9月6日(水)、 「看護職について語る会」を専攻科1・2年生を対象に本校卒業生4名を迎えて、開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、中止されていた会ですが、看護職として地域で活躍されている卒業生のお話を聴くことで、専攻科生の今後の生き方や進路選択の参考にすることを目的として開催されました。
津山市役所環境福祉部高齢介護課 保健師 小林康平さんは、高校時代から保健師として働くまでのエピソードを交えながらお話されました。保健師の仕事は「人の人生の支援であり、常に相手の立場に立つことの大切さ」を教えていただきました。
津山中央病院 助産師 佐野こころさんからは、助産師の業務についての説明の他、学生時代の看護師国家試験に向けての学習方法のコツやポイントについて詳しくアドバイスいただきました。
早島支援学校 養護教諭 藤井美香さんからは、保健室を訪れる子どもへの対応についての内容の他、「失敗から学ぶこと」が多いので失敗を恐れないで欲しいと教えていただきました。
中島病院 看護師 庄司優花さんには、臨地実習で先輩看護師として、日々直接指導していただいています。「私がなりたい看護師さん」を目指してほしいと励ましの言葉をいただきました。
専攻科生の中には、看護師の資格取得後、さらにスキルアップしたいと進学を目指している生徒もいて、先輩方のお話を真剣に聞いていました。
最後に生徒代表が「先輩から教えていただいた貴重なお話を、今後の自分たちの進路の参考にさせていただきます。」とお礼の言葉を述べました。
専攻科1・2年生にとって、自分たちと同じ目標をもって学生時代を過ごし、地域において活躍されている先輩方のお話を聴き、今後の国家試験対策や進路選択において有意義な時間を過ごすことができました。
9月5日(火)、東雲祭文化の部1日目が開催され、体育館で開会式を行いました。
全校生徒集まっての開会式は新型コロナ禍以降初めてであり、生徒たちも少し緊張気味に集まっていましたが、生徒会執行部によるオープニングの挨拶やムービーもあり、文化祭らしい盛り上がりが見られました。
ステージでは、 演劇部、書道部、吹奏楽部による全力のパフォーマンスが行われました。一生懸命日々練習を積み重ねている様子が伝わってくる素晴らしいステージとなりました。
看護クラブの展示では、今年度は保護者の方にも公開されたため、多くの方に看護クラブのブースに来場していただきました。「すべての人々に健康を」というテーマのもと、生徒たちは小児、母性、成人、老年、栄養に分かれて健康保持増進のための提案をし、来場者の方に丁寧な説明を心掛けました。
食物調理科による喫茶では、久しぶりの開催で生徒は誰も経験したことがないため、メニューを絞って実施しました。部屋の飾りも工夫し少しでもお客様に喜んでもらえるよう、お皿へのデコレーションも一つ一つ丁寧に行い、満足していただくことができました。
食堂のメニューは、生徒対象にはオムビーフ、さっぱり冷しゃぶうどん、とろとろ温玉角煮丼、教職員用にはえびめし弁当に限定し作りました。当日は作る喜びを感じながら作業を進め、注文が入るとみんなで声を掛け合い仕上げていきました。直接、お客様の声を聞くことができませんでしたが、後日、美味しかったという言葉をかけていただき、大変でしたが達成感を得ることができました。
家庭クラブによるパウンドケーキの販売 は、午前は保護者対象で、午後は生徒対象にシンプル約500本、フルーツ約300本を販売しました。食物調理科1~3年生が心を込めて焼き上げたパウンドケーキは今年も大人気でした。
展示では、美術部、図書委員会をはじめとする部や委員会、各クラス によって工夫の凝らされた企画が行われました。どの企画も盛況であり、その背景には生徒たちの頑張りと楽しもうとする気持ちがあったように感じました。
9月1日(金)、東雲祭体育の部の予行練習を行いました。
開会式から閉会式までを通し、競技や入退場の確認を行いました。
生徒たちは今年度からの新種目や復活したフォークダンスなどで盛り上がり、本番に向けてそれぞれのブロックの団結も深まり、良い準備ができました。
本番では、予行以上の盛り上がりを期待しています。
第39回東雲祭を9月5日(火)、6日(水)、7日(木)の3日間実施いたします。
今年度は、生徒のご家族の皆さまのみへの公開としております。また、事前に来場者アンケートにもご回答いただいております。
詳しくは、生徒を通じて配付している文書をご覧いただき、注意事項にも目を通してからご来校いただきますよう、よろしくお願いいたします。
8月21日(月)、中学2・3年生を対象にオープンスクールを開催し、多くの中学生が来校してくれました。
受付では、本校の生徒がスタッフとして中学生の案内や説明を丁寧にしてくれました。
普通科では体験講座を開講し、国語「高校古典入門」、英語「英語を使ってみよう!」、理科「顕微鏡を作って、身近なものを見てみよう!!」、社会「日本史」、数学「高校入試問題」という題材でそれぞれの教科の先生が講座を行いました。中学生には事前に希望の講座を登録してもらい、当日は第一希望の講座を受けてもらいました。
