7月31日(月)より、3年生を対象とした「夏季学習セミナー」が始まりました。
自分で学習計画を立てて、自学自習に取り組む習慣を身に付けることを目標としています。8:30から16:45までの間、休憩は3回のみ。生徒たちは黙々と勉学に励みました。
5日間に渡るセミナーを終え、閉会式では学年主任、進路支援部長より5日間の労いの言葉と夏休み中の家庭での学習に際し、これからが本当の始まりだという激励をいただきました。
参加者からは「初めは慣れず、なかなか集中することができなかったが、だんだん時間配分が上手になり、上手く切り替えながら取り組むことができるようになった。」という声を聞くことができました。
7月21日(金)、普通科1年生の学部学科別ガイダンスを開催しました。 模擬授業を受けることにより、学部・学科の学びの内容の違いについて知り、進路選択の視野を広げるために行われました。
生徒たちは、経済・経営、文学、法学、語学・国際、教育、保育、福祉、医療・リハビリ、工学、理学、建築、農学、動物、栄養、調理、美容、ファッション、スポーツの18分野のうち興味のある分野のガイダンスを2つ体験しました。
一部、オンライン形式の講義もありましたが、講師の先生のお話を、メモをとりながら真剣に聞いていました。
動物分野では、爪切りに挑戦し、美容分野では、ワインディング(パーマを巻く作業)を体験させていただきました。
また、保育・幼児教育学分野では、赤ちゃんのあやし方や、ミルクのあげ方を体験し、食物・栄養学分野では、野菜を摂る意味や摂取方法について学びました。
専門的な話を聞いた生徒たちは、新たな興味関心を抱くとともに、もっともっと進路に対する視野を広げる必要性を感じました。
10月には岡山大学に訪問し、実際の大学の雰囲気や講義を体験しに行きます。
7月19日(水)に1学期の終業式が第一体育館にて行われました。
式に先立ち、収納式と壮行式が行われ、各部活動の功績をたたえ、中国大会に向けての決意表明なども行われました。
安東校長からの式辞では、食物調理科や看護科で行われている校外での実習や、普通科の行学での探究的な学び、部活動など様々な場面で一生懸命に取り組み、輝いている姿が多くみられました。これからも、「素直な気持ち」を大切にして欲しいです。また、2学期からは東雲祭が本格的に始まりますが、「恕」の心を大切にし、「つながる力」を向上させましょう。さらに、進路決定に向けて充実した時間にし、命・健康を大切にして過ごし、2学期の始業式に元気な姿を見せてください、と語りかけました。
生徒たちも、校長先生の話を真剣に聞いており、2学期からの活躍が楽しみです。
7月18日(火)、今年度の第1回地域未来創造会議を開催しました。この会議は、高校生が中山間地域の方々と協働して課題解決に取り組む事を目的とした事業の一環として開催されたものです。
本校は昨年、一昨年度に続いて、この事業の実施校に指定されています。
第1回のこの日は、 大学、地元企業、自治体、地域団体、地域コーディネーターの方々にお越しいただき、 本校からは生徒代表として普通科2年生4名が出席しました。
生徒たちは、行学の時間にグループで考えている企画を発表し、地域の方からご意見をいただきました。
また、各グループであらかじめ用意していた質問をし、地域の実態についての情報収集を行うことができました。
今後はこの経験を学年に持ち帰り、さらに地域の実状に即した話し合いを進めていきます。
この会議は2学期と3学期にも開催される予定です。
7月14日(金)、普通科2年生の学部学科別ガイダンスを行いました。
さまざまな学部や学科の授業を受けることで、それぞれの違いを理解し、今後の進路選択に活かすことを目的としています。
今回は23の講座の中から、自分の進路に関係する、興味のある分野のガイダンスを2つ選択し、各大学・専門学校の講師の方のお話を聞いたり、活動したりしました。
生徒は自分の進路選択の検討材料として、真剣に講師の先生の話を聞いていました。実際に絵を描いたり、糸を編み込んだり、と体験活動を含む講座もありました。
ガイダンスを通じて、高度な学びに対するワクワク感を味わい、夢に向かって一歩を踏み出すきっかけになりました。
7月11日(火)、普通科1年生が行学 探究基礎の一環で、校内プロジェクトのグループ発表を行いました。
校内PJでは、生徒会組織の委員会を単位に6つの委員会に分かれ探究基礎での学びを実践してみました。
