大学訪問[岡山大学](普通科1年)


10月6日(金)、大学の雰囲気を実感する目的で、普通科1年生が地元の国立大学である岡山大学を訪問しました。

生徒たちは、大学の概要説明や学部訪問で大学での学びを体験しました。昼休憩では、学食を食べたり、図書館を見学したりと生徒は自由に大学構内を散策し、キャンパスライフを体感しました。


午後からは、岡山大学に在学する本校卒業生7名と1年生とで懇談会を開催しました。

卒業生の方々には、「高校1年生の秋に戻るとしたら何をしますか?」や「高校と大学の違いは何ですか?」など、1年生から事前に集めた質問に答えていただきました。

懇談会終了後、生徒代表から「先輩方に教えていただいた勉強方法を実践していきたいです。本日学んだことを進路選択時やその後に活かしていきたいと思います。」とお礼の言葉を述べました。

生徒たちにとって様々な学問に触れることで自分の将来について考えさせられる有意義な一日となりました。
ご協力していただいた岡山大学の関係者皆様にお礼申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

継灯式(看護科2年)


10月5日(木)に第58回継灯式が行われ、看護科2年生が決意を新たにしました。

昨年度より、ナースキャップを授かる戴帽式から継灯式に改め、看護の精神を引き継いでいます。

ナイチンゲール像が手にするキャンドルから受け継がれた灯火を生徒一人一人、小林看護科長から受け取り、壇上に整列しました。

厳かな灯火が煌めく中、「忠実に医師の任務を助け、私の手に委ねられた人々の幸福のために身を捧げます。」と、ナイチンゲール誓詞を唱和しました。



安東校長より、「看護実習を通じて、確かな知識と技術を身に付け、将来立派な看護師として活躍してくれる事を期待します。」と激励を受けました。


生徒を代表して、山本凌衣奈さんが「患者様にとって最適な看護が提供できるように、実りある実習にしていきたいです。また、一人はみんなのために、みんなは一人の為に、クラスで互いに支え合い困難を乗り越え、たくましく成長していきたいです。」と謝辞を述べました。


生徒たちは11月6日から3週間津山市内の4病院での実習に臨む予定となっています。

備前・美作支部研究発表大会(家庭クラブ)

10月4日(水)、令和5年度岡山県高等学校家庭クラブ連盟備前・美作支部研究発表大会が城東高校(岡山市中区)で開催されました。
本校からは、「地域食材で地域を笑顔に!~地産地show×廃棄食材に新たな未来を~」というテーマでスクールプロジェクトの発表をしました。
昨年度まで、先輩方が取り組んでいた地域食材の魅力発見とPR活動を引き継ぎ、PR活動に加えて地域で廃棄されている食材の有効に活用する方法を研究し、発表しました。

当日はやや緊張した様子でしたが、練習の成果を十分に発揮し、落ち着いた態度で発表をすることができました。

結果は、優秀賞に選ばれ、11月17日に行われる県大会に出場できることが決まりました。
自分たちの活動をしっかりと伝えられるように練習を重ねていきたいです。

行学 地域PJ校外研修・国際探究PJ校内研修(普通科2年)

津山市観光協会
鏡野町香北地区
美作市上山地区
津山市加茂町知和地区
久米南町地区


10月3日(火)、普通科2年生が行学 地域プロジェクトの一環で校外研修(フィールドワーク)に出かけました。

今年度は1度しかないフィールドワークということもあり、「地域を知る」とともに「現在考案中の課題解決案を深め、地域の方に提案する」を目的として実施しました。

津山市観光協会では、津山市を中心とした地域での活動を実施するためにどのように計画を詰めていけば良いかをご指導いただきました。本提案に向けて、より明瞭で効果的な提案が行えるようなきっかけとすることができました。

香北地区では、リニューアルされた公民館で各チームが提案しました。提案に対して、肯定的な意見をいただいたり、具体的な活動案を教えていただいたりしました。これらを元に、日程等を調整し、12月頃の本格的実施を目指していきます。

上山地区では、上山神社や棚田を見学し、その歴史等を学びました。また、それぞれのチームのテーマに合わせて、大芦高原キャンプ場周辺環境の現状調査も行いました。自分たちが考えてきた課題解決策に修正を加える必要があると感じたチームがある等、よい気づきの場となりました。


知和地区では、地域の方々に考案した課題解決策をポスターを用いて提案し、アドバイスをいただくことができました。また、11月の活動実施を目標に、チラシの配布や準備物等の詳細な内容を詰めることができました。

久米南町地区では、現在久米南町で活動をしている大学生のチームや久米南町役場の方から、地域の現状や盛り上げていきたい内容を聞くことができました。今後は提案内容の実現に向けて、よりユニークで具体的な活動計画を作成していきます。

今後は準備期間を経て、具体的な活動の実施と並行して、すべてのチームが発表を行い、そこで選ばれた代表のチームが12月中旬に全体発表を行う予定です。

フィールドワークにご協力いただいた地域の皆様、本当にありがとうございました。この研修で得た経験を存分に生かし、それぞれの地域の未来につながるような提案作成を目指していきます。


国際探究プロジェクト

国際探究プロジェクトでは、校外の方を招いてプレゼンテーションをおこないました。
6月のケロウナ高校(本校との姉妹校)とのオンライン交流会以降、聴く人を惹きこみ楽しませる話し方を特訓してきました。

