12月9日(金)、1年生を対象とする性教育講演会(オンライン)を開催しました。
この講演会は、岡山県健康福祉部健康福祉課主催“未来のパパとママを育てる出前講座”によるもので、岡山県立大学保健福祉学部看護学科 川下奈穂子先生にお話をいただきました。
「ライフプランを考えること」、「AYA世代のがんとその予防法を知ること」「性暴力・性被害から身を守ること」「性の多様性・自分らしさについて考えること」という多岐にわたる内容についてお話いただきました。
生徒たちがこれからの生き方について真剣に考える良い機会となりました。
12月9日(金)、2年生がクリーン作戦を行いました。
日々学校施設を使用させていただいていることへの感謝の気持ちを込めて学校敷地内や学校周辺の清掃を行いました。
事前に美化委員を中心に清掃用具を準備し、ゴミを拾ったり、落ち葉を集めたりしてクラス毎に決められた分担区域をきれいに整備しました。
この時期にしては比較的暖かく、どのクラスも和やかな雰囲気で清掃に取り組みました。どの区域でもたくさんのゴミが回収されました。
各クラスで回収されたゴミはゴミステーションで美化委員を中心に分別し整理しました。落ち葉を中心に大量のゴミが集まり、2年生全員で取り組んだ成果が出ました。
寒い時期のクリーン作戦でしたが、一生懸命清掃に取り組む姿にすがすがしい気持ちになりました。
本校は昨年度に引き続き、岡山県教育委員会「おかやま高校生地域未来創造事業」の指定校となっています。本事業は、中山間地域における課題を高校生が自らの課題として捉え、地域と連携しながら主体的にその解決に取り組む活動を通して、地域貢献の意欲向上を図り、次代の中山間地域等において活躍する人材を育成することを目的としています。
11月29日(火)、事業の一環として、地域との連携の在り方等を研究するための連携組織である「岡山県立津山東高等学校地域未来創造会議」の第2回会議を開催しました。
会議の委員である岡山大学や美作大学の先生方、津山市役所と鏡野町役場の皆様、生徒の活動を支えてくださっている企業やNPOの皆様が出席される中、普通科2年生の代表メンバーが行学の活動報告のため会議に参加しました。
生徒たちは、これまでの取組みを通して自分たちの考え方や行動がどのように変化したかを踏まえ、堂々と成果報告をすることができました。
委員の皆様からは、地域プロジェクト発表会での様子も含めて講評いただきました。生徒のプレゼン力や、発表だけでなく質問力とその質問に対する対応力について高く評価していただくとともに、自分たちの実践が、各分野の課題の解決に本当につながっているのかを振り返ること、データや科学的根拠を示してプレゼンすること、といった課題もいただきました。
次回の会議は2月下旬に開催する予定です。
11月29日(火)、普通科2年生の行学地域プロジェクト全体発表会を開催しました。各分野での発表を経て、代表7グループがステージでスライド発表しました。
地域の課題解決に向けた提案とその実践に向けた計画を発表し、感想や意見をいただきました。
今回、フィールドワーク先の方や地域の方も多く聴きに来てくださり、生徒の提案に対して、称賛とアドバイスをいただき、さらに実現に向けたヒントとなりました。
参加された方からは、「たくさんの実践を行っていてすごい。」「生徒同士で質問がかわされていてすごい。」といった称賛のお言葉をいただきました。
ステージ発表は次の7グループでした。
🔹環境・防災分野:水路掃除&ピザ作り in上山集落 (釜口、大重、宗本)
🔹空き〇〇分野:どんぐりでリース作り~空き×秋 自然を感じて~(朝日里、内田、松尾、石原)
🔹 子ども・教育分野: 佐良山地域のパイプ役に!(河元、山本、稲垣、谷名)
🔹 空き〇〇分野:親子で作ろう!!~キャンドルホルダーと押し花アート~(山﨑、青木瑠、明石)
🔹 観光・産業分野: 城西地区パンフレット(中江、松本、久保田)
🔹 医療・福祉分野:遊んで認知症予防(宮本、安部、河本)
🔹 子ども・教育分野:みんちゃい・きんちゃい・遊びんちゃい~in香北~(酒井、福田美、片岡)
発表中、聴衆の生徒たちは気になったことなどをメモに取りながら、多くの生徒が発表者へ質問していました。また、1年生からも続々と質問の手が挙がり会場全体の熱量を感じました。
