高校生探究フォーラム2021(普通科2年)

12月27日(月)、「高校生探究フォーラム」がピュアリティまきび(岡山市北区)で開催されました。このフォーラムは、各校それぞれの探究活動の発表や共有により、高校生一人ひとりの夢を育む機会とするために、岡山県教育委員会が今年度から始めたものです。
県内の多くの高校がステージ発表やポスターセッションを行うもので、ステージ発表の様子はオンラインで配信されました。(詳しくは専用サイト 
https://www.okayama-tankyu2021.jp


本校からも2年生5名が代表で参加し、「中山間地域で活かす高校生のチカラ~地域課題を自分事として探究~」と題し、普通科2年生行学地域プロジェクトのうち、津山市知和地区と鏡野町香北地区を活動フィールドとした取り組みや成果についてプレゼンテーションを行いました。



代表生徒たちは、スライドや発表原稿づくり、事前収録、プレゼンテーションの練習などを熱心に行い、当日は堂々とした素晴らしい発表および質問への対応を見せてくれました。


本フォーラムで、自分たちの探究学習の意義を改めて認識するとともに、他校の探究活動の様子や素晴らしい成果について視聴することもでき、とても有意義な時間となりました。
また、コミュニケーション(プレゼンテーション)の難しさや、協力することの大切さなども学ぶことができたようです。

スマート専門高校(食物調理科)

本校はSociety5.0時代に活躍できる人材を育成するため、「スマート専門高校」としてデジタル化を推進しています。今回、食物調理科に新しい機器が設置されたのでご紹介します。
<回転台一体型の天井設置カメラシステム >
今までの調理実習では、天井に取り付けられた鏡でデモンストレーションを見ていましたが、離れた席からでは見にくく、全員が近くで見ることは不可能でした。しかし、この度、カメラシステムが導入されたことで、高倍率、広画角、広範囲で撮影された映像が大画面モニターに映し出され、離れた場所からでも、全員が同じように手元や鍋の様子をはっきり見ることができるようになりました。調理過程の理解を深めることに役立っています。

<ブラストチラー&ショックフリーザー>
調理したてで高温状態の食品を急速冷却し、食中毒のリスクを減らすことができるブラストチラーと、食品を急速冷凍することで、料理本来の風味を保つことができるショックフリーザーの機能を併せ持った機器です。
食品の下処理工程から料理の提供まで計画的に行うことのできる調理システムに不可欠なもので、 実際の調理現場、特に病院等の集団調理では、以前から導入されています。
使いこなすための知識・技術を習得する必要がありますが、安全で安定した料理の提供、食材費や食品ロスのカットなどたくさんのメリットがあります。この機器が導入され使用できることにより、就職後スムーズに仕事をこなすことができるようになりました。もちろん、日頃の実習についても効率よく作業ができるため、計画的に授業を進めることができるようになりました。

中国高校少林寺拳法新人大会(少林寺拳法)

12月25日(土)、広島県立総合体育館(広島市中区)において第3回中国高等学校少林寺拳法新人大会が開催され、本校から岡山県代表として普通科1年岸本莉実さんが女子自由単独演武の部に出場しました。

コロナ禍の中、久しぶりに開催された県外での大会となりました。このような状況下のため、今までの大会は声出し(気合)が禁止でした。しかし、試合当日に今回の大会では全国大会を想定し、気合ありで試合を実施するとの連絡を受け、日頃、気合なしの練習をしていたので戸惑いもありましたが、本番では落ち着いて演武をすることができました。

予選では、県大会で失敗した時間超過をしないように心掛けた慎重な演武となりましたが、無事2位で通過することができました。

決勝では1位を目指していましたが、惜しくも2位となり、この雪辱は全国大会で果たしたいと試合後すぐに言葉として出ていました。
3月25日~27日に香川県で全国大会が予定されています。開催されることを願い、引き続き練習を積んでいきたいと思います。

2学期終業式

12月24日(金)2学期の終業式が行われました。今回も感染拡大防止のため、校長室をスタジオにしたオンライン形式で行われました。  
式に先立って生徒活動報告が行われ、津山市知和地区や鏡野町香北地区でフィールドワークを行った普通科2年生行学地域プロジェクトの生徒が、探究の成果を発表しました。


