9月28日(火)、1年生を対象に岡山県立大学保健福祉学部看護学科 助教 川下菜穂子先生を講師にお招きしオンライン形式で性教育講演会を開催しました。
岡山県主催、未来のパパ&ママを育てる出前講座の一環で、妊娠、出産、思春期の健康について正しい知識を学び、それらを含めた自分のライフプランについて考えることを目的としています。
講演では、妊娠、出産に関する知識に加えて、将来の妊孕性も視野に入れた若い世代のがん治療について、さらには性の多様さについてなど、多彩な内容が取り上げられました。
45分という短い時間でしたが、生徒は本当に多くを学ぶことができました。
講演の最後に、生徒代表がお礼の言葉を述べました。
生徒一人一人が「大人になるということは、自分が今すべきこと、我慢しなくてはいけないこと、避けた方が良いことを理解すること。そしてそれを選択することができること。」という、川下先生のお言葉を忘れずに、これからの人生を歩んでいってほしいと願います。
9月23日(木・祝)、2021年度津山東高校連携事業「朝ごはんを食べよう!高校生朝食レシピコンテスト」が開催され、食物調理科2年生が挑みました。
今年度は、一日を元気に始めるに欠かせない朝食を8グループに分かれて2品ずつ考案しました。
グループごとに、考案したレシピを審査員の方々にプレゼンテーションを行い、試食作品を提供し、
「独創性」「味」「再現性」「地域性」「プレゼン力」の5項目で審査をしていただきました。
審査の結果、
グランプリ に、マジックガール
優秀賞(津山市) に、家らの素
優秀賞(味の素) に、Little moon
の3グループの受賞が決定しました。
審査員の方から、「忙しい朝食メニューとして、簡単だが栄養価があるものを工夫して作っていた。味の素商品を上手に使用し、うま味が引き出されていた。食材についてもしっかり研究がされ、どの作品も味がいい。」と褒めていただきました。
優秀賞:Little moon
「椎茸の肉詰め、焼きおにぎりスープ 」
冷凍の焼きおにぎりを使用し、時短を目指しました。椎茸を丸ごと使うことで無駄なく、うま味も向上し、食物繊維も多く摂取できます。
冷凍食品をうまく活用し、和の食材にチーズとケチャップを組み合わせたところを評価されました。
優秀賞:家らの素
「くる~みチーズパン、津山産しょうがのhotスープ 」
ダイエットをしている人や糖尿病の人に脂肪燃焼という視点から考案しました。低糖質なブランパンを使用したり、砂糖にかわるパルスイートを使用し、エネルギーを抑えました。また、生姜を入れることで体温を上げ血流を良くすることができます。
スープの味がよく、小麦の表皮まで含んだブランパンを使用した工夫が高く評価されました。
グランプリ:マジックガール
「さっぱりアボガドサーモン丼、まるごとトマトスープ 」
忙しいOLを対象に考えました。洋風メニューで朝から重たいイメージがあるかもしれませんが、タレに梅を入れたり、温かいスープにすることで代謝を上げることができました。
味・栄養価のバランスがよく、高評価を得ました。
ミッキーズ
オノマー
ソルトとしお
autumn
キャロッツ
どのグループも審査項目である独創性、味、地域性をよく考えたものになっていました。そして、作品をアピールするスライドもよくできていて、プレゼンテーションもしっかりでき作品への想いが伝わりました。
今後は、入賞チームのレシピがリーフレットとなり、商品化も検討される予定です。
9月14日(火)、1年生を対象に思春期サポート事業の一環として、本校のスクールカウンセラーの矢萩小百合先生に、「心と体のパワーアップ」と題してご講演をいただきました。
不安サイクルから安心サイクルへ切り替える方法をいくつか教えていただきました。
腹式呼吸を実際に行うことで、日頃は浅い胸式呼吸が多いと改めて感じました。
また、ストレスを受けたときの肯定的な思考の仕方についても教えていただき、日頃のちょっとした切り替えで、心が楽になったり勉強の集中力も高まったりすることをを知り、実践していこうと思いました。
