「だし活」津山の食材を知ろう2022 Ⅱ(食物調理科2年)


7月1日(金)、食物調理科2年生の有志が上横野のショウガ畑(中井さん所有)へ畝立てに行きました。4月にクラス全員で植え付けを行った畑です。

ショウガは50cmほどに成長し、真っすぐに伸びた茎に細長く厚みのある先のとがった葉が青々と伸びていました。


中井さんから、今回の作業の麦わらは暑さをしのぐために株と株の間に敷くもので、茎をポキッと折らない様にそっと広げるように、気を付けて行うように教えていただきました。

生徒たちは、クワでショウガの畝を切り、水はけを良くした上に麦わらを広げていきました。


6月末の暑さが続いた午後からの作業だったので、中井さんから10分間の作業ごとに休憩するようにアドバイスがありました。
畑近くのビワは熟れ、クルミなどの木は実をつけ始め、きれいなキキョウが咲いていました。
次回は収穫作業となります。きれいに畑を管理してくださっている中井さんには心から感謝しています。

生徒対象救急法講習会


7月1日(金)、生徒対象の救急法講習会を実施しました。
津山中央消防署から5名の講師にお越しいただき、2年生保健委員と各部活動の代表者計26名が受講しました。

新型コロナ対策バージョンの心肺蘇生法について丁寧に説明していただき、AED操作も含めて全員が実習を行いました。参加した生徒は実際の場面を想定してとても真剣な様子で取り組み、質問等も活発に飛び交いました。

また熱中症についても、予防のポイント、応急手当、救急車要請の目安などについて教えていただきました。

[生徒の感想]

・一人でするのではなく、周囲の人にAEDや119番通報を頼むことが大切だと分かった。
・胸骨圧迫を体験して、思っていたより力がいることにびっくりした。強く(5㎝)、早く(100回/分)、絶え間なく(間隔をあけない)!
・AEDは音声の指示に従うだけなので意外と簡単だった。
・熱中症の予防にはこまめな水分補給と休息が一番効果的だと知ったので、心がけようと思った。


会の最後には保健委員の代表生徒が「新たにコロナ対策の心肺蘇生法が学べてよかった。」「いざというときに率先して動けるように今回教わったことをしっかり覚えておきたい。」と感想を述べ、お礼を伝えました。

今回の講習が、熱中症等の事故防止、緊急時の迅速な対応に繋がることに期待します。

東雲祭結団式(生徒会)


7月1日(金)、東雲祭結団式がオンラインで行われました。
第38回となる今年の東雲祭は「百華繚乱~輝け今しかないこの時を~」をテーマに開催されることが、生徒会長から全校生徒へ発表されました。

結団式では各ブロックのブロックカラー(赤・黄・青)を決定しました。
ブロック対抗でクイズに答えてもらい、正解ポイント数に応じて、ブロックカラーを示す用紙が入っているくす玉を選ぶ順番を決めました。

リモートではありましたが、各クラスでの盛り上がりを全校で共有できた時間でした。


各ブロックの団長がくす玉を一斉に開き、ブロックカラーが決定しました。
その後、各ブロックの団長、副団長が工夫を凝らした自己紹介とアピールで全校生徒を盛り上げ、各ブロックの士気を上げました。


最後に、副会長からの挨拶で結団式を締めくくりました。

今年度もコロナ禍の中ではありますが、生徒たちが東雲祭を成功させるために日々準備を頑張っています。生徒たちの活躍を応援していただけると嬉しいです。

<フォトギャラリー>調理師仮認定式(食物調理科3年)



6月上旬に行われた調理師仮認定試験に33名全員が合格し、6月24日(金)に第24回調理師仮認定式が行われました。



憧れのコック帽をいただくことができ、7月4日から始まる校外実習に向けて、初心に帰って、調理に対する思いを新たにし、気を引き締めることができました。

防災訓練Ⅰ(1~3年)

6月24日(金)、生徒に日時を告知せず、第1回防災訓練を行いました。

今年度に入り、全国で震度4以上の18回が発生しており、石川県では最大で震度6弱を記録しています。
津山市内にかかる断層としては那岐山断層帯があり、最大震度は6強と予想されています。
日頃からの備えが重要となるため、予測できない災害に対応できるよう、感染対策に配慮しながら実施しました。


授業中、緊急地震速報から訓練スタートです。
速報が流れたら、机の下に身を隠し、机の脚を持ち固定することで頭部等の安全確保をします。



地震が収まり、防災管理者に指示を受けた教員が被害状況を確認して報告します。
被害状況が確認出来たら、避難場所を決定します。

今回は、実際の避難を実施しませんでしたが、本校に設置している無線機を活用しながら、人数確認などを行いました。


最後に教室では各担任より、災害時の退避行動や取り組み状況、本校の自衛消防組織や任務についての説明 や講評を行いました。

また、本校の自衛消防組織の消火班の生徒たちに消火器の設置場所や消火器の使用方法等の説明を行い、訓練を終了しました。

接遇講座(看護科1年)