次に、2学期中に部活動の大会や料理コンクール、読後感想文コンクールなどで上位入賞を果たした生徒が、カメラを通して全校生徒に報告しました。
今回は例年以上に多くの上位入賞報告があり、東高の勢いを感じさせる時間となりました。

続いて終業式に移りました。園田校長は式辞で、2学期の活動で成果を上げた多くの生徒を称えた上で、「初めから『こんな強豪校の選手には勝てない』『こんなに大勢の中から自分が選ばれるわけがない』などと決めつけなかったから上位入賞できたのです。東高の生徒の皆さんは、自分で自分の可能性に蓋をすることなく、自信と希望を持って努力してください。」とメッセージを送りました。
式後、進路支援部長、教育企画部長、生徒支援部長から、2学期の振り返りや冬休み中の生活などについてお話がありました。
17日間という例年より長い冬季休業になります。来年をよい年にするためにも、有意義に過ごしましょう。

テーブルコーディネイト特別講座(食物調理科3年)

 
12月21日(火)、食物調理科3年生がKURASHIKI Table & Life Creation 専任講師 小池佳子先生と公認講師 最所養子先生をお招きし、テーブルコーディネイトについて学びました。
食卓の演出技術を学び、料理の価値を高めることを目的に行いました。 テーブルコーディネイトの3K(季節、きまり、気持ち)をはじめとする基本や、花の選び方、ナフキンワークなどを学びました。


生徒たちは、それぞれテーマを設定しグループごとに、実際にテーブルコーディネイトを行いま した。
色合いや空間の使い方に最初は苦戦していましたが、講師の先生方にご指導いただきながら、納得のいくまで取り組みました。

セッティング後に、設定やコンセプト、シチュエーションなど、それぞれのテーブルコーディネイトについてグループごとに発表し、先生方から、「こだわって一生懸命考えられていて良かった。」などの講評をいただきました。

最後に、代表生徒が、「相手を思いやる気持ちの大切さや色合い、花の選び方などとても勉強になりました。卒業制作展示発表会でも今回習ったことを生かしたいです。」とお礼を述べました。

<フォトギャラリー>12月ボランティア

令和3年はコロナ禍の影響もあり、ボランティアや地域連携活動の場面が限られましたが、津山東校生はできることを見つけながら、意欲的に活動に参加しました。
12月は城西地区の清掃活動や地域の方との交流といったボランティアの他、北陵中学校や鶴山中学校での学習支援ボランティアにも継続的に参加しました。

城西公民館ボランティア



12月12日は、城西児童公園の清掃活動の後、子どもたちと長縄や輪投げ、シャボン玉の遊びを通して交流しました。



12月18日は、城西公民館で地域の方に教えていただきながら、子どもたちと一緒にお正月のお飾りを作りました。



12月19日は、朝早くから作州民芸館で朝市のボランティアに参加しました。会場の設営、受付、パンや野菜の販売、地域の方が作られたぜんざいを振る舞うお手伝いなど、それぞれの担当場所で笑顔で対応しました。

全国高校生英語ディベート大会(英語部)

英語部の6名( 2年 山際くん、國米くん、小山さん、1年下山さん、新見さん 、日下くん )が12月18(土)、19日(日)にオンラインで開催されたHEnDA全国高校生英語ディベート大会に参加しました。
この大会は準備型英語ディベートの全国大会で、各県の予選を突破した64校が参加しました。津山東高校は岡山県大会で準優勝をしたため、岡山県の第2代表として出場しました。18日には4試合、19日には2試合の合計6試合の予選が行われ、上位進出を目指して競いました。

■第1試合:宮崎西高校と戦い2-0で勝ちました。全国大会での初勝利となり、弾みがつきました。
■第2試合:三島北高校と戦い2-0で勝ちました。 第2試合目まではランダムで対戦相手が決まっていましたが、第3試合目以降はパワーマッチと呼ばれる勝ち数が同じ学校との対戦となる大会形式のため、ここまで全勝となったためここから強豪校との対戦が組まれていきました。
■第3試合:前年度の即興型英語ディベート全国準優勝校である渋谷教育学園渋谷高校との対戦となりました。英語力で圧倒され、0-2での敗北となりましたが、落ち着いてこちらも議論を展開できており、僅差の試合でした。
■第4試合:水戸第一高校との試合となりました。2-0での勝利でした。1日目の最終戦で全国大会常連校に勝利をすることができました。

