10月23日(月)、看護科3年生は人体と看護(微生物)の授業において、感染症患者及びその周囲の人に対する差別の特徴と、差別や偏見がなぜ生まれるのか、そしてどのように向き合っていけば良いのかを学ぶことを目的とし、『私たち一人ひとりができること ~当事者意識をもって考えるコロナ差別~』というドラマを視聴しました。
ドラマ視聴後、 生徒たちはドラマに登場していたシトラスリボンプロジェクトの想いに賛同し、シトラスリボンを作成し大切な人へプレゼントすることにしました。
シトラスリボンプロジェクトとは、コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした前田 眞先生(愛媛大学社会連携推進機構教授)、甲斐朋香先生(松山大学法学部准教授)【「ちょびっと19+」共同代表】が発起人となったプロジェクトです。
愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。 リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。
実際に作ってみると、思った以上に難しく何度も何度も結びなおしましたが、リボンを贈りたい人のことを考えながら、心を込めて作ることができました。
今回の活動への参加を機に、新型コロナウイルスをはじめとしたあらゆる感染症などへの差別や偏見をなくし、地域のだれもが「ただいま」、「おかえり」と、言い合えるまちづくりに参加していこうと思います。
10月22日(日)、PLATPORT(津山市押入)において「食品ロスをもっと身近に!ハロウィン」イベントが開催されました。
秋の行楽ドライブにピッタリのカップランチを競う「ドライブランチコンテスト」に、本校から調理研究同好会の8名(食物調理科2年)が3つのグループに分かれて参加しました。
津山産食材を使い、車のドリンクホルダーに入る大きさのカップに料理を盛り付けて、ドライブしながら楽しめる献立になるように工夫しました。
学校でも何度か試作を重ね、当日は約100人分の試食を用意し、多くの方に試食・投票をしていただきました。美作大学短期大学部栄養学科から2チーム、本校から3チームが競いました。
作品名「ちいまるおにぎり」
作品名「かぼちゃペンネ」
作品名「tortilla」
惜しくも優勝することはできませんでしたが、地元食材を使ったレシピを多くの方に食べていただき、「美味しかった。」という言葉をかけていただき、大変貴重な経験となりました。
これからも地域食材を使ったレシピを考え、その魅力を発信していきたいと思います。
10月21日(土)、国産生乳の需要拡大を図ることを目的とした、第44回(令和5年度)牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会が、公益財団法人岡山県学校給食会(岡山市南区)で開催されました。
本校から食物調理科3年生の清水美佐子さんと髙山普さんが出場しました。
今年度は、県内から445名447作品の応募があり、書類審査により10作品が選ばれ、岡山県大会で調理の実演を行いました。
コンクール当日まで練習を重ねて臨んだため、2人とも手際よく落ち着いて料理を完成させることができました。
優良賞
髙山普さん考案
「アスパラ豚巻き生姜クリームがけ」
津山産生姜と牛乳が合うようにしました。生姜が効いていて体が温まります。調理工程が少なく、簡単に作ることができます。野菜を変えるとバリエーションも増えます。
優良賞
清水美佐子さん考案
「野菜ゴロゴロ!牛乳で作るトマトバターチキンカレー」
牛乳・バターを使い、まろやかな味にしました。また、夏野菜をたくさん使い、健康的で誰もが好きなカレーにすることで野菜嫌いな人もおいしく食べられるようにしました。また、時短でできるように工夫しました。
結果は2人とも優良賞でしたが、初めてコンクールに選ばれて参加することができ、大変光栄でした。
今後は卒業制作展示発表会に向けて作品を考えなくてはいけないので、今回の経験を生かして楽しくみんなに喜んでもらえる料理を考えていきたいです。
10月21日(土)、「みま咲く未来フォーラム2023」がザ・シロヤマテラス津山別邸(津山市)で開催されました。
このフォーラムのプログラムには地元高校生による活動発表があり、本校からは、四校連携講座について大西望加さん、行学について石原碧人さん・奥山萌笑さん・谷名莉緒さん(以上普通科2年生)が発表しました。
それぞれの活動発表の後には質疑応答がありました。四校連携講座の発表に対しては、「講座を受ける前と後で街に対する考えに変化があったか?」、行学の発表に対しては、「津山市の肉文化はホルモンうどんに偏っているが、皆さんの中で津山市と言えば何を1番に思い浮かべるか?」などの質問を受け、生徒はそれぞれの考えをしっかり伝えることができました。
<参加生徒の感想より>
🔹 津山で働く3人の方の講演を聞いて、なりたいものにはどの道からでもなれるし、いくらでも修正がきくこと、興味のあることがあれば行動次第でそれが仕事になるということを学びました。
🔹 高校生のみんなは自信を持ってハキハキと喋るし、声の出し方や話し方が上手だなと思いました。
🔹 他校の発表を聞いて、経験の数が新しい気づきの数に比例すると思いました。実際に企画を行えば様々な視点からの発見があると思います。
10月のボランティアは、城西地区で活動しました。
10月1日(日)は、第28回津山・城西まるごと博物館フェア2023が開催されており、本校から2名がボランティアとして参加しました。城西浪漫館カフェで、挽きたての珈琲と季節のスイーツをお客様へお届けしました。
10月7日(土)、 小学生を対象にした、まちばの寺子屋(学習支援)に参加しました。遊びを通じて子どもの豊かな創造力を感じることができました。
10月21日(土)、 城西地域の文化に触れる体験を子供たちと一緒に参加しました。長安寺で座禅体験し、作州民芸館に立ち寄り、作州絣を見学し、城西浪漫館で稲葉なおとさんの写真を鑑賞しました。その後、その写真にちなんだ「津山の建築と祭」というクイズを通して、地域について学びました。
