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災害看護校外研修(専攻科1年)

11月15日(土)、専攻科1年生が、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(神戸市中央区)へ「災害看護」についての理解を深める目的で、研修に行ってきました。

初めに、語り部の方から震災体験談を伺いました。
語り部の方は当時、高層マンションにお住まいで被災され、写真を交えお話していただきました。

災害時には、学生である私たちにも被災された方の生活を支えるお手伝いができることに気づきました。
また、語り部の方のお話や映像による追体験から、自助・共助の重要性を再確認することができました。

阪神淡路大震災から30年がたち、復興した街並みを感じることができました。この災害によって「災害看護」という分野が大きく発展したと授業で学習しました。今後も看護の役割の重要性についてさらに深めていきたいと思います。

英語スピーチコンテスト(普通科2年)

11月14日(金)、英語のスピーチを通して英語力を向上させ、英語で他者と意見を共有し多角的なものの見方を育むという目的で、校内スピーチコンテストを開催しました。
このスピーチコンテストに向けて普通科2年生が2学期の初めから準備を進めてきました。クラスごとにグループ代表を決定し、その後クラス代表を決めました。そしてその中から選ばれた学年代表7名が、普通科1・2年生に向けて、ステージ上でスピーチを行いました。

発表者は緊張の中でも堂々と発表することができました。そして聴衆のみなさんが真剣にスピーチを聞いてくださり、とても心強かったと思います。

普通科1・2年生のみなさんの投票結果より、1位~3位までの順位を決定しました。

1位 山本 里奈さん
2位 酒井 加文さん
3位 定森 心香さん

おめでとうございます!
今回はコンテストということで順位を決定しましたが、普通科2年生のみなさん一人一人のスピーチはすべて素晴らしかったです。この経験を活かして楽しく英語を学んでいきましょう!


読書週間(図書委員会)

図書委員会では、全校生徒に読書に親しんでもらうために、10月27日から11月9日の読書週間に合わせて、様々な読書週間イベントを行いました。

10月24日の放課後から11月7日の放課後まで、昇降口にて、2年生がビブリオバトルで紹介した本や、図書委員のおすすめ本について模造紙にまとめて展示しました。

図書室では、「平安」をテーマとした本を集めて、本の紹介POPや和風の折り紙作品で飾り、白檀の香りを漂わせました。
昼休み限定企画として、東儀秀樹さんの笙や篳篥の音楽を図書室で流し、平安のみやびな雰囲気に触れられるようにしました。

コモンホールでは、出張図書館を行いました。
10月30日には2年図書委員が、11月4日には1年図書委員が担当し、その場で本の貸し出しと返却を受け付けました。昼の憩いのひとときに、足を止めて本を手に取る姿が見られました。

これからも読書に親しんでほしいと願っています。

行学 地域PJ[佐良山地区・さら山時代祭]Ⅲ(普通科2年)

11月9日(日)、津山市佐良山地区でさら山時代祭が開催されました。
本校から1年生4名、2年生8名(有志ボランティア、サッカー部員含む)が参加し、地域の方々と交流しました。
後醍醐天皇時代行列では天皇・武者・駕籠かき・貴族・女官の衣装を身に着け写真撮影をしました。あいにくの雨で町を歩くことはできませんでしたが、地域の方々が1時間近くかけて着付けをしてくださり、貴重な体験をさせていただきました。

その後、本校普通科2年生の榎本せらさん、江原雅さん、定森心香さんが総合的な探究の時間「行学」での取り組みで、さら山時代祭PRのためのマスコットキャラクターを制作し、その名前を決定するために佐良山地区の方々にアンケートを実施しました。
マスコットと提案内容を書いたポスターをみなさんに見ていただき、3つの候補名から1つを選びシールを貼って投票していただきました。

アンケートの結果と地域の方々や吉備文化財センターの方のお話をもとに総合的に判断し、「サラヤマロ」に決定しました。
今後はこの「サラヤマロ」をさら山時代祭のPRに活用していただきたいと考えています。

