「普通科」カテゴリーアーカイブ

食育教室(食物調理科1年・看護科1年・普通科2年)

12月7日(木)から13日(水)までの4日間、高校生への食育教室を実施しました。

津山市こども保健部健康増進課の5名の講師の方が指導され、家庭基礎と家庭総合を受講している食物調理科1年、看護科1年、普通科2年が学びました。
今回は、「食育SATシステムによる食生活診断」と「健康つやま21の啓発」の内容で受講しました。

「食育SATシステムによる食生活診断」では、自分の日ごろの夕食メニューの模型をトレイにのせること(SATシステム)によって、栄養価の計算とその食事バランスのチェックができ、☆の数で診断してもらいました。


SATシステム診断では、☆を5つ獲得する献立を選ぶ生徒が少なく、講師の先生から食生活の改善を細かく説明してもらいました。

「健康つやま21の啓発」では、傾聴の仕方やたばこの害について講義を受け、実習をしました。

傾聴実習では、人の話を聞くときには、相手の立場に立つことがコツだということを学びました。

激励金贈呈式[ミツバチ一枚画](普通科3年)

10月28日に 朝日新聞東京本社(東京都中央区) で第11回ミツバチの一枚画コンクール(主催:山田養蜂場、共催:朝日学生新聞社)の表彰式が開催され、本校から 山﨑詩織 さん(普通科3年)が出席しました。

このコンクールは、自然環境の大切さや人との関りを感じられるミツバチを描いた絵画が募集テーマで、今回、12の国と地域から21,086点の作品応募があり、山﨑さんは国内作品 中高生の部(高校生)で入選(3位相当)となりました。


11月29日(水)、山﨑さんから受賞報告の後、 大山同窓会長から同窓会激励金が、 PTA副会長である 安東校長からPTA激励金がそれぞれ贈呈されました。

大山同窓会長から、「自分も絵が好きで、写生大会等で表彰されたことを思い出した。引き続き、頑張ってください。」と、安東校長から「文化の活躍も学校の雰囲気を高めてくれ喜ばしいことだ。」とお祝いの言葉をかけられました。

山﨑さんは、「来年もこの絵画コンクールの一般の部門にチャレンジしてみたい。今後も見ていてくださったらうれしいです。」とお礼の言葉を述べました。

描いた絵画が出品される中、山﨑さんの作品は空以外は全て植物の押し花の貼り絵で構成されています。このアイディアは、中学生の時から「いつかやりたい」と思っていたもので、本校2年次の行学の地域イベントで押し花アートのワークショップを行い、さらに押し花を深めた集大成となります。

押し花にすると白い花は透明になる特徴を上手く生かし、ミツバチの羽には白いツツジの花を用い、本物の羽のごとく透け感を出しています。
ミツバチの目には、山崎さんが好きなカスミソウを用いています。
また、ミツバチの身体はヤマブキの花を用い、糊付けると透け、ハチの産毛の透ける感じが表現できたと、押し花の特性を生かした作品となっています。

作品の構成を山﨑さんから聞き、大山同窓会長と安東校長は大いに感心されていました。


表彰式の様子



東京での表彰式では、山田養蜂場の本社のある同じ岡山県北の地から選出されたことを大変喜んでいただけました。

行学 地域PJ[プレ発表会](普通科2年)

11月28日(火)、普通科2年生「行学 地域プロジェクト」のプレ発表会を行いました。
9月の中間発表(ポスターセッション)や10月のフィールドワークでの気づきやそこから新たに考えたことをまとめ、4教室で発表しました。
発表では自分たちの成果をなかなかうまく伝えることができないグループもありました。しかし、地域のニーズはどのようなものなのか、自分たちに何ができるのか、その結果どのような未来が期待できるのか等、鋭い質問が飛び交う様子が見られました。

