12月8日(金)、1年生を対象とした性教育講演会を開催しました。
「未来のパパ&ママを育てる出前講座等推進事業」の一環で、新見公立大学健康科学部看護学科講師 川下菜穂子先生に、「高校生に必要な性と健康~お互いを大切にする関係性を育むために~」と題しご講義いただきました。看護学科の学生2名も来校し協力してくださいました。
最初に2名の学生から、10年後の自分のために何ができるか、ライフプランを考えてみようと提案され、仕事を通してのキャリア形成や結婚・妊娠・出産などなりたい未来について考える機会をいただきました。
次に川下先生から、未来の自分のために今できること、好きな人との付き合い方について話していただきました。
避妊方法や性感染症とその予防法について、性暴力・性犯罪・デートDVについて、詳しく話していただき、相談窓口も紹介してくださいました。生徒たちは真剣に話を聞いていました。
最後に生徒代表が、「身近なSNSでのやりとりがデートDVや性暴力につながることもあると聞き、高校生として未来の自分たちのためにお互いを大切にした関係性を築くこと、困ったときは大人に相談することも必要であると学ぶことができました。」とお礼の言葉を述べました。
12月7日(木)から13日(水)までの4日間、高校生への食育教室を実施しました。
津山市こども保健部健康増進課の5名の講師の方が指導され、家庭基礎と家庭総合を受講している食物調理科1年、看護科1年、普通科2年が学びました。
今回は、「食育SATシステムによる食生活診断」と「健康つやま21の啓発」の内容で受講しました。
「食育SATシステムによる食生活診断」では、自分の日ごろの夕食メニューの模型をトレイにのせること(SATシステム)によって、栄養価の計算とその食事バランスのチェックができ、☆の数で診断してもらいました。
SATシステム診断では、☆を5つ獲得する献立を選ぶ生徒が少なく、講師の先生から食生活の改善を細かく説明してもらいました。
「健康つやま21の啓発」では、傾聴の仕方やたばこの害について講義を受け、実習をしました。
傾聴実習では、人の話を聞くときには、相手の立場に立つことがコツだということを学びました。
12月6日(水)、家庭クラブが主催する毎年恒例のテーブルマナー講習会を「ザ・シロヤマテラス津山別邸」で行いました。
参加者は、食物調理科1・2年生と普通科2年生の12名でした。
講師は、このホテルの(接客)担当の本校食物調理科卒業生の藤澤優花さんです。今回で2回目のマナー講師ということでしたが、ナイフとフォークの置き方から、グラスの持ち方まで、丁寧にわかりやすく説明してくださいました。
3テーブルの中に1名ずつ社長の役割をする人を決め、社長の食べるスピードに合わせる練習をしました。
~ メニュー ~
オードブル盛り合わせ
お野菜たっぷりのポタージュ
鰆のムニエル クリームトマトソース
牛ロース肉の網焼きステーキ
きのこソース 温野菜添え
季節野菜のミックスサラダ
カシスのムース フルーツを添えて
パンとバター
コーヒー
藤澤さんからは、 背筋が伸びて、美しい食べ方だったことから、本日のマナー教室MVPも選んでもらいました。
最後に、家庭クラブ副会長が、おいしいお食事とマナーを学べたことのお礼を伝えました。
【参加者の感想】
■メニューの感想■
・全部とてもおいしくて、おなかがとても満たされた。中でもステーキが一番おいしかった。全体的においしく、見た目もとてもきれいだった。鰆が一番おいしかった。
・普段はあまり食べることのない食材が使われていて、この食べ物は何だろうと考えながら食べることが楽しかった。味付けもだしからとって作っていると聞き、体に良いもので満たされた気がした。
■マナー指導の感想■
・1回目のマナー指導(1年生:ヒルズハウス)のときに習ったことを活かして今回の指導を受けられた。
・テーブルマナーは難しそうと感じていて緊張していたけど、先生がクイズなどを出しながら楽しくしてくださったので、心から楽しむことができた。
■その他、全体の感想■
・中の雰囲気が良く、優雅な昼食を過ごすことができた。友達や先生と話しながら食事ができて楽しかった。職員のノリが良かった。
・一つ一つすべてがとてもおいしくて、テスト後の疲れが吹っ飛ぶような幸せな時間を過ごすことができた。先生からMVPをいただいて、とてもうれしかったし、自信につながったので、これから活かしていきたい。
12月1日(金)に29名の役員の方々にお集まりいただき、第2回PTA役員会を開催しました。
河村PTA会長のあいさつでは、「新型コロナの感染対策の緩和によって、5年ぶりに保護者家族が参加して東雲祭が開催できました。奉仕作業をはじめ、多くの方の協力に感謝しています。またオープンスクールに参加された方の声として、東高校の良い評判を聞いています。生徒は学校生活が充実したものになっている証と感じています。」というお言葉をいただきました。
安東校長からは、「5類に移行したが、新型コロナ禍前の状態にそのまま戻すのではなく、効率・効果を考えて学校行事等を実施しています。夏に実施したPTA奉仕作業に参加して保護者と作業をしながら多くの会話や交流を持つことができました。また赴任して生徒の活動の場を多く見せてもらいました。どの科も、それぞれの活動場面において真剣に学校生活に取り組んでいる姿がありました。家庭でも見守りを続けてもらいたいです。」というあいさつがありました。
その後、PTA事業の中間報告と学校からの近況報告を行い、保護者の方々と情報共有をすることができました。
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