「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

激励金贈呈式Ⅱ(食物調理科3年)

12月3日(火)、 令和6年度食肉惣菜創作発表会「2024ミートデリカコンテスト」 に出場する食物調理科3年生長尾実果さんの激励金贈呈式を行いました。

長尾さんから、コンテストに出品する作品の紹介が行われ、 その後、同窓会とPTAからの激励金が、それぞれ会長に代わり安東校長から贈呈されました。

安東校長から、「全国大会に行くということは、津山東高校の代表であり、岡山県の代表でもあるので、緊張すると思うが、いつものようにハキハキとプレゼンをし、元気よく頑張ってきてください。」と激励をいただきました。

長尾さんから、「初めての全国大会でとても緊張しますが、全力を出して頑張りたいと思います。」と誓いました。

令和6年度食肉惣菜創作発表会全国大会「2024ミートデリカコンテスト」 は、令和7年1月11日(土)に武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)で開催され、県大会(書類審査)で最優秀賞に輝いた長尾さんが、岡山県代表として本選(実技調理・試食等)に挑みます。
「こんなお惣菜がお肉屋さんにあったらいいな」と思う国産食肉を使った食肉惣菜をテーマ とする大会です。

人権教育講演会(1~3年)

11月29日(金)、一般社団法人ヤングケアラー協会代表理事 宮崎成悟先生を講師にお迎えして人権教育講演会を行いました。

今年6月に子ども・若者育成支援推進法が改正され、ヤングケアラーの定義として対象とする人が広くなったことや、国・地方公共団体等が各種支援に努めるべき対象にヤングケアラーが明記されるなど、社会的にも動きがある「ヤングケアラー」についての理解を深めることを目的に実施しました。

講演会の中では、ヤングケアラーとはどのような人たちのことを言うのか、ということや、身近なコンテンツを例に家庭を取り巻く社会状況がどのように変わってきているのかを分かりやすく教えていただき、ヤングケアラーはこれから増えていくだろうということを考えることとなりました。

また、ご自身の体験談も詳細に伝えてくださり、生徒たちも様々なことを考えながら聴いていました。

宮崎先生から「ヤングケアラーは特別な存在ではなく、誰でもそうなる可能性がある」「自分がヤングケアラーだと思ったら、小さなことでも周りの大人に頼ってみよう」ということを伝えていただきました。

また、最後には生徒へのメッセージとして、「自分が歩む道がどれだけ暗く一本しかないものだと感じても、灯りをともせばそこには他の道がいくつかある。そしてその複数の道から自ら選び納得して歩むことが大切だ。相談は選択肢を増やすことだと考えてみる。」といった内容を伝えていただきました。

先入観や自分が持つ尺度のみで自分や他者について判断することなく生きていくことがどういうことなのか、どのように自分自身と他者と向き合い手を取り合っていけば良いのか、講演会を通じて考えていくきっかけになりました。

フラワーアレンジメント特別講座(食物調理科3年)

11月28日(木)、食物調理科3年生を対象にフラワーアレンジメントの特別講座を行いました。講師は、土井花店の土井満美子先生と宮野夏海先生です。

この特別講座は、食卓を演出し、料理の価値を高めることができるフラワーアレンジメントをスペシャリストから学び、調理師としてのキャリア意識を育てることを目的として開催しました。

花材はヘリコニア、ドラセナ、カーネーション、ヒペリカム、ブルースター、柳ゼンマイを使用し、クリスマスをイメージしながら取り組みました。
ドラセナの葉を曲げたり、丸めたりすることで雰囲気ががらりと変わり、個性のある仕上がりになりました。

授業で華道を習っていますが、また違った生け方に苦戦する様子も見られました。しかし、講師の先生にアドバイスをいただきながら、それぞれに自由な発想を生かして楽しくフラワーアレンジメントを体験することができました。

最後に、代表生徒から「いろいろな技法を学ぶことができ、大変貴重な経験ができてとても楽しかった。」「今回学んだことを卒業制作展示発表会やこれからの生活で生かしていきたい。」などの感想を述べ、お礼を伝えました。

おもてなし料理特別講座(食物調理科3年)

11月25日(月)、食物調理科3年生が「懐石料理から学ぶ和食のおもてなし」と題して、政木信昭先生に調理師としておもてなしの方法と社会人としての心構えについて教えていただきました。

生徒たちは、普段学べない懐石料理に興味を持ち、政木先生に積極的に質問し、切り方や味付け、盛り付け方法などを教えてもらいました。

<懐石お献立>
十一月口切り茶事の中から四品

向付 鯛のへぎ造り 
飯 一文字飯 
煮物椀 鰆の一塩青菜蒸し 薄葛仕立て 
進肴 もやし、こんにゃく、水菜の胡麻和

政木先生から教えていただいた技術とおもてなしの気持ちを大切に、これからの卒業制作展示発表会に向け取り組んでいきたいと思います。

津山城もみじまつり[大茶華会](食物調理科3年・専攻科1年)

