テーブルマナー講習会(家庭クラブ)

12月6日(金)、2学期期末考査終了後、ザ・シロヤマテラス津山別邸で「家庭クラブテーブルマナー講習会」を行いました。

西洋料理のフルコースを体験し、食事作法、テーブルマナーについて学ぶことを目的として毎年実施しています。家庭クラブ員希望者29名が参加し、副支配人の竹内慎さんが講師として丁寧に教えてくださいました。

西洋料理のフルコースを初めて経験する生徒が多く、フォーク・ナイフの使い方やナフキンの扱い方から説明をいただきました。

生徒たちは最初、緊張していましたが竹内先生が分かりやすく進めてくださったので、リラックスして食事をすることができました。

「マナーとは、同席する人に不快な思いをさせないこと。」と竹内先生のお言葉がありました。
今回、テーブルマナーを体験することができ、正式な場でのルールや人への思いやりの心を学べました。この経験を忘れず素敵な大人になっていって欲しいと思います。

学校運営協議会Ⅱ

12月5日(木)、第2回学校運営協議会を開催しました。本校では令和4年度から設置しており、年3回会議を開催しています。 委員は保護者、地域住民、自治体関係者、地元企業等関係者、NPO法人職員、大学教員、校長などで構成されています。

今回は、学校経営計画や地域連携を通じた教育活動などについて中間報告を行い、委員のみなさんから質問や意見をいただき協議しました。

委員の方から、保護者や地域の方に津山東高校の教育活動などをもっと知ってもらうために、情報発信としてSNSの活用をしてはどうか、2年生の「総合的な探究の時間 全体発表会」を保護者の方にも見てもらうことはできないか、などの意見をいただきました。

いただいた意見を校内でも協議し、より「開かれた学校」を目指していきたいと思います。

全国大会受賞報告会Ⅰ(食物調理科3年)

全国大会に出場した食物調理科3年生が、12月3日(火)、安東校長に受賞報告を行いました。
今回、うまいっしょ甲子園と、全国高校生クッキングコンテスト の2つのコンテストです。

まず、11月9日に開催された「うまいっしょ甲子園 全国高校生料理選手権2024」に 食物調理科3年の木元芹奈さんと川原環楽さんが出場し、 審査員特別賞を受賞した報告を行いました。 

安東校長から「準備の段階から練習をしっかりやって、真剣な表情を見させてもらった。完成した料理はジビエ肉の存在感もあって、非常においしそうだと思った。ぜひこの経験を生かしてさらに飛躍してください。」と称えました。

川原さんは「この経験を生かして卒業制作展示発表会を頑張りたい。」と喜びとともに語りました。

次に、 10月27日に開催された「 第34回全国産業教育フェア栃木大会 さんフェアとちぎ2024 全国高校生クッキングコンテスト」に、食物調理科3年の井上美嶺さんと藤本麻央さんが出場し、特別賞を受賞した報告を行いました。 

安東校長から「大会に向けて非常に真剣に取り組んでいる様子が印象的だった。試食の際には、何とか日本一を取ってもらいたいと思い、いろいろアドバイスをしたが、前向きにとらえて頑張ってくれてうれしかった。これからも頑張って欲しい。」と称えました。


井上さんは、「納得のいく結果ではなかったが、全国大会で学んだことを今後に生かしていきたい。」、藤本さんから、「悔しい結果にはなったが、最後まで2人で協力できたのはとても良かった。」と大会を振り返りました。

豆乳レシピ甲子園受賞報告会(食物調理科3年)

ふっくら Soy 天津飯

10月に行われた第11回豆乳レシピ甲子園(日本豆乳協会主催)で入賞した食物調理科3年木元芹奈さんが12月3日(火)、安東校長に受賞報告を行いました。木元さんは、「豆乳おかず部門」で「ふっくら Soy 天津飯」を考案し最優秀賞を受賞しました。