防災訓練Ⅱ

11月7日(金)、第2回防災訓練を実施しました。地震とそれに伴う火災が発生し、停電により校内放送が使えないという複合的な状況を想定し、教務室や各管理室をはじめ全てのHRに設置されている無線機を活用して行いました。
最初に、緊急地震速報が放送で流れました。地震の際には机が動くことがあるので、生徒たちはしっかりと机の脚を持ち、頭の保護の目的で机に下に入りました。

次に、無線機を使用して、教室棟の各階や体育館・専門科棟の被災状況の確認が行われました。被災状況の確認後、本部より避難指示が出されました。
生徒たちは、避難指示から点呼・報告までの時間短縮を常に意識し、火災発生時の基本行動である「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」の原則を再確認し、規律ある行動を心がけ真剣に取り組みました。なお、今年度も、災害看護を学んでいる専攻科生が授業の一環として参加し、本科生の良い見本となりました。

集合・点呼完了後には、津山圏域津山消防組合の消防署員の方々の指導のもと、水消火器を用いた初期消火訓練を実施しました。訓練では、周囲の方に大きな声で「火事だ!!」と知らせ、初期消火にあたりました。

消防署の方からは、火災の発生から消防隊が到着するまでの数分間が、命と建物を守るための最も重要な時間であり、火が天井に達するなど危険な状況になった際の避難への切り替えのタイミングであることなど、判断基準を教えていただきました。

続いて、消防署の方から、真剣かつ緊張感を持って訓練に臨む生徒たちの姿勢が見られたと、ご講評いただきました。

最後に、教育環境部長より、県から本校に配布された防災多機能ラジオライトの紹介がありました。ラジオは災害時、大切な情報収集の手段になります。手動で充電でき、懐中電灯にもなり、その上スマートホンも充電できる優れものです。非常用持ち出し袋に備えておくと便利です。
生徒たちにとって、いざという時のためにどのように備えておけばよいか、そしてどのように行動すればよいか、見つめなおす良い機会となりました。

テーブルコーディネイト特別講座(食物調理科3年)

11月5日(水)、食物調理科3年生が食空間コーディネート協会から小池佳子先生と最所養子先生をお招きしてテーブルコーディネイトを学びました。
食卓の演出技術を身に付けることで、料理の価値が高められることを知り、調理師としての感性を磨くことを目的として毎年実施しています。

テーブルコーディネイトの基礎について講義していただき、その後ナフキンのたたみ方の実技に入りました。
王冠や薔薇のたたみ方を教えていただき、生徒は苦戦しながらも、1枚の布が様々な形になることに感動しました。

その後、5つのグループに分かれ花を選び、その花から皆でイメージを膨らませ、テーマを決めてテーブルを演出していきました。
花の生け方や色の配色、見せ方など、先生方のアドバイスをいただき、テーブルを飾りました。
生徒たちは自分たちのテーマに合わせた雰囲気を演出できるよう、グループで意見を出し合い、楽しそうに生き生きと取り組みました。

セッティング後、設定やコンセプト、シチュエーションなど、それぞれのテーブルコーディネイトについてグループごとに発表し、先生方から講評をいただきました。

最後に生徒代表より、「食事を美味しくする要因は料理だけでなくテーブルなどの空間も必要な要素であることに改めて気づけました。今後の調理師人生や1月にある卒業制作展示発表会で学んだことを生かしたいと思います。」とお礼の言葉を伝えました。

行学 地域プロジェクト校外研修Ⅱ(普通科2年)

加茂町知和地区(津山市)

11月4日(火)、普通科2年生が行学地域プロジェクトの一環で、今年度2度目となるフィールドワークへ出かけました。
今回のフィールドワークでは1回目の「地域を知る」という目的から、「提案内容を深める」ことを目的として実施しました。

各地域でイベントの打ち合わせや、提案内容へのアドバイスをもらうなど多くの方との交流を通して、自分たちの考えの浅さやターゲットへの理解不足を痛感しました。

香北地区(鏡野町)
上山地区(美作市)
佐良山地区(津山市)
城西地区(津山市)

