「行学・キャリア教育」カテゴリーアーカイブ

みま咲く未来フォーラム2021 in 美作(普通科2年・食物調理科1年)



10月30日(土)、美作文化センター(美作市)において、「みま咲く未来フォーラム2021 in 美作」がオンライン発信で開催され、本校から普通科2年生の野谷利優くん、岡本愛和さん、そして食物調理科1年生の金平小梅さんが参加しました。


野谷くんと、岡本さんは、津山市内4つの県立高校が連携する講座(四校連携講座)に参加しており、そこから学んだ地域課題や地域活性化への思いをトークセッションの中で、パネリストの社会人の方々と意見交換をしました。



地元高校生による地域学等活動発表では、本校から岡本さんが津山四校連携講座「地域創生学」の取り組みについて紹介をしました。


また、津山市内の商店街で、地元のグルメ・特産品などを販売するイベント「県北のうまいもん大集合!うまいもん商店街」の高校生実行委員会から、金平さんが代表として発表しました。

津山東高校では、自分たちの住む地域をこうしたいという思いを大人と共有し 、何ができるか考えながら、これからも地域での活動を進めていきます。

人権学習第1回公開授業(普通科2年)

10月27日(水)、普通科2年生を対象に「人権学習充実拠点校事業」の一環で第一回公開授業を行いました。

特に行学(総合的な探究の時間)において、「美作地域の高齢者が住みやすい社会を考える」と題し、生徒が「高齢者の人権」の視点で探究を行いました。
本校の行学では、「地域課題の発見・探究・解決の活動を通して、誰もが住みやすい地域にすること」を目的に生徒が課題解決の提案を一生懸命考えています。

 
本時では、美作地域の高齢化率が高いことも踏まえて、提案を「高齢者の人権」の視点で改善する時間としました。

前日に生徒たちは津山市社会福祉協議会の方から津山市の高齢者の現状について講演をいただいており、興味関心も高く、真剣に議論を行いました。


アドバイザーである「スマイル・ちわ」の國米さんから、「知和地区(津山市加茂町)には、狩猟をしてジビエ料理を作ることができる人もいるから、ジビエ料理でなにか一緒にイベントできないかなぁ」とアドバイスをもらっていました。
高齢者の方と楽しみながら地域おこしをするのもいいですね。

話し合った内容を2班に発表してもらいました。どちらの班も課題解決の提案の切り口は違いますが、「高齢者の人権」の視点で上手に改善しており、聞いていた人も熱心にメモを取っていました。

今回の学習で、生徒たちは美作地域を誰もが住みやすい地域にしていく意欲が一層高まりました。
今後も高齢者だけではなく様々な人々が暮らしやすい社会できるよう提案の改善を進めてほしいと思います。

行学 地域PJ校外研修Ⅱ(普通科2年)

上山集落(美作市)
知和公民館(津山市加茂町)
商店街めぐり(津山市)
津山圏域消防署(津山市)

10月13日(水)、普通科2年生が行学地域プロジェクトの一環で今年度2回目となるフィールドワークに出かけました。
今回のフィールドワークでは1回目の「地域を知る」という目的からさらにレベルアップした、「地域が抱える課題に対して、自分たちにできることは何なのか。地域の現状を知り、地域の方々から意見をいただくことで、現在考案中の課題解決提案を深めること」を目的として実施しました。

活動では、初めて訪問させていただいたところでは、施設見学や体験、貴重なお話も聞かせていただき、新たな発見や気づきがありました。さらに視野を広げて地域について考えるきっかけとなりました。

また、2回目の訪問をさせていただいたところでは、生徒が実際に地域の子供たちと交流する場面や、地域の方に自分たちの提案を聞いていただき、実際の活動計画を一緒に考えていただいたりしました。

香北小学校(鏡野町)


生徒は普段の学校生活ではなかなか経験のできない内容に楽しさを感じながら、学びを深めていました。
また、2回目の訪問をさせていただいたところでは1回目に行かせていただいた時よりも地域の方とのコミュニケーションも多くとることができ、満足そうな表情をしている生徒も多くいました。

