6月27日(金)、第1回防災訓練を行いました。
今年度、他県で小学校への不審者の侵入及び傷害事件が発生した事案があったため、第1回目の避難訓練は、本校初、不審者が侵入し放火したとの想定で、生徒に告知せず実施しました。
不審者の侵入から訓練スタートです。複数での不審者への対応を基本に、生徒の安全確保を第一に動きの確認をしました。
部室へ放火され、初期消火不可能と判断したため、本部となった職員室で避難場所を決定します。避難経路は、放火場所を踏まえ、誘導する先生方に決定していただきました。
また、避難完了の目標時間を9分として、「お→押さない・は→走らない・し→しゃべらない・も→戻らない」を実践しながら、避難しました。
今回、 専攻科生は、病院実習中で参加できませんでしたが、本科生のみの避難は目標を達成することができました。
避難完了後、防災管理者である教頭から、取組み状況について講評がありました。
本校の自衛消防組織や任務について係からの説明も行いました。
また、全体の訓練終了後に、消火班の生徒たちは、消火器の設置場所や消火器の使用方法等を担当教員から説明を聞き、訓練を終了しました。
普通科1年生の数学Ⅰでジグソー法を用いた問題演習を行い、どのグループも活発に活動しました。
問題の解説を生徒同士で行うので、「なぜこの答えになるのか。」「なぜこの考えなのか。」と自分の考えを整理し言葉にする必要があります。また、友人の説明なので前向きに聞くことができ、より深く問題について考えて理解することができました。
今後も数学を通して言語活動の充実を図っていきます。
6月23日(月)放課後、消防士志望や、医療系志望、教員志望や公務員志望の3年生13名と1年生1名とで、津山圏域消防組合(津山市林田)を訪問させていただきました。
これは、消防士受験を控えた生徒や、災害救助、地域防災に興味のある生徒を中心に行っているものですが、今年度は災害医療に関心の強い看護志望の生徒を中心に、医療系志望の3年生も訪問しました。
まず、一般的な消防署の業務内容や救急搬送の内訳、美作圏域の現状をうかがった後、医療系と消防系に分かれた研修を行いました。
医療系の生徒は、救急救命士の方のご指導の下、実際に訓練で使用されている心肺蘇生トレーニングシミュレーターを使い、気道確保や胸骨圧迫の研修を最新の機器で行いました。
防護服も署員の方に手伝ってもらい試着させていただきましたが、「これで、ボンベも背負って一時間以上、活動を行う。」と言われた時には、まだまだ自分たちに足りないものがあると痛感しました。
また、救急車や工作車、消防車はもちろん、総務省消防庁の災害救助車にも試乗させていただきました。
<参加生徒の感想から>
私たちは、事前に送った質問事項に沿って、医療も消防も詳しい説明をうかがうことができました。業務のお忙しい時間の中で、私たちのために時間を作ってくださいったことに感謝し、学校に戻っても明確な目的意識の中で勉強を始め学校生活に真摯に取り組んでいます。
考査後には先生から、総務課の方が回答をメールで送ってくださったものをいただき、「ご恩に報いるように頑張ろう!」と、さらに精進できるよう頑張っていきます。
最後に「自分も津山東高生OBです。」と、体育コース出身の方々など、多くの方にお声がけいただき、地域に貢献されている先輩方に恥じないよう、自分も自分の夢の場所で社会に貢献したいという気持ちを新たにしました。
津山消防署の皆様、本当にありがとうございました。
津山藩医で蘭学者の宇田川榕菴さんの命日である6月22日(日)に、お墓のある泰安寺(津山市西寺町)で榕菴忌が営まれ、食物調理科の1・3年生の10名が参加しました。
本堂でお経をあげた後、榕菴珈琲や生徒たちが手作りした珈琲まんじゅうをお供えしお参りしました。
全員が初めて参加し、地域の方や和尚さんから宇田川榕菴さんについて伺い、何気なく使っていた「珈琲」という漢字や「酸素」「水素」などを生み出したと初めて聞き、偉大な方がいたことに感動しました。
午後からは、津山文化センター(津山市山下)に移動し、宇田川榕菴さんゆかりのオペレッタが上演されるのに合わせて、津山榕菴珈琲研究会の方と一緒に榕菴珈琲や珈琲まんじゅうを販売しました。
1年生は3年生から販売の仕方などを教わりながら、一緒に楽しく販売を行いました。
上演の前・合間・終了後と時間が限られている中で、一気にお客様が買い求められるため、間違えないようにお互い連携しながら丁寧に接客を行うことができました。
秋には城西まるごと博物館フェアで、珈琲にちなんだ新しい商品を考えて販売する予定です。ぜひお楽しみにお待ちください。
6月19日(木)~22日(日)に ホットスタッフフィールド広島ー広島広域公園陸上競技場ー(広島市安佐南区)において第78回中国高等学校陸上競技対校選手権大会が開催され、 本校から岡山県代表として、 男子400mHに宮本 亮さん(普通科3年)が出場しました。
