激励金贈呈式Ⅰ 全国高校生クッキングコンテスト出場~食物調理科3年髙橋さん・大野さん、津村さん・星さん



第31回全国産業教育フェア埼玉大会「さんフェア埼玉2021」の一部門である「全国高校生クッキングコンテスト」において、本校食物調理科3年生の2チームが一次審査を突破しました。二次審査では調理実技の動画による審査が行われ、10月30日(土)にオンラインで行われる表彰式に出席します。

 

見事全国の舞台に立った2チームには、10月20日(水)同窓会の激励金が藤田会長から、PTAの激励金が会長に代わり園田校長から、それぞれ贈られました。


髙橋未菜美(みなみ)さん(北陵中出身)と大野梨奈(りな)さん(鶴山中出身)のチームは、いなり寿司をメインにそずり肉と生姜のしぐれ煮やスルメ出汁のすまし汁などをアレンジした「秋の津山和プレート」でエントリー。
骨の周りに付いているそずり肉を使用することはフードロス削減にもつながる、などのユニークな視点が評価されたのではないでしょうか。


津村和心美(なごみ)さん(鶴山中出身)と星凛々杏(りりあ)さん(中央中出身)のチームは、津山生姜の炊き込みご飯や野菜チップスを組み合わせた「大満足!ヘルシー岡山プレート」でエントリー。
若い女性をターゲットに揚げ油を省くなどの方法でカロリーを抑えるとともに、捨てられやすいおからや鶏皮を生かすなどの工夫をしたとのことです。


専門学校等の生徒による学習成果発表の祭典であるさんフェアで、8チームしか選ばれない二次審査に本校から2チームが選ばれたことは快挙です。

地元の特産品を巧みに生かし、持続可能な社会づくりに配慮した作品が、本選でも高く評価されることを期待します。

中国大会壮行会 牛乳・乳製品利用料理コンクール出場~食物調理科2年筈尾向陽くん

 

岡山県酪農乳業協会主催「令和3年度牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会」で、食物調理科2年の筈尾向陽くん(中央中出身)が最優秀賞を受賞し、中国大会に進みました。その壮行会が10月20日校長室で行われました。



筈尾くんのレシピは「ミルクあんかけ海鮮かた焼きそば」。アイデアの斬新さ、乳製品の調理特性の活用などが基準の書類審査で上位10名に選ばれ、10月16日に開催された県大会で最高の評価を得て、629作品の頂点に立ちました。


園田校長からは、「入学して1年半でこのような優れた賞を受けるまでに成長したことは素晴らしい。中国大会でも実力を発揮してください。」と激励しました。
筈尾くんは、「県で最優秀になったことに満足せず、まだまだ実力を身に付けます。」とさらなる成長を誓っていました。
中国大会は11月20日に開催される予定です。

牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会(食物調理科2年)

10月16日(土)、令和3年度牛乳・乳製品利用料理コンクール岡山県大会が公益財団法人 岡山県学校給食会(岡山市南区)で開催され、本校から食物調理科2年筈尾向陽くんが出場しました。
応募629作品の中から書類審査によりコンクール出場者10名が決定し、調理審査に臨みました。

日常生活の中に、牛乳・乳製品を活用・定着させ、国産生乳の需要の拡大を図ることを目的にこのコンクールは毎年開催されています。


会場では、いつもと違う調理台で最初は緊張していましたが、すぐに慣れ普段通りに調理することができました。
途中、栄養士の先生から「とても手際よく、きれいに作業しますね。」とお褒めの言葉もいただきました。

筈尾くん考案
「ミルクあんかけ海鮮かた焼きそば」

フライパンでさっと作れてとにかく美味しさを意識して考えました。材料も手に入りやすく、誰でもどこでも作ることができます。また、中華麺を揚げずに少量の油で焼くことで、栄養価的にもヘルシーで、食感もよくなりました。

審査の結果、最優秀賞に選ばれ、驚いた様子でした。
審査員長から、「レシピの段階から美味しさが伝わり、実際に食べてみても想像通り美味しく仕上がっていた。見栄えも良く、食欲をそそる作品で高い評価となった。」と講評していただきました。

中国大会は11月20日に開催されます。審査員の先生方から改善点などのアドバイスもいただいたので、もう一度練習をし、 岡山県の代表として頑張りたいと思います。

行学 地域PJ校外研修Ⅱ(普通科2年)

