「行学・キャリア教育」カテゴリーアーカイブ

行学オリエンテーション(2年)



4月12日(火)、2年生全体(3科合同)で行学のオリエンテーションを行いました。
生徒たちはこれから活動する1年間の見通しを立て、「地域に出ていくこと」への共通の目標を確認しました。

また、本校の地域コーディネーターの三宅さんと三村さんから、ご自身の経験や実践を踏まえてご講演いただきました。「地域」とは何か、行学に取り組むことの大切さ、過去の本校の先輩方の活動などをわかりやすくお話していただきました。
今後は、フィールドワークに出かけたり、地域の方と交流を行ったりと様々な活動を行っていきます。それらの活動を通して、悩みながらもしっかりと学び成長していきたいと思います。

行学 SIM津山PJ最終報告会(普通科1年)



3月4日(金)、普通科1年生がSIM津山プロジェクトの最終報告会を行いました。今までグループ単位で活動してきましたが、個人での活動、発表によりSIM津山プロジェクトのまとめとします。
今回は、個人でのプレゼン能力を高めること、新事業の課題を発見し解決する方法を考案し再提案することを目的とし取り組んできました。

1月の共感型プレゼンテーション講座で学んだ生徒たちは講演後、各々「私のプレゼンテーション3ヵ条」を考えました。
今回