宮本さんにとっては、初めて臨む中国大会の舞台でした。今大会へは、自己ベストの更新と決勝進出を目標に臨みました。
持ち記録から考えれば準決勝へ進むことは厳しいランキングでしたが、見事に予選を勝ち上がることができました。
準決勝のレースでも最後まであきらめることなく決勝進出を目指すレースを展開していました。バックストレートが向かい風という苦手なコンディションでしたが、ひるむことなく攻めのレースができたと思います。風の影響で自己ベスト更新はなりませんでしたが、これは今後の大会で挑戦していきたいと思います。
中学時代、何も実績を持っていなかった宮本さんが中国大会へ進出したことは多くの後輩たちにも大きな影響を与え、「私も中国大会へ行ってみたい。」と言葉にする1・2年生が出てきています。
宮本さんにはこれからも後輩たちの良い手本として競技を続けてもらいたいと思っています。
6月19日(木)、食物調理科1年生が西洋料理を学ぶにあたり、より理解度を深めるための体験として、グリーンヒルズ津山にあるTHE HILLS HOUSE TSUYAMA(津山市大田)において、テーブルマナー講座を行いました。
料理の提供方法やそのスピードを体験することで、今後の実習やレシピ作成において役立つものが学べました。
本校では、このたび【Instagram】および【Facebook】の公式アカウントを開設いたしました。
これらのSNSを通じて、学校生活の様子や行事の様子、日々の取り組みなどを写真や文章で発信してまいります。
保護者の皆様や地域の皆様に、本校の活動をより身近に感じていただければ幸いです。
ぜひご覧いただき、フォローもお願いします。
6月18日(水)4時間目に、食物調理科3年の論理・表現Ⅰの授業で対話型鑑賞を実施しました。
授業者の大谷先生の指導の元、スライドに映し出された2枚の絵について、「気づいたことや注目したこと」「どういう感想をもったか」、「タイトルを付けるとしたら何か」などを話し合ったり発表したりしました。
話合いでは「他人や自分を否定しない。」、「分かったつもりにならない。」などいくつかのルールが設けられ、自己や他人への理解を深める充実した活動になりました。
同じ絵でも、見る人によって様々な見え方・捉え方があることが分かり、今後異文化理解を深める上で新たな視点をもつことができた授業でした。
【生徒の振り返り】
・授業前は普段どおりだったけど、授業後は心臓がバクバクした。
・違った考えや視点の人の意見を聞くことで、自分の考えを深めることにつながり、お互いを理解する力が身につく楽しい授業でした。
・人によって見ている部分が思った以上に違うと思った。また、同じ部分を見ていても捉え方や見方が違うと思った。
6月18日(水)に第27回調理師仮認定式が行われ、食物調理科3年生39名にコック帽が授与されました。
この式は、食物調理科で調理師としての一定の知識と技術を習得した証として、コック帽を着用する式典で、誇りと自信を持たせ、キャリア意識を持って7月から始まる校外実習に臨むという目的で毎年行っています。
式のなかで施設長である山本校長や日本料理講師の中西先生より、エールをいただき、生徒一人ひとりが校外実習に向けて気持ちを奮い立たせました。
その後、 生徒たちに河本食物調理科長から真っ白なコック帽を手渡され、保護者の方や後輩たちが見守る中、鏡の前で身に着けました。
生徒代表誓いの言葉として、代表の中村にこさんが、「私たちがこの場に立っているのは、学校や講師の先生方、家族のおかげです。調理師のスタートラインに立ち、10日間の校外実習では気を引き締め、成長した姿がみせられるように精一杯頑張ります。」と述べました。
7月9日から津山市内9カ所15部署の企業の方に受け入れていただき、各自10日間の実習を行います。現場で体験したことをもとに、さらにパワーアップしてそれぞれの夢が叶うことを期待しています。
6月17日(火)、中国大会に出場する陸上競技部の壮行会を行い、始めに山本校長へ県総体の報告を行いました。
6月19日(木)~22日(日)に ホットスタッフフィールド広島ー広島広域公園陸上競技場ー(広島市安佐南区)において第78回中国高等学校陸上競技対校選手権大会が開催され、 本校から岡山県代表として、 男子400mHに宮本 亮さん(普通科3年)が出場します。
山本校長から「中国大会では、レースを楽しみながらベストパフォーマンスを発揮してほしいと思います。東高を代表するアスリートとして、インターハイ出場を目指して頑張ってきてもらいたいと思います。」と、 激励の言葉がありました。
宮本さんから、「県総体の決勝レースではミスがありながらも6位に入賞し中国大会への出場権を獲得することができました。県総体での失敗を踏まえ、あと数日ですが最終調整の練習をしっかりやって、55秒台の自己ベストで決勝進出できるよう、頑張ってきたいと思います。」と、力強く抱負を述べました。
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