10月30日(月)美咲町でタイ料理店を営んでおられる、清水ユワデー先生に食物調理科3年生を対象にタイ料理を教えていただきました。
世界各国の料理は文化や気候が反映されています。各国料理について知ることで広い視野を持ち、柔軟な思考に繋がることを目的に毎年実施しています。
「タイ風焼きそば」 タイビーフンで作る焼きそば
「トムヤムクン」 世界三大スープ
ユワデー先生のユーモア溢れる授業に生徒たちも興味津々でデモンストレーションを見ていました。
特にタイ料理は味付けが難しく、ユワデー先生に味見をしてもらい、味を直していただきました。
最後にユワデー先生の体験談をお話ししていただきました。
日本に来た理由や苦労したお話から、「『できないことはない』『人生負けるもんか』の精神でこれからの人生を進んでほしい。」と、様々な困難を乗り越えられたユワデー先生の言葉には重みがあり、生徒たちも真剣に聞いていました。
10月27日(金)、SNSの正しい使用方法や薬物の危険性などを学ぶために、津山警察署生活安全課の幸田吉夫先生をお迎えして、ネットモラル・薬物乱用防止講演会を開催しました。
生徒たちは幸田先生の講演を聞く中で、大半の生徒が使用しているSNSの使い方を間違えてしまうと危険なことにつながることを再認識しました。
また、薬物についても実際に薬物乱用をしてしまうとどうなってしまうのかなどをお話しいただき、「絶対に使用しない」と強い意志を持つとともに正しい知識を身に付ける良い機会となりました。
講演後の質疑応答では積極的に手をあげて質問を行う生徒もおり、生徒一人一人がネットの使い方や薬物について深く考えることができました。
10月29日(日) 、福井県立奥越明成高等学校(福井県大野市)において、 第33回全国産業教育フェア福井大会「さんフェア福井2023」の一部門である「全国高校生クッキングコンテスト」が開催されました。
本校から 食物調理科3年生の樋口 凜さん、黒田暖乃さんが出場し、一次審査を突破し、二次審査ではコンクール会場で実技調理、試食審査が行われました。
この大会は、全国の高校生がこれまでに家庭科で学習した知識と技術を生かし、食に対する関心を高めるとともに、創造性を養い、調理技術の向上及び健全な食生活を実践する力を育むことをねらいとして開催されました。
今年の課題は、福井県の高校生が開発した鯖缶と、参加者の郷土の特産物を生かした、米を主食とした「幸福をよぶ丼ランチ」の創作です。
材料費は1食600円以内で50分以内に3食の調理と盛り付けをすることが条件です。
全国から43チームの応募があり、書類審査によりいずれも常連校の6チームが当コンテストに出場しました。
プレゼンテーションの制限時間は3分です。何度も発言内容の構成を行い、前日遅くまで原稿をしっかり読み込み、2人の息を合わせるように練習を行いました。
本番はかなり緊張し、足が震えながらもなんとか時間内に料理の説明と、料理に対する思いを伝えることができました。
七福ビックバン丼
七福神をテーマにし、恵方巻きの七福巻きの具を私たちなりにアレンジしたものになっています。恵方巻きの穴子を主役であるサバに替えて作り、さらに宇宙を連想するように、ライスペーパーで作ったリングで惑星のガスを表現しました。この中心の大福は、半熟卵をサバあんで包み、さらに地元でとれた餅状にした自然薯をかぶせて惑星をイメージしています。食べるとモチモチ、パリパリ、シャキシャキとたくさんの食感が楽しめるます。
吉野サバの吸い物~おみくじ入り~
この汁の底には、おみくじが隠れており、ニラのひもを引っ張っると幸福の象徴をかたどった生姜がついています。ニラは岡山の特産である黄ニラを使用しています。そして生姜は地元の農家さんに協力していただいて、私たちが植え付け、収穫したものを使用しました。中心のサバはうま味を閉じ込めるために吉野仕立てにし、シンプルな味つけでもサバ缶のおいしさを楽しむことができます。
黒豆とトマトのカッサータ