最後に、美作大学武田英樹教授と岡山県教育庁高校教育課 籾井正伸指導主事 に指導講評していただきました。
自分ごととして地域の課題を考えていくこと、また先輩たちの活動を引き継ぎながら、自分たちの独自性+αを考えていくことも大切であるとアドバイスをいただきました。今後の活動にぜひ活かしていきたいと思います。今後は、グループで学んだことを生かして、個人での探究に入っていきます。
11月25日(金)、岡山県JICAデスク国際協力推進員北脇藍紗先生にお越しいただき、国際理解講演会を1年生対象に行いました。
JICAボランティア活動など、これまでの様々な経験から世界の現状やSDGsの取り組み方などについて講演してくださいました。
講演のはじめには、SDGsの17のアイコンと目標、具体策が載っている三種類のカードをグループごとに絵合わせしました。各グループ悩みながらも楽しみながらSDGsの取り組みについて学ぶことができました。
SDGsの取り組みは難しく考えるのではなく、持続可能な社会を作っていくために、高校生のうちからでもできる「買い物では手前取り」「マイバックを持ち歩く」など身近なことから挑戦してほしいと北脇先生は話されました。
最後に生徒代表が、「世界の現状を知ることができてよかった。今後の生活に生かしていきたい。」とお礼の言葉を述べました。
11月22日(火)、普通科2年生の行学地域プロジェクトのプレ発表会を行いました。
1学期からフィールドワークを2回、仮提案を経て、今まで経験し感じて考えたことをまとめ6教室に分かれて発表しました。
地域の方と一緒に活動を行ったり、企画を考え実践していたりするグループが多く、写真を入れてわかりやすくしたり、アンケート結果が反映されていたりと、仮提案時に比べるとスライド内容がさらに充実していました。
発表時も少しずつスライドを示し、前を向いて聴衆の生徒たちに語りかける様子も見られました。
生徒たちは各自クロームブックで投票を行い、その結果を踏まえて代表グループが選出されます。
代表グループは、講評時の地域コーディネーターの方や教員のアドバイスも基に修正、最終調整し、全体発表会に挑みます。
11月20日(日)、普通科2年生の行学地域プロジェクトの一環で、空き〇〇分野の生徒7名が、上山地区(美作市)で行われた「おうちえん祭り2022」に参加し、子どもたちや保護者、地域の方々と交流しました。
このイベントは、フィールドワークでお世話になったお山のおうちえん(幼稚部・小学部)の行事です。生徒たちは、上山地区の空き地(耕作放棄地)・空き家(古民家)を再生させた場所で、美しい里山と棚田の中で日々自然と触れ合いながら学ぶ子供たちに感銘を受け、高校生でもできることを探してイベントを盛り上げたいと考え、準備をしてきました。
男子3名は、本校で伐採した木を使った支柱、落ち葉、ロープ、杭などを持参し、枝や葉を現地調達して秘密基地(ブッシュクラフト)作りを行いました。
最初は支柱を固定するのに苦労し、その後は棚田の最下段の木の陰に立てたため目立たず、集客でも苦労しました。そんなとき、お山のおうちえんの先生が手作りの看板を持って来て下さり、その甲斐あって、興味を示してくれる子どもたちと出会うことができて、交流を深めることができました。
女子4名は、どんぐりを使ったクリスマスリース作りを行いました。紙皿に毛糸を巻き付けて固定した土台を予め用意しておき、大人は100円、子どもはどんぐり5個と引き換えで、リース作り体験ができるようにしました。
当日は、子どもたち、地元の中学生、お祭りに参加している大学生など、たくさんの人々が参加してくれ、リボン、フェルトボール、どんぐり、まつぼっくりなどを組み合わせた素敵なリースが次々と誕生し、たくさんの笑顔がはじけました。
秋晴れの空の下、お山のおうちえんの先生方や地域の方々に見守られながら、多くの子どもたちと出会い、触れ合うことができる素晴らしい1日となりました。
当日の様子については、お山のおうちえん(美作市上山)のFacebookでも紹介されていますので、ぜひ、ご覧ください。
11月19日(土)、普通科2年生の行学地域プロジェクトの一環で 医療・福祉分野の生徒が知和地区(津山市加茂町)を訪れ、地元の方々に集まっていただき、 知和公民館で高校生が企画したイベントを実施しました。
