「看護科・専攻科」カテゴリーアーカイブ

「子どもの権利」講演会(専攻科2年)

7月16日(金)、専攻科2年生が、美作大学生活科学部児童学科 准教授 蜂谷 俊隆先生をお招きし、子どもが持つ人権について知識や実態などの学びを深めることで、小児の臨床場面において、子どもの権利を尊重した看護を考えることができる資質・能力の育成を目的に「子どもの権利」講演会を行いました。

子どもの権利条約までの歴史的経緯を学び、また、赤ちゃんポストについても講義をいただき、その賛否について子どもの権利を踏まえてじっくり考えることができました。

岡山県出身の石井十次氏の「岡山孤児院経営談」のお話では、一生を孤児に捧げた生涯に、生徒たちは大きな感銘を受けました。

先生からの質問には、3色のカードで意思表示をしたり、クロスワードで子どもの意見表明権に関するキーワードを考えたりと、リラックスした雰囲気で講義は進みました。 8月中旬から臨地実習が始まりますが、本日の学びを生かし、子どもの権利を尊重した看護や関わりを具体的に考え、実践に繋げていきたいと思います。

医療接遇講演会(専攻科1年)



4月20日(火)、専攻科1年生を対象に津山中央病院看護統括グループ参与 安藤佐記子先生をお迎えして、「医療施設における接遇について」お話いただきました。

接遇について理解を深めるとともに、看護職者として望ましい人間関係を築くために必要なスキルを学びました。 



「接遇」とは、心からのおもてなしであり、医療現場においても患者さまに対して、『大切な人としてみている』という気持ちが伝わるよう、心のこもった看護を提供することだと教えていただきました。






「人は第一印象が大事で、見た目で判断される」という意味で『人は見た目が9割』という言葉も大変印象に残り、気持ちを伝えるためには、見た目や丁寧な言動をとることも大切だと学びました。
医療現場においてもマスク着用が推奨されている中では、相手に表情が伝わりにくいため、眼差しや声の調子など気をつける必要があると学びました。
また、講演の中で行なった、言葉だけでイラストを正確に伝える体験を通して、相手に伝わりやすく表現することも大切であると感じました。

生徒たちは、今回学んだことを学校生活の中に取り入れ、臨地実習では、相手にとって心地良いと感じるコミュニケーションがとれるように心がけることが大切だと改めて感じました。
その後、生徒たちはお互い「接遇チェックリスト」を元にチェックし合い、日頃の自分(身だしなみ・言葉遣い・態度など)を見つめ直す良い機会になりました。 

今後も、より良い看護を提供できるように自分たちの身の回りや行動から気を付けていきたいと思います。

手洗い講習(専攻科2年)



新型コロナウイルス感染症予防のための対策の一つが「手洗い」です。
4月20日(火)、新入生を対象に専攻科2年生が正しく手を洗う方法を指導しました。


1年生の教室に専攻科生が出向き、手洗いの方法と速乾性擦式手指消毒剤(アルコール消毒剤)による手指衛生の方法を1年生の代表の生徒と一緒に実施しました。

感染症予防のために「正しい手洗い」の習慣を身につけましょうと、1年生に呼びかけました。

1年生研修(1年)



4月19日(月)、1年生研修を行いました。
学校生活を送るうえでの心構えを持ち、集団活動を通して仲間づくりをすることを目的として実施しました。






校長講話では「自分の潜在能力を信じよう」「多様性を認め合おう」というキーワードのもとに、津山東高校でそれぞれの生徒が可能性を広げてほしいというメッセージをいただきました。





着こなしセミナーでは、菅公学生服株式会社の井上浩行先生をお招きして制服の着こなし方についてお話をいただきました。
生徒ひとりひとりが夢を実現するためには、高校生活で身だしなみやその場にあった立ち居振る舞いを身に付ける必要があること、制服を着るときにはひとりひとりが学校の代表であることを意識するべきであることを学びました。