今後は11月の準備期間を経て11月末にすべてのグループが分野内で発表を行い、12月にはそこで選ばれた代表グループが全体発表を行います。
2回実施させていただいた、フィールドワークで得た情報を存分に活かして、地域の未来につながる発表を期待したいと思います。

行学 SIM津山PJ校外研修(普通科1年)


10月8日(金)、普通科1年生が行学 SIM津山プロジェクトの一環で10分野に分かれ、フィールドワークに出かけました。

7月に市役所の方から津山市の現状についてお話を聴いたことを元に、分野ごとに取り組みや活動を分析してきました。今回は、さらに現地で自分の肌で感じ、自分の目で見て実感することを目的に計画しました。

津山市の特産品を実際に試食させてもらったり、東松原地区のめざせ元気クラブの方々と一緒に「こけないからだ体操」を体験したりしました。津山市内で行われている活動を生で体感することができました。

また、今まで調べて分析してきた内容を発表し、担当の方からアドバイスをいただきました。
まだまだ知らなかった内容も多く、生徒たちは目を輝かせて校外での活動を行いました。


次回から、津山市の課題解決のため新事業を考えていきます。今までの学びを活かして高校生ならではの視点で考えていきたいと思います。
今回のフィールドワークを経てアイディアがわいてきた生徒もおり、今後、どのような案が出てくるか期待しています。

行学 SIM津山PJ 分野分析結果グループ発表(普通科1年)

9月24日(金)、10月1日(金)の2日間に分けて普通科1年生の行学SIM津山 分野分析結果グループ発表を行いました。
津山市の現状をについて市役所の方からお聞きした内容を自分たちで調べ、さらに他の地域での取り組みを比較しました。

自分たちで選んだ分野について、より深く学んでいきました。


今回2回目の発表ということもあり、前回のまなびプロジェクトからの反省も生かしつつ取り組むことができました。
まだまだ伝えるという部分では、伸びしろがありますが、発表用のスライド作りはとても安定してきました。


次回からは、分野分析を踏まえて、新事業を考案していきます。高校生ならではの視点で、考えていけるように頑張ります。

まずは、10か所に分かれ、フィールドワークを予定しています。(10月8日実施済み)

行学 地域PJ 仮提案発表(普通科2年)


9月28日(火)、普通科2年生が12月の本提案発表に向けて分野別の仮提案発表を行いました。

グループごとに計画をしている提案内容の説明を行い、メリット・デメリットを挙げ、そして自分たちの提案を実現するために、これから何を行うかについて3分という限られた時間の中で発表しました。


生徒たちは準備の段階からどのようにすれば、自分たちの提案内容が相手にうまく伝わるか、スライドは見やすいものになっているかなど試行錯誤しながらスライドを作成しました。

提案の実践は、感染症の影響もあり、実施できていないグループがほとんどですが、今後の活動が楽しみな仮提案発表となりました。

行学 地域PJ校外研修Ⅰ(普通科2年)

ひととば津山(津山市)
インセクト(津山市)
ちんがらや(津山市)
まちなかさろん再々(津山市)
城西地区~作州民芸館(津山市)
香北公民館(鏡野町)
上山集落(美作市)
知和公民館(津山市加茂町)


8月20日(金)、普通科2年生が行学 地域プロジェクトの一環で校外にフィールドワークに出かけました。

インターネットで調べるだけでなく、実際の現場を見ることで、自分とは異なる価値観に触れ、地域の魅力や現状を調査することを目的に行いました。

生徒たちは6つのグループに分かれ、それぞれ違う地域に出かけました。
それぞれの場所で、地域の現状や課題について地域の方々からお話をしていただき、散策をする中で地域の特徴などの説明もしていただきました。
普段の学校生活では学ぶことができない貴重な経験をさせていただき、生徒たちも積極的に活動できました。



