食物調理科3年生の校内実習が、6月30日(火)から10日間にわたって行われ、調理師免許取得のために入学以来身に付けた技能を存分に発揮しました。
実習には、東高の教職員が、予約注文したランチを食物実践室で食することにより協力しています。また、一般生徒向けには3種類の弁当を調理し、予約販売しています。
フランス料理をはじめとした西洋料理や、日本料理、中国料理、折衷料理など多彩なメニューは、どれも本格的。外部講師の先生方からの熱心なご指導などにより、生徒の資質・能力が高められていることが毎日証明されているという印象です。
調理はもちろん、接客やお品書き制作など、すべてが実習です。料理に合ったBGMを選ぶなど、細かいところにも生徒の工夫がうかがえます。
パティシエを目指すチームは、一般生徒と教職員を対象にして、放課後に喫茶を営業し、和菓子 や洋菓子を提供しています。生徒からは「ヤバい、めっちゃ美味しい!」の声が上が ります。同じ東高生に食レポしてもらえる調理実習、同じ東高生が作った料理やケー キを校内で食べられる幸せなひととき…まさに津山東高校ならではの体験です。
中学生のみなさん、みんな揃って津山東高校へ。お待ちしています。
6月25日(木)、食物調理科3年生が調理師仮認定式に臨みました。 この調理師仮認定式は、毎年、校外実習の前にコック帽を受け取り、改めて調理師となる決意を固めるために行われています。今年は感染症予防のため第2体育館で間隔をあけて行いました。
校長は式辞で「このような社会情勢の中で特に衛生管理に配慮し、頭をアクティブに働かせて自分でしっかり考えながら中身の濃い実習にしてほしい。」と激励しました。
食物調理科長よりコック帽を受け取り、一人ずつ鏡の前で身につけました。
生徒代表あいさつでは、日下京華さんが「一つでも多くのことを学べるよう積極的に行動していきたい。」と決意を述べました。
今年度の実習は、新型コロナウイルスの影響で校外ではなく、校内実習という形で行うことになりました。6月30日から7月10日のうちの10日間で弁当販売、ランチ、喫茶営業の実習を行います。
6月23日(火)、交通安全教室を行いました。例年であれば全校生徒が体育館に集まり、交通指導員の方や自動車学校職員の方などに交通講話をいただくのですが、今年は、新型コロナウイルス対策のため、各ホームルーム教室での実施となりました。
学校周辺の登下校の様子の写真を見ながら、生徒たちはどんな危険が潜んでいるか考えました。
生徒たちはあらゆる場面の写真を見て、どんな危険が潜んでいるか考え、グループ内で個々の意見を出し合いました。その後、まとまった意見をもとに標語を作成しました。一人一人が交通事故の怖さ、危険性について真剣に考える時間となりました。
グループごとに非常に良い標語が作成でき、発表もしっかりと行うことができました。 作成された標語は校内掲示をし、交通安全に対しての意識を全校で高めていきたいと思います。
「春休み高校生料理コンクール in KOBE」(神戸国際調理製菓専門学校主催、兵庫県・神戸市など後援)に応募した食物調理科3年小林大真くん(美作中出身)・森木巧真くん(勝山中出身)が、6月22日(月)、園田校長に決勝大会進出を報告しました。
「日本でいちばん料理の上手な高校生を決める!!」がコンセプトのこのコンクール、今年は「集まれ!う米もん神戸」をテーマに、全国の高校生2人1チームが、お米が主役のオリジナルレシピを自由な発想で考案しました。
チーム名「こめこめ倶楽部」の小林くん、森木くんが考案した「岡山桃色ばら寿司~地元愛をのせて~」のレシピは、全国88チームの応募の中から書類審査で決勝大会進出8チームの一つ選ばれました。3月に開催予定だった神戸での決勝大会は新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら中止となりましたが、自分たちが考案したレシピが高い評価を受けたことで、報告する二人の表情は自信に満ち溢れていました。
二人は「黒豆と銀沫(やまいも)というお互いの地元の特産品に岡山でとれる鰆、郷土料理ばら寿司をアレンジした料理です。地元の皆さんに美味しい料理を食べてもらえるような仕事に就くことが将来の夢です。」と力強く話しました。
園田校長の談「レシピの秀逸さに加え、自分の住む地域への愛着を料理で見事に表現したことが、11倍を突破できた要因だと思います。中学生の皆さんもぜひ津山東高校食物調理科に入学して、地元食材を使った美味しい料理を提供する調理師を目指してください。」
東京すし和食調理専門学校主催の「第三回高校生和食料理コンテスト」に出場した食物調理科2年津村和心美さん(鶴山中出身)と、「第一回高校生和食レシピコンテスト」に出場した食物調理科3年日下京華さん(鏡野中出身)2年小林晴華さん(北陵中出身)が、6月19日(金)、園田校長に予選突破を報告しました。
「東京オリンピックをイメージした和食弁当」がテーマの料理コンテストに応募した津村さんは「市松五輪弁当」を考案、手毬おにぎり五個を五輪に見立てたり、公式エンブレムの市松模様を野菜で表現するなど、アイデアにあふれた料理を作っていました。
