手話講座Ⅱ(看護科1年)

8月22日(月)、岡山県聴覚障害者福祉協会から、山本修先生、大西香保里先生をお迎えし、看護科1年生を対象に第2回目の手話講座を開催しました。

始めに前回の復習を生徒2人1組で行い、手話を用いて挨拶や自分の名前を指文字などで表現しました。また、複数の生徒たちが、みんなの前でお互いに自己紹介をし、手や指の動きだけでなく、顔の表情も使い「言葉」を表現することができました。

その後、生徒からのアンケートを基にした〇×クイズや、ろう者(聴覚障害者)の方々の日常生活の困り事を考えるグループワークが、講師の先生方と質問形式で進められました。グループワークでは、真剣に聾者の日常生活を考え、意見交換をし先生方への質問を考えました。
また、基礎的な医療単語や病院での患者との簡単な会話表現を学び、手の動きだけでなく、相手に何かを伝える時には、表情も大切だと改めて気づかされました。


生徒からの先生方へ「夜、眠っている時に誰かが入ってきたらどうしますか。」という質問から、火災や災害時に音声による情報が伝わらないことの深刻さや、近隣の方々に配慮をお願いしていることを教えていただき、生徒一人一人が、自分たちに出来ることについて深く考える機会になりました。


最後に、生徒代表が、「2回の講座で学んだことを活かし、聴覚障害者の方とコミュニケーションが取れるように、これからも手話について学んでいきたいです。」とお礼を述べました。

2学期始業式


8月18日(木)令和4年度2学期始業式が、校長室をスタジオにしたオンライン形式で行われました。

式辞で園田校長は、戦後の77年間を明治維新から終戦までの77年間と比較しつつ、「みなさんの人生と重なるこれからの77年間、世界が平和であってほしいと祈ります。戦争や平和について深く考えてみてください。」と呼びかけました。

さらに、感染症にどう対処していくかについての考え方の違いによって人々の間にしばしば感情的な対立が生じている状況に触れ、「私たちは、専門家の間でも意見が分かれるような、正解のない状況の中にいることを自覚しながら、互いの考えを尊重し合い、冷静に対話をしなければなりません。平和な世界を実現する鍵も、実はそういうところにあるのではないでしょうか。」と語りかけました。

また、式後に生徒支援部の先生から、2学期の生活についての留意すべき点や、直近に迫った東雲祭についてのお話がありました。
四校連携講座や部活動、ボランティア活動など、感染症対策を講じつつ実りの多い活動を行うことができた夏休みを終え、級友との久々の語らいを喜ぶ姿。各教室には、2学期の学校生活への期待とやる気がみなぎっているように感じられました。

知事と一緒に生き活きトーク(食物調理科3年)


8月9日(火)、令和4年度第2回「知事と一緒に生き活きトーク」がザ・シロヤマテラス津山別邸(津山市)で開催され、美作国“美味し国”プロジェクト~「食」による観光振興~をテーマに、プロジェクトに参加した生徒の中から、高校生代表として食物調理科3年の筈尾向陽さんが参加しました。

プロジェクトに参加して感じたことや、今後のプロジェクトに寄せる思いなどについて伊原木岡山県知事と意見交換をする場をいただいたので、筈尾さんは事前に整理し準備して参加しました。

将来、食に関する仕事に携わる者として、美作地域の食材やおいしい食事を全国の方々に発信し、知ってもらい、食べてもらいたいという一心で参加し、評価してもらえたことをうれしく思いました。

行学 地域PJ[佐良山地区]Ⅱ(普通科2年)

8月7日(日)、津山市佐良山地区で段ボールピザ窯体験のイベントが開催されました。本校から普通科2年生の佐良山企画班(行学地域PJ教育分野)がピザ窯の作り方を地域のみなさんにレクチャーするため参加しました。
最初はお互いに緊張をしている様子でしたが、6月のカヤック体験イベントのおかげで、すぐに打ち解けることができました。
また、地域の方々とも2回目ということで、和気あいあいと作業することができました。

ピザ窯は、 段ボール箱をいったん解体し、アルミホイルを段ボールが見えなくなるまで(隙間がないように)でんぷん糊で貼り付けていきました。
屋外での作業だったため地面が凸凹で、アルミホイルが破れてしまうので苦労しました。途中、補強用のアルミテープがなくなり、どうなるかと思いましたが、アルミホイルを切って形を変えながら張り合わせ、上手くできました。
前開きにできるように 段ボールを組み立て、ピザを焼いていきます。