今後は、グループで考えた地域課題解決のための提案を9月下旬に仮提案発表、12月上旬に全体発表を計画しています。
今回、フィールドワークを温かく受け入れてくださった地域の方々に感謝し、学んだことを最大限に活かして、新事業の提案・実践に活かしていきたいと思います。

行学 SIM津山PJ分散会(普通科1年)


7月16日(金)、普通科1年生は行学まなびプロジェクトを終了し、次のプロジェクトとなるSIM津山をスタートしました。今回は、津山市役所の方々をお招きし分散会という形でお話を伺いました。

市役所の部署を10分野に分け、市役所の各分野では、どのような現状であり、さらにより良く市民生活が送れるよう、どのように取り組まれているか教えていただきました。

教育分野では教育委員会学校教育課の方から、地域資源を活用した親子で学ぶ参加型学習講座の取り組みや、防災分野では総務部危機管理室の方から、災害にどう備えるか、また、自分たちができる防災についても学びました。
また、観光・文化分野では、産業文化部観光振興課の方から、宿泊して体験型レジャーを楽しんでもらう滞在型観光のまちづくりを具体的に説明していただきました。

生徒たちは自分の気になる分野を選択し、データを見ながら市役所の方から学びました。尋ねたいことなども事前に市役所の方にお伝えしていたので、その内容も合わせて直接教えていていただき、有意義な時間を過ごすことができました。
最後に、代表生徒がお礼の挨拶を各教室で行いました。お忙しい中、多くの部署の方々に 来校していただき実際にお話を聞くことで、ますます現場を実感できる機会となりました。ありがとうございました。

次回は、各グループに戻り、今回学んだ分散会の内容を共有する発表会をもちます。

地域未来創造会議Ⅰ


津山東高校地域未来創造会議が、7月15日(木)に開催されました。この会議は、高校生が中山間地域に出向き、地域の方々と協働して課題解決に取り組むことを目的とした「おかやま高校生地域未来創造事業(県教委主管)」の一環として開催されたものです。

大学・地元企業・自治体・地域団体・地域コーディネーターの方々のほか、普通科2、3年生11名が出席しました。

会議では「行学」で地域をフィールドに探究活動を行なう普通科2年生(医療福祉分野[岡本・藤井・頭士]、子ども教育分野[石田・福田・近藤]の6人の生徒)が今年度の活動計画や調べた内容の途中経過までを発表し、出席者からさまざまな問いかけやご助言をいただきました。
出席者からの「質問やアンケートも良いが、地域の人たちの生の声をしっかり聴き取ることこそ大切」「地域ビジネスは他地域との違いから生まれる」といった地域探究や課題解決を進める上で役立つアドバイスを、生徒は真剣に聞きメモしていました。

またこの会議には、自らの進路に関連するため3年生5人も傍聴者として参加しました。
岡山県教育委員会の担当者の方から「この種の会議に生徒が多数同席するのは珍しいです。東高の生徒が行学を通じて力を付けていることが発言を聞いてよくわかりました。」と高く評価していただきました。

この会議は今後2学期と3学期にも開催される予定です。

行学 地域企業PV制作講座2021Ⅰ(普通科2年)


7月14日(水)、普通科2年生の「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座(地域企業プロモーションビデオ制作講座)」の第3回目を行いました。
第1回、第2回の講座はリモート講義でしたが、今回、講師である合同会社アースボイスプロジェクト代表の榎田竜路先生が来校され今年度初の対面による講義となりました。


生徒たちはそれぞれPR動画を制作する企業が決定し、夏休みに訪問し、インタビューを行うことになっています。
榎田先生に、インタビューを行うことの意義や、どのような意識をもって臨むべきかについて徹底して教えていただきました。どの生徒もメモを取りながら、真剣に耳を傾けていました。


講座の最後に、映像制作の準備として効果的な写真の撮り方を教えていただきました。

次回(第4回)の講座では実際に撮影の練習を行います。
夏休みの企業訪問のあと、文字起こし、映像制作等、生徒たちはいよいよ本格的に企業動画制作に取り組んでいく予定です。