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行学 まとめ発表会(看護科2年)

1月23日(火)・2月13日(火)、看護科2年生の行学のまとめ発表会を行いました。
生徒たちはこの1年間、地域の問題に目を向け、実現可能な問題解決を図るために取り組んできました。
今回は、4つのグループが発表しました。

その後、特定非営利法人いーなプロジェクト事務局の谷本幸子先生より、ご講評、アドバイスをいただきました。

谷本先生から、企画したことに対して、どのようにしたらよりたくさんの方に興味を持って参加してもらうことができるのか等、具体的にアドバイスをいただきました。

今後の地域の課題解決に向けてより具体的に考え、実践していく一助となりました。

高齢者宅訪問(家庭クラブ)

2月2日(金)~12日(月)、家庭クラブの行事である高齢者宅訪問を行いました。

家庭クラブ員である食物調理科1年、看護科1年、2年全クラス、食物調理科3年の生徒が、日頃お世話になっている高齢者の方へ食物調理科手作りのお菓子とメッセージカードをプレゼントしました。
また、津山警察署の生活安全課とも連携し、悪質商法について注意喚起のリーフレットも一緒に渡して説明をしました。

校内においても、日頃お世話になっている先生方にも手渡し、感謝の気持ちを伝えることができました。

生徒たちは「普段は照れくさくて伝えられていない感謝の気持ちを伝えることができて良かった。」などの感想がありました。
今回の活動を通して、地域の高齢者などとより交流を深めることができたのではないかと思います。

津山産小麦でどら焼き作り[城西公民館](調理研究同好会)

2月3日(土)に調理研究同好会の1・2年生7名が城西公民館で行われているまちばの寺子屋に参加し、子どもたちに津山産小麦で作るどら焼きを教えました。

はじめに、地域おこし協力隊の方から津山産小麦についての説明があり、子どもたちと一緒に聞いた後、2つのグループに分かれて作っていきました。

子どもたちはハンドミキサーの扱いが上手で、高校生も「普段からお菓子作りしてるんだね。」や「手つきが慣れてるね。」など会話をしながら楽しんで作ることができました。

生地を上手に丸くおいしそうな色に焼き、「わーきれい、おいしそう」という声があがっていました。

どら焼きのあんは「白あん」と、ちょっと変わった「干し柿バターあん」、「黒豆クリームチーズあん」の3種を準備し、好きなものを間にはさんでもらいました。人気だったのは「干し柿バターあん」だったみたいです。

初めて子どもたちと交流した1・2年生でしたが、とても楽しかったので、次に機会があれば何をしようか少し考えているようでした。
*今回のレシピは、広報津山 令和6年1月号「津山東高校 地産地消レシピ」に掲載されています。

臨地実習まとめ発表会(専攻科1年)

1月30日(火)~2月2日(金)、専攻科1年生が臨地実習のまとめとして、症例についての研究発表会を行いました。

臨地実習でお世話になった各実習病院の指導者の方にも出席いただき、生徒の研究発表に対して講評をいただきました。

生徒たちは緊張した表情で発表していましたが、会場からの質問に対しても落ち着いた態度で答え、他の生徒、教員及び指導者からの助言・講評も真剣な表情で聞いていました。
また、司会進行等それぞれの役割を果たし、会の運営もスムーズに行いました。


今回の研究発表会を終えて、生徒たちは各自の課題に気づくことができました。
発表会での気づきを次の臨地実習に生かし、さらに理想の看護師像を探究してくれることを期待してます。

<フォトギャラリー・LHR>学年レクリエーション(1年)

2月2日(金)のLHRの時間に「クラス対抗障害物リレー」を行いました。

40人1チームで、ムカデ競争やラグビーボールでのドリブル、ぐるぐるバット、借りてきた人と二人三脚という障害物をクリアして一つのたすきをつなぎます。

1年間で培ったクラスの絆が試され、3組が優勝しました。


借り物競争では「お兄ちゃんがいる人」や「海外旅行に行ったことがある人」、「好きな人」など30種類のお題が発表される度に大いに盛り上がり、生徒だけでなく教員も大爆笑な時間となりました。