発表については相手に伝えるという意識を今まで以上に強く持ち、スライドや発表の構成を組み立てられるよう継続的に取り組んでいきます。

本日の発表を聞き、生徒たちは投票を行いました。その結果を踏まえて、12月19日(火)に行われる「行学全体発表会」の代表グループが選出されます。
代表グループに選ばれた生徒は最終調整を行い、大勢の観客の前で自分たちの活動や思いを発表します。

行学 地域企業PV制作講座2023Ⅵ(普通科2年)


11月21日(火)、講座としては最終となる今回は、生徒が制作している動画の監修を榎田先生が行い、それぞれのグループが完成に向けて修正をしていきました。

生徒たちは、全体に加えて個々のグループへのアドバイスもいただき、動画の良い点、改善できる点に向き合いながら活動しました。
今回の講座の修了時には合格(「序」の動画として最低限必要なこと)をいただくグループもありました。

12月には、ご協力いただいている企業様向けの発表会を予定しています。発表会時に、より魅力の伝わる動画をお届けできるよう引き続き制作に取り組んでいきます。

この講座を通して学んだこと、身に付けた力、新たに発見したことが、この先の人生につながっていくよう学びを深めていきたいと思います。

人権教育講演会(1~3年)


11月17日(金)、オフィス ドゥ・プラスの小林正和先生をお招きして、「インターネットにおける人権」というテーマで講演していただきました。

小林先生は、昨年度まで福山大学で教授をされており、その知見を生かしてネットモラル向上に関する内容をお話していただきました。


インターネットにおける誹謗中傷など時事的な話題を交え、SNS等とどのように付き合えばよいか、具体例を挙げつつ、話をしてくださったので、生徒たちは真剣に小林先生の話を聞きました。



この講演会を機に、インターネットにおける振る舞い方や、スマートフォンの扱い方などを考える機会にしてほしいと思います。

行学 SIM津山PJ校外研修(普通科1年)

11月14日(火)、普通科1年生が行学 SIM津山プロジェクトの一環で8分野に分かれ、フィールドワークを行いました。

9月に市役所の方から津山市の現状についてお話を聴いたことを元に、分野ごとに取り組みや活動を分析してきました。今回は、さらに現地で自分の肌で感じ、自分の目で見て実感することを目的に計画しました。

城西地区の取組みについてお話を聞いたり、本源寺にお邪魔して座禅体験や住職さんとお話をさせていただいたり、中学校に行って授業見学をさせていただくなど、津山市内で行われている活動を体感することができました。

まだまだ知らなかった内容も多く、生徒たちは目を輝かせていました。

1 農林分野
2 産業経済分野
3 福祉分野
4 子育て・健康分野
5 地域振興分野
6 教育分野
7 観光文化分野
8 環境分野

次回から、 今までの学びを活かして津山市の課題解決のため新事業を考えていきます。

今回のフィールドワークを経てアイディアがわいてきた生徒もおり、今後、どのような案が出てくるか期待しています。

行学 地域PJ[さら山時代祭](普通科2年)

11月12日(日)、皿川公園周辺(津山市平福)において第26回さら山時代祭が開催され、本校から2年生9名(行学担当生徒と有志)が花形である「時代行列」に参加しました。
この「時代行列」は後醍醐天皇の隠岐への配流を再現したものであり、後醍醐天皇が隠岐の島に流されるときに、佐良山地区を通り、「都でもしばしば、歌に歌われる美しく豊かなさら山の地」として、歌を詠んだことから始まっています。


生徒たちは豪華な衣装を身にまとい、天皇・籠がき・武者等になりきって、佐良山地区を1kmほど練り歩きました。

歴史を感じる雅な衣装に生徒たちは大喜びでした。

行列の中で生徒は各役職になりきって、見物客にユーモア溢れるパフォーマンスを魅せました。特に、天皇役の生徒が後醍醐天皇の歌を抑揚たっぷりに詠みあげた場面、各生徒が見物のお客さんにお餅を手渡す場面、また、ステージから餅まきの場面でも、みなさんの笑いを誘い、大変盛り上がりました。