第4試合のあとには、交流会が行われ、ディベートOBの方の用意して下さったクイズゲームなどを通して、多くの学校と交流を深めました。

■第5試合:ディベートの聖地宇都宮に所在し、全国大会で決勝トーナメント進出経験もある宇都宮女子高校との試合でした。この試合が最も良い試合を展開でき、1-1の引き分けに持ち込むことができました。特に、勝ちを付けて下さったメインジャッジの先生からは、初出場とは思えないとのありがたい言葉をいただくことができました。
■第6試合:稲毛高校との試合でした。この試合は混戦となりましたが、0-2で敗北となりました。結果的に、対戦した稲毛高校は今大会で6位入賞となっており、上位校の高い壁を感じることができました。

最終結果では、64校中22位となりました。岡山県勢としては、ここ5年で最も良い順位となり、健闘することができました。

当日は、オンラインで中継されていたこともあり、多くの先生方や生徒の皆さんからの応援をいただきました。大会に出場しなかった英語部の赤木さんと齋藤さんも当日は応援に来てくれました。また、PTAや同窓会の皆さんからも事前に激励金をいただき、オンライン大会参加のための機材と記念品の盾の購入に充てさせていただきました。多くの方から応援いただき、十分練習の成果を出すことができたと思います。

今後は、即興型の英語ディベートの県大会に向け、練習を進めていきます。

行学 SIM津山PJ全体発表会(普通科1年)

12月17日(金)、普通科1年生が行学で取り組んでいるSIM津山プロジェクトの全体発表会を開催し、各分野から選ばれた代表5グループが 発表しました。

3回目の発表ということでスライド作成などの完成度も高め、内容も市役所の方からのアドバイスも含めて準備してきました。生徒一人一人が意識をもって活動してきたことが、発表から伝わってきました。会の進行も、行学委員を中心に進めていきました。



                                                                  防災分野では、ヘルメットの使用、観光分野では新ゆるキャラの考案、農林分野ではネットを利用した販売方法、デジタル分野では、婚活アプリの作成、子ども障害福祉分野では育メンの促進、といったアイデアあふれる発想を発表しました。



発表を聴いている生徒たちも 皆同じ課題を持っている点などに気付くことができ、一緒に考えさせられました。


まだまだ2年生の行学の発表と比べると、聞いている相手に思いを伝えようという発表者の意識がまだ足りないと感じている生徒も多く、課題を持ちながら、一人で発表する 3月の 報告会に向けて準備していきたいと思います。

フラワーアレンジメント特別講座(食物調理科3年)


12月16日(木)、食物調理科3年生が有限会社土井花店代表取締役専務 土井満美子先生をお招きし、フラワーアレンジメントについて学びました。

調理師として食事をする空間を演出することも仕事の一つです。卓上に置く花にも気を配れるようフラワーアレンジメントを学びセンスを磨きました。

今回のテーマは、クリスマスです。
花材は、ガーベラ、ヒペリカム、ブルースター、グニューユーカリ、柳(白)の5つです。白く塗られた柳にはラメがついていて、クリスマスのイルミネーションや雪を連想させてくれます。
花材の長さや花の大きさ、葉のボリューム感の違いによって、同じ花材であっても一つとして同じ作品とはならず、先生と同じように生けても、それぞれの個性が出て面白い作品となりました。


普段、華道の授業で習っている生け方とは異なりましたが、 生徒たちは楽しく生けることができました。

色合いやバランスなどの大切さも教えていただき、今後の卒業制作展示発表会で活かした作品を作りたいと思います。

行学 地域企業PV制作講座2021Ⅲ(普通科2年)


12月15日(水)、地域企業PV制作講座(第8回)が本校で行われました。 合同会社アースボイスプロジェクトの榎田竜路先生、太田龍馬先生の指導の元、生徒たちは動画作りを進めていきました。
より「伝わる」動画を目指して、積極的に先生方に質問をする生徒も多くみられました。

制作講座は今回が最終回のため先生方も熱のこもった指導をしてくださいました。生徒たちの動画制作も大詰めに差し掛かっています。10編の企業動画は、1月21日(金)の発表会で披露されます。

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