<フォトギャラリー>校外実習(食物調理科3年)

7月10日(月)~25日(火)、食物調理科3年生が津山市内の9施設で校外実習を行いました。生徒たちは、期間のうち10日間、各実習場所で新入社員と同じように指導をしていただきました。校内で学習した知識や技術をもとに、さらに調理技術の向上、応用力、実践力を身に付けることを目的としています。

最初、生徒たちは緊張した様子でしたが、実習を重ねるにつれ社会人としての自覚が芽生え、働くことを意識しながらの実習となりました。将来の進路選択にもつながりました。

看護師国家試験対策セミナー(専攻科2年)

7月25日(火)~27日(木)の3日間、本校を会場に第113回看護師国家試験対策セミナーが行われました。実施場所を2か所に分け、感染予防対策をとりながら行いました。
本セミナーの目標として、3日間自学自習により学習に集中すること、そしてセミナー後も継続した取り組みができるよう学習方法を工夫すること、クラス全体で協力できる体制づくりを行うことを掲げ、各自で学習計画を立てセミナーに臨みました。

1学期が終了し、猛暑の中でのセミナーでしたが、3日間体調不良者もなく、集中して学習に取り組みました。学習を深めていく中で、人体の解剖生理の重要さを改めて感じました。

1日の学習のまとめをお互いにアウトプットすることで学習内容の再確認をし、また、自分自身の苦手分野についても、お互いに学習方法をアドバイスしてもらうなど有意義な時間になりました。


3日間の短期間でしたが、集中してセミナーに参加することができました。
受験は団体戦であること、一人一人の意気込みや姿勢が国家試験合格に結び付くことを再確認できたセミナーでした。

全国高校総体少林寺拳法競技大会(少林寺拳法)

7月21日(金)~23日(日)、道北アークス大雪アリーナ(北海道旭川市)において、令和5年度全国高等学校総合体育大会少林寺拳法競技大会 兼 第50回全国高等学校少林寺拳法大会(インターハイ)が開催されました。
本校から岡山県代表として女子単独演武に岸本莉実さん(普通科3年)が出場しました。

予選では一部納得いかない部分があったものの、落ち着いた演武を行うことができ、ベスト32に入り、準決勝に進出することが出来ました。翌日の準決勝では、力強く切れのある演武を行うことができましたが、残念ながら点が伸びず決勝戦に進むことはできませんでした。
今後も自らの感覚を大切にしながら、より高い演武を目指して精進していきます。

手話講座(看護科1年)


7月21日(火)、岡山県聴覚障害者福祉協会より芦田タキ子先生と大西香保里先生を講師にお迎えして、手話を通して聴覚障害者への理解とボランティア活動の重要性を学び、職業観を育むことを目的として看護科1年生が手話を学びました。


最初に担任より講師の先生お二人をご紹介させていただき、お二人のうちお一人が聴覚に障害があるのか生徒たちに質問をしたところ、分からないので印象で答えていました。 先生方の見事な演技に半数以上の生徒が不正解となりました。
このことからも聴覚障害は「みえない障害」と言われており、理解されづらいということを実感し、学ぶことができました。


聴覚障害のある方とのコミュニケーション方法として、筆談をはじめ8種類あることや、その特徴を講義やゲームを通して学びました。

実際に手話や指文字を使って自分の苗字をどう表現するか教えていただき、生徒たちは互いに自己紹介し合い、熱心に取り組みました。

また、先生から聞こえないことで困ることや生活の工夫点なども教えていただきました。

生徒から先生方へも積極的に質問を行い、「もし聞こえたとしたら何を聞いてみたいか。」という質問に対し、先生の過去の経験から「自分の子どもの声が聴きたい。」というお答えに、涙を流す生徒も多くいました。

最後に生徒代表が、本校のホームページを見てこの手話講座を楽しみにしていたことを伝えた上で、「私たちの生活はすべてが当たり前でなく感謝に包まれていることを感じた。まず障害の有無に関わらず、相手の伝えたいことを受け取ろう、私たちの思いを伝えたい、という思いで関わっていくことが大切であると学んだ。これからの生活にもさまざまな方とのコミュニケーションを積極的にとり、楽しんでいきたい。」と感想とお礼を述べました。

学部学科別ガイダンス(普通科1年)

7月21日(金)、普通科1年生の学部学科別ガイダンスを開催しました。 模擬授業を受けることにより、学部・学科の学びの内容の違いについて知り、進路選択の視野を広げるために行われました。

生徒たちは、経済・経営、文学、法学、語学・国際、教育、保育、福祉、医療・リハビリ、工学、理学、建築、農学、動物、栄養、調理、美容、ファッション、スポーツの18分野のうち興味のある分野のガイダンスを2つ体験しました。


一部、オンライン形式の講義もありましたが、講師の先生のお話を、メモをとりながら真剣に聞いていました。
動物分野では、爪切りに挑戦し、美容分野では、ワインディング(パーマを巻く作業)を体験させていただきました。
また、保育・幼児教育学分野では、赤ちゃんのあやし方や、ミルクのあげ方を体験し、食物・栄養学分野では、野菜を摂る意味や摂取方法について学びました。

 



