「食物調理科」カテゴリーアーカイブ

津山鶴山ホテル ランチ提供のお知らせ(食物調理科3年)


食物調理科3年生が津山鶴山ホテルで実習の一環として、コラボランチのメニュー開発をさせていただきました。

このメニューは、8月1日(火)~31日(木)限定で津山鶴山ホテルにて提供しています。(なお、8月12日~14日は提供していません。ご注意ください。)

和食ランチ(日本料理)

コラボランチでは、「松花堂風弁当」をテーマにした日本料理、「夏バテ防止」がテーマの西洋料理、「出会い」がテーマの中国料理の3種類を考案しました。

校外実習期間中に、プロの方々からご指導いただきながら、お客様に喜んでもらえるようなメニューに仕上げています。旬の食材や、県産食材を取り入れどのメニューも夏にぴったりのランチです。

洋食ランチ(西洋料理)
中華ランチ(中国料理)

<フォトギャラリー>校外実習(食物調理科3年)

7月10日(月)~25日(火)、食物調理科3年生が津山市内の9施設で校外実習を行いました。生徒たちは、期間のうち10日間、各実習場所で新入社員と同じように指導をしていただきました。校内で学習した知識や技術をもとに、さらに調理技術の向上、応用力、実践力を身に付けることを目的としています。

最初、生徒たちは緊張した様子でしたが、実習を重ねるにつれ社会人としての自覚が芽生え、働くことを意識しながらの実習となりました。将来の進路選択にもつながりました。

1学期終業式


7月19日(水)に1学期の終業式が第一体育館にて行われました。
式に先立ち、収納式と壮行式が行われ、各部活動の功績をたたえ、中国大会に向けての決意表明なども行われました。

安東校長からの式辞では、食物調理科や看護科で行われている校外での実習や、普通科の行学での探究的な学び、部活動など様々な場面で一生懸命に取り組み、輝いている姿が多くみられました。これからも、「素直な気持ち」を大切にして欲しいです。また、2学期からは東雲祭が本格的に始まりますが、「恕」の心を大切にし、「つながる力」を向上させましょう。さらに、進路決定に向けて充実した時間にし、命・健康を大切にして過ごし、2学期の始業式に元気な姿を見せてください、と語りかけました。



生徒たちも、校長先生の話を真剣に聞いており、2学期からの活躍が楽しみです。

テーブルマナー特別講座(食物調理科1年)

7月13日(木)、食物調理科1年生はTHE HILLS HOUSE TSUYAMA(津山市大田)において、西洋料理の特別講座を行いました。
今回の講座には西洋料理の実際や理論をコースを通して学習し、理解を深める目的があります。

始めに、株式会社IroDoriの代表取締役 寺阪 渉先生からテーブルマナーの講習をしていただきました。


座る位置やドレスコードについて、また、何のためにテーブルマナーを学ぶのか細かく丁寧に説明してくださり、生徒もメモを取りながら一生懸命に聞きました。


料理は、本校の西洋料理講師である坪井先生が主に担当され、校外実習中の食物調理科3年生も、プロの技を間近で見ながら研修・調理を行いました。


初めてコース料理を食べた生徒も多く一品一品提供される料理に感動し、メモを取ったり写真を撮ったりしました。


生徒たちは寺阪先生から学んだテーブルマナーを早速実践し、最後は生徒代表がお礼を述べ、講座を終えました。

今回の特別講座で感じたり学んだりしたことを、これからの実習にしっかりと活かして取り組んでいきます。

「だし活」津山の食材を知ろう2023Ⅱ(家庭クラブ)

7月7日(金)に食物調理科2年の「だし活」に使用するショウガを植え付けた圃場に、家庭クラブ役員・委員と有志の生徒が草取りに行きました。

4月に植えたショウガからは芽が出て、ひざ上くらいにまで成長していました。
協力してくださっている農家の中井さんからアドバイスを受け、手分けをして取り組むことができました。

植えているショウガ近くの草を取るには、ショウガまで抜けてしまわないよう力加減が必要で、「やさしく抜く」ことを心掛けて行いました。
普段行わない農作業でしたが、スムーズに作業は進み、雨の心配もありましたが無事、終えることができました。

10月に収穫を行う予定です。それまでの作業を中井さんにお願いすることになりますが、地元の食材を使ったレシピを考え、地域貢献に繋がる活動をしていきたいと思います。

食物調理科仮認定式(食物調理科3年)

6月28日(水)に第25回調理師仮認定式が行われ、食物調理科3年生39名にコック帽が授与されました。この式は、食物調理科で調理師としての一定の知識と技術を習得した証として、コック帽を着用する式典で、誇りと自信を持ち、キャリア意識を持って7月からの校外実習に臨むという目的で毎年開催しています。
式の冒頭に施設長である安東校長より、「校内で培った知識・技術が現場でどの程度通用するか確かめて欲しい。厳しい場面に直面することもあると思うが、一つ一つの経験が財産となるはずなので一生懸命取り組んで欲しい。」と式辞をいただきました。