このカッサータには桃太郎トマトのドライトマトと炒り黒豆、きな粉を使っています。どれも岡山県の特産です。岡山県→桃太郎トマト→桃太郎→鬼→黒豆という風に、このカッサータには鬼に強いものがつまっています。鬼もやっつける強いパワーと地元への愛がたっぷりつまったデザートになっています。
このコンテストに向けて何度も実技練習を重ね、時間的にも余裕をもってできるようになっていました。しかし、やはり勝手が違うことと、緊張で思った動きができず、お互いの調理分担が乱れてしまい、制限時間ギリギリに出来上がり焦りが料理にも表れたと思います。
作品名
「~幸福の象徴七福神は実は火星人だった件について~」
特別賞
結果は特別賞ということで、上位の賞に入賞することはできませんでした。
大きな大会に出場できただけ喜ばしいことではありますが、やはり金銀銅賞を取りたいという思いがあり、とても悔しさが残りました。
審査員の方の講評では、「タイトルから楽しさが伝わり、食べるのが楽しみで、食べる人が仕上げる仕掛けも良かった。チームワークがよく、とても衛生的な調理ができていた。」と言っていただけて、日ごろから心がけていることをほめていただけてうれしく思いました。
今後は気持ちを切り替えて、お互いの専門分野の力が発揮できる卒業制作展示発表会に向け、今度こそは上位の賞に入賞できるように力を尽くしたいと思います。
10月28日(土)、6月に作陶した備前焼を美作市の登り窯で窯焚きをし、10月に窯出しが行われました。
数ヶ月ぶりに自分の作品を手に取った生徒たちは、焼き色の美しさに感動していました。生徒の中には、「持ち帰って早速使ってみたい。」「卒業制作展示発表会で使いたい。」と楽しそうに話す姿が見られました。
今回の体験を通して、料理をより美味しく演出してくれる器について学び、岡山県の伝統工芸とふれあう貴重な経験になりました。
10月25日(水)、4月に植付けを行ったショウガの収穫を食物調理科2年生が行いました。
圃場に行くと大きく伸びたショウガの葉があり、まずその成長ぶりに生徒たちも驚いていました。
指導者の中井さんから収穫方法を教わり、手分けをしてスムーズに取り組むことができました。
生徒たちの植えた親ショウガとそこから成長した新ショウガを仕分けし、日頃使っているショウガの生命力を感じました。
この活動を通して農家さんの苦労を間近で感じることができ、これからの調理実習でもこのことを忘れず、感謝の気持ちと共に取り組んでいきたいと思います。
10月24日(火)、普通科1年生のSIM津山プロジェクトの活動で、ポスターセッションを行いました。
行学では、情報収集・整理・分析する力や、他者にわかりやすく伝え表現する力の育成を目指しています。
今までは分野ごとの活動となっていたので、初めて全分野との交流となり、津山市全体を見ていく機会にもなりました。
今回は、少人数の中での発表ということでお互いに意見を交わしながらしっかり交流できました。
また、ポスターのサイズは決められているので、自分たちの伝えたいことを精選し、見やすいポスターを作成することができました。
生徒は、今回のポスターセッションの中で行われた質疑応答や感想コメントを通して、自分たちとは違う視点や考え方に気付くことができました。これを生かしてグループで設定している課題解決に向けて、さらに考えを深めていきます。
今後は、11月に分野ごとでフィールドワークを行う予定なので、自分たちの考えがより具体的になるようにしていきたいと思います。
10月24日(火)、全国大会に出場する食物調理科3年生の2組に激励金贈呈式を行いました。
始めに、出場する生徒から、コンテストに出品する作品の紹介が行われ、大山同窓会長から同窓会激励金が、 PTA副会長である 安東校長からPTA激励金がそれぞれ贈呈されました。
食物調理科3年の樋口 凜さん、黒田暖乃さんは、「第33回全国産業教育フェア福井大会 (さんフェア福井2023)全国高校生クッキングコンテスト」に出場します。
10月28日(土)~29日(日)に福井県立奥越明成高等学校(福井県大野市)で開催され、実技調理、試食審査が行われます。
「幸福をよぶ丼ランチ」が今回のテーマで、米を主食とし鯖の水煮(缶詰)を使った地域の「郷土の特産物」を作ります。樋口さん、黒田さんは、「 ~幸福の象徴七福神は実は火星人だった件について~ 」を考案しました。