今回は、1年4組の生徒が「僕たちで学年全体が笑顔になれる1時間を作りたい」と学年主任に直談判し、企画・運営を行いました。まさに、学年目標の「今、ここを懸命に生きよう~相手からしてもらうのを待つのではなく自分から行動する~」でした。

今後も、自分たちで楽しみ、自分たちが楽しむ精神を大切にし、自走してほしいと思います。

優勝した1年3組

交通安全街頭啓発(交通委員会)

2月1日(木)の放課後、津山市環境生活くらし安全係・津山警察署の主催で、車両運転手さんへのマナーアップ運動の一環として、津山警察署前交差点で本校の交通委員が交通安全を呼びかけました。

運転手の方々に交通安全のチラシや夜行反射材などと節分とバレンタインに合わせて、豆やチョコレートが一緒になった啓発用品を渡しました。

本校からは1・2年の交通委員15名が参加しました。放課後の交通量が多い時間帯に活動を行い、信号待ちの運転手の方々に声を掛け、早めのライトアップを促しました。最初、生徒たちは恥ずかしそうにしていましたが、1人目の運転手の方から「ありがとう」という言葉をいただくと自信を持ち、次々と啓発用品を手渡し、交通安全を呼びかけていきました。

運転手の方々に交通マナーを守ってもらいたいという気持ちとともに、自分たちの交通マナーを見直す機会にもなりました。


参加した交通委員たちは、交通安全の啓発だけでなく、自分たち自身も普段から交通安全を意識して、交通マナーを守るように行動していくことを改めて意識しました。
また、今後はこの経験を活かし、学校内でも交通安全の啓発活動を引き続き行い、学校全体で交通マナーの向上を目指していきたいと思います。

視覚障がい者への支援講座(看護科1年)

教室全体の風景その1
教室全体の風景その2

1月31日(水)、看護科1年生が高取茂樹先生と5代目盲導犬を講師にお迎えしました。
高取先生のお話を聞き、視覚障がいの方がどのような生活なのか、また、私たちはどのような対応やサポートをすれば良いか学びました。
高取先生は、講演中も見えているかのようにパソコンを使いこなし、お話をしてくださいました。その姿を見て生徒たちは「おぉ!」と反応し、全てに驚きの反応を隠せません。
講演中でも盲導犬は、高取先生の指示にすぐ動けるように待機し、静かに仕事をしていました。

高取先生
仕事中の盲導犬

高取先生から「私たち感覚障がいをもつ方の生活は情報機器の進化に伴って格段に良くなってきた。でもまだ不便なところもある。障がいを一つの特徴としてとらえ、みんなと同じ一人の人間として見て接してほしいし、どんな患者さんでも目を見て接してほしい。」と呼びかけられました。
 

教室全体の風景その3
見える距離を体験する生徒
支援の仕方その1

実際の支援方法として、介助者の体の使い方やスマートフォンを使用して誘導をすることなど体験をしました。
通常のアプリでも文字は読み上げますが、スタンプなどの記号は伝わらないことから、スタンプなど簡便なものに頼るのではなく、誰にでも伝わるように丁寧にメールを打つことが大切だと学びました。
高取先生から、時代とともに支援方法が変化していくが支援の最初は変わらないので、勇気元気優しさを持ち「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけてほしい、と教えていただきました。 

誘導・歩行介助体験その1
誘導・歩行介助体験その2
誘導・歩行介助体験その3

また、実際に視覚を遮り、ペアで歩行を行ってみました。
見えないことは怖いけれど、介助者の声を頼りに歩行しました。このことから、支援する人は障がいを有する人の命を預かり、障がいを有する人は支援する人に命を預けるといった、お互いの信頼関係も大切だと学びました。

生徒代表が、「感覚障がいがどのようなものか深く理解できた。ただ眺めるのではなく社会の生活に積極的に参加して、最初の支援として勇気元気優しさを心に留めて人との関わりを大切にしたい。自分たちから声をかけていきます。普段から丁寧なコミュニケーションを意識して、信頼関係を大切にできる素敵な看護師になれるように頑張ります。」と決意を述べました。