「時代行列」への本校生徒の参加は、佐良山地区の方々のご厚意により決まったものです。この行列に参加させていただくことで、生徒たちが佐良山地区の伝統文化に触れることができました。また、地域住民の方々と接するとともに、まちおこしの一端を担うことができ、生徒にとって素晴らしい経験となりました。

この時代祭への参加をもって、行学地域プロジェクト佐良山班の校外学習は締めくくられました。
12月には1年間の学びの集大成をプレゼンテーションにより発表する予定です。

英語スピーチコンテスト(普通科2年)

11月10日(金)、校内英語スピーチコンテストを開催しました。
普通科2年生全員がスピーチとスライドを作成し、約2週間の準備、予選で選ばれた6名が体育館で行われた本選に臨みました。

当日は5名の発表(欠席で1名欠場)を、普通科1年生、2年生全員(病院実習中の看護科を除く)が審査員として発表を聴きました。

短い準備期間ではありましたが、代表生徒は緊張しながらも堂々と聴衆に語りかけるスピーチを、工夫を凝らしたスライドを用いながら行いました。

どの発表も聴衆にとって発見のあるスピーチで、全ての参加者にとって学びの時間となりました。


発表者以外の生徒は、審査員として評価シートに書き込みながら聴き、教室に戻ってからフォームに評価と一人一人へのコメントを入力しました。


後日、リモートで行った表彰式では、代表選出された6名全員の頑張りと素晴らしいスピーチを称えて表彰状を手渡しました。
当日投票してもらった結果を元に、僅差ではありましたが上位3名を発表し、表彰盾を授与しました。

英語スピーチを通して、自分の考えを伝えたり、他人の考えを受け入れたり、また言語が違うからこそ得られる感動や文化への想いを、これからももっと高め、味わってくれるきっかけになってくれることを願います。

行学 地域企業PV制作講座2023Ⅴ(普通科2年)


11月7日(火)、本日の講座では生徒が制作中の動画の第1稿に対してのフィードバックを榎田先生からいただきました。

それぞれの動画をもっと視聴者に伝わるものにするために必要なことを、具体的なアドバイスと共に教えていただきました。


生徒たちはフィードバックを元に第2稿の制作に取り掛かっていきます。

地元企業の皆さまの魅力が伝わる動画となるように何度も監修をしていただきながら、作業を進めていきます。

行学 地域PJ[Health & Happy ちわっはっは~](普通科2年)

11月5日(日)、 普通科2年生の行学「地域プロジェクト」のグループの一部では、実際に地域に出向き、自分たちの考えたプロジェクトを実施してきました。

今回、スマイル・ちわ(津山市加茂町知和)にご協力をいただき、健康福祉分野の3グループ8名が、地域の方との交流企画「Health & Happy ちわっはっは~」を行いました。


当日は、参加者全員と一緒に、豚汁、おにぎりとフルーツポンチを作り、共に食事をとった後、ストレッチやゲームをすることによって地域の様々な方々と触れ合うことができました。

特に、地元の野菜をふんだんに使った豚汁は、とても美味しく、何人もおかわりをしていました。
全員が自分で握った種類の異なる4個のおにぎりをきれいに平らげ、楽しい昼食をとることができました。
たくさんのフルーツに手作りの白玉団子が入ったフルーツポンチも爽やかで好評でした。


食事の後は、高校生のリードで高血圧予防の健康ストレッチで腹ごなし。
続いて2グループに分かれての認知症予防カルタを楽しみました。

カルタは自分たちで頭をひねって手作りしたのものです。
札の裏に書かれた質問に対する珍回答が続出し、笑いが絶えない楽しい時間となりました。

最後には、おなじみのハンカチ落としを全員で行い、お開きとなりました。


今回の活動では、スマイル・ちわの方々に準備から運営まで本当に お世話になり感謝しています。

実際に活動してみると企画の不十分なところが発見でき、とても貴重な体験となりました。