11月23日(土)・24日(日)に「美作国大茶華会」が鶴山館(津山市山下)で開催され、24日(日)には、茶道を学んでいる本校の食物調理科3年と専攻科1年が参加しました。
11月16日(土)~24日(日)に鶴山公園一帯で開催されている「津山城もみじまつり」のイベントの一つです。

普段の茶道の授業で学ぶ作法や礼儀をいかして、お客様へお茶やお菓子を提供することができ、とても貴重な体験をさせていただきました。

茶道という日本の文化を津山から多くの方に知ってもらい、お茶を通して津山を盛り上げることができました。

家庭クラブ総会Ⅱ(家庭クラブ)

11月22日(金)、第2回家庭クラブ総会を開催しました。

内容は夏休みの課題であったホームプロジェクトの各クラス代表生徒の発表と校内料理&クリエイティブコンクールの優秀者の表彰です。

ホームプロジェクトの発表では、クラス代表が研究内容をスライドにまとめステージ上で発表しました。発表題目は次の通りです。
またその他にも11月24日(日)に行われた「第6回うまいもん商店街!」の高校生実行委員やボランティアとして本校の生徒も活動しました。

■「受験生の姉を朝食で応援」
■ 「 妹が1人で片付けできるようになる」
■ 「南海トラフ地震に備えて~防災バックの見直し~」
■ 「布を活用して快適な暮らしへ」 
■ 「災害から生き残る」
■ 「忘れっぽいおばあちゃん~ボケ防止~」

家庭生活における問題を発見し解決していく学習活動で、今回の発表では様々な視点からの研究内容で、生徒たちは興味深く聴くことができました。

最後に表彰伝達として、9月に開催された校内料理&クリエイティブコンクールの上位優秀者と審査員特別賞に選ばれた生徒の紹介をしました。

テーブルコーディネイト特別講座(食物調理科3年)

11月21日(木)、 食物調理科3年生が食空間コーディネート協会 副理事長 最所養子先生、中国支部副支部長 小池佳子先生からテーブルコーディネイトを学びました。

食卓の演出技術を身に付けることで、料理の価値が高められることを知り、調理師としての感性を磨くことを目的として毎年実施しています。

テーブルコーディネイトの基礎について講義していただき、その後ナプキンのたたみ方の実技に入りました。生徒たちは苦戦しながらも、1枚の布が様々な形になることに感動をしていました。

その後、4つの班に分かれ花を選び、その花から皆でイメージを膨らませ、テーマを決めてテーブルを演出していきました。

花の生け方や色の配色、見せ方などのアドバイスをいただき、テーブルを飾っていきました。
生徒たちは自分たちのテーマに合わせた雰囲気を演出できるよう、グループで意見を出し合い、楽しそうに生き生きと活動しました。

最後に代表の生徒より、「貴重な経験ができて大変勉強になりました。調理の道に進むので、今回学んだことを生かして料理が提供できるようになりたいです。」とお礼の言葉を伝えました。

また、1月に行われる卒業制作展示発表会で、今回の学びを全員が活かしていきたいと思います。

津山城もみじまつり(調理研究同好会)

津山城もみじまつりが 11月16日(土)~24日(日)に鶴山公園一帯で開催され、 11月17日(日)、 本校の 調理研究同好会の1・2年生7名が本校特製のパウンドケーキを販売しました。

昨年は非常に寒い日でしたが、今年は暖かく穏やかな日で、来場された方も多くイベントを楽しんでおられました。購入してくださった方の中には卒業生や卒業生の保護者の方もおられ、懐かしそうにされていました。

生徒たちは販売経験者が多く、しっかり声をかけながら手際よく販売を行うことができました。

家庭クラブ研究発表大会[岡山県大会](家庭クラブ)

11月15日(金)、岡山県高等学校家庭クラブ研究発表大会が総社市民会館(総社市)で開催されました。

本校から、備前美作支部の代表として、食物調理科2年の酒井杏彩さんがホームプロジェクト 『さるなし食べてみんちゃい「地産・地消・地元食材」で家族を健康に~おばあちゃん元気で長生きしてね~ 』 を発表しました。

毎日畑仕事をしている祖母が熱中症にならず長生きするよう、幻の果実さるなしを使用した研究に取り組みました。大きな会場での発表で緊張はしていましたが、堂々と発表することができました。

審査の結果は優良賞でした。これからも祖母を中心に家族が健康で生き生きと生活ができるようにサポートをしていきたいと思います。また、来年度は新庄村でさるなしサミットが開催されるので、それに向けても研究を進めていきたいと考えています。

備前焼特別講座Ⅱ(食物調理科3年)

6月に作陶した備前焼を美作市の登り窯で窯焚きをし、11月に窯出しが行われました。

完成した自分の作品を手に取った生徒たちは、本当に嬉しそうな表情をしており、焼き色の美しさに感動していました。

生徒の中には、「使うのが楽しみ。」「卒業制作展示発表会で使いたい。」と楽しそうに話す姿が見られました。

今回の体験を通して、料理をより美味しく演出してくれる器について学び、岡山県の伝統工芸とふれあう貴重な経験になりました。