今回は、その成果を披露すべく、美作大学の武田先生と学生さん、manabo-de代表の森年さん、静耕舎共同代表の小林さんにお越しいただき、生徒たちのプレゼンテーションについてアドバイスをいただきました。

クイズを入れたり、対話しながらプレゼンテーションを行ったりといった工夫がみられ、生徒たちは自信を持って発表することができました。

国際探究プロジェクトもいよいよまとめの時期になりました。これまでの活動をふまえて、「『国際化する』とはどういうことか」というテーマで話し合い、来年の2年生にバトンタッチしていく予定です。

行学 地域企業PV制作講座2023Ⅲ(普通科2年)


10月3日(火)、地域企業のPV制作に向けた講座が行われ、前回と今回を併せて動画制作に必要な考え方や姿勢について学習しました。

また、今回は実際に動画ソフトを使い、技術面についても学びました。


身体を動かしながら「自立感」とは何かを楽しんで学び、またソフトを使った学習にも一生懸命生徒たちは向き合いました。

今後は実際にそれぞれのペアがプロモーションする企業・動画を制作していきます。

地元食材活用!おいしいレシピ~むだなくおいしくSDGs~高校生レシピコンテスト(食物調理科2年)

10月1日(日)、 食物調理科2年生を対象に「地元食材活用!おいしいレシピ~むだなくおいしくSDGs~高校生レシピコンテスト」が開催されました。
今年度12回目を迎えたコンテストで、(株)マルイ、味の素(株)及び津山市役所など、多くのご協力をいただきました。

開会式 では、(株)マルイの松田社長から、「本日は、食材を無駄なく使用し、調理時間を短縮するなど、工夫のある料理を高校生が考えてくれましたので、みなさんお楽しみください。」と、挨拶がありました。

生徒たちは8グループに分かれ、テーマに沿って津山産食材を使用した料理を調理し、SDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献できる工夫などを審査員の前でアピールしました。
そして、味の良さや独創性など5項目の観点から審査が行われました。

1  ギャラリー賞 東雲食堂

ギャラリー賞
東雲食堂

「だし茶漬け」
「揚げないサクサクかき揚げ」

<作品紹介>
だし茶漬けに合うふりかけは、大根の皮や葉を使って作りました。かきあげには人参の皮を使い、マヨネーズと片栗粉で油を多く使わない揚げ焼きでサクサクとした食感が味わえるような工夫をしました。

2 優秀賞(味の素) ニャムニャムご飯

優秀賞(味の素)
ニャムニャムご飯

「ざくラービビンバ」
「生姜香るほかほかスープ」

<作品紹介>
ざくラ-ビビンバには、日本で廃棄量の多い野菜を使用しており、人参やれんこんは皮ごと使用して廃棄部分を減らす工夫をしました。また、副菜には津山産しょうがを使用し、地産地消で体もほかほか温まるスープにしました。

3 優秀賞(津山市) 東食

優秀賞(津山市)
東食

「秋風団子」
「津山の秋!炒菜」

<作品紹介>
炒菜では、加熱時間が短縮できるように切り方を工夫しました。炒菜に使ったピーマンや人参の廃棄部分を秋風団子に入れることで食品ロスを減らし、電子レンジの活用でCO2が削減できるように工夫しました。

8 グランプリ We are SINONOME quality

グランプリ
We are SINONOME quality

「SDGsナムル」
「仙人味噌の鶏もも肉煮込み」

<作品紹介>
「美味しく、手軽にSDGs」をテーマとし、主菜には津山産の仙人味噌や大根を使用し、火が早く通り、味も染み込みやすくなるように切り方を工夫しました。また、SDGsナムルには、大根の葉や皮、人参の皮など普段捨ててしまう箇所を美味しく食べられるようにしました。



今回グランプリに選ばれた作品は、11月3・4日に行われる 2023 マルイフードフェスタ(グリーンヒルズ津山)で試食していただく予定にしています。

今回の経験を生かし、これからも様々な活動を通して地域食材の魅力と、食材を無駄なく活用する方法を発信していきたいと考えています。

書道パフォーマンス[津山・城西まるごと博物館フェア2023](書道部)

10月1日(日)、第28回津山・城西まるごと博物館フェア2023のイベントに書道部が参加させていただきました。

保存地区一帯が歩行者天国となり模擬店等も出店され、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
書道部は、まるごとイベント広場において、書道パフォーマンスを行いました。


今回、1・2年生初の校外でのパフォーマンスということで、生徒たちはとても緊張していました。
また、部員の食物調理科2年生が別のイベントと重なっており、準備から片付けまでほぼ1年生が行い、ドキドキのデビューとなりました。

本校の文化祭が終わってからの短期間での準備で苦労しましたが、幅広い世代に向けたメッセージが届くようにパフォーマンスの曲を考え、この城西地区の素晴らしさが発信できるように言葉(文字)も考えました。
今年は前回のイベントに参加させていただいたこと、行学のフィールドワークで感じたことをもとに、人との繋がりをテーマとして作成しました。

たくさんのお客さんの前でしたが、生徒たちは笑顔を見せながら、しなやかな動きで書き上げることができました。
終了後も、見てくださった方に声をかけていただいたり、言葉の意味を聞いてくださったりと地域の方と交流することができました。

今後も地域に根差した書道パフォーマンスができるように日々の練習を頑張りたいと思います。