最後に高取先生が退室される際、盲導犬がどのように先生を誘導するのか障害物をどのように伝えるのかを実際に見せていただきました。

講演の学びとお礼を伝える生徒

食物調理科感謝会(食物調理科3年)


1月30日(火)、食物調理科3年生が卒業するにあたり、3年間の学習成果を料理で表現し、保護者にお礼を伝える感謝会を開催しました。

献立は、卒業制作展示発表会で最優秀賞・優秀賞に選ばれた作品の中から構成しました。

今回は、
前菜:焼き豚・ゆで鶏・白和え・紅白なますいくらのせ・抹茶豆腐だし醤油がけ
冬瓜蒸しスープ
えびチリ
焼売
鯛めし
生月餅、フランボワーズのムースケーキ
生徒全員で作りました。

受賞した生徒3名が料理の説明をしながら、コース仕立てで召し上がっていただきました。接客も生徒が行い、保護者のみなさんは順番に提供される料理に感動され、生徒たちの成長を感じられていました。

生徒たちは、もう少しで卒業を迎えます。この3年間は本当に忙しく大変でしたが、あっという間に時間が流れました。
感謝の気持ちと謙虚さを忘れず、それぞれの道に向かって進んで欲しいと思います。

医療リスクマネジメント講座(専攻科1年)


1月30日(火)、専攻科1年生を対象に、津山中央病院医療安全管理室専門課長 松本裕子先生より、臨床における「医療リスクマネジメント」の講演をしていただきました。

医療安全について、過去の事故事例から、本当にこんな事があったのかと思うものがありましたが、人は完璧に全てをこなすことは難しいのだと改めて感じました。

松本先生から、医療事故を防ぐためには自分だけでなく周りの力も必要で、お互いの人間的特性やどのようなところでミスをしやすいのかを知っていることもとても大切だと教えていただきました。

医療職はチームワークであり、チームで患者の安全を守って行く必要があります。まずは医療従事者間で互いの特性を知り、関わるべきだと感じました。また、患者さんや自分たちの安全を守るためにも日々のインシデントレポートなどを活用し、様々な視点から客観的に振り返りを行うことの意味を考えることもできました。

最後に生徒代表が、「『人はミスをするもの』であるが、個人の特性を認識し、その上で何を注意すべきなのかを考える必要があることや、組織全体で安全を考え行動することが大切であると改めて感じることができました。これからの学校生活で、まずは人と関わることやチームワークを大切にしていきたい。」と学びとお礼を述べました。

津山東高校「対話の会」(生徒会)

1月29日(月)、放課後の時間を使って「対話の会」を開催しました。

現在、生徒会では「ルールメイキング」に取り組もうと考えています。これは、校則を変える・作るという目的ではなく、学校生活について様々な目線で考え、その中で見えてきた困りごとに対して「納得解」を模索していくことを目標としています。そのためにはまず、立場を越えた「対話」が必要だと考え、開催に至りました。

まずは対話の雰囲気づくりとして「対話型鑑賞」を行いました。現代アート作品の鑑賞を通して「私の気付いたこと、感じたこと」を共有しました。同じものを見ていても、一人ひとりの感じること、視点の違いがあり、とても興味深い気づきがありました。

今回は対話のテーマを2つにしました。1つ目のテーマは「学校ってどんな場所?何のための場所?」、2つ目のテーマは「パーマを許可してほしいと意見する人の背景にある想いや状況は何だろう。」でした。

それぞれ「私」の考えを共有することで、これまで当たり前だと考えていたことにも、様々な視点が生まれた時間となりました。
今回は、生徒会執行部と有志の先生方で対話の会を実施しました。この会のルールは「否定をしないこと」「1つの答えにまとめないこと」としました。

次回の日程は未定ですが、多くの人に参加していただけるよう、機会を作っていこうと思います。
自分の想いも、他者の想いも互いに尊重し合える学校を目指して、今後も対話を続けていきたいと思います。