7月16日(金)、普通科1年生は行学まなびプロジェクトを終了し、次のプロジェクトとなるSIM津山をスタートしました。今回は、津山市役所の方々をお招きし分散会という形でお話を伺いました。
市役所の部署を10分野に分け、市役所の各分野では、どのような現状であり、さらにより良く市民生活が送れるよう、どのように取り組まれているか教えていただきました。
教育分野では教育委員会学校教育課の方から、地域資源を活用した親子で学ぶ参加型学習講座の取り組みや、防災分野では総務部危機管理室の方から、災害にどう備えるか、また、自分たちができる防災についても学びました。
また、観光・文化分野では、産業文化部観光振興課の方から、宿泊して体験型レジャーを楽しんでもらう滞在型観光のまちづくりを具体的に説明していただきました。
生徒たちは自分の気になる分野を選択し、データを見ながら市役所の方から学びました。尋ねたいことなども事前に市役所の方にお伝えしていたので、その内容も合わせて直接教えていていただき、有意義な時間を過ごすことができました。
最後に、代表生徒がお礼の挨拶を各教室で行いました。お忙しい中、多くの部署の方々に 来校していただき実際にお話を聞くことで、ますます現場を実感できる機会となりました。ありがとうございました。
次回は、各グループに戻り、今回学んだ分散会の内容を共有する発表会をもちます。
津山東高校地域未来創造会議が、7月15日(木)に開催されました。この会議は、高校生が中山間地域に出向き、地域の方々と協働して課題解決に取り組むことを目的とした「おかやま高校生地域未来創造事業(県教委主管)」の一環として開催されたものです。
大学・地元企業・自治体・地域団体・地域コーディネーターの方々のほか、普通科2、3年生11名が出席しました。
会議では「行学」で地域をフィールドに探究活動を行なう普通科2年生(医療福祉分野[岡本・藤井・頭士]、子ども教育分野[石田・福田・近藤]の6人の生徒)が今年度の活動計画や調べた内容の途中経過までを発表し、出席者からさまざまな問いかけやご助言をいただきました。
出席者からの「質問やアンケートも良いが、地域の人たちの生の声をしっかり聴き取ることこそ大切」「地域ビジネスは他地域との違いから生まれる」といった地域探究や課題解決を進める上で役立つアドバイスを、生徒は真剣に聞きメモしていました。
またこの会議には、自らの進路に関連するため3年生5人も傍聴者として参加しました。
岡山県教育委員会の担当者の方から「この種の会議に生徒が多数同席するのは珍しいです。東高の生徒が行学を通じて力を付けていることが発言を聞いてよくわかりました。」と高く評価していただきました。
この会議は今後2学期と3学期にも開催される予定です。
7月14日(水)、普通科2年生の「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座(地域企業プロモーションビデオ制作講座)」の第3回目を行いました。
第1回、第2回の講座はリモート講義でしたが、今回、講師である合同会社アースボイスプロジェクト代表の榎田竜路先生が来校され今年度初の対面による講義となりました。
生徒たちはそれぞれPR動画を制作する企業が決定し、夏休みに訪問し、インタビューを行うことになっています。
榎田先生に、インタビューを行うことの意義や、どのような意識をもって臨むべきかについて徹底して教えていただきました。どの生徒もメモを取りながら、真剣に耳を傾けていました。
講座の最後に、映像制作の準備として効果的な写真の撮り方を教えていただきました。
次回(第4回)の講座では実際に撮影の練習を行います。
夏休みの企業訪問のあと、文字起こし、映像制作等、生徒たちはいよいよ本格的に企業動画制作に取り組んでいく予定です。
7月14日(水)、行学を学ぶ普通科2年生の子ども教育分野4名[石田・福田・近藤・前原]が、8月22日(日)に開催される多世代交流事業の一環で「川遊び」を中心に企画したものを中谷地区(鏡野町)の会議で発表しました。
会議では中谷地区の方々や、美作県民局地域づくり推進課の井内さん、NPO法人みんなの集落研究所研究員(本校地域コーディネーター)の三村さんの助言を受け、さらに内容を吟味していきました。
当日は、地域の子供たちや多くの方々との交流が楽しみです。
7月9日(金)、7月28日から開催される四校連携講座の事前研修会「はたらくねっこ」が、津山圏域雇用労働センターで実施され、本校生徒10名が参加しました。
地域・社会・働くことなどをテーマに、学生と社会人がフラットな関係で語り合い大いに盛り上がりました。
今後は、7月28日~8月3日の四校連携講座で地域のフィールドワークを通して、課題を発見し、解決に向けて取り組んでいく予定です。
6月4日(金)、普通科1年生がまなびプロジェクトの代表発表を行いました。まなびPJとは自分の視野を広げるため様々な学問を調べ比較し、最後に発表を通して学びを共有します。
普通科の違うクラスの生徒とグループになり協力して学問を深め、 今回、代表の5つのグループが発表を行いました。
本来なら、体育館で発表を行うところ、コロナウイルス感染症緊急事態宣言中のため、各クラスをGoogle Meetでつなぎ配信しました。
どのグループも、たくさんの時間をかけて調べてきた内容で図などを用い、分かりやすく伝えることができました。 また、身振り手振りのパフォーマンスもあり、Meet越しの視聴している生徒たちに向かって声をかけている場面などもみられました。
今後は、SDGsを学び、SIM津山という活動に取り組んでいきます。
6月3日(木)看護科2年生が、行学講演会として、特定非営利活動法人いーなプロジェクト の谷本幸子先生をお招きし、地域活動について学びました。
谷本先生は本校の卒業生で看護師として活躍されたのち、地域の中で高齢者の居場所づくりをしたいと思われ、地域活動に取り組まれ今に至るそうです。
講演会では、谷本先生の幅広い看護師経験を生で聞くことができ、生徒たちも看護師の職域の広さを感じることができました。生徒たちは、お話の中で出てきたキーワードに感銘を受けていました。
*「ないものねだり」より「あるものさがし」
*「相手の立場に立って考える」
*「今はそういう時」
*地域の人の「為」に働いているのか、地域の人と「共に」働いているのか。
最後に、今の自分の気持ちを漢字一文字で表し、書き留めました。
今後は、夏ボラをメインとしてボランティア活動を行い、自己の成長の糧としていきたいと思います。
5月13日(木)、公益財団法人岡山県環境保全事業団環境学習センター「アスエコ」より、柏原拓史先生をお迎えし、普通科3年生がSDGsの本質と理解の仕方について学びまた。
まず、SDGsの概要について聞き、自分たちがSDGsの目標達成のために出来ることを考えました。
また、SDGsカードを使い、“今あるものを組み合わせて、新たなideaを産み出す”トレーニングも行いました。各グループで産み出したideaの発表を行い、生徒たちは考えを共有しました。
今後は、それぞれがSDGsの17の目標から一つを選択し、それについての探究学習を進めていきます。
4月21日(水)、普通科2年生の行学地域プロジェクトのガイダンスを行いました。
地域コーディネーターの三宅さん、三村さんから実施予定の8分野についての内容や、先輩の取り組み事例の紹介がありました。
今後は個々の興味関心に応じて分野ごとに分かれ、課題の検討やフィールドワークを行う予定です。
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