9月10日(木) 、専攻科2年生が9月下旬から行われる臨地実習に先立って、医療法人和風会 中島病院看護部長 松岡真樹先生から病院における看護管理についてご講演をいただきました。
病院で実際に行われている「管理」について、どのような場面で管理の視点が必要になるのか教えていただきました。
最後に生徒代表は、「講演や演習を通して、看護管理は管理者やリーダーがするものだというイメージがありましたが、採血だけとってみても様々な管理が必要で、メンバー看護師や学生も、時間の管理、物品の管理、経済的な管理、人員の管理など管理的視点が重要であると学ぶことができました。
9月下旬から行われる統合実践実習では、今回の学びを活かし、統合実践実習の目標でもある、自己の看護観を深め、今後の課題を明確にできるようにしっかりと真剣に看護と向き合っていきたいと思います。引き続きご指導をお願いします。」とお礼を述べました。
8月8日(土)にジップアリーナ岡山で開催された県高校総体代替大会剣道女子団体の部で3位になった剣道部員8名が、園田校長に戦績報告を行いました。
校長からは「強豪校ひしめく中での3位は見事。これからも、全国優勝の実績もある名門津山東高校剣道部員としての誇りをもって、豊かな人生を歩んでください。本当におめでとう。」と祝福の言葉があり、生徒は「全国大会出場を目標に、これからも頑張ります。」と力強く宣言しました。
9月8日(火)、医療現場における接遇についてと題して、津山中央病院副院長兼統括看護部長 安藤佐記子先生をお迎えし専攻科1年生がお話を聞きました。
接遇について理解を深めるとともに、看護職者として望ましい人間関係を築くために必要なスキルを学びました。
スライドで示された絵を言葉だけで人に伝える演習をしました。形や大きさを言葉だけで表現するのは難しく、思わず手を動かして伝えようとしていました。
改めて、言葉だけで伝えることの難しさに気付き、正確に伝えるための方法について考えるきっかけになりました。
新型コロナウイルス感染症予防のために、マスク着用が推奨されている中では、相手に表情が伝わりにくいため、眼差しや声の調子など気をつける必要があると学びました。
生徒代表が「本日学んだことを学校生活の中に取り入れ、臨地実習では、相手にとって心地良いと感じるコミュニケーションがとれるように心がけたい。」とお礼を述べました。
今年の東雲祭は、生徒会執行部の生徒たちが、3密を回避しつつさまざまな工夫をこらして企画し、開催されました。
まずは、9月1日(火)放課後、吹奏楽部による野外コンサートが、本校玄関前大階段下の広場で行われました。
「I can’t turn you loose(映画『ブルース・ブラザーズ』より)」で始まったコンサートでは、「ノーダウト」「青春アミーゴ」「サンバ・デ・ジャネイロ」の3曲を演奏しました。「青春アミーゴ」ではダンスも披露。バンドとして久しぶりの演奏でしたが、久々に響き渡る音楽に、学校中がほっこり和やかな雰囲気に包まれました。
また、文化の部の展示もこの日から始まりました。コモンホールから生徒昇降口までの展示スペースに、書道部、美術部、図書委員会、看護クラブ、写真同好会が活動の成果を展示したほか、東高生の生の声を集めた生徒会執行部主催の「未成年の主張」コーナーも設けられました。
看護クラブによる「正しい手洗いの仕方研究」など社会情勢を反映した展示もあり、多くの生徒が足を止めて見入っていました。
9月2日(水)には、各団のパフォーマンスと体育分野生徒による集団演技の動画撮影が本校グラウンド行われ、生で見たいと希望した生徒が見守る中で、渾身の演技を繰り広げました。
団パフォは振付も衣装もBGMも、短い準備期間の中で準備したとは思えない素晴らしい仕上がりで、盛んな拍手が沸き起こりました。
3学年揃う演技としては最後になる集団演技は、女子も男子も、「さすが体育分野」と思わせる見事な演技でした。