10月20日(金)、津軽三味線民族音楽ユニット「あべや」による「津軽三味線コンサート」を、本科生(1~3年生)全員で鑑賞しました。
今年度の芸術鑑賞会は、本物の音楽に触れることを通して豊かな感性を育むことを目的として行われました。
「あべや」の中心となる阿部金三郎さん、銀三郎さんは、全国コンクールの優勝経験を持つ実力派の津軽三味線奏者です。迫力のある演奏と、巧みなトークに魅了され、生徒たちは密度の濃い充実した時間を過ごすことができました。
オープニングでは、あべやの皆さんと本校3年生4名が白狐の面をかぶり、和風の怪しげな調べととともに客席の間を通って入場しました。続いて、舞台上での金三郎さん銀三郎さんと出演した生徒たちとの、トークやパフォーマンスを楽しみました。
「曲弾き合戦」では、生徒たちからリクエスト曲を募り、沖縄民謡からポップスまで多様な曲を津軽三味線で即興演奏をしてくださり、圧倒されました。リクエスト曲の沖縄民謡では、沖縄出身の本校教員の歌と津軽三味線との、夢のコラボレーションも実現しました。
また、「牛深ハイヤ節」では、みんなで「サーッサヨイヨイ」、「ヨイサーヨイサー」と合いの手を入れ、会場全体が一体感に包まれました。
その後の生徒参加コーナーでは、12名の生徒たちが舞台上に上がり、銀三郎さんや本校教員とともに「ソーラン節」を踊って、大いに盛り上がりました。最後に、圧巻の「津軽じょんがら節」の演奏があり、鳴りやまない拍手の中、アンコールにも応えてくださいました。
公演時間の90分間はあっという間に過ぎ、 考査の疲れも吹き飛びました 。2学期中間考査最終日の午後に、素晴らしい邦楽エンターテイメントを堪能し、心豊かなひとときを過ごすことができました。
10月13日(金)、今年度2回目の防災訓練を実施しました。
今回は、無線機を使用しての報告や分散避難など、様々な報告方法や避難方法を実践しました。
緊急地震速報で訓練を開始し、速報が出されたら、頭の保護の目的で机に下に入ります。地震発生に伴い、机が動くことがあるので、しっかり机の脚を持つことを指導しました。
本部による被災状況の確認では、各HRに設置されている無線機を活用しました。
今年も災害看護を学んでいる専攻科生は、授業の一環として参加しました。避難指示からわずか2分ほどで避難も完了しました。
「お」さない、「は」しらない、「し」ゃべらない、「も」どらないに注意しながら、全生徒・教職員を含め、約630名が訓練しました。
避難完了後、消防署の方より、消火器について説明をいただき、本校の自衛消防組織の消火班が中心となり、消火訓練を実施しました。
周囲の人々に大きな声で「火事だ!!」と知らせ、初期消火にあたります。消火器の安全ピンを抜き、ホースを火元に向けて構えたら、レバーを握り、徐々に火に近づいていきます。しかし、自身の身長を超えるような火柱なら、無理はせず避難することが大切であること、また、風上から、火の根元を狙って、噴射させることが大切であると教えていただきました。
講評では、落ち着いて静かに移動できていたことを評価していただきました。 また、共助の大切さについても教えていただきました。
10月7日(土)~8日(日)、Balcom BMW 広島総合グラウンド(広島市西区)において第32回中国高等学校新人陸上競技対校選手権大会が開催されました。
本校から岡山県代表として、女子三段跳と走幅跳に松川真結さん(普通科2年)が出場しました。
三段跳での3位入賞、走幅跳での8位入賞と2種目ともの自己ベスト更新を目標に臨んだ試合でした。
走幅跳では、コンディションも良く、追い風参考記録となったものの、自己ベストを越え、8位入賞の目標を達成することができました。
三段跳は、前日の走幅跳の疲労もあり、なかなか調子が上がらず5・6本目でやっと本来のジャンプが出るというスローな展開になってしまいました。
このため3位入賞も自己ベスト更新も果たすことができませんでした。
連戦に耐えられる体力とウォーミングアップのあり方が課題となった試合でした。
両種目とも、来年のインターハイ出場へ希望の持てる結果となったので、これを励みに冬の練習を頑張りたいと思います。
10月7日(土)~8日(日)に日本武道館(東京都千代田区) において 2023年少林寺拳法世界大会 in Tokyo, Japan が開催され、 本校から岸本莉実さん(普通科3年)が単独演武女子有段の部に出場しました。
今回の大会は決勝に残ることを目標としていましたが、直前で体調を崩してしまい、コンディションを合わせることができず、悔しい結果となりました。
しかし、「世界」という大きな壁を実際に見て肌で感じたことは良い刺激となりとても貴重な経験を積むことができました。
陸上と少林寺の2つの競技を両立することは難しく多くの怪我に悩まされ、たくさん悔しい思いもしましたが、ここまで続けることができたのは、支えてくれた家族や応援してくださった皆様のおかげです。3年間本当にありがとうございました。これからも私らしく粘り強く頑張っていきます。
10月7日(土)、中学3年生を対象とする学校説明会を開催し、中学生・保護者合わせて300名以上の参加者が来校しました。
開会の挨拶では、安東校長と生徒会長から津山東高校の魅力や特徴についてのお話がありました。
その後、3つの学科(普通科・食物調理科・看護科)や入試についての説明を担当者が行いました。
また、各学科の生徒による学校生活についての発表では、それぞれ学科の特色ある講座や学校生活の具体的な様子などを伝えてくれました。
今回の学校説明会では、在校生がスタッフとして受付や会場整理・案内で活躍してくれました。
さらに寮の見学で本校の施設を知ってもらったり、部活動の見学で多くの中学生に活動の様子を見てもらったりすることができました。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~