今回は、新型コロナ禍ということもあり、ピザ作りを行わず、市販のピザとなりましたが、パリッと美味しく焼き上げることができました。最後は、完成品をカットして持ち帰ったりしました。

今後、生徒たちは、本提案にむけて振り返りをしっかり行い、自分たちの提案内容をブラッシュアップしていきます。

美作地区図書委員会交流会(図書委員会)

8月5日(金)、美作地区図書委員会交流会が津山工業高校図書館で行われ、本校図書委員(3年1名・2年2名・1年1名)が参加してきました。
この交流会は、美作地区の図書委員が交流を深め、各校の委員会活動を活性化することを目的として、毎年、行われています。

最初に、各校の委員会活動を紹介した後、グループに分かれて自己紹介を行いました。

次に、課題図書の中から一冊を選んでポップ作りに挑戦しました。完成したポップをグループ内で紹介し合い、大いに盛り上がりました。
作成したポップは、秋の読書週間の時に、津山市立図書館で展示される予定です。

各校の図書(文化)委員と触れ合うことで、生徒たちは大いに刺激を受けることができました。今後の委員会活動に活かしてくれるものと期待しています。

<フォトギャラリー>四校連携講座[地域創生学](普通科2年)

7月27日(水)~8月2日(火)の5日間、津山市内の県立高校四校(津山、 津山東 、津山工業、 津山商業 )による四校連携講座「地域創生学」が開講されました。この講座は、「産業」「観光」「医療・福祉」「教育・人材育成」の4分野に分かれ、津山市の課題に対して解決に向けた提言を行う集中講座です。

1日目は、開講式やグループエンカウンター、基調講演の後、各分野に分かれ津山市から現状の説明を受けました。

2・3日目は、各分野に分かれてフィールドワークなどを行い、4日目は、これまでの学び・体験から津山市への提言についてグループで話し合いをしました。

最終日は、各グループが提言書を作成し、その内容をまとめたスライドで成果発表会を行いました。フィールドワーク等でお世話になった方々にはZoomで参観していただきました。
質疑応答で活発な意見交換も行われ、短期ながらこの講座を通して生徒の成長がうかがえました。

夏季学習セミナー(普通科・食物調理科3年)


8月1日(月)~5日(金)の5日間、普通科・食物調理科3年生の希望者を対象に夏季学習セミナーを行いました。

具体的な学習計画を立て、長い学習時間を継続することで真摯に学習に向かう姿勢を身に付けることを目的としています。3年ぶりに感染症対策を講じながら、実施しました。

同じ目的に向かって努力している仲間から刺激を受け、5日間全力を尽くして頑張りました。自分の苦手な分野を克服したり、得意分野を伸ばしたりと、それぞれが計画した学習ができたのではないでしょうか。

最後に、この5日間頑張れたことを自信にして夏休み、2学期以降の学習につなげてほしいと願います。すでに総合選抜型入試のエントリーが始まったり、9月以降から出願をしたりと入試のシーズンは始まっていますが一緒に頑張りましょう。

津山鶴山ホテル[ランチ]提供のお知らせ(食物調理科3年)


津山鶴山ホテル(津山市)で校外実習を行った食物調理科3年生の12名が、鶴山ホテルの調理師の方々からご指導いただきながら、和食・洋食・中華の3グループに分かれてコラボメニューの開発を行いました。
7月26日(火)には、お披露目会があり、生徒たちは自分たちで考案したレシピの説明を行いました。

どのメニューにも食材や味付けに夏らしさを取り入れたり、地元の食材を取り入れたりするなどの工夫をしています。
このコラボメニューは、8月1日(月)~31日(水)に津山鶴山ホテルの1階レストランにてランチメニューとして提供されます。試行錯誤しながら一生懸命考案したのでぜひ食べに来てください。

全国高校総体少林寺拳法競技大会(少林寺拳法)

7月29日(金)~31日(日)、高知県立春野総合運動公園体育館(高知市)において令和4年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)少林寺拳法競技大会が開催されました。本校から岡山県代表として岸本莉実さん(普通科2年)が 女子単独演武に出場しました。

大会直前に足を負傷したことにより、トレーニングもままならないまま当日を迎えました。当日は、持ち前のバイタリティで痛みをこらえながら堂々と演武しました。ベストの状態ではない中での出場となり成果を出せない残念な大会となりましたが、次回の新人大会に向けて引き続き頑張ります。

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