この大会は、最終選考に残ったレシピを実際に料理研究家の方がレシピに沿って調理し、最終審査が行われています。

「豆乳おかず部門」最優秀賞

安東校長から「素晴らしいことで、朝日中高生新聞にも取り上げられ、全国から2,200件、72校からの応募の中から選ばれました。学校も最優秀賞をいただき、個人でも団体でも全国に名声を轟かせ本当に素晴らしい。」と称えました。
木元さんは、「今後は卒業制作展示発表会で良い結果を残せるように頑張りたい。」と笑顔で語っていました。

<作品紹介>豆乳あんは豆乳の苦手な人でも食べやすいように、大豆の青臭さが少なく甘みのある調製豆乳を使用し、味付けを味噌にすることで、少ない調味料で仕上げることができ、豆乳の白さをいかすことができるレシピになっています。

本校は、優秀な作品が最も多かったとして、「最優秀学校賞」も授与されました。また、11月10日の朝日中高生新聞にも掲載されました。
今回新設された豆乳協会に加盟している企業によるメーカー賞の中から、木元さんは「マルサンアイ賞」、本校は「キッコーマン賞」をいただいています。

激励金贈呈式Ⅱ(食物調理科3年)

12月3日(火)、 令和6年度食肉惣菜創作発表会「2024ミートデリカコンテスト」 に出場する食物調理科3年生長尾実果さんの激励金贈呈式を行いました。

長尾さんから、コンテストに出品する作品の紹介が行われ、 その後、同窓会とPTAからの激励金が、それぞれ会長に代わり安東校長から贈呈されました。

安東校長から、「全国大会に行くということは、津山東高校の代表であり、岡山県の代表でもあるので、緊張すると思うが、いつものようにハキハキとプレゼンをし、元気よく頑張ってきてください。」と激励をいただきました。

長尾さんから、「初めての全国大会でとても緊張しますが、全力を出して頑張りたいと思います。」と誓いました。

令和6年度食肉惣菜創作発表会全国大会「2024ミートデリカコンテスト」 は、令和7年1月11日(土)に武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)で開催され、県大会(書類審査)で最優秀賞に輝いた長尾さんが、岡山県代表として本選(実技調理・試食等)に挑みます。
「こんなお惣菜がお肉屋さんにあったらいいな」と思う国産食肉を使った食肉惣菜をテーマ とする大会です。

人権教育講演会(1~3年)

11月29日(金)、一般社団法人ヤングケアラー協会代表理事 宮崎成悟先生を講師にお迎えして人権教育講演会を行いました。

今年6月に子ども・若者育成支援推進法が改正され、ヤングケアラーの定義として対象とする人が広くなったことや、国・地方公共団体等が各種支援に努めるべき対象にヤングケアラーが明記されるなど、社会的にも動きがある「ヤングケアラー」についての理解を深めることを目的に実施しました。

講演会の中では、ヤングケアラーとはどのような人たちのことを言うのか、ということや、身近なコンテンツを例に家庭を取り巻く社会状況がどのように変わってきているのかを分かりやすく教えていただき、ヤングケアラーはこれから増えていくだろうということを考えることとなりました。

また、ご自身の体験談も詳細に伝えてくださり、生徒たちも様々なことを考えながら聴いていました。

宮崎先生から「ヤングケアラーは特別な存在ではなく、誰でもそうなる可能性がある」「自分がヤングケアラーだと思ったら、小さなことでも周りの大人に頼ってみよう」ということを伝えていただきました。

また、最後には生徒へのメッセージとして、「自分が歩む道がどれだけ暗く一本しかないものだと感じても、灯りをともせばそこには他の道がいくつかある。そしてその複数の道から自ら選び納得して歩むことが大切だ。相談は選択肢を増やすことだと考えてみる。」といった内容を伝えていただきました。

先入観や自分が持つ尺度のみで自分や他者について判断することなく生きていくことがどういうことなのか、どのように自分自身と他者と向き合い手を取り合っていけば良いのか、講演会を通じて考えていくきっかけになりました。

フラワーアレンジメント特別講座(食物調理科3年)

11月28日(木)、食物調理科3年生を対象にフラワーアレンジメントの特別講座を行いました。講師は、土井花店の土井満美子先生と宮野夏海先生です。

この特別講座は、食卓を演出し、料理の価値を高めることができるフラワーアレンジメントをスペシャリストから学び、調理師としてのキャリア意識を育てることを目的として開催しました。

