「行学・キャリア教育」カテゴリーアーカイブ

行学 地域企業PV制作講座2023Ⅰ(普通科2年)


普通科2年生の「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座(地域企業プロモーションビデオ制作講座)」が5月30日に開講しました。

講師に、合同会社アースボイスプロジェクト代表 榎田竜路先生をお迎えし、動画制作を通じて地域企業の魅力に触れると共に、生徒自身のコミュニケーション能力を身に付けていきます。

2回目となる6月20日(火)は、企業への取材に向けての考え方についてレクチャーいただきました。 概念的な話もあり、生徒たちは新たに触れる考え方に興味を持って講義を受けました。

今後は写真や動画の撮影について、また、動画制作などについての講義が予定されています。
生徒たちも企業への取材に向けて準備を進めていきます。

ケロウナ姉妹校国際交流[オンライン]Ⅰ・行学 国際探究PJ(普通科2年)

6月17日(土)、 ケロウナ高校(Kelowna secondary school:カナダ ブリティッシュコロンビア州) とオンライン交流を行いました。

ケロウナ高校は本校の姉妹校で、平成31年度から交流を行い、 今年4月にはケロウナ高校から23名の生徒たちが来校しました。

今回、行学 国際探究プロジェクト選択者の普通科20名が参加し、 ケロウナ高校の生徒に向けて津山の魅力を伝えました。

テーマは、1.そずり鍋について 2.津山の歴史 3.東高について 4.津山の祭りとしました。
4つの班に分かれてスライドを作成し、英語でプレゼンテーションを行いました。


生徒たちは、うまく英語で表現できなかったり、機械トラブルがあったり、予定が少し変更になったところもありました。
オンラインでのやりとりや英会話に苦戦しましたが、一生懸命コミュニケーションを取りました。


後半は少人数グループで交流する予定でしたが、機械トラブルにより全員での交流となりました。
短時間ではありましたが、互いに夏休みのことを質問するなど、なごやかな雰囲気の中、交流を終えました。


今後、11月末に2回目のオンライン交流会を予定しています。
生徒からも、「少人数でもっと話したかった!」という意見もあったので、次回はフリートークを多く取り入れて、さらに交流できるように準備して臨みたいと思います。

行学 地域PJ[佐良山地区](普通科2年)


6月4日(日)、津山市佐良山地区で皿川カヤック乗り体験会が開催されました。
このイベントは子供たちに「ふるさと」や地域への愛着を深めることなどを目的に地域の方々で企画されたものです。


今回、普通科2年生の行学「地域プロジェクト」教育分野の4名とボランティアの生徒7名でカヤック体験の待ち時間に地域の高校生として、子供たちと安全に楽しく遊びながら、ルールを守る素晴らしさを伝えることを目的に水遊び、ろうそく作り、プラ板アートの3つの企画を行いました。


水遊びでは水鉄砲と水風船を使って、子供たちと全力で遊びました。
ルールメイキングや安全への配慮について課題が見つかりましたが、地域の子供たちの現状を把握する良い機会となりました。


ろうそくとプラ板は公民館の中で行われました。
一人一人丁寧にコミュニケーションをとりながら、モノづくりの楽しさを伝えることができました。


今回の活動を振り返って、企画の目的を詳細に設定し、全体で共有しながら活動することが大切であると改めて意識することができました。

今年度、佐良山地区で夏・秋と複数回活動を行う予定で、地域課題や目的を明確にしながら活動を進めていきます。

行学 地域PJ・地域企業PV制作講座[新旧交流会](普通科2・3年)

4月25日(火)、昨年度の行学 地域プロジェクトと地域企業プロモーションビデオ制作講座(企業動画)の取組みの引継ぎを行い、活動に継続性を持たせていくことを目的として、普通科3年生と2年生で新旧交流会を行いました。