一方日下さんと小林さんは「お手軽丼ぶり」がテーマのレシピコンテストに応募し、日下さんはネギやしょうがのシャキシャキした食感が魅力の「最後まで楽しめる鰯丼」、小林さんはサーモンといくらを使用した「海の親子丼茶漬け」。二人のレシピには「お茶漬けとしても楽しめる」という共通点があるのも面白かったです。
3月に開催予定だった東京での本選は新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら中止となりましたが、選考を通過して本選に進んだ生徒全員に「特別賞」が与えられました。
園田校長の談「和食はユネスコ無形文化遺産にも登録された大切な日本の文化遺産であり、3人の料理は、その和食の魅力をしっかり引き出せていたことが、予選を突破できた要因だと思います。中学生のみなさんも津山東高校食物調理科に入学して、料理の分野で日本の伝統文化の継承者を目指してください。」
6月19日(金)、生徒総会を放送で行いました。例年は、全校生徒が体育館に集合して行っていましたが、密集を避けるため各教室で行いました。 生徒会役員が事前に準備を行い、放送室で進行しました。
生徒会費の会計報告や各委員会からの提言等について、各教室では放送に合わせて議事をスライドで写したり、各クラスの代表者がスライドに合わせて説明しました。 生徒たちは各教室でスライドを見ながら説明を熱心に聞きました。
質疑応答では、各クラスから出た質問を無線機でやりとりし、放送で全校生徒に回答しました。
今回、初めての取り組みで準備から実施まで大変でしたが、生徒間で意見も飛び交い、生き生きとした生徒総会になりました。 引き続き、より活発な生徒会活動になるよう取り組んでいきます。
一般社団法人日本即席食品工業協会主催の「インスタントラーメンオリジナル料理コンテスト2020」に出場した食物調理科3年笠井萌々香さん(津山西中出身)が、6月19日(金)、園田校長に大会優勝を報告しました。
このコンテストは食のプロを目指す全国の学生を対象にしたもので、今年は「インスタントラーメンを手軽で簡単に料理して、美味しく栄養バランスの取れたアイデアメニュー」がテーマでした。辛麺味のインスタントラーメンを使用した「ピリ辛キンパ」で挑んだ笠井さんは、全国1,134通の応募の中から選ばれた12名が出場した東京の決勝大会で、見事優勝を勝ち取りました。
報告会で笠井さんは「これからもいい成績が残せるように頑張りたいです。」と力強く話しました。
家庭クラブでは、6月15日(月)~20日(土)の1週間を家庭クラブ週間とし、日ごろお世話になっている方々へ感謝し、手作りの小物を毎年プレゼントしています。
今年度は、手作りマスクを製作しました。校長先生をはじめ、いつもお世話になっている先生方や家族に感謝の気持ちを伝えることができました。
「マスクは手に入りにくい時もあるので助かりました。ありがとう。」など、温かい言葉をいただきました。
日ごろの感謝の気持ちを伝えるだけでなく、学校生活のことを話すきっかけにもなりました。
日本最大級の「学びの祭典」、全国高校生マイプロジェクトアワード2019全国大会に出場した普通科3年の片山希海さん(鏡野中出身)が、6月11日(木)、園田校長に大会出場について報告しました。
「未来の医療と食べることの素晴らしさ」をテーマにプロジェクトに取り組んだ片山さんは、1月に開催された地域SUMMIT(中四国大会)で74チーム中4チームにしか与えられない最優秀賞を見事受賞、さらに3月には新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった全国SUMMITに出場して全国優秀賞を受賞しました。
校長室では、高い評価を得たプレゼンテーションを「再演」。妊婦さんを孤食から守るための活動や、美味しく食べられる離乳食の開発など、行学(総合的な探究の時間)を通じて自分が取り組んできたことを熱意を込めて発表しました。
片山さんは「東高に来て行学に出会えたからこそ、全国に仲間ができ、夢の実現につながるような素晴らしい経験ができました。これからも探究学習を続けて第一志望の大学に合格したいです。」と力強く話しました。
6月11日(木)、生徒会役員選挙役員改選に伴い、生徒会執行部役員と、議長団の生徒会役員選挙立会演説会を行いました。今年はコロナウイルス感染リスク防止の観点から校内放送により実践しました。
立候補者一人一人が生徒会活動における思いを丁寧に述べることができました。顔が見えない演説であるがゆえに、話す言葉に重みをもたせようとする候補者の語りとなりました。少し戸惑いはありましたが、ゆっくりと気持ちを込めての演説です。
教室では候補者の話を聞いての投票が行われました。
選挙管理委員を通じて投票用紙が配付され、一人一人の演説に耳を傾けながらの投票をなりました。
そこに立候補者がいなくても演説が終われば自然と拍手がおこりました。
今後、生徒会役員全員が確定されることになります。19日には生徒総会が選挙同様、校内放送を用いて行われます。
今年度は変則的な役員決定のプロセスとなりましたが、新旧役員の交代と共にフレッシュな執行委員が東高生徒会を盛り上げてくれるとと思います。
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