看護の重要性が高まっていることについて再確認ができました。
患者さんの「食べる」ことを支えるために、患者さんに適した体位の工夫や食事形態の選択、口腔ケアなど具体的に事例を交えてお話をいただきました。10月からの臨地実習では患者さんの日常生活に目を向け、看護をしていきたいと思います。

<スクールライフ・施設>トイレ洋式化

普通教室棟トイレ

夏季休業中に、生徒のみなさんが利用する普通教室棟トイレの洋式化工事を行いました。
これは、PTA寄附(ふるさと岡山“学び舎”環境整備事業)と学校予算によって実現したもので、洋式化の要望が多かった箇所を改修し、8月25日(月)にPTA本部役員の方にお披露目しました。(夏休みに改修できなかった3年生の西側トイレは、3学期に実施予定)

また、みやがわ寮では、学校予算で電気温水器更新とトイレ洋式化の工事を行いました。
同時に、風呂場のシャワー増設と洗面台の温水化も実現し、寮生のみなさんが一段と快適に過ごせる環境が整っています。

<フォトギャラリー>四校連携講座[地域創生学](普通科2年)

津山市内の県立高校による四校連携講座「地域創生学」が7月19日(土)、31日(木)、8月7日(木)、8日(金)、23日(土)の5日にわたって開催されました。
今年度は「美作地域への誘客プロジェクト」とテーマとしました。本校からは普通科2年生9名が参加しました。9名は、他校の生徒と共に、課題解決のために、講演を聞いたり、課題を洗い出したり、フィールドワークとして、津山城近辺、自然のふしぎ館、城東地区、城西地区の4方面に分かれて見学や担当者の方からのお話をうかがったりしました。そして6つの発表グループに分かれて、ここで得たことをもとに、解決のための提案を行いました。
成果発表会にはお世話になった方に加えて、旅行業者の方にも参加いただきご意見を頂戴しました。
ここでまとめた成果は、10月のみま咲くフォーラムや12月のPBLフォーラムにも参加をして報告していく予定です。

オープンスクール[中2・3年対象]

8月22日(金)に中学2・3年生を対象としたオープンスクールを実施し、午前の部・午後の部を合わせて約720名の中学生が来校してくれました。
受付では、本校の生徒がスタッフとして中学生の対応をしました。生徒たちは来校した中学生や保護者の方に笑顔で声をかけ、名簿を確認しながら落ち着いて説明や案内をしました。誘導の生徒たちは中学生が迷わないように、教室や会場への行き方を丁寧に説明し、時には付き添い案内を行いました。
教室では、山本校長、三谷生徒会長のあいさつを動画で視聴しました。


普通科では、登校から授業・昼休み・放課後・帰宅までの一日の流れについて作成した動画や、卒業生が「行学」で学んだことで進学につながったことや志望校を決めた時期や大学で東高校の学びを活かせていることなどについて話や進路支援部からの進路についての動画を視聴しました。
後半は、ボランティアとして参加した本校の1、2年の生徒がファシリテーターとして会を進行しました。最初に、バースデーチェーンで教室ごとに輪をつくり、そこから5から6人ごとのグループン別れ、在校生との座談会を行いました。
最初は、ぎこちない雰囲気が漂いましたが、自己紹介ゲームや、その後のルーレットトーキングと内容が進んでいくにつれて、教室の緊張した雰囲気もほぐれ、中学生からの質問に、高校生スタッフが答え、和気藹々とした雰囲気になっていきました。


食物調理科の3年生が西洋料理・日本料理・中国料理・製菓・集団調理にわかれ、各実習室でデモンストレーションを行い中学生に見てもらいました。
内容の説明も生徒が考え、中学生に説明をしました。高校生が調理に取り組む姿を通して、実習の雰囲気や学びの内容を感じてもらえたと思います。
座談会では、3年間の様子をスライドで説明した後、中学生が質問しやすいように少人数のグループにわかれ、高校生の生の声を聞いてもらいました。また、日頃使用している道具や教科書を手に取って見てもらいました。



総勢約100名の中学生が看護科に参加してくれました。7月下旬から練習を重ねた生徒約50名で、血圧測定や新生児の抱き方・オムツ交換など中学生に説明しました。
実技の体験をした中学生は、ややぎこちない様子でしたが、先輩からの指導を受けながら一生懸命取り組んでいました。
座談会では、看護の勉強や実習についての話を先輩から聞き、中学生は興味深い様子で聞き入っていました。
オープンスクールに来てくれた中学生の皆さん、ぜひ東高校看護科に来てください。待っています。

東雲祭のご案内(生徒会)

本年度の東雲祭は3日間一般公開を実施します(中学・高校生等、他校で授業がある生徒の皆さんの入場はお断りしています。)。なお、食物調理科の食堂・喫茶の当日販売はございませんのでご了承ください。以下の注意事項を必ずお読みいただいた上で、ご来校をお願いいたします。

<日程>
令和7年9月2日(火)文化の部1日目、
令和7年9月3日(水)文化の部2日目、
令和7年9月4日(木)体育の部

当日は受付を設けます。ご来場の際には、必ず受付をお通りください。その際に来場者用リストバンドをお渡しいたしますので、着用のご協力をお願いします。なお、体育館や校舎内は土足厳禁となっております。スリッパや屋内用シューズをご持参いただきますよう、お願いいたします。