3年生から、昨年度考えた取組みの内容や反省点等をポスターセッション形式で2年生へ説明しました。

どの取組みについても、3年生の話す姿勢と2年生の聞く姿勢が素晴らしい雰囲気を作り上げた1時間となりました。

中でも、3年生からの「同じように活動をしなくても良い、自分たちの反省点を基に新しい形を考えてほしい。」というアドバイスには昨年度プロジェクトにかけた情熱と後輩への思いが感じられました。


この時間で学んだことや受け継いだ思いを受けて、各チームに分かれて課題を設定し、今後の活動内容を計画していきます。

津山東高校YouTubeチャンネル動画追加(地域企業プロモーションビデオ[行学 企業動画])

令和4年度に津山東高校生が制作した地域企業プロモーションビデオを、以下のリンクから視聴できます。(津山東高校YouTubeチャンネル)

本年度で7年目の動画制作となります。例年に劣らず力作揃いです。この動画制作を通じて、地域で輝く企業の代表の方にインタビューし、生徒は大きな感銘を受けるとともに、自身のキャリアについて深く考えることができました。岡山県北地域で活躍する企業の良さを、動画を通じて少しでも伝えることができれば幸いです。取材に応じていただいた企業、及び制作にあたってご指導いただいた、アースボイスプロジェクトの榎田竜路先生、太田龍馬先生に心から感謝いたします。

【小川香料株式会社岡山工場】 制作者 2年4組 坂元菜那さん、2年4組 的場多希さん

【株式会社ウェブおかやま】 制作者 2年4組 橋本悠杜さん、2年5組 萩原拓海さん

【株式会社山田養蜂場】 制作者 2年3組 芦田琥太郎さん、2年3組 山下歩睦さん

【株式会社ワードシステム】 制作者 2年3組 星原菜々さん、2年5組 樗木天美さん

【きたぞの薬局】 制作者 2年3組 鵜﨑愛輝さん、2年5組 青木ほのか さん

【ザランタンあば村】 制作者 2年3組 岸本莉美さん、2年3組 馬場千裕さん

【津山信用金庫】制作者 2年5組 大川翔大さん、2年5組 金子福一郎さん

地域未来創造会議Ⅲ(普通科2年)


2月27日(月)、「おかやま高校生地域未来創造事業」の一環である「岡山県立津山東高等学校地域未来創造会議」の第3回会議を開催しました。

今回は本年度事業内容の総括の場として、委員の皆様から事業研究に対しての評価をいただきました。

園田校長の挨拶に続き、担当者は、「本年度の活動によって、生徒に多角的に問題を見る力と他者と協働する力が付いたと実感している。インターネットで調べれば何でも出てくるという考えを持つ生徒も少なくないように感じていたが、実際に地域の方との交流により、生徒は思い込みと実状のギャップを実感することができた。調べれば調べるほど、高校生の力だけでは課題は解決できないという壁に直面したが、地域の方と話し合うことで、協力してくれる人も増え、活動が進展していった。」と振り返りました。

委員の皆様からは、来年度以降の活動に対して、
🔹地域の方と交流していく中で、お互いの思いを直接聞いていくことが大切。
🔹 「問題点や課題がある」というネガティブな前提で探究活動に取り組もうとするのではなく、「地域の良さをどう活かしていくか」というポジティブな考え方を持ってほしい。「疎」という状態を捉え直すことも、課題意識を広げることに繋がる。
🔹 視点を身近な地域に限定せず、類似した課題を抱えている地域や海外、先行事例等と比較することも必要。また、最終的にはそれらは繋がっているという感覚を持てるようになればよい。
といった助言をいただきました。

園田校長は生徒には「行学を通して、先の見えない世の中を生きていく力を身につけていってほしい。課題を傍観するのではなく、自分にも何かできないかと仲間と一緒に活動し、AIに負けないような創造的な解決策を模索できるようになればと思う。」と閉会の挨拶を述べました。

本年度の事業は終わりましたが、会議でいただいた様々な御意見、御助言を活かしながら、来年度も探究活動を充実させていきたいと考えています。

進路講演会(2年)