フィールドワーク後は、準備期間を経てすべてのグループが発表を行い、そこで選ばれたグループが12月末に美作大学で全体発表を行う予定です。
フィールドワークにご協力いただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。フィールドワークで得た情報を存分に生かして、地域の未来に少しでもつながる発表を目指します。


校内:教育分野(津山市教育事務所)

2025 MARUI FOOD FESTA(調理研究同好会)

11月1日(土)、2日(日)、グリーンヒルズ津山(津山市大田)にて開催された 「2025 MARUI FOOD FESTA」 に、本校調理研究同好会が参加しました。

地産地消・食育コーナーにおいて、パウンドケーキ(シンプル・フルーツ) の販売を行いました。販売は午前10時と午後1時の二部制で実施し、シンプルは各回50本、フルーツは各回20本を準備しましたが、開始からわずか10分で両日とも完売となるほど大変ご好評をいただきました。

販売にあたった生徒たちは、慣れないながらも一生懸命に笑顔でお客様へ対応し、自分たちで作った商品を直接お届けできる喜びを実感しました。
ご来場いただいたお客様からは、「パウンドケーキを買うために来たので、購入できてよかった。」「今回購入できなかったので、次の機会にぜひ購入したい。」など、温かいお言葉を多数いただきました。

本校のパウンドケーキ販売に足をお運びくださった皆様に、心より感謝申し上げます。今後も地域のイベントに積極的に参加してまいりますので、ぜひ本校HPをご覧いただき、次回の出店情報にもご期待ください。

2025 MARUI FOOD FESTA(食物調理科2年)

11月1日(土)、2日(日)、 グリーンヒルズ津山(津山市大田)において、 2025 MARUI FOOD FESTAが開催され、本校から食物調理科2年生が参加しました。

このメニューは、9月に食物調理科2年生を対象に実施した 「脱!野菜不足『だしのチカラで野菜をもっと美味しく!』高校生レシピコンテスト」 で上位に入賞したもので両日とも500食ずつ試食提供を行いました。

<1日目>
グランプリ受賞作品「白菜と豚肉のミルフィーユ」
白菜・水菜・豚肉の3つの食材を煮るだけで完成する、手順が少なく作りやすい料理となっています。


<2日目>
優秀賞受賞作品「米粉グラタン」
小学生が苦手としがちな野菜を取り入れ、野菜不足を解消できる工夫を凝らした一品です。米粉を使用することでグルテンフリーとなり、小麦粉アレルギーの方にも安心して召し上がっていただけます。さらに、だしを活用することで牛乳感を抑え、日本人の口に馴染みやすい味わいに仕上げました。

準備から当日の試食会まで、生徒たちは苦戦する場面もありましたが、多くのお客様から「美味しい!」との声をいただき、大きな喜びと達成感を感じていました。
今回の取り組みを通じて、地域食材の魅力や食材を無駄なく活用する工夫を伝えることができ、貴重な経験となりました。

ご試食いただいた皆様、温かいご声援をくださった皆様に心より感謝申し上げます。
今後も地域と連携しながら、食を通じた学びと発信を続けてまいります。

「だし活」津山の食材を知ろう2025Ⅲ(食物調理科2年)

10月22日(水)、食物調理科2年生が、上横野にある圃場に4月に植付けを行ったショウガの収穫に行きました。
生徒たちは、土の中からショウガを掘り起し、茎を切る作業を行っていきました。

圃場の中井さんから、「調理師として食材がどのように植えられて、収穫されるのかしっかり理解して、無駄なく料理に生かしてほしい。」と生徒たちに伝えられました。

収穫したショウガは、ガリやシロップにして活用し、実習で使わせていただきます。
今回、ショウガについて体験させていただくことで、生産者の方の思いやご苦労がわかり、食材への感謝の気持ちや地産地消の大切さなど改めて理解することができました。

これからも料理を作る時に、この思いを込めて作っていきたいと思います。