上山集落(美作市)
知和公民館(津山市加茂町)
商店街めぐり(津山市)
津山圏域消防署(津山市)

10月13日(水)、普通科2年生が行学地域プロジェクトの一環で今年度2回目となるフィールドワークに出かけました。
今回のフィールドワークでは1回目の「地域を知る」という目的からさらにレベルアップした、「地域が抱える課題に対して、自分たちにできることは何なのか。地域の現状を知り、地域の方々から意見をいただくことで、現在考案中の課題解決提案を深めること」を目的として実施しました。

活動では、初めて訪問させていただいたところでは、施設見学や体験、貴重なお話も聞かせていただき、新たな発見や気づきがありました。さらに視野を広げて地域について考えるきっかけとなりました。

また、2回目の訪問をさせていただいたところでは、生徒が実際に地域の子供たちと交流する場面や、地域の方に自分たちの提案を聞いていただき、実際の活動計画を一緒に考えていただいたりしました。

香北小学校(鏡野町)


生徒は普段の学校生活ではなかなか経験のできない内容に楽しさを感じながら、学びを深めていました。
また、2回目の訪問をさせていただいたところでは1回目に行かせていただいた時よりも地域の方とのコミュニケーションも多くとることができ、満足そうな表情をしている生徒も多くいました。

今後は11月の準備期間を経て11月末にすべてのグループが分野内で発表を行い、12月にはそこで選ばれた代表グループが全体発表を行います。
2回実施させていただいた、フィールドワークで得た情報を存分に活かして、地域の未来につながる発表を期待したいと思います。

高校生のネットモラル・薬物乱用防止教室

10月12日(火)、津山警察署生活安全課 幸田吉生先生から、薬物やインターネットの危険性についてオンライン形式で学びました。

ネットモラルや薬物についての正しい知識や心身に及ぼす影響を正しく理解して、適切な行動と意思決定ができる資質や能力を身に付けれることを目的にしています。


始めに薬物に関するDVDを視聴し、違法薬物・危険ドラッグ等の絶対禁止を呼びかけられました。その後、スマホ利用によるトラブルの事例を紹介され、インターネットでの誹謗中傷を中心にネットの恐ろしさを学びました。

生徒たちも真剣に話を聴き、ネットモラルや薬物についての知識を高めることができました。
幸田先生、お忙しい中、貴重なお話をしてくださり、本当にありがとうございました。

オープンスクールⅡ[中学3年対象]


10月9日(土)、中学3年生対象の第2回オープンスクールを開催しました。
今回は、進学説明会として学校紹介ムービー上映や各科の学習についての説明などを行いました。 その後は、施設・設備や実習のデモンストレーションの見学、本校在校生との交流などを科別に実施しました。(午前・午後に分散して同じ内容で実施)

参加してくれた中学生からは「高校の様子がよく分かった」「高校生の方々が優しくて楽しい交流会だった」などの感想が寄せられました。中学生の皆さんの進路選択に役立てていただきたいと思います。

当日は土曜日でしたが、約100人の本校生徒たちがボランティアで登校し、受付、誘導、実演、説明、交流などを頑張りました。津山東高校生たちの素晴らしさも改めて感じられる一日となりました。

行学 SIM津山PJ校外研修(普通科1年)


10月8日(金)、普通科1年生が行学 SIM津山プロジェクトの一環で10分野に分かれ、フィールドワークに出かけました。

7月に市役所の方から津山市の現状についてお話を聴いたことを元に、分野ごとに取り組みや活動を分析してきました。今回は、さらに現地で自分の肌で感じ、自分の目で見て実感することを目的に計画しました。

津山市の特産品を実際に試食させてもらったり、東松原地区のめざせ元気クラブの方々と一緒に「こけないからだ体操」を体験したりしました。津山市内で行われている活動を生で体感することができました。

また、今まで調べて分析してきた内容を発表し、担当の方からアドバイスをいただきました。
まだまだ知らなかった内容も多く、生徒たちは目を輝かせて校外での活動を行いました。


次回から、津山市の課題解決のため新事業を考えていきます。今までの学びを活かして高校生ならではの視点で考えていきたいと思います。
今回のフィールドワークを経てアイディアがわいてきた生徒もおり、今後、どのような案が出てくるか期待しています。

