6月18日(水)4時間目に、食物調理科3年の論理・表現Ⅰの授業で対話型鑑賞を実施しました。
授業者の大谷先生の指導の元、スライドに映し出された2枚の絵について、「気づいたことや注目したこと」「どういう感想をもったか」、「タイトルを付けるとしたら何か」などを話し合ったり発表したりしました。
話合いでは「他人や自分を否定しない。」、「分かったつもりにならない。」などいくつかのルールが設けられ、自己や他人への理解を深める充実した活動になりました。
同じ絵でも、見る人によって様々な見え方・捉え方があることが分かり、今後異文化理解を深める上で新たな視点をもつことができた授業でした。
【生徒の振り返り】
・授業前は普段どおりだったけど、授業後は心臓がバクバクした。
・違った考えや視点の人の意見を聞くことで、自分の考えを深めることにつながり、お互いを理解する力が身につく楽しい授業でした。
・人によって見ている部分が思った以上に違うと思った。また、同じ部分を見ていても捉え方や見方が違うと思った。
6月18日(水)に第27回調理師仮認定式が行われ、食物調理科3年生39名にコック帽が授与されました。
この式は、食物調理科で調理師としての一定の知識と技術を習得した証として、コック帽を着用する式典で、誇りと自信を持たせ、キャリア意識を持って7月から始まる校外実習に臨むという目的で毎年行っています。
式のなかで施設長である山本校長や日本料理講師の中西先生より、エールをいただき、生徒一人ひとりが校外実習に向けて気持ちを奮い立たせました。
その後、 生徒たちに河本食物調理科長から真っ白なコック帽を手渡され、保護者の方や後輩たちが見守る中、鏡の前で身に着けました。
生徒代表誓いの言葉として、代表の中村にこさんが、「私たちがこの場に立っているのは、学校や講師の先生方、家族のおかげです。調理師のスタートラインに立ち、10日間の校外実習では気を引き締め、成長した姿がみせられるように精一杯頑張ります。」と述べました。
7月9日から津山市内9カ所15部署の企業の方に受け入れていただき、各自10日間の実習を行います。現場で体験したことをもとに、さらにパワーアップしてそれぞれの夢が叶うことを期待しています。
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