座談会では、生徒スタッフが進行を行いました。最初にエンカウンターのゲームをして班を決め、話しやすい雰囲気を作り、中学生の緊張をほぐすところから開始しました。様々な質問がでましたが、一つ一つ丁寧に答えていきました。
食物調理科では、3年生が西洋料理・日本料理・中国料理・製菓・集団調理にわかれ、各実習室でデモンストレーションを行い、中学生に見てもらいました。内容の説明も生徒が考え、中学生に伝えました。座談会では保護者の方もグループの中に入ってくださり、多くの質問が飛び交いました。
看護科では、血圧測定や手指衛生のための手洗い体験、中学生と座談会を行いました。中学生は聴診器から脈拍の音が聴こえるしくみについて熱心に説明を聞いていました。看護科の生徒たちもわかりやすく説明できるよう言葉を選んで中学生と関わりました。
8月19日(土)~20日(日)、ヤマタスポーツパーク陸上競技場(鳥取市) おいて、第77回中国陸上競技選手権大会 が 開催されました。
本校から 岡山県代表として、 女子400mハードルに釜口心奈さん(普通科3年)と、片山ありささん(普通科2年)、女子三段跳に松川真結さん(普通科2年)が出場しました。
釜口さんは、8位入賞を目標に臨んだ試合でした。レース前半の向かい風に苦しみ、思い通りのレースとはなりませんでしたが、力を出し切ることができました。
片山さんは、初の中国ブロックレベルの大会となりました。レース前半の組み立てを改善している中での試合となったため思い通りのレースを作ることができませんでしたが、次に向けての収穫も得られました。
松川さんは、強い追い風でのジャンプとなり、助走を合わせることに苦労しました。普段の練習では感じられない追い風で良い経験となりました。今後、追い風を良いジャンプにつなげる技術を身に付けていきたいと思います。
8月18日(金)に2学期の始業式が第一体育館にて行われました。
安東校長からの式辞では、主に2つのお話がありました。
1つ目は、長期休業中に本校の生徒が地域で思いやりの心を発揮してくれた話を紹介されました。他にも、日頃から思いやりの心を表してくれている生徒の皆さんがたくさんいると思います。これからも思いやりの心を大切にし、みんなで作り上げる東雲祭でも、思いやりの心を発揮して楽しい東雲祭にしていきましょうと、語りかけられました。
次に、県内の高校でインターハイに優勝したチームの事例を紹介し、活動の中で困難なことなど、できない理由を探すのではなく、できる工夫をすることが大切だという話をされました。
式後、生徒支援部より学校生活についての注意事項が連絡されました。
また、豊田生徒会長からも、今年は新しい形での東雲祭にしていくので、みなさんも協力して欲しいと呼びかけました。
7月26日(水)~8月9日(水)、行学 地域企業プロモーションビデオ制作講座を学んでいる普通科2年生が、地域に貢献している地元企業の中で、生徒が興味関心を持った企業へアポを取り、取材に行ってきました。
生徒たちは緊張しながらも、インタビューや写真の撮影を行い、地元で活躍されている企業のことをより知ることができました。
今後、取材内容をもとに講座を通してPV(プロモーションビデオ)制作に取り組んでいきます。
8月の城西公民館でのボランティア活動は、幼児向けに読み聞かせや水遊び、小学生へのスライム作りのサポートとして参加しました。
絵本をじっと見つめる目やスライム作りを楽しんでいる声を肌で感じることができました。
また、主催の目的を教えていただき、大学生や中学生のボランティア同士との交流もでき、多くの学びになりました。
各地域の社会福祉協議会主催の夏のボランティアでは、保育園や病院、高齢者施設等で活動しました。本校からは合わせて約100名の生徒が参加しました。
その他にも、多くの生徒が夏休みを利用して、各公民館や中学校で行われた学習支援ボランティアや、津山青年会議所主催の衆楽園竹あかりイベントに運営スタッフとして参加し、地域の方々と交流しました。
8月8日(金)、美作地区図書委員会交流会が津山工業高校図書館で行われ、本校図書委員(2年3名・1年1名)が参加しました。
この交流会は、美作地区の図書委員が交流を深め、各校の委員会活動を活性化することを目的として、毎年、行われています。
最初に、各校の委員会活動を紹介した後、グループに分かれて自己紹介を行いました。次に、一人4分ずつブックトークを行いました。事前に作成したポップと持参した本を見せ合いながら、熱心に本について語り合っている姿が印象的でした。
続いて、各グループ対抗の図書館クイズを行いました。さすが図書委員だけあって本好きの人が多く、大いに盛り上がりました。最後に、グループ毎にフリートークを行い、すっかり打ち解けた生徒たちは楽しい時間を過ごすことができました。
今回作成したポップは、秋に、津山市立図書館で展示される予定です。各校の図書(文化)委員と触れ合うことで、生徒たちは大いに刺激を受けることができました。
今後の委員会活動に活かしてくれるものと期待しています。
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