9月4日(金)は文化の部が、史上初の動画視聴方式で開催されました。放送による開会式のあと、演劇部、書道部、バンドやダンス、ボディビルなど、映像ならではの魅力あふれる文化の部となり、各教室は拍手で盛り上がりました。2日に撮影した各団のパフォーマンスと体育分野集団演技の動画を視聴した後に放送による閉会式を行い、今年の東雲祭は終了しました。
校長より
今年のテーマ「一心離体」のとおり、ディスタンスをとりつつ、心の距離の方は大きく近づいた、そんな東雲祭になりました。いずれも東高生の長所である前向きさやセンスの良さが詰まったものでした。生徒会長さんはじめ生徒会執行部のみなさんや、団長さん、中央委員会の皆さんなどは、制約の中でも、今できることは何か、本当に大切なことは何か、などについて、リーダーとしてしっかり考えてくれました。そして他の生徒たちも、それを理解し、しっかり支えた、それが今回の、オンリーワンの東雲祭の姿だと思っています。正解のない問いに対して、みなさんが精一杯出した答えを、心から称えます。
9月4日(金)、第36回東雲祭を開催しました。今年度のテーマ「一心離体~繋げ、心とバトン~」で文化の部を非公開で行いました。
9月1日の放課後には吹奏楽部による前庭コンサートから始まり、7日まで各文化部、委員会、看護クラブの展示がコモンホールを中心に行われました。
4日には、事前に撮影された文化部や有志団体(バンド、ダンスなど)、また、体育の部で披露される予定だった団パフォーマンス(チア)、体育分野の集団演技を各教室で動画を視聴しました。
生徒会執行部より
今年の東雲祭は新型コロナウイルスの影響で厳しい環境の中でしたが、無事に開催することことができました。 今回は、体育の部と文化の部も昨年までとは大きく変わってしまい競技やステージ発表等を実施することができませんでした。しかし、団パフォーマンス(チア)や体育分野の集団演技のビデオ収録、また、各団体で撮影された有志団体や部活動のパフォーマンスを生徒会執行部と生徒会担当の先生方で動画編集を行い、その動画を東雲祭当日に各クラスで鑑賞する形にしました。 展示では、各部活動や看護クラブ、委員会が活動の実績として作品や写真を展示しました。
生徒会執行部の私たちは、5月から東雲祭に向けての活動をしてきました。本来行うはずだったものとは少し違うものになりましたが満足するものになりましたし、今だからこそできる特別な思い出に残るものになったと思います。
8月28日(金)、普通科1年生を対象にSDGs講演会を行いました。 講師として岡山県JICAデスク国際協力推進員の守都 未来先生をお招きし、SDGsについてのことだけでなく、JICAのことについて、また、幸せとは何かというお話もしていただきました。
今回の講演はSDGsについて学ぶことでこの先の未来の幸せについて考え、今自分たちにできることを一人一人が考えるきっかけになればという思いを込めています。
今回の講演は3密を避けるため、オンラインでの講演とさせていただきましたが、生徒は画面越しから聞こえる守都先生の話を真剣に聞き、今後の自分の人生につなげようとメモを必死にとっていました。
生徒の感想には、今から自分たちが取り組んでいくことを宣言しているものが多くあり、今後が楽しみです。
看護科1年生が坂口環(聴こえの障がい者)先生、木村昭人(手話通訳士)先生をお招きし、2回講座で手話を学びました。
7月29日(水)の第1回目は、自分の名前や誕生日の手話を学び簡単な自己紹介ができるようになりました。
8月26日(水)に2回目が行われ、相手に体調を尋ねる手話や症状を伝える手話など、医療や看護に関する手話を多く学びました。
また、ろう者とのコミュニケーション手段は手話以外にも様々あることを学び、イメージしたことを身振りを使って相手に伝えることにもチャレンジしてみました。
手話でのコミュニケーションに興味を持ち、楽しみながら学ぶことができました。
また、講師の先生の姿を真剣な眼差しで見つめ、手話を学ぶ姿から、将来、看護に役立てたいという意思が伝わってきました。
8月19日(水)~21日(金)、看護科1年生が臨地実習(病院実習)を4施設に分かれ行いました。