また、食物調理科3年の小野知里さん、金平小梅さんは、11月11日(土)に三笠高校生レストランMIKASA COOKING ESSOR内併設キッチンスタジアム(北海道三笠市)で開催される「うまいっしょ甲子園全国高校生料理選手権2023」に出場します。
1次選考(書類審査)を経て、2次選考(オンライン審査)を通過しました。
本選は、会場にて実技調理と試食審査が行われます。 「日本の名物料理×高校生のアイデア」のセットメニューが今回のテーマで、小野さんと金平さんは「でーれーうめぇ 食べてみんちゃい岡山の味 ~蒸籠でちーと温まりぃ~」 を考案しました。
樋口さん、黒田さんは、「今回は大きな大会に出られるので、良い結果を残すより、その過程を自分たちなりに楽しんで、食べる人にも楽しい料理を届けられるようにしたいです。地元の食材をたくさん使ったメニューになっているので、地元の魅力を伝えられるように頑張ります。」と、決意を述べました。
小野さん、金平さんは、「慣れない場での調理ですが、普段の授業で学んだことや衛生面に気を付けたいです。また、2人で声を掛け合いながら、楽しんで、食べてくれる人を想って、愛情込めて調理したいと思います。高校3年間の大きな思い出となるよう、一生懸命頑張ってきます!」と、意気込みを伝えました。
10月24日(火)、 今回は動画制作において核となるsストーリーラインや、動画内で効果的に企業をPRする方法について、実際に動画制作を進めながら、榎田先生にレクチャーしていただきました。
普段生徒が使っているアプリとは異なり、編集は全て意図を持った上での作業であるため、慣れない点が多いものの、各班とも前向きに制作に取り組んでいました。
今後は動画の制作を続け、榎田先生の監修を受けながら完成に向けて努力していきます。
10月24日(火)、四校連携講座「地域創生学」で考案した津山市への提言書を、津山市役所において谷口圭三市長に提出しました。提言書は、「地域の未来をデザインする」をテーマに、地域の魅力を発見するとともに、課題を考え、その解決策を高校生の視点で作成しています。
本校からは「教育・人材育成」分野の柴内隆明さんと片山ありささんが参加しました。
生徒たちは緊張した面持ちの中、提言についてその背景や具体的な方策を含め市長へ説明しました。その後、1時間ほど提言の内容や津山市の現状、未来について意見交換が行われました。
市長と直接意見交換することは、日頃経験することができないことですが、活発な意見交換が行われました。今後も地域の課題を自分事としてとらえる視点を継続して持ち行動することを期待します。
10月7日(土)~8日(日)に日本武道館(東京都千代田区) で開催された 2023年少林寺拳法世界大会 in Tokyo, Japan 単独演武女子有段の部に出場した岸本莉実さん(普通科3年)に、10月24日(火)、激励金贈呈式を行いました。
始めに、岸本さんから、「今回の大会では、コンディションを合わせることができず自分の力を出し切れないところもありましたが、世界を感じることができました。」 と、世界大会の報告がありました。
大山同窓会長から同窓会激励金が、 PTA副会長である 安東校長からPTA激励金がそれぞれ贈呈されました。
岸本さんが、「大学では少林寺拳法を続けるかどうか悩んでいますが、どちらになっても粘り強く頑張っていきたいです。 」と力強く述べました。
岸本さんは、この大会が3年間で最後の試合となりました。陸上競技部との兼部でかなり忙しく無理をしてきて、怪我も多く悔しい思いもしました。しかし、陸上競技部で体幹を鍛え身体の動かし方がわかり、調整力が身に付いたからこそ、インターハイ出場・中国大会優勝という結果を残せたと思います。
とても負けず嫌いで努力を惜しまず、少林寺拳法に向き合ってきた姿はとても立派でした。その力を次のフィールドでも発揮していってください。
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