生徒たちは一人一人河本科長から手渡されたコック帽を、保護者の方や後輩たちが見守る中、着帽していきました。

生徒代表誓いの言葉として、代表の内藤七羽さんが、「ここまで弱音を吐くこともあったが、励まし合い、仲間の頑張る姿を見て頑張ってきた。今いただいたコック帽とともに調理師のスタートラインに立ち10日間の校外実習では気を引き締め、自らの行動に責任を持ち、お客様への思いを大切に目標を持って貴重な時間になるように臨みたい。」と述べました。


生徒たちは、7月10日から津山市内9か所14部署の企業の方に受け入れていただき、それぞれ10日間の実習を行います。現場で体験したことをもとに進路決定をし、夢が叶うことを期待します。

備前焼特別講座(食物調理科3年)


6月26日(月)、食物調理科3年生が備前焼を体験しました。講師は杉坂焼円光窯窯元 圓東秀章先生です。

料理にはかかせないお皿(陶器)の作陶を通じて、料理とのバランスなど感性を磨きプロの調理師としての意識を高めることを目的として行っています。

圓東先生が作りながら、工程を説明してくださいました。
圓東先生はとても簡単そうに作品を完成させていかれたので、私たちにもできると思い生徒たちは作陶していきましたが、とても難しく粘土をひも状にして積み上げていくところから大変な作業でした。
圓東先生に助けていただきながら、なんとか完成することができました。


作品は乾燥させた後、10月頃圓東先生の登り窯で1週間ほど夜通しで焼いていきます。

1月の卒業制作展示発表会で自分が作った作品を使用する生徒もいるので、出来上がりを楽しみにしています。

防災訓練Ⅰ(1年~3年)

6月23日(金)、第1回防災訓練を行いました。

最近、全国で地震が多発しており、5月は震度5弱以上の地震が6回を数えました。津山市内にも影響を及ぼすとされる南海トラフや那岐山断層帯などがあり、地震が発生した場合、最大震度は6と予想されています。日頃からの備えが重要であり予測できない災害に対応できるように、生徒に告知せず実施しました。


緊急地震速報から訓練スタートです。速報が流れたら、教員の指示で机の下に身を隠し、机の脚を持ち固定することで頭部等の安全確保をします。


地震が収まり、防災管理者に指示を受けた教員が被害状況を確認して報告します。被害状況を確認し、本部となった職員室で避難場所を決定します。
避難完了の目標時間を9分として、「お→押さない・は→走らない・し→しゃべらない・も→戻らない」を実践しながら、避難しました。


避難場所では、防災管理者の山﨑教頭より、災害時の退避行動や取り組み状況などの講評をいただき、その後、本校の自衛消防組織や任務についての説明を行いました。

消火班の生徒たちは消火器の設置場所や消火器の使用方法等の説明を担当教員から行われ、訓練を終了しました。

<フォトギャラリー>修学旅行(2年)

6月13日(火)~16日(金)の日程で、2年生が関東方面への修学旅行に行ってきました。
1日目の午後は①東京の大学生と交流、②日本の中枢機関を見学、③ANAなどの企業を見学、④国立競技場等での体験等、4コースに分かれて研修しました。
2日目は班別自主研修とナイトプログラム。
3日目は東京ディズニーリゾートで思う存分楽しみ、4日目は東京スカイツリーから広大な関東平野を見下ろしました。
一生の思い出に残る、充実した4日間を過ごしました。




国際理解講演会(1年)

6月16日(金)、1年生を対象に「自分たちの生活と海外の生活の比較」をテーマに、本校の地域コーディネーターでもある中村哲也先生(一般社団法人まなびと代表理事)から国際理解について講演をしていただきました。
日本と海外との違いを知り、SDGsと関連させながら国際理解を深め、また、どのように国際貢献ができるか考える機会とします。

講話の最初に「今日の講話から何を学び取るか?」を生徒たち自身が考え、自ら目標を設定しました。

中村先生から「気候変動とモンゴルのトイレ事情」について語られ、生徒たちはメモを取り、目標と照らしながら話を聞きました。


中村先生の発問から、各々が考え、近くの生徒とグループになり考えを共有しました。
テーマが誰にとっても身近な必要不可欠なものだったので、生徒たちも活発に話ができ、積極的に意見も発表できました。

最後に、生徒代表が「 トイレを比べるだけでも地域によって大きな差があり、持続可能ということを自分のこととして考える機会になりました。 」とお礼を述べました。

講演を通じて、世界を知り、日本との違いを学ぶことができ、国際理解に向けて一歩前進できました。
この先、生徒一人一人が中村先生が問いかけられたことに対して、どのように行動していくか期待します。