








1月19日(水)、体育分野3年生のチャレンジ42.195kmを開催しました。津山市加茂地区を折り返しとするコースで、今回、過酷な気象条件(コンディション)となりました。
8時30分、友人たちからの激励メッセージ入りのTシャツを着て、自己の限界に挑むスタートを切りました。
総合1位 (男子歴代6位)
北野 ひかるくん 2時間52分16秒
【コメント】陸上競技部の中距離選手。 2時間50分切りを目標に走っていたが、ラスト5kmで足にきて遅くなってしまった。体育分野の2年生が残り6kmで並走してくれ、また、「頑張って」と沿道の地域の方からの声援でネガティブ思考にならなかった。 42.195kmを走り終え、「後悔があるとすれば、心肺機能を高めるより足腰の筋トレをすれば良かった。前半はリズムよく走れたが、もし、今後、走ることがあれば前半のペースを落とし、平均的に走りたい。」と、「もう、42.195kmは走らない」と言いつつも、走りについて語ってくれました。
総合2位
秋元 嶺摩くん 3時間10分16秒
【コメント】野球部員で8月から練習を行い、3時間を切ることが目標だった。 折り返しで、メンバーの顔を見ると元気になり、 地域の方の声援がなかったら完走できなかったと思う。 42.195kmを走って、「努力すれば、結果もだが、経験や体力など得られるものがある。目標を立てて一つのことを頑張れば、自分に負けない心が身につく。」と語ってくれました。
女子1位
原田 寿美伶さん・本田 萌衣さん
5時間13分55秒
【コメント】
本田さん:自分のペースで走っていたら、残り15kmで原田さんに追いつき、原田さんと並走を始めた。霰・雪が痛く、冷たかった。 地域の方の応援があり、その応援が自分の支えになった。最後の10kmで一緒にゴールしようとなった。応援に来られなかった親の代わりに、知り合いの方が応援に来てくれうれしかった。
原田さん:知らない方や仲間、後輩の応援が励みになり力になった。剣道部で体力はあるのだが、足が重かった。 最後まで自分自身に負けないように、走り切れた。
生徒たちは、時折雪が降る中、長い道のりを一歩一歩力強く走り抜き、全員が完走することができました。ゴールをする生徒の表情は、清々しく、達成感にあふれていました。
報道部のお昼の放送では、全校生徒にゴールした選手の速報が流れました。
今回で36回目を迎えたチャレンジ42.195kmですが、毎回のようにご支援、ご声援をくださる地域の方々、関係各所の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
1月18日(火)、1年生全員による百人一首カルタ取り大会が第1体育館で行われました。
新春にあたって、日本の古典文化に触れながら学年の親睦を深めることを目的として、毎年、1月に行う、本校1年生の伝統行事です。
全員が17班に分かれてクラス対抗戦を行い、取った枚数の合計を競いました。
コロナ禍ではありますが、常時換気を行い、体育館全体に広がり、各対戦場所に設置されたアルコール消毒液で適宜手指消毒を行うなど、感染対策に気を配りつつ開催しました。
生徒たちはきちんとマスクを着用し、発声をせずに無言で札を取るという特別ルールの中でも、歓声の代わりに拍手でお互いをたたえあい、寒さを吹き飛ばす熱戦を繰り広げていました。
優勝した4組には、翌日、優勝トロフィーと賞状が授与されました。厳しい寒さとコロナ禍にも負けず、笑顔のはじける楽しい時間となりました。
【結果】
第1位 4組(127枚)
第2位 1組・3組(105枚)
第4位 2組(103枚)
第5位 5組(101枚)
1月17日(月)、パティストリーマコトエバラ×モンレアル 江原誠先生をお招きし、食物調理科3年年生があめ細工を学びました。
砂糖の科学と熟練した技を見ることにより、芸術的な作品が生まれることを知り、その技術を習得する目的で実施しました。
今回は「引きあめ」を学びました。材料はグラニュー糖・水あめ・パラチニット(あめの結晶化を防ぎ、伸ばしやすくする)・水です。