生徒代表が、着こなしセミナーでお話しいただいたことを胸に、津山東高校の生徒であるという自覚をもって制服を着ていきたいとお礼の言葉を述べました。







校歌パフォーマンスでは、1時間という短い時間で準備と練習をした成果をクラスごとにコンテストで発表しました。







午前中に実施された構成的グループエンカウンターでクラスの仲間意識が芽生えたなかで、どのクラスも協力してパフォーマンスを作り上げていました。






コンテストではどのクラスも団結して素晴らしい校歌パフォーマンスを披露してくれました。
まさに校長先生のお言葉どおり、生徒の潜在能力が引き出されていました。






審査講評では瀬島教頭先生から、校歌パフォーマンスをきっかけに、一日でも早く校歌を覚え歌えるようになってほしい、そして校歌を歌うことによって母校への思いを持ってほしいというお言葉をいただきました。





1年生研修を終えて、研修に参加する前の自分と研修を終えた後の自分を比べてどのように変化したかひとりひとりの生徒に考えてもらいました。
生徒の振り返りシートには、研修前はクラスの中で話したことのない人が多く、自分から話しかける機会がなかったが、この研修で多くの人と話すことができ、ますますクラスが好きになったといった意見や、校歌パフォーマンスを通して勇気を出して発言できるようになったといった意見が書かれていました。
そして生徒たちが1年生研修で学んだことを今後の高校生活に生かしたいという思いを強く持ったことがわかりました。

球技大会Ⅱ(1年)




3月16日(火)、1年生の第2回球技大会を開催し、今回は、男子はグラウンドでサッカー競技、女子は体育館でバスケットボール競技を行いました。




サッカー競技では授業で習得した技術や戦術を最大限に活かし、白熱した良い試合となりました。雨が少し降る場面もありましたが、生徒たちは元気良くプレーできました。

バスケットボール競技の予選リーグでは、経験者はもちろん未経験者も意欲的に取り組んだことで楽しく且つ勝ちに向かって一生懸命になっていました。決勝戦は白熱した戦いで、最後の最後まで勝敗が分からず、手に汗握る試合となり会場全体が一つになっていました。


今年度は学年での行事が少なかったということもあり、非常に貴重な時間となりました。
最後の表彰式では男女合同で行い、お互いの頑張りに拍手を送り合い、球技大会を通して一人一人の心の距離が近づき、より一層学年としての絆も深まりました。

球技大会Ⅱ(2年)



3月15日(月)、2年生の第2回球技大会を開催し、今回は、男子はグラウンドでサッカー競技、女子は体育館でバスケットボール競技を行いました。





サッカー競技では集合の時から真剣な表情で整列し、選手宣誓も非常に意気込みを感じられました。競技の方も他人を思いやるフェアプレーを一人一人意識し、見ていてとても気持ちの良い試合を繰り広げました。

バスケットボール競技では経験者はもちろん未経験者も意欲的に取り組んだことで予選リーグから熱い戦いを繰り広げました。決勝戦はより白熱した戦いで、会場全体が一つになりました。


2年生最後の球技大会ということもあり、みんなで一致団結し優勝を目指してひたむきに頑張り、怪我人も出ることなく無事に終えることができました。
この球技大会を通して、より一層学年としての絆が深まり来年の受験という大きな戦いも、作り上げた絆を大切にし、支え合って乗り越えていってほしいと思います。

JICAエッセイコンテスト/おかやま新聞コンクール受賞報告(看護科2年)


JICA(ジャイカ:独立行政法人国際協力機構)主催の国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2020で個人賞(佳作)に入選した看護科2年生の黒岩美羽さん(中道中出身)と、岡山県・山陽新聞社等主催の第10回おかやま新聞コンクール新聞感想文の部で入選した同じく看護科2年の川上優奈さん(勝央中出身)が、3月3日(水)園田校長に受賞報告を行いました。



JICAエッセイコンテストは、次の世代を担う中学生・高校生を対象に、開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中で日本、そして自分たち一人ひとりがどのように行動すべきかを考えることを目的として実施され、今年度第59回を迎える高校の部は、22,762点の作品の応募がありました。





黒岩さんの「世界とつながる自分」というタイトルのエッセイは、審査員から「WHOや世界のコロナ事情についてとても意欲的に勉強されていることが感じられ、私も負けてられないぞ!と鼓舞してくれる文章でした。」と高く評価していただきました。  