9月21日(火)、普通科、食物調理科の2年生を対象に、一般社団法人大学イノベーション研究所 所長 山内太地先生をお招きして、進路講演会をオンライン形式で行いました。
進路実現への心の持ち方や、大学入試制度を主なテーマとして話していただきました。
山内先生は、総再生回数500万回を超える教育系ユーチューバーとしてもご活躍されており、非常にわかりやすく、これから3年生になっていくにあたって、どう日々の学習に取り組むかを伝えて下さりました。
生徒たちは熱心に記録を取りつつ聞いており、たくさんの発見があったようです。
8月23日(月)、食物調理科3年生が杉坂焼円光窯 窯元 圓東秀章先生から、料理と密接な関係のある陶器の制作を教えていただきました。
徒たちはそれぞれに作りたい作品にチャレンジしました。自分の思う形に整えることは難しく苦戦をしていましたが、圓東先生からアドバイスをいただいて、それぞれにオリジナルの作品ができました。
作品は乾燥させた後、1週間ほどかけて圓東先生の窯で焼き上げ、冬には生徒たちの手元に作品が届く予定です。
7月5日(月)から29日(木)までの間に10日間、地元の飲食店やホテルに校外実習に行かせていただきました。 校内で学習した知識や技術をもとに、さらに調理師としての技術向上や実践的な態度を学ぶことを目的としています。
生徒たちは、最初は少し緊張した様子でしたが、現場の方々がとても丁寧にご指導くださり、充実した10日間を過ごすことができました。
実際の現場で実習をさせていただくことで、技術だけでなく社会人としてのマナーや心構えなども学ぶことができ、将来の進路選択にもつなげることができました。
津山鶴山ホテルで校外実習をした生徒たちが、和洋中にわかれて夏をテーマにしたランチメニューの開発に取り組みました。
それぞれに担当のシェフの方がついてくださり、相談しながら献立作成を行いました。
和食メニューは、豚しゃぶの肉にこだわり薄く仕上げ食感をよくしました。鱧は大葉と赤シソ2種類使用し彩りを考え、梅肉ソースで夏バテ予防や疲労回復、さっぱりと食べられるよう工夫しました。
洋食メニューは、ハワイ料理をテーマに考え、食材もサーモンやアボガド、パインなどを使用し、色彩豊かで見た目にも楽しくしました。現在、オリンピックが日本で開催されているということで、きゅうりで五輪も表現してみました。
中華メニューは、前菜を見た目も味も涼やかにさっぱりと食べてもらおうと工夫し、食前のサンザシドリンクで食欲増進をねらいました。メインのマーボーナスは山椒を効かせて辛く仕上げることで、全体的に調和をとることもできました。
8月1日~31日の期間限定で津山鶴山ホテルレストランにて提供しています。ぜひ、召し上がってみてください。
7月2日(金)、家庭クラブの有志が4月に植え付けを行ったショウガ畑の草取りをさせていただきました。
ショウガは膝上くらいの高さに成長しており、その間に生えている雑草を、生徒たちは慣れない作業でしたが楽しく草取りを行いました。
ショウガは10月ごろ収穫となります。食材を育てる大変さを知る機会を作っていただきありがとうございました。
引き続き、中井さんにショウガ畑のお世話をお願いしました。
6月25日(金)、食物調理科3年生の仮認定式を行いました。
この仮認定式は7月から始まる校外実習を前に、コック帽を受け取り、改めて調理師になる決意を固めるために毎年行っています。
園田校長から「プロフェッショナルな現場で一期一会を大切にして積極的に実習に臨んでほしい。」と激励の言葉をいただきました。
食物調理科長より一人ずつ真っ白なコック帽を受け取り、鏡の前で生徒たちは身に着けました。
生徒代表あいさつでは、妹尾美羽さんが「今年は新型コロナウイルス感染症の中でも校外実習に行けることに感謝し、実習では一つでも多くのことを吸収できるよう努力します。」と誓いました。
校外実習は7月から10日間、津山市内の飲食店やホテルで行います。
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