実習目標として
①地域社会における病院の機能と役割を理解する。
②病院における看護師の役割を理解する。
③患者との会話を通して療養生活について理解する。
④自分自身の将来の看護師像を具体的にイメージ化する。 この4つの目標を柱に、それぞれ、日々、行動目標を挙げて取り組みました。
病院施設の役割や施設見学、多職種の方からの説明や体験など、病院の実際を学びました。
初めてのことばかりで、難しい内容も多くありましたが、生徒たちは興味津々で質問をしながら一生懸命実習に取り組みました。
今回、この病院では、実際、看護師が着用するユニホームを着させていただき、一つ看護師に近づいた気がしてうれしく思いました。
今回の実習で学んだことを活かし、学校内での学習においても病院や患者さんをイメージしながら取り組んでいき、また、理想とする看護師像を常に描きながら、確実に努力し続ける決意を新たにしました。
8月17日(月)、2学期の始業式を放送で行いました。
始業式に先立って収納式を行い、今回は報告のみとしました。
【陸上競技部】
■第66回岡山県陸上競技選手権大会 兼 第105回日本陸上競技選手権大会岡山県予選会
<男子> 400m 第3位 小川拓人くん
200m 第5位 小川拓人くん
■岡山県高等学校総合体育大会代替大会陸上競技の部 兼 2020全国高等学校リモート陸上競技選手権大会(岡山県指定大会)
<男子> 400m 第1位 小川拓人くん
【剣道部】
■岡山県高等学校総合体育大会代替大会剣道の部 女子団体 第3位
選手の健闘を称え、教室では大きな拍手が送られました。
園田校長は式辞で、感染症は依然拡大傾向が続いているが、生徒は引き続き感染防止に努めるとともに、一日一日を大切にしながら落ち着いて学校生活を送ってほしいと述べました。また、今私たちは歴史的に見ても困難な状況にあるが、だからこそ言葉を大切にし、この場ではどういう言葉が相応しいか、相手はどう受け取るだろうか、自分が学んだことや考えたことを言葉でどのように記録するか、などについて落ち着いて考え、借りてきた言葉ではなく自分の言葉で思いを伝えたり書き残したりしてほしいというメッセージを送りました。
生徒支援部長 清水先生より今後の過ごし方について、生徒のみなさんが元気になれるよう、まずは「挨拶」をしていこうと呼びかけられ、
・コロナ対策、熱中症予防について
・交通安全について
・東雲祭について
の3点についてお話がありました。
8月7日(金)、1学期終業式を放送で行いました。
園田校長は式辞で、戦後75年の節目の年に当たり、平和や自由、健康で安全に暮らせる環境、地域社会などは、私たちの知恵と努力、そして互いの協力によって守っていくしかないということを深く知るためにも、夏休みには社会にあるさまざまな問題に広く目を向けてほしいと、述べました。
進路支援部長 久常先生より、「今年は特別な夏。コロナの影響で休校が続き、不安の中で過ごした1学期もやっと終わります。 休校開け、みんなと学校で学べる嬉しさを感じながら今日まで過ごしてきました。 まだまだ不安な日々は続きますが、 高校生のみなさんが今すべきことは変わりません、どんな状況でも学びは続けてください。
先日、他県の高校生とオンラインで交流しましたが、この状況下でも前向きにできることを見つけて活動を続けています。同じ高校生が頑張っている姿に大変刺激を受けました。 みなさんも視点を変えながら、この状況でもできる、この状況だからできることを見つけていきましょう。」と生徒のみなさんに話がありました。
生徒会執行部より生徒会長から今年の東雲祭について、各ブロックの団長やリーダーの発表と 東雲祭のテーマ「一心離体(いっしんりたい)」、テーマ曲が発表されました。 「みんなで工夫しながら、心を一つにでも距離は保って、力を合わせていい東雲祭にしましょう」と呼びかけました。
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