川上さんは、5月15日付け山陽新聞「終末期医療 議論の場を」の記事をもとに、医療崩壊を防ぐために人工呼吸器の優先配分をルール化する「トリアージ」に当たり、この時期に家族で話し合っておくことの必要性について論評し高い評価を得ました。



園田校長は、「思考を深めるためには文章で表現してみることが大切。2人の文章はいずれも視野を広げ思考を深める優れた内容であったことが評価されたと思います。」と称えました。
2人は、自分たちの文章が受賞したことの喜びとともに、これからも看護科生として専門性をより高めていきたいと抱負を語りました。  
なお、JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2020では、個人賞に併せて、優れた作品を多数応募した学校に贈られる「学校賞」を本校が受賞し立派なメダルをいただきました。

卒業証書・修了証書授与式(3年・専攻科2年)



3月1日(日)、令和2年度卒業証書並びに修了証書授与式が、本校第1体育館で、卒業生と保護者、在校生代表、教職員の出席により挙行されました。






本科生に卒業証書が、専攻科生に修了証書が園田校長から授与され、食物調理科卒業生には調理師免許証も授与されました。







その後、園田校長が「食物調理科、看護科・専攻科、普通科の生徒たちが、互いにリスペクトし合いながら過ごした多様性あふれる東高での学びを大切にして、一度しかない人生を、豊かに、自由に、のびのびと生きてほしいと願っています。」と式辞を述べました。





先輩への感謝とエールを込めた在校生代表羽生彩乃さんによる送辞のあと、本科卒業生代表の近藤鮎美さんが「私たちはこれから津山東高校での教えを胸に、それぞれの道を切り開いていきます。」専攻科修了生代表の岡田悠さんが「この5年間で培った多くの経験と学びを胸に、自らの目標に向かって歩んでいきたいと思います。」と答辞を述べました。


式歌「さくら(独唱)」と校歌斉唱の後、卒業生・修了生退場、閉式となりました。厳かな雰囲気の中、心温まる式となりました。

その後のホームルームは、保護者の皆さんが入室しても密にならないようにと大教室を使用して行われ、担任から一人一人に卒業証書・修了証書が手渡されました。 津山東高校を巣立った後も、想い出と絆を大切にしつつ、それぞれの道で社会を支える人になってほしいと願っています。

フォトギャラリーはこちら

表彰式(3年・専攻科2年)


2月27日(土)、丹嶺(たんれい)賞及び各種団体から贈られた表彰を行いました。
学業や特別活動等の成果、校内外における功績、全国を舞台に健闘したことなどを称え表彰されました。

丹嶺賞とは、故高橋一二 第四代校長の寄付によって設立され、顕著な功績を挙げた生徒を称える賞で、卒業時に全校生徒に披露して表彰しています。

◆文部科学大臣特別表彰 小川 拓人(陸上競技部)

◆丹嶺賞表彰 

牧原 直太朗(食物調理科) 水嶋 華花(食物調理科)  笠井 萌々香(食物調理科) 
日下 京華(食物調理科)  石坂 日花里(食物調理科) 小川 拓人(陸上競技部) 
片山 希海(普通科)

今年の表彰式は登壇して個々に表彰状を手渡すことは行いませんでしたが、一人ずつ呼名して生徒たちに披露され、大きな拍手で称えられました。
表彰状等はその後のHRで個々に渡されました。

◆産業教育中央会表彰 
地木 佑里菜(専攻科2年) 村澤 知春(食物調理科3年)

◆岡山県産業教育振興会長表彰    

髙山 風花(専攻科2年) 本田 桃子(食物調理科3年)

◆岡山県産業教育振興会特別表彰  
溝尾 美桜奈(専攻科2年)

◆岡山県産業教育振興会 成績優秀生徒表彰  
石坂 日花里(食物調理科3年)

◆全国家庭クラブ連盟表彰      
牧原 直太朗(食物調理科3年)

◆全国看護高等学校長協会会長表彰  
寺本 結花(専攻科2年)

◆公益社団法人 全国調理師養成施設協会長表彰 
松山 尋音(食物調理科3年)