第41回東雲祭へのご来場にあたっての注意事項

1.駐車場について
文化の部は大駐車場、体育の部は大駐車場と職員駐車場(通用門から入った校舎裏)のみの開放予定です。駐車できる台数にかなり限りがありますので、できる限り公共交通機関等をご利用いただき、ご来校ください。
なお、朝は送迎のための出入りや、バスの出入りもあります。事故や渋滞にもつながり、大変危険ですので、場所取り行為等は絶対におやめください。
また、近隣の施設や道路に駐車をされますことのないようお願いいたします。
事故やトラブルに関して学校は一切責任を負いかねますので、ご了承ください。

2.スマートフォン等の使用について
本年度はスマートフォン等での撮影も生徒に一部許可をしております。保護者の皆様も写真や動画の撮影をされる際には、周りの方にご配慮ください。また、著作権や肖像権等に留意していただき、SNS等へのアップロードはお控えいただくようお願いいたします。撮影や使用によるトラブル等に関して学校は一切責任を負いかねますので、ご了承ください。

3.当日の受付について
必ず受付をお通りください。入場者管理のため、リストバンドの着用にご協力ください。また、屋外での受付ですので、大変暑くなることが予想されます。スムーズな進行にご協力いただくと共に、待ち時間が発生した際を想定して水分補給のご準備をいただくなど、各自で体調管理を徹底くださいますようよろしくお願いいたします。
なお、文化の部の受付は通用門入ってすぐ右のスペース(体育館下)、体育の部の受付はグラウンド階段前付近を予定しております。当日天候等により変更になる場合がありますので、分からない場合にはお近くの生徒や教員におたずねください。

4.食物調理科の食堂や喫茶について
食物調理科が主催する食堂や喫茶は、事前調査を行います。(生徒・保護者等対象)別途案内をさせていただきますので、ご確認ください。当日販売はありませんのでご了承ください。なお、パウンドケーキの販売は当日販売も予定しております。

行学 地域プロジェクト[佐良山地区]Ⅱ(普通科2年)

8月20日(水)に佐良山公民館で行われた「夏休み子どもクッキング」に本校普通科2年生4名が参加しました。授業終了後に移動し、午後2時からの1時間半、「お兄さん、お姉さんと遊ぼう」コーナーを担当しました。
この生徒たちは、地域プロジェクトとして佐良山地区の子どもたちをめぐる現状について調査をする中で、夏休み中の子どもたちの居場所づくりに貢献したいと考えるようになり、この企画が実現しました。
生徒たちは、イベントに参加する佐良山小学校1~4年生の児童の約40名に夏休みの楽しい時間を過ごしてもらうために、様々な工夫を凝らして準備をしました。

前半は、じゃんけんを使った集団遊びを行いました。生徒たちは身体全体を使って子どもたちにルールを伝え、ひとりじゃんけん、はぐれじゃんけん、じゃんけん列車の順に、ゲームを展開していきました。子どもたちは、きらきらした瞳で生徒たちを見つめ、一生懸命にルール説明を聞いてくれました。生徒たちもゲームに加わり、公民館内は大興奮の渦に包まれました。

後半は、卓球台・ボードゲーム・絵本を用意し、子どもたちにやってみたいことを選んでもらいました。卓球台で卓球のゲームやペットボトルへの的当てを行ったり、様々なボードゲームに熱中したり、絵本を眺めたりして、楽しい時間を共有することができました。

生徒たちは、実際に子どもたちと触れ合う中で、より学びを深めていくことができました。
9月30日(火)に行われるポスターセッションにおいて、今までの活動を中間発表する予定です。

今後は、11月9日(日)に行われる「さら山時代祭」にも参加し、佐良山地域を盛り上げるために貢献していきたいと考えています。

2学期始業式

8月19日(火)、2学期の始業式をオンラインで行いました。

山本校長は式辞で、中国インターハイの激励で各会場を回った時に、選手たちの真剣勝負にかけるプレーに心躍ったことを話されました。そして、そうした大会を「献身的に支えてくれた高校生たちの姿にも感動を覚えた。」「本校の生徒の皆さんも様々な形で協力していただいた。」と感謝の意を述べられました。

また、今年は戦後80年という節目の年であることから、「温故知新」を挙げて「同じ過ちを犯さないためにも、過去の事実や経験を学び直し、それをもとに新しい知識や知恵を得ることが大切だ。」と話されました。
オープンスクールや東雲祭は、外部の方との交流をとおして「本校のすばらしさを伝えるチャンス。」、「自己表現を上手に行い、自分の花を咲かせるとともに、その花束が津山東高校らしさとなるように、しっかり準備してもらいたい。」と結ばれました。
その後、校歌(一番)斉唱を行いました。

式後、清水生徒支援部長からは、東雲祭に向けての注意事項や万が一事故にあったときには必ず警察署に連絡をすること、自転車施錠の習慣化についてのお話がありました。

三谷生徒会長からは、スマートフォンが東雲祭の3日間は使用が許可される、との報告があり、それをもとに「責任をもって管理をしてください。」、また、「一人一人に大事な役割があると思います。その役割を全力で果たし、チームとして取り組んでください。」と呼びかけがありました。

まだまだ、猛暑は続きますが、生徒も、先生も、学校も、ともに成長していける2学期にしてきましょう。