生徒たちは、各クラスの委員会のメンバーを中心に、その委員会の活動情報を集めたり、根拠を探したりと初めての探究活動に悪戦苦闘しました。
企画書の作成もギリギリとなり、発表練習もままならないうちの初発表を迎え、原稿を読むことで精一杯でした。
交通委員のグループでは交通安全をテーマに、自転車の点検を促すポスターの制作やクラスマッチをしながら交通ルールを学び、講習会でさらに深めていく活動などの提案がありました。
また、美化委員のグループでは校内美化をテーマに、トイレの鏡が汚れているのは水の飛び散りが原因で 、ハンカチを持ってきていないために発生していることや、髪の毛が落ちているのでクシの使用禁止などの提案がありました。
生徒たちにとって身近なテーマであり、細かいところにも着目して提案内容を考えていました。
今回は、昨年度の委員会の委員長、副委員長と担当の先生方を迎え、最後に講評をいただきました。
次回からは校内を飛び出して、「津山市」へと舞台が移っていきますが、今回の反省を活かしてさらにレベルアップしていきたいと思います。
7月11日(火)、 講師の榎田先生による第3回目の講座が開催されました。
今回は、フレームワークについての内容で、構図などによって対象物の印象をコントロールできることを教わりました。生徒たちは榎田先生による実演を見ながら、印象の変化についてとても興味深そうに学んでいました。
夏休みには実際に地元企業を訪問し、インタビューを行います。それに向けて引き続き準備を進めていきます。
6月23日(金)、第1回防災訓練を行いました。
最近、全国で地震が多発しており、5月は震度5弱以上の地震が6回を数えました。津山市内にも影響を及ぼすとされる南海トラフや那岐山断層帯などがあり、地震が発生した場合、最大震度は6と予想されています。日頃からの備えが重要であり予測できない災害に対応できるように、生徒に告知せず実施しました。
緊急地震速報から訓練スタートです。速報が流れたら、教員の指示で机の下に身を隠し、机の脚を持ち固定することで頭部等の安全確保をします。
地震が収まり、防災管理者に指示を受けた教員が被害状況を確認して報告します。被害状況を確認し、本部となった職員室で避難場所を決定します。
避難完了の目標時間を9分として、「お→押さない・は→走らない・し→しゃべらない・も→戻らない」を実践しながら、避難しました。
避難場所では、防災管理者の山﨑教頭より、災害時の退避行動や取り組み状況などの講評をいただき、その後、本校の自衛消防組織や任務についての説明を行いました。
消火班の生徒たちは消火器の設置場所や消火器の使用方法等の説明を担当教員から行われ、訓練を終了しました。
6月13日(火)~16日(金)の日程で、2年生が関東方面への修学旅行に行ってきました。
1日目の午後は①東京の大学生と交流、②日本の中枢機関を見学、③ANAなどの企業を見学、④国立競技場等での体験等、4コースに分かれて研修しました。
2日目は班別自主研修とナイトプログラム。
3日目は東京ディズニーリゾートで思う存分楽しみ、4日目は東京スカイツリーから広大な関東平野を見下ろしました。
一生の思い出に残る、充実した4日間を過ごしました。
6月16日(金)、1年生を対象に「自分たちの生活と海外の生活の比較」をテーマに、本校の地域コーディネーターでもある中村哲也先生(一般社団法人まなびと代表理事)から国際理解について講演をしていただきました。
日本と海外との違いを知り、SDGsと関連させながら国際理解を深め、また、どのように国際貢献ができるか考える機会とします。
講話の最初に「今日の講話から何を学び取るか?」を生徒たち自身が考え、自ら目標を設定しました。
中村先生から「気候変動とモンゴルのトイレ事情」について語られ、生徒たちはメモを取り、目標と照らしながら話を聞きました。
中村先生の発問から、各々が考え、近くの生徒とグループになり考えを共有しました。
テーマが誰にとっても身近な必要不可欠なものだったので、生徒たちも活発に話ができ、積極的に意見も発表できました。
最後に、生徒代表が「 トイレを比べるだけでも地域によって大きな差があり、持続可能ということを自分のこととして考える機会になりました。 」とお礼を述べました。
講演を通じて、世界を知り、日本との違いを学ぶことができ、国際理解に向けて一歩前進できました。
この先、生徒一人一人が中村先生が問いかけられたことに対して、どのように行動していくか期待します。
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