煮詰めたあめを何度も引き伸ばすことで、シルクのような光沢があらわれ、バラなどの花や葉、リボンなどの作業に使用される技法です。
材料は少ないですが、温度管理や手早さ、熟練した技術を要するため、生徒たちは江原先生の技に圧倒されました。
デモンストレーションで、江原先生があめ細工のバラを作る工程を簡単にされていたので、生徒も同じようにしてみましたが、全くうまくいきませんでした。
あめの熱さと扱いの難しさに戸惑い、苦戦しました。 煮詰める温度管理がうまくいかず、2回ほどやり直した班もありました。
光沢を出すのが難しく、あめを何回引けば光沢が出るという法則がないため、生徒たちはその感覚がわからず、ほとんどの班が濁った引きあめとなってしまいました。試行錯誤しながらも最後にはバラを形成することができました。
技術とは、何年もかけて得られるものであると実感させられた実習となりました。
「うまいっしょ北海道 全国高校生料理選手権2021」において、本校食物調理科3年生の金子恭子さん(北陵中出身)と髙橋未菜美さん(北陵中出身)のチーム「こんぺいとう」が書類審査を突破し、1月22日(土)にオンラインで行われる本選に進みました。
見事全国の舞台に立った2人には、1月17日(月)、同窓会の激励金が藤田長久会長から、PTAの激励金が会長に代わり園田哲郎校長から、それぞれ贈られました。
募集テーマは、「『やっぱり外食っていいな。美味しいな。』と思える料理」。コロナで外食産業が苦境にあることを踏まえて設定されたものと思われます。 作品名は「笑顔さくらンチ~えぇとこじゃで。春は津山へ」。コロナ禍で旅行に行けなかった方に向けて、岡山県の郷土料理や食文化・食材をふんだんに使った料理を味わっていただきたいと思い考えたメニューとのことです。
スルメ出汁のすまし汁、干し肉のハーブスモーク、ヨメナカセなど、津山の食文化を存分に採り入れたワンプレートの自信作です。
本来は北海道に出向いて本選(調理・プレゼンテーション)が行われるはずでしたが、感染急拡大のためオンライン交流会になってしまい残念。でも多くの応募作の中から上位10チームに選ばれたことは快挙です。地元の食文化を巧みに生かした作品と2人のプレゼンテーションが、交流会で全国の高校生に楽しんでもらえることを期待します。
1月17日(月)、看護科1年生を対象に高取茂樹先生と盲導犬テミスちゃんをお迎えし、視覚障がい者の支援方法について学びました。
視覚に障がいがある方が、普段、どのように生活をされているのか色々お話を聴くことができました。
まず、視覚障がいの種類や特徴を学ぶため、生徒たちは実際にハンカチを目に当てて光の感じ方や見えづらさなどを体験したり、パソコンやスマートフォンの画面の読み上げ機能について教えていただき、実践してみました。
視覚障がい者の方の生活について、食事やお金の判別の仕方、包丁の使い方などを実際に見せていただき、一緒に体験もしました。
また、視覚障がい者の方への歩行介助や、白杖の使い方も教えていただきました。
授業中、テミスちゃんも生徒を見守ってくれています。
全盲体験と歩行介助体験では、生徒たちは目が見えないことの怖さや不安さを実感し、歩行介助の大切さを改めて感じました。 また、どのように介助してもらえると安心できるのかについても、学ぶことができました。
<生徒の感想>
■視覚障がい者の方に対して「かわいそうだな」と思っていたが、一般の人と変わりなく暮らしている姿を見て、視覚障がいのある方に対するイメージが変わった。
■視覚障がい者の方が困っていたら、声をかけたり、自分ができることは何なのかを考えて行動していきたい。
■ちょっとした言葉や気遣いの大切さを学び、看護師になるにあたって言葉の選び方にも日頃から気を付けたいと思った。
1月16日(日)、美作国“美味し国”プロジェクト新メニュー開発中間発表が本校を会場に行われ、本校から5チーム6作品が出場しました。
このプロジェクトは美作地域を代表する新たな「食」のメニューを開発するプロジェクトで、旅の目的となるメニューとローカルビーガンメニューの二つのテーマが設けられています。
