10月6日(火)、全校生徒を対象に津山警察署生活安全課巡査部長 鴨井渉先生をお迎えし、高校生のネットモラル・薬物乱用防止について講演していただきました。
ネットモラルに対する正しい知識と社会に及ぼす影響について正しく理解すること、また、薬物についても正しい知識と心身に及ぼす影響を理解し、これらについて適切な行動と意思決定ができる能力を身につけることを目的としています。
生徒は身近な事例を題材にしたDVDを真剣な様子で視聴しました。
また、鴨井先生からも津山署管内で起こった事例のお話もあり、生徒もより身近な 事例として聞き入っていました。
講演後、生徒代表がお礼の言葉を述べました。
なお、別行事を行っていた普通科・看護科2年生と看護実習中の看護科3年生は、後日、この講演を録画したものを視聴します。
9月29日(火)、1年生が本校スクールカウンセラーの矢萩小百合先生よりお話を聞きました。 自分自身を好きだと感じること、自分を大切にできる気持ちを持つこと、また、困った時や悩んだ際の援助の求め方、ストレス対処能力を高めるための方法を講演していただきました。
生徒たちは、矢萩先生の声がとても心地よく、気持ちよさそうに話を聞いていました。腹式呼吸を全員で行ってみたり、実際に自分が落ち着く呼吸方法を試してみたり、緊張をした時などすぐに実践ができることを教えていただきました。また、「不安サイクル」から「安心サイクル」に移行する方法も理論的に学び多くの気付きがありました。
生徒の感想では、
◆メンタルについて詳しくお話があり、私もお腹が痛くなりやすいのでとても納得できました。
◆不安な時でも安心した気持ちに変えることができるとわかりました。ニコニコするだけで心が少し変わっていき、プラスの言葉がけをすることが大事なんだと思いました。
◆これまで自分はマイナス思考で考えてしまう時もあったけど、これからはプラス思考で前向きに考えていこうと思いました。
◆なるべくストレスをためないようにしようと思いました。
9月10日(木)・11日(金)、今年度も専攻科1・2年生対象に臨地で活躍中の先輩方お招きして「私の歩んだ道~看護職について語る会~」を開催しました。
現在、保健師として活躍中の小林康平さん、助産師として活躍中の井上友梨香さん、保健師の資格を持ちながら看護師として活躍される本多彩加さん、手術室の看護師として活躍中の能勢恭可さん、養護助教諭として活躍中の延原由季奈さんの5名をお迎えしました。
先輩方から、それぞれ臨地での業務内容を中心に、学生時代の過ごし方や勉強の仕方、進学に向けた取り組みなど、先輩方が歩んできた道をお話しいただきました。
どの職業も命に向き合いながら、継続して学習していく事が必要で、常に目標を持ち前に向かって進み続けることの大切さや、様々な思いが原動力になることを学びました。
先輩方の話を聞くことで自分がしたいことと、しなければならないことがわかり、学生のうちに何を考え、どう行動するかが大切だと、生徒たちのこれから歩んでいく未来へのきっかけを作ってくださいました。
代表の生徒から、先輩方の歩み方も参考に自分たちの将来を真剣に考えて自分の道を模索していきたいと、お礼を伝えました。
9月10日(木) 、専攻科2年生が9月下旬から行われる臨地実習に先立って、医療法人和風会 中島病院看護部長 松岡真樹先生から病院における看護管理についてご講演をいただきました。
病院で実際に行われている「管理」について、どのような場面で管理の視点が必要になるのか教えていただきました。
最後に生徒代表は、「講演や演習を通して、看護管理は管理者やリーダーがするものだというイメージがありましたが、採血だけとってみても様々な管理が必要で、メンバー看護師や学生も、時間の管理、物品の管理、経済的な管理、人員の管理など管理的視点が重要であると学ぶことができました。
9月下旬から行われる統合実践実習では、今回の学びを活かし、統合実践実習の目標でもある、自己の看護観を深め、今後の課題を明確にできるようにしっかりと真剣に看護と向き合っていきたいと思います。引き続きご指導をお願いします。」とお礼を述べました。
9月8日(火)、医療現場における接遇についてと題して、津山中央病院副院長兼統括看護部長 安藤佐記子先生をお迎えし専攻科1年生がお話を聞きました。
接遇について理解を深めるとともに、看護職者として望ましい人間関係を築くために必要なスキルを学びました。
スライドで示された絵を言葉だけで人に伝える演習をしました。形や大きさを言葉だけで表現するのは難しく、思わず手を動かして伝えようとしていました。
改めて、言葉だけで伝えることの難しさに気付き、正確に伝えるための方法について考えるきっかけになりました。
新型コロナウイルス感染症予防のために、マスク着用が推奨されている中では、相手に表情が伝わりにくいため、眼差しや声の調子など気をつける必要があると学びました。
