11月3日(金・祝)、4日(土)2023 MARUI FOOD FESTAのイベントに書道部が参加させていただきました。
岡山県の食に携わる生産者や食品関連事業者、地元の様々な団体のブースがあり、新しい食の提案や試食販売、ワークショップや体験イベント、ステージイベントなどが行われており、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
書道部は、イベント広場において、書道パフォーマンスを行いました。
1日目(3日)
今回は2日とも別のものをというオファーをいただき苦労しましたが、幅広い世代に向けたメッセージが届くようにパフォーマンスの曲を考えました。
また、食にまつわるイベントだったので、食物調理科の部員を中心に食の大切さを発信できるように言葉(文字)も考えました。普段自分たちが何気なくやっていることに改めて意味を感じ、生徒たち自身も食について考えるきっかけになりました。
3日:作品名「懸橋」
曲が流れはじめると、ぞくぞくとたくさんのお客さんが見に来てくれました。
生徒たちは笑顔を見せながら、しなやかな動きと勢いある動きで書き上げることができました。
2日目(4日)
食物調理科もイベントに参加していたので、本校の生徒もたくさん見に来てくれました。
パフォーマンス後も、見てくださった方に声をかけていただいたり、言葉の意味を聞いてくださったりと温かいお言葉をたくさんいただきました。
今後も地域に根差した書道パフォーマンスができるように日々の練習を頑張りたいと思います。
4日:作品名「源」
11月3日(金・祝)、4日(土)、 グリーンヒルズ津山(津山市大田)において、 2023 MARUI FOOD FESTAが開催され、本校から食物調理科2年生が参加しました。
味の素(株)、(株)マルイ、津山市と本校食物調理科の生徒が共同開発した「地産地消メニュー」(オリジナルレシピ)の試食提供を行いました。
メニューは10月に食物調理科2年生を対象に行った「地元食材活用!おいしいレシピ~むだなくおいしくSDGs~高校生レシピコンテスト」でグランプリになった作品です。
1日目に提供した作品は「仙人味噌の鶏もも肉煮込み」で、津山産の仙人味噌や大根を使用し、火が早く通り、味も染み込みやすくなるように切り方を工夫しました。
2日目に提供した作品は「SDGsナムル」で、大根の葉や皮、人参の皮など普段捨ててしまう箇所を美味しく食べられるようにしました。
生徒たちは準備から当日の試食会まで苦戦することもあり大変そうでしたが、多くの方に「美味しい!」という声をかけていただき、とても喜んでいました。
また、地域食材の魅力や無駄なく食材を使用する工夫を伝えることができ、貴重な経験となりました。
11月4日(土)に公益財団法人岡山市ふれあい公社(岡山市中区)で岡山県食肉事業協同組合連合会主催、食肉惣菜創作発表会岡山県大会が開催されました。
食肉消費拡大のためお肉屋さんで販売するための惣菜をテーマにコンクールが行われました。
書類選考により県内で10名が選ばれ、本校から食物調理科3年 前田心桜さんと黒田暖乃さんの2名が県大会出場となりました。
開会式後すぐに調理実演がありましたが、2人とも落ち着いて調理ができ時間内に4パック分の惣菜を作ることができました。
慣れない調理室ではありましたが、学校での実技試験の方が緊張するようで、審査員の方の質問にも答えながら調理を進めました。
優秀賞
前田心桜さん考案
「サクッとキャベツの肉チーズ巻」
揚げ物で周囲が脂っこいので、中はさっぱりとしたキャベツにしました。 周りはサクッと中は柔らかく、触感の違いも楽しめます。
黒田暖乃さん考案
「パリジュワ春コロ巻き」
コロッケと春巻きという揚げ物を2つ掛け合わせることで、新触感にこだわりました。お肉でコロッケを巻いているので、肉汁も感じられ美味しくいただくことができます。
結果は前田さんが優秀賞を獲得することができました。最優秀賞は全国大会に出場ができますが、一歩及びませんでした。
審査委員長からのお言葉の中で、ここ数年の中で審査が最も難しかったと言われました。全体的にレベルが上がり、どの作品も素晴らしかったとお褒めの言葉もいただき、前田さんも黒田さんも大健闘だったと思います。
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