専門的な話を聞いた生徒たちは、新たな興味関心を抱くとともに、もっともっと進路に対する視野を広げる必要性を感じました。

10月には岡山大学に訪問し、実際の大学の雰囲気や講義を体験しに行きます。

1学期終業式


7月19日(水)に1学期の終業式が第一体育館にて行われました。
式に先立ち、収納式と壮行式が行われ、各部活動の功績をたたえ、中国大会に向けての決意表明なども行われました。

安東校長からの式辞では、食物調理科や看護科で行われている校外での実習や、普通科の行学での探究的な学び、部活動など様々な場面で一生懸命に取り組み、輝いている姿が多くみられました。これからも、「素直な気持ち」を大切にして欲しいです。また、2学期からは東雲祭が本格的に始まりますが、「恕」の心を大切にし、「つながる力」を向上させましょう。さらに、進路決定に向けて充実した時間にし、命・健康を大切にして過ごし、2学期の始業式に元気な姿を見せてください、と語りかけました。



生徒たちも、校長先生の話を真剣に聞いており、2学期からの活躍が楽しみです。

壮行式(陸上競技部・少林寺拳法)


7月19日(水)、中国大会に出場する陸上競技部の壮行会を行いました。
選手紹介の後、安東校長から選手たちに激励の言葉がありました。

第77回中国陸上競技選手権大会 が 8月19日(土)~20日(日)にヤマタスポーツパーク陸上競技場(鳥取市) おいて開催され、 本校から 岡山県代表として、 女子400mハードルに釜口心奈さん(普通科3年)と、片山ありささん(普通科2年)、女子三段跳に松川真結さん(普通科2年)が出場します。

選手を代表して、片山ありささんが「応援してくださる全ての人たちへの感謝の気持ちを力に変えて頑張ってきます。」との挨拶があり、選手たちに全校生徒から大きな拍手が送られました。

また、 北海道インターハイに出発した少林寺拳法の岸本莉実さん(普通科3年)の紹介が行われました。
岸本さんは、女子単独演武で岡山県予選を2位、その後の中国大会で優勝をし、7月21日から道北アークス大雪アリーナ (北海道旭川市)で開催される令和5年度全国高等学校総合体育大会少林寺拳法競技大会 第50回全国高等学校少林寺拳法大会に出場します。

収納式Ⅰ


7月19日(水)、終業式に先立ち収納報告が行われ、1学期に表彰された生徒たちがステージ上で全校生徒に報告し、安東校長に収納しました。

始めに、5月に開催された美作総体の個人・団体の収納を行い、代表生徒は成績とともに今後の活動に対する意欲や後輩へのエールを述べました。


引き続き、7月までに開催された大会、コンクールの収納を行い、選手たちの健闘を、全校生徒が拍手で称えました。

地域未来創造会議2023Ⅰ(普通科2年)

7月18日(火)、今年度の第1回地域未来創造会議を開催しました。この会議は、高校生が中山間地域の方々と協働して課題解決に取り組む事を目的とした事業の一環として開催されたものです。
本校は昨年、一昨年度に続いて、この事業の実施校に指定されています。

第1回のこの日は、 大学、地元企業、自治体、地域団体、地域コーディネーターの方々にお越しいただき、 本校からは生徒代表として普通科2年生4名が出席しました。


生徒たちは、行学の時間にグループで考えている企画を発表し、地域の方からご意見をいただきました。
また、各グループであらかじめ用意していた質問をし、地域の実態についての情報収集を行うことができました。


今後はこの経験を学年に持ち帰り、さらに地域の実状に即した話し合いを進めていきます。

この会議は2学期と3学期にも開催される予定です。

看護臨地実習(看護科1年)

7月10日~14日までの5日間、津山市内にある、津山第一病院・津山中央記念病院・石川病院・中島病院の4つの医療施設において看護科1年生が看護臨地実習をさせていただきました。
高校1年生の実習では、「地域における病院(保健医療福祉施設)の機能と役割を理解」「病院における看護師の役割を理解」「対象者とコミュニケーションをとる」「生活者である対象者の身体的・心理的・社会的側面について知る」という4つの目標を持ち、各施設の看護部長をはじめとする臨床指導者の看護師の方々にご指導をいただきました。

臨地では、病院で働く様々な職種の方に仕事の実際を見学させていただきました。普段、患者として病院を受診した際には気付きにくいが、現場の方々により安心や安全が陰ながら守られていることを学ばせていただきました。
看護師さんやリハビリテーションのセラピストさんと共に患者さんのもとへ同行させていただき、治療や看護援助に必要とされる「確かな知識と技術」だけではなく、「患者さんを想う気持ち」、「言葉だけではないコミュニケーション力」、「患者さんのために自ら学び続ける姿勢」も大切であると学ぶことができました。

<実習後のまとめ>
🔹看護師さんの笑顔で患者さんが笑顔になり、患者さんに触れるときの手の角度や声をかけるときの目線を一つ変えるだけで患者さんを大切に想う気持ちや看護の心を伝えられることに気付くことできた。
🔹看護臨地実習や患者さんの前だけでなく毎日の生活が学びの場であり、日々の生活を大切に、自分だけでなく周囲の方々や環境に感謝しながらこれからも続けて学び人として成長していきたい。


🔹豊かな人間性と思考力を鍛えるため基本となる学校生活や日常生活を大切にして、確かな知識と技術の獲得ため、毎日の授業を頑張っていきたい。
とまとめました。これからも頑張ります。