キャンプ実習(体育分野2年)

10月6日(水)・7日(木)、体育分野2年生がのとろ原キャンプ場で1泊2日のキャンプ実習を行いました。

体育分野2年生にとっては、入学してから初めての校外実習となります。 キャンプ実習では大自然の中で、自然を愛することを養い、野外活動での安全について理解し、自己の責任を果たすことにより、相互理解や協調性を養うことなどを目的として行いました。


テント設営では感染症対策として、使用人数を減らし、1つのテントを2人で使用したため、設営に大変苦労しましたが、早くできたペアがまだできていないところを手伝う姿があり、協力して行うことができました。


炊事では感染症や食中毒の対策など、大変注意を払い準備を行いました。出発前、校内で事前実習をし準備はしてきたものの、なかなか火をつけることが出来ないグループや、材料を切ることに苦戦をしていました。ただ、自分たちで作った食事は言葉では表すことのできないおいしさがあり、日々の食事のありがたみを感じました。

キャンプファイヤーは3部構成で実施しました。2部のボンファイヤーではスタンツやフォークダンスなどを行い、生徒たちは火のありがたみを感じながら、楽しんでいました。
キャンプファイヤーの最後にみんなで見た、空いっぱいに広がる星はいつまでも忘れることのない思い出となりました。

2日目は早朝から標高1,205mの富栄山登山を行いました。登山の途中には道が険しいところや、足場が悪いところもありましたが、12人全員無事に下山まですることができました。

登山後は、ヒラメ(あまご)のつかみ取りも行いました。生きた魚を素手で捕まえることなどなかなか経験できない貴重な経験でした。捕ったヒラメは焼き魚にし、おいしくいただきました。

体育コース、体育分野と長く続いてきたキャンプ実習も今年が最後となってしまいました。 活動の中で使用した用具には長く使われてきたものがたくさんあり、先輩方の想いが詰まっていました。その想いを次の学年に継承することはできませんが、私たちがこれからの学校生活や行事に活かしていきたいと思います。
実習を行うにあたって、キャンプ場の整備や薪など私たちが使用する物品を準備してくださった、のとろ原キャンプ場の方々にも感謝をしたいと思います。ありがとうございました。

<フォトギャラリー>戴帽式(看護科2年)


戴帽式前、専攻科1年生が戴帽生にコサージュをつけてくれました。先輩よりお祝いの言葉をかけていただきながら、一人一人丁寧に対応してもらいました。


看護科の1年生から、2年生へのサプライズをしたいとの申し出があり、前日の放課後に、1年生が黒板アートを作成してくれました。
当日の朝、2年生はびっくりしつつも、感動とうれしさで一杯の様子でした。

戴帽式(看護科2年)


10月7日(木)、看護科2年生の第56回戴帽式が保護者が見守る中、厳粛に行われました。

園田校長よりナースキャップが白石看護科長に託されました。その後、戴帽生が白石科長から一人ずつキャッピングをしてもらいました。



キャッピングの後、戴帽生は、ナイチンゲール像から看護の象徴である灯火を一人一人いただいていきました。



ナースキャップは、実際はとても軽いものですが、そこに込められた責任の重さは大きいものです。今後、人の命と向き合う職業に就く生徒たちは決意を新たにしました。


コロナウイルス感染症対策のため、マスクを着用してのナイチンゲール誓詞の唱和を行いました。練習時から、生徒全員息を合わせることに意識をしてきました。
当日は、声や息遣いが本当によく合い、感動を生んだ唱和となりました。



園田校長からの式辞では、「今、社会で最も必要とされている看護師を目指す皆さんを心から尊敬しています。実習では確かな知識、技術を身に付けてほしい。」と、激励をいただきました。



戴帽生の代表として豊福咲花さんが「逃げ出したくなる苦しいこともあると思いますが、努力を怠らず常に前進を続けます。」と謝辞を述べました。

コロナ禍で、今年度も制限を設けた戴帽式の開催となりましたが、生徒、保護者、職員一同、心に残る厳かで感動的な式となりました。
生徒たちは、11月8日から3週間の看護臨地実習が始まります。現場に出て学べることの感謝をかみしめつつ、知識、技術、看護師としての姿勢を身に付けていきたいと思います。

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