高校に入学して初めての看護臨地実習に臨む高校1年生対象に、医療現場における接遇を学び、実習生に必要な接遇の基本を身に着けることを目的として、6月22日(水)に「実習前に身につけておきたいこと」と題して石川病院看護部長 加藤里美先生よりご講義いただきました。

社会人としてのマナーでは、挨拶、お礼、お詫びの際のお辞儀の角度を三角定規で図りながら分かりやすく説明していただきました。



また、生徒と年齢の離れた患者様とのコミュニケーションをどのように図っていくかについて具体的事例を通してグループで話し合い、自分たちの言葉で説明していました。

初めての臨地実習に向けて、生徒からは「会話は表情だけでなく、患者さんの体調を気遣ったり、状況に合わせて話題を変えたりすることが大切だと学んだ。難しいと感じるが、積極的にあきらめず頑張りたい。」「年代の違う患者さんとのコミュニケーションの取り方、患者さんの身体的、精神的な部分の情報の集め方について実習の中で看護師さんや他の医療従事者の方々から学び、自分の力にしていきたいです。」との声が聞かれました。
この講義を糧にして7月からの看護臨地実習も気を引き締めていきたいと思います。

備前焼特別講座(食物調理科3年)


6月20日(月)、食物調理科3年生が、料理との関わりの深い陶器の制作を体験することで感性を養うことを目的に特別講座「備前焼」を行いました。

杉坂焼き窯元(円光窯)の圓東秀章先生にお越しいただき、岡山県の伝統工芸である備前焼について教わりました。

生徒たちは初めての備前焼作りに苦戦し、始めはうまくロクロを回すことができませんでしたが、 圓東先生の指導のもと作品が完成したときは嬉しそうな表情を浮かべていました。

また、「趣味として今後もやってみたい。」「使うのが楽しみです。」などの感想を述べていました。冬頃には窯焼きが終わり、手元に届く予定になっています。

中国高校剣道選手権大会(剣道部)

6月17日(金)~19日(日)、エフピコアリーナふくやま(福山市)において、第68回中国高等学校剣道選手権大会が開催されました。

本校から、女子団体 (村山聖來さん、國米凜さん、杉本愛呼さん、大野木陽果さん、奥田望渉さん、髙山由衣さん、原田菜々美さん)と、男子個人に 横谷瑞貴さん 、女子個人に 國米凜さん、原田菜々美さん が 岡山県代表として出場しました。

個人戦では3名とも健闘しました。特に男子個人に出場した横谷さんは、他県のシード選手と善戦できました。
女子団体では、個人戦優勝者を擁する大社高校、力のある選手が数多くいる市立沼田高校と対戦しました。両校とも接戦の末、敗れてしまいましたが、これまでの練習の手応えを感じられた試合でした。
3年生は来月の玉竜旗を最後に引退します。3年間の集大成として、悔いの残らない締めくくりができるよう頑張ります。

中国高校陸上競技対校選手権大会(陸上競技部)

6月16日(木)~19日(日)に浜山公園陸上競技場(島根県出雲市)で開催された第75回中国高等学校陸上競技対校選手権大会の男子4×400mR (加藤来門さん・杉山由樹さん・寺坂十楽さん・大畑和葉さん) で出場しました。強豪校、常連校がひしめく中、予選は各組の3着までが準決勝に進めるという条件で行われました。

組では、4着という結果でしたがタイム順で上位に入ることができ、準決勝へ進むことができました。

準決勝へ残っている学校は、私立高校や体育科を持つような学校ばかりで、特別な生徒募集ができない県立学校が、この場に立っていることは快挙だと感じました。
翌日行われた 準決勝は組で8着となり、落選となりましたが、大きな成果をあげることができた充実感を得る大会となりました。
次週の岡山県選手権でも8位入賞し、再度、中国大会へ出場できるように頑張りたいと思います。

中国高校少林寺拳法選手権大会(少林寺拳法)

6月19日(日)、山口県立山口農業高等学校(山口市)において 第32回中国高等学校少林寺拳法選手権大会が開催されました。
本校から 女子単独演武の部に岸本莉実さん (普通科2年)が岡山県代表として出場し、迫力の演武を披露しました。

昨年は、この中国大会は中止だったため、初めての出場となります。



前日の公開練習から落ち着いた様子で演武の確認をし、本番に向けて気持ちを高めていきました。


予選では3位通過となり、この勢いで決勝戦に進みましたが、惜しくも1点差で4位となりました。

しかし、県総体でインターハイの切符は手にしているため、今回の中国大会での悔しさをバネに力を発揮してくれることでしょう。
引き続き応援のほど、よろしくお願いします。

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