生徒たちは、事前に野菜ソムリエの方から美作地域の野菜について講義を受け、1・2年生の19チームがメニューを考案し、校内での選考により5チーム6作品が中間発表に臨みました。実際に考案したメニューについてプレゼンテーションを行い、食の専門家の方々に試食していただき、最終審査会に向けてのアドバイスをいただきました。
2月26日(土)の審査会までに、より良いものになるよう修正を加え、美作地域に私たちの考えたメニューを食べに来ていただけるように仕上げたいと思います。
1月16日(日)、普通科2年生の行学で空き○○分野に所属する5名が美作市上山地区にある大芦高原キャンプ場を訪問しました。
今回、大芦高原キャンプ場を経営されており、本校の地域コーディネーターでもある三宅さんと地域の方々にお手伝いいただき、 行学の「空き○○」のグループ名にちなんで、空きスペースを利用し、空き缶を再利用した環境に良い活動を行いました。
生徒たちは各自で持ち寄った空き缶を調理しやすいように加工し、調理のための火も自分たちでおこしました。
空き缶でごはんを炊き、 空き缶で作るポップコーンや蒸しパンにチャレンジしました。できるだけ資源を少なく、電気を使わずに作ってみました。
SDGsの「12.つくる責任、つかう責任」、「11.住み続けられるまちづくりを」を活動の目標とし、活動を行いました。
生徒たちは楽しい活動ができたが、「もっと工夫すればより環境に良く、地域の方々との交流のきっかけになる活動になるのでは。」と活動を振り返っていました。
今回、コロナ禍の中での実施ということもあり、感染症対策を徹底しました。
三宅さんと地域の方々には会場の準備から片付けまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。
1月14日(金)、普通科1年生を対象に株式会社DREAMIX代表取締役 齊藤尚央人先生をお迎えし、「人と人とがつながる共感型プレゼンテーション」と題して講演していただきました。
今まで生徒たちは何度かプレゼンをする機会があり、少しずつレベルアップしてきましたが、聞き手を意識して行うという課題をなかなか自分たちで改善することが難しかったため、プレゼンテーションの世界大会での優勝経験をお持ちの齊藤先生から学ぶことにしました。
齊藤先生からはプレゼンテーションの実践内容であったり、どうすれば聞き手を引き付けることができるのかを教えていただきました。
実例を見せていただいた後に、生徒たちが感想を述べることで、自分たちの足りない部分を実感することができました。
齊藤先生から数種類のプレゼンの型を見せていただき、生徒たちはたくさんメモを取り、次回の報告会に向け準備をしていました。
講演後は生徒たち一人ひとりが定めた「私のプレゼンテーション3ヵ条」に基づいて準備をすすめ、3月の報告会でさらにパワーアップした姿を見せられるように励んでもらいたいと思います。
1月11日(火)3学期の始業式が、校長室をスタジオにしたオンライン形式で行われました。
園田校長は式辞で、ここ数日の感染拡大を踏まえ、より一層感染防止に努めるとともに、一日一日を大切にしながら、落ち着いて学校生活を送ってほしいと話しました。
また、今年を人とのつながりを大切にする年にしてほしい、と述べた上で、「一度しかない人生に喜びや幸福をもたらしてくれたり、より良い社会を実現してくれたりするのは、やはり人とのつながりである。つながりの第一歩は挨拶。校外実習のレポートに『おはようございます』『お願いします』『お疲れ様でした』といった挨拶によって良い状態で仕事が出来ることがわかった、と多くの生徒が記していた。今年は昨年以上に気持ちの良い挨拶に心がけてほしい。」とメッセージを送りました。
式後、清水生徒支援部長から、3学期の学校生活などについてお話がありました。
いよいよ令和4年の学校生活が始まりました。今年も「カラを破ろう、人とつながろう」の超前向き東高スピリットを発揮して、豊かなつながりにあふれた、自分にとってもみんなにとってもハッピーな年にしていきましょう!