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令和2年度冬季休業中の学校閉庁の実施について
寒冷の候 保護者の皆さまにおかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より本校教育活動にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
さて、本校では、県教育委員会が策定した「働き方改革プラン」の一環として、次のとおり冬季休業中における学校閉庁を実施します。趣旨をご理解いただき、ご協力をよろしくお願いします。
1 実施日
12月28日(月)
2 実施について
・教職員は原則として不在です(当番も設けません)。
・学校閉庁日は各種証明書等の発行ができませんので、希望する場合は、早目に学校にご連絡をいただくか、
1月4日(月)以降にお問い合わせください。
3 緊急対応
緊急時の連絡先は、次のとおりとします。
① 080-2895-4605(津山東高等学校緊急連絡先)
上記がつながらなかった場合は以下へお電話ください。
② 086-226-7582(岡山県教育庁教職員課高校教育人事班)
*12月29日(火)~1月3日(日)については、従来どおり休業とします。
12月1日(火)、2・3年年生を対象に、津山児童相談所所長 福田敏隆先生をお招きし「子ども虐待防止を目指して」と題してお話いただきました。
子どもの虐待死という悲しいニュースはやり切れない思いを人々に抱かせますが、統計上の虐待の件数は年々増えています。近い将来、親となっていく生徒たちにはぜひとも学んでおいてもらいたい講演でした。
講演の内容は、
1.子ども虐待とは何か(定義)
2.なぜ子どもを虐待するのか(原因)
3.子どもの発達について(子どもはどのように社会のルールを身につけていくのか)
4.これからの子育てを考える
生徒たちは、日本における虐待件数の多さや「こんなことも虐待になるのか」ということなどに驚きが隠せなかった様子でした。
福田先生の豊富な経験に基づいたお話は説得力があり、何としても虐待をなくしていきたいという熱い思いが伝わって生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
特に赤ちゃんが登場するビデオには極めて重要な子育てのヒントが示されており、みんな食い入るように映像を見つめていました。
ここに集った生徒たちが将来においてよき父よき母になっている姿が想像できるような気がしました。
妊孕性をはじめ、妊娠、出産に関する正しい知識を知り、高校生の段階で、自身の未来を考え、選択するための知識を得ることを目的に、12月1日(火)6・7限を使って、1年生対象にZoomで、岡山県立大学保健福祉学部の川下菜穂子先生に分かりやすくお話をしていただきました。
岡山県立大学と本校をZoomでつないで行いましたが、生徒はメモを取るなど、真剣に話に耳を傾けていました。
全員に感想を書いてもらいました。ある二人の女子生徒の感想です。 「私たちが、10代のうちにできることとしてすごく勉強になることがたくさんありました。自分が将来、妊娠したい時に妊娠できるように、今、してはいけないこと、逆にしなくてはならないことなどたくさん教えていただきました。」 「女性の卵子は毎月1個作られると思っていたので、母親のお腹の中にいる頃に、すでに一生分の卵子を持っていることを知って驚きました。妊娠することは自分のライフプランにとって深く考えないといけないとても重要なことだと思いました。」
川下先生には、高校生にとって非常に大切な内容を分かりやすく丁寧に教えていただき、誠にありがとうございました。
11月24日(火)、普通科2年生の英語スピーチコンテストを開催しました。
予選として、生徒全員が好きなトピックについてエッセイを書き、クラス内で発表し合いました。その後、クラス内の投票から2名ずつ選出され、計6名が本コンテストに出場しました。
コンテスト本番では、代表生徒は1、2年生の前に立ち、スライドを用いながら発表をしました。代表の生徒は本番に向けて、暗唱・音読・抑揚のつけ方などの練習に励み、本番では全員が練習の成果を発揮し、前を向いて堂々と発表しました。
また、身振り手振りを加えたり、大事なところを繰り返して強調したりするなど、聞いている人に分かりやすく伝えられるような工夫が随所に見られました。
1、2年生の投票による厳正な審査の結果、シンガポールに語学研修に行った際の思い出について話した前原千紘さん(5組)が優勝を手にしました。2位には尊敬するバスケットボール選手について話した山本瀬名くん(3組)、3位には、ドラえもんがいたら何をしたいかというトピックについて自分の意見をまとめた福田颯希さん(4組)が選ばれました。
予選から本選までを通して、多くの生徒が、英語を相手に分かりやすいように伝えたり、相手が言ったことを正しく聞き取ったりするためには日々の英語学習の積み重ねが必要であると実感していました。今回の実践的な経験を活かし、今後もさらに英語学習に励んでいってもらいたいと思います。
11月22日(日)・23日(月・祝)の2日間、公立学校共済組合岡山宿泊所ピュアリティまきび(岡山市北区)において、SHINONOME Kitchen in まきびを開催しました。
昨年度の第29回全国産業教育フェア さんフェア新潟2019全国高校生クッキングコンテストにおいて金賞 ・文部科学大臣賞を受賞した食物調理科3年の牧原直太朗・水嶋華花ペアの「岡山づくしsurprise 御膳」をピュアリティまきびの料理長さんによって再現していただきました。
久しぶりの東雲キッチンは、ピュアリティまきびの支配人さんから頑張っている高校生を応援したいと声をかけていただき、コロナ禍でも開催できる方法を、いろいろ時間をかけて模索し実現することができました。
今年度はいろんなことが中止となり活動の機会が少なかったので、開催できることに大変喜びました。