花材はヘリコニア、ドラセナ、カーネーション、ヒペリカム、ブルースター、柳ゼンマイを使用し、クリスマスをイメージしながら取り組みました。
ドラセナの葉を曲げたり、丸めたりすることで雰囲気ががらりと変わり、個性のある仕上がりになりました。

授業で華道を習っていますが、また違った生け方に苦戦する様子も見られました。しかし、講師の先生にアドバイスをいただきながら、それぞれに自由な発想を生かして楽しくフラワーアレンジメントを体験することができました。

最後に、代表生徒から「いろいろな技法を学ぶことができ、大変貴重な経験ができてとても楽しかった。」「今回学んだことを卒業制作展示発表会やこれからの生活で生かしていきたい。」などの感想を述べ、お礼を伝えました。

行学 国際探究PJ[発表会](普通科2年)

11月26日(火)、普通科2年生の行学 国際探究プロジェクトにおいて、講座内での発表会を行いました。

自分たちで課題設定をし、その課題解決に向けての手立てや取り組みを考えるというコンセプトは普通科2年生の地域プロジェクトと同じですが、国際プロジェクトの特徴としては「国際的な視点」を取り入れるというところです。
まずは生徒の興味関心から大きく7つのテーマ(グループ):「教育系」「自然環境系」「NGO系」「言語系」「旅行系」「文化系」「食糧系」に分け、探究活動を開始しました。

グループごとにそれらのテーマをさらに細分化し、課題を設定していきました。
「国際的な視点」とは何かということもグループごとに捉え方が異なり、世界の特定の地域の課題解決に向けて考えるグループもあれば、身近な学校の中の課題と関連づけ探究するグループもあり、多様な探究活動となりました。
課題を設定した後は、現状把握をするために、インターネットはもちろん、ALTの先生にインタビューするなど意欲的に取り組みました。

発表はスライドを使用し、わかりやすく伝えることができました。質疑応答の時間には鋭い質問もあり、今後の探究活動ではどのような点を考察したり、気を付けたりすれば、より有意義な探究活動へつながるかという学びにもなりました。

12月17日に予定されている全体発表の代表グループは「言語系」で探究していたグループに決まりました。

行学 地域PJ[プレ発表会](普通科2年)

11月26日(火)、普通科2年生の行学 地域プロジェクトのプレ発表会を行いました。

1学期からフィールドワークを1回、仮提案を経て、今まで経験し感じて考えたことをまとめ5教室に分かれて発表しました。

地域の方と一緒に活動を行ったり、企画を考え実践していたりするグループが多く、写真を入れてわかりやすくしたり、アンケート結果が反映されていたりと、仮提案時に比べるとスライド内容がさらに充実していました。

発表時も少しずつスライドを示し、聴衆の生徒たちの方を向いて語りかける様子も見られました。
クイズを取り入れて、最初の掴みをしっかりしているグループもありました。

生徒たちは各自クロームブックで投票を行い、その結果を参考に代表グループが選出されます。
代表グループは、講評時の地域コーディネーターの方や教員のアドバイスも基に修正、最終調整し、12月17日の全体発表会に挑みます。

おもてなし料理特別講座(食物調理科3年)

11月25日(月)、食物調理科3年生が「懐石料理から学ぶ和食のおもてなし」と題して、政木信昭先生に調理師としておもてなしの方法と社会人としての心構えについて教えていただきました。

生徒たちは、普段学べない懐石料理に興味を持ち、政木先生に積極的に質問し、切り方や味付け、盛り付け方法などを教えてもらいました。

<懐石お献立>
十一月口切り茶事の中から四品

向付 鯛のへぎ造り 
飯 一文字飯 
煮物椀 鰆の一塩青菜蒸し 薄葛仕立て 
進肴 もやし、こんにゃく、水菜の胡麻和

政木先生から教えていただいた技術とおもてなしの気持ちを大切に、これからの卒業制作展示発表会に向け取り組んでいきたいと思います。

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