前半は、「スマイル・ちわ」10周年イベントとして、スマイル・ちわの方にご協力いただき、知和地区の子どもたちと一緒に、竹細工をして遊ぶ交流会を企画しました。
スマイル・ちわの方に教えてもらいながら、竹鉄砲づくりと焼き芋の準備を手伝い活動に入ると、子どもたちとはすぐに打ち解けて一緒に遊ぶことができました。
竹鉄砲を一緒に作って飛ばしたり、竹ぽっくりで競争したり、子ども同士だけでなく、子どもと地域の大人の方との交流の場にもなりました。
後半は、知和地区の高齢者の方に集まっていただいて、 認知症予防として、指先を使うことを目的とした 折り紙、ぬり絵、ゲームを企画しました。
初めに、生徒たちは企画の説明をし、高齢者の方の中に入って、一緒にお話をしながら、折り紙やゲームをしました。始めは説明した通りにゲームが進まず、困っていたところ、参加された方同士で声を掛け合っていただき助かりました。
生徒たちは、高齢者の方から昔の知和地区の様子を聞いたりしながら、最後はリラックスした様子で活動できました。
途中からは、子どもたちも参加して、子どもと高齢者の方との交流もできました。
最後に、朝準備しておいた焼き芋をみんなで一緒に食べて閉会しました。
スマイル・ちわを始め、知和地域のみなさんに大変お世話になりました。
今回のイベントだけで終わらず、後輩の皆さんに引き継いでもらい、継続した活動となることを願います。
なお、本校の活動は、スマイル・ちわのFacebookにも紹介してありますので、ぜひご覧ください。
11月18日(金)、普通科2年生の代表者による英語スピーチコンテストを開催しました。クラス内投票により代表に選ばれた計6名が壇上に立ち、英語で様々なテーマについて発表しました。
生徒たちは「自分が熱中していること」・「持続可能な社会のために私たちで出来ること」・「みんなに紹介したい海外の文化」の3つのテーマから1つ選んでエッセイを書き、クラス内でスピーチ練習を重ねてきました。
生徒投票によりクラス代表に選ばれた6名は、みんなに伝わりやすい発表となるよう、何度も音読練習や原稿の修正を重ねました。そして当日には聞き手の方に目を向けながら、堂々と発表しました。
1・2年生による投票の結果、「自分が熱中している遊び」について、自身のエピソードも交えながら意欲的に紹介していた萩原拓海さんが、優勝を飾りました。そして、スペインのトマティーナと呼ばれる祭りの成り立ちや内容を、分かりやすい説明と明瞭な発音で、楽しく紹介していた馬場千裕さんが準優勝となりました。
その他にも、本校の制服改定の話も交えながら、多様性の大切さについて発表したり、カナダ在住の友達から教えてもらったカナダ文化について紹介したりなど、それぞれが個性あふれる発表をしていました。
今回のコンテストで得た経験を、今後の英語学習や表現活動にも活かしてほしいと思います。
11月13日(日)に、行学地域PJ「空き◯◯」分野として活動している本校2年生2名が、美咲町の「第2回やってみんかいin中央」に参加し、小学生を対象としたキャンドルホルダーと押し花アートを作成するワークショップを開催しました。
生徒は、地域課題の中でも空き家問題に着目し、空き家問題を解決するために自分たちに何ができるのか考えてきました。そして、まずは空き家が増えている現状や、解決に向けて活動している団体を多くの人に知ってほしいという思いから、空き家をコミュニティスペースとして改装したミサキアエル(美咲町原田)で、小学生向けのイベントをすることにしました。
当日は多くの小学生と保護者の方にご参加いただき、生徒は空き家問題についての現状や問題点をクイズ形式で紹介しました。ミサキアエルが空き家だったことを知らなかった人も多く、興味深そうに発表を聞いていました。
その後、参加者は生徒が少しずつ集めてきた空き瓶や押し花を用いて、作品作りに没頭していました。
作品が完成した後は、当日に撮影した写真をスライドにまとめ、活動の振り返りをしました。
終了後は「とても楽しかった。」「空き家が改装されるとこんな楽しい活動ができるようになるんだ。」などの感想をいただきました。
今回の活動は、空き家問題を知ってもらう一つのきっかけになったのではないかと思います。
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