当日の朝、大急ぎで打ち合わせと準備を終え、万全の体制でお客様をお迎えしました。スタッフの方がいろいろとサポートしてくださり、接客サービスも回を重ねるごとにスムーズに動けるようになりました。
料理も原案の通りに作ってくださり、来場されたお客様にはとても満足していただけました。
今回はパウンドケーキをいつものシンプルとフルーツに加え、ほうじ茶、ショウガ、さらに初めてコーヒー味を作り販売しました。 会場入り口に加え、ピュアリティまきびの玄関でも販売させていただき、ホテルを利用される多くの方に購入していただくことができ、喜んでもらえました。
いつもの東雲キッチンでは、すべて自分たちで見よう見まねでやってきましたが、今回ピュアリティまきびの会場で、プロの方々と一緒にさせていただいたことで、就職を目前に控えた生徒たちにとって現場の雰囲気を体験できる良い機会になりました。
スタッフのみなさんをはじめ、会場にお越しいただいたみなさんに本当に感謝しています。
11月21日(土)、22日(日)、岡山市立市民文化ホール(岡山市中区)において、第70回岡山県高等学校演劇発表会 兼 第44回岡山県高等学校総合文化祭演劇部門が開催されました。
本校は美作地区の代表として、「明日への『汽笛』」を上演し、「だめの子日記」を広く知っていただく機会となりました。
審査の結果、優良賞で終わりましたが、生徒講評ではたくさんのお褒めの言葉をいただきました。来年こそ中国大会出場を目指して頑張ります。
生徒たちは、次の3月に久米南で開催されるフェスティバルに向けて練習を始めました。
11月18日(水)、普通科2年生の地域プロジェクト全体発表会を開催しました。
各分野での発表を経て、代表8グループがステージでスライド発表、他の19グループがフロアでポスター発表を実施しました。
地域課題の解決に向けた提案とその実践に向けた計画を発表し、感想や意見をもらいました。
フィールドワーク先や地域の方も多く聴きに来てくださり、生徒の提案に対して、称賛とアドバイスをいただき、さらに実現に向けてのヒントとなりました。
高校生の視点や発想での提案に参加された大人から「思いつかなかった面白い発想!」「もう一工夫すれば実現できそう」「実現にはあと何が必要?」といった感想や意見が挙がっていました。
ステージ発表は次の8グループでした。
①教育 「残業の削減」
②観光 「看板革命」
③子ども 「プレーパークをつくろう」
④空き〇〇 「副菜フェスティバル」
⑤福祉 「タクシーを利用しよう」
⑥医療 「楽しく積極的に感染対策をするには」
⑦観光 「インセクトって」
⑧環境防災 「防災 ~命をひとつでも守る~」
<参加してくださった方の感想>
・高校生のうちから、地域のことを考えることはとてもよいと思います。ぜひ、協力したいです。
・こんな風に高校生が堂々と意見を発表できることに驚きました。元気をもらいまいました。
・高校生がこんなにしっかり考えていることに感動しました。一緒に何か取り組みたいです。
などの感想をいただきました。
講師に岡山大学 吉川幸 准教授とカンコーマナボネクト 北浦菜緒さんをお招きして指導講評をしていただきました。
コロナ禍での活動を評価していただき、発表内容については、今後実現に向けて必要なことを具体的に考えていくことが大事だとアドバイスをいただきました。ぜひ実現に向けて、今後の活動に活かしていきたいと思います。
11月22日(日)、23日(月・祝)の2日間、4回に分けて「SINONOME Kitchen in まきび」を開催します。第4回目となる今回は、今年1月に本校で行った第3回の内容を公立学校共済組合岡山宿泊所 ピュアリティまきび(岡山市北区)で行います。
新型コロナウイルス感染症拡大予防に充分配慮し開催いたしますので、ぜひご来場をお待ちしています。
また、今回はパウンドケーキの販売も行います。新しく商品化したものもありますので、楽しみにお越しください。
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駐日ラトビア共和国大使館特命全権大使のダツェ トレイヤ マスィーさんによる講演会が、11月10日(火)、本校第一体育館で行われ、特別活動(国際理解教育)の一環として普通科1・2年が聴講しました。
この講演会は、EU加盟国の大使館員の方が日本の高校生に直接話をすることで、日本の高校生にEUや日・EU関係を身近に知ってもらうことを目的として欧州連合(EU)の日本代表部が企画した「EUがあなたの学校にやってくる」事業の一環として開催されました。全国でたくさんの高校が応募した中から、ラッキーなことに本校が選ばれての開催となりました。
校長あいさつのあと、生徒会長の羽生さんが「国際感覚を身に付けたい私は、今日の講演を楽しみにしていました。」と英語でウェルカムスピーチを行いました。
講演は、大使が英語で話し随行された澤田未砂子さんが通訳するという形式で行われました。
まずEUについて、27の加盟国が多様性を保ちながら統合し、経済的な結びつきだけでなく、紛争地域への支援活動を共同で行うなど多くのメリットを生んでいると説明されました。
また、EUと日本は戦略的パートナーシップ協定を結んでおり、東高のみなさんもぜひEUに留学してくださいと呼びかけてくださいました。
また、ラトビア共和国は岡山県と同じくらいの人口で、文化も自然も豊かなとても素晴らしい国なので、遊びに来てくださいと話されました。
ラトビアの美しい風景の写真などをスライドで提示しながらの講演に、生徒は熱心に聴き入り、午後に県知事を表敬訪問なさるという大使の出発ぎりぎりまで、たくさんの質問をしていました。
コロナ終息後はEU諸国を訪れてみたいという思いに駆られる、東高生の国際感覚を刺激する良い機会になった貴重な講演会でした。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~