生徒代表が「本日学んだことを学校生活の中に取り入れ、臨地実習では、相手にとって心地良いと感じるコミュニケーションがとれるように心がけたい。」とお礼を述べました。
看護科1年生が坂口環(聴こえの障がい者)先生、木村昭人(手話通訳士)先生をお招きし、2回講座で手話を学びました。
7月29日(水)の第1回目は、自分の名前や誕生日の手話を学び簡単な自己紹介ができるようになりました。
8月26日(水)に2回目が行われ、相手に体調を尋ねる手話や症状を伝える手話など、医療や看護に関する手話を多く学びました。
また、ろう者とのコミュニケーション手段は手話以外にも様々あることを学び、イメージしたことを身振りを使って相手に伝えることにもチャレンジしてみました。
手話でのコミュニケーションに興味を持ち、楽しみながら学ぶことができました。
また、講師の先生の姿を真剣な眼差しで見つめ、手話を学ぶ姿から、将来、看護に役立てたいという意思が伝わってきました。
8月19日(水)~21日(金)、看護科1年生が臨地実習(病院実習)を4施設に分かれ行いました。
実習目標として
①地域社会における病院の機能と役割を理解する。
②病院における看護師の役割を理解する。
③患者との会話を通して療養生活について理解する。
④自分自身の将来の看護師像を具体的にイメージ化する。 この4つの目標を柱に、それぞれ、日々、行動目標を挙げて取り組みました。
病院施設の役割や施設見学、多職種の方からの説明や体験など、病院の実際を学びました。
初めてのことばかりで、難しい内容も多くありましたが、生徒たちは興味津々で質問をしながら一生懸命実習に取り組みました。
今回、この病院では、実際、看護師が着用するユニホームを着させていただき、一つ看護師に近づいた気がしてうれしく思いました。
今回の実習で学んだことを活かし、学校内での学習においても病院や患者さんをイメージしながら取り組んでいき、また、理想とする看護師像を常に描きながら、確実に努力し続ける決意を新たにしました。
6月23日(火)、交通安全教室を行いました。例年であれば全校生徒が体育館に集まり、交通指導員の方や自動車学校職員の方などに交通講話をいただくのですが、今年は、新型コロナウイルス対策のため、各ホームルーム教室での実施となりました。
学校周辺の登下校の様子の写真を見ながら、生徒たちはどんな危険が潜んでいるか考えました。
生徒たちはあらゆる場面の写真を見て、どんな危険が潜んでいるか考え、グループ内で個々の意見を出し合いました。その後、まとまった意見をもとに標語を作成しました。一人一人が交通事故の怖さ、危険性について真剣に考える時間となりました。
グループごとに非常に良い標語が作成でき、発表もしっかりと行うことができました。 作成された標語は校内掲示をし、交通安全に対しての意識を全校で高めていきたいと思います。
5月28日(木)、専攻科2年生の登校日にあわせて、6月1日から11月6日までの13週間にわたり行われる臨地実習の開始式を行いました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で予定されていた前半の臨地(病院等)での実習を控え、学校内演習で代替します。
校長先生からは、特別な状況下での実習をいかに充実させるか、一人一人が常に頭をアクティブにして、しっかり考えながら実習にあたってくださいと激励をいただきました。
看護科長からは、限られた環境の中ですが今できる事を精一杯することと教員も皆さんの夢の実現に向けて最大限サポートしていくので一緒に頑張っていきましょうと激励の言葉をいただきました。
生徒生徒代表からは、この社会情勢の中、学校が再開され、校内であっても実習ができることに感謝している。校内の代替実習でも臨地で行われる実習と同じであると気を引き締め頑張りたい。そして、今この状況でできることを精一杯頑張り、この環境でないと学べないことを深め、仲間と協力してお互いを高め合いながら夢に向かって努力していくと、決意を述べました。
5月26日(火)、病院実習でもお世話になっている石川病院(医療法人東浩会・津山市)様から、医療用サージカルマスク4,800枚を寄贈いただきました。マスクは石川病院の佐藤政隆事務長から園田校長に直接手渡されました。
このマスクは、ベトナムの医療機関から実習生受け入れなどで交流の深い石川病院に贈られたものの一部で、当日は病院に勤務するベトナムご出身のグエン・ドゥック・チュオンさんも同席されました。
本校では大量のマスクが必要な看護実習用として活用させていただくことにしています。地域に欠かせない医療従事者を養成する津山東高看護科への温かいご支援に、心から感謝いたします。
(写真提供:津山朝日新聞社)
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