普通科2年生が、2月27日(月)、地域コーディネーターの中村哲也さんを講師にお招きし、進路講演会を行いました。

講演の内容は、「現在の社会で生き抜いていくために必要な力」と題し、具体的には、地域プロジェクトと社会世の中プロジェクトの違いとして、「問題解決」から「意見形成」に主眼が移っており、意見形成のために「正しく知ること」「構造的に捉えること」が必要である。そして、社会を知って、自分なりの意見を形成し、自分がどう生きていきたいか、どういう社会を作っていきたいかを考えること、それが進路(生き方在り方を考える)ことにつながるというお話をしていただきました。

生徒たちは、中村さんと今年度の3年生との関わりや国際情勢を踏まえた話をメモをとりながら真剣に聞き、周りの生徒との意見交換を通して、自分自身について考え、今後の取り組みを見直す機会となりました。

最後に、生徒代表がお礼の言葉を述べました。今日の話を活かして、3年生に向けてしっかりと準備をしていってもらいたいと思います。

津山市&早稲田大学地域連携ワークショップ意見交換会(普通科2年)

2月17日(金)、「津山市&早稲田大学地域連携ワークショップ2022」の一環で、早稲田大学の学生9名と津山市内の高校生5名との意見交換会が津山市役所で行われました。

本校からは、普通科2年生の3名が参加し、津山市の魅力、地域とどのように関わっているか、高校卒業後の進路など大学生からの質問に、自分たちの地域について行学の取り組みなども踏まえて答えることができました。

意見交換会では高校生から大学生への質問の時間もあり、「高校生の時にはどんな勉強をしていたか」などを質問し、「暗記だけではなく、しくみを理解すれば応用にきく」「To Do Listを作ってチェック済みのリストが自信につながる」など、それぞれの実践例を交えて答えてもらいました。

最後に津山市の「つ」をポーズに記念写真を撮り、和やかな雰囲気で会は終了しました。

行学 SIM津山プロジェクト発表(普通科1年)

1月31日(火)、SIM津山プロジェクトの発表会を行いました。
SIM津山プロジェクトは津山市の課題を調査し、その課題を解決するために何を行うべきかを考え、新事業を考案するプロジェクトであり、およそ半年間に渡って活動を続けてきました。

今回はその集大成として、チームで新事業の企画書を制作し、スライドを使って発表を行いました。


生徒たちは今年度の行学で身についた力を十分に発揮し、問いかけをしながら発表を進める等、聞く人を意識した共感的な発表が行えました。


また、発表を聞いている生徒も他チームの新事業案を様々な角度から捉え、感想や意見などを記録することができました。


発表終了後には、各分野で市役所の方からの講評があり、手段と目的の違いや情報収集の方法等、今後につながる多くのアドバイスをいただきました。
実際の現場で働いている方からのアドバイスは生徒が今まで思いつかなかった内容も多くあり、とても有意義な時間を過ごすことができました。


最後に各教室の代表生徒がSIM津山の活動を振り返りながら、堂々と市役所の方にお礼の言葉を伝えました。

今年度の行学はあと2回となりましたが、SIM津山を含めた今年度の活動を振り返って、身についたことや改善点を考え、来年度に繋げていきます。

キャリア教育文部科学大臣表彰

本校はこのたび、文部科学大臣から、キャリア教育優良学校として表彰されました。1月19日(木)東京港区の三田共用会議所講堂で表彰式とシンポジウム(主催:文部科学省・厚生労働省・経済産業省)があり、学校を代表して園田校長が表彰状を受け取りました。
キャリア教育とは、一人一人の社会的な自立のために必要な基盤となる能力を育成する教育のことです。今回の表彰は、長年の看護師・調理師養成の実績に加え、行学で行っている探究活動や地元企業PR動画の制作など、本校の地域に根ざしたキャリア教育の実践が全国レベルであると評価していただいたものと捉えています。


これまでの実践に関わってくださった地域の皆様、卒業生や旧職員の皆さんに、心から感謝を捧げたいと思います。

今回の表彰を励みにして東高は、生徒一人一人が社会的自立していく基盤を築く活動に、今まで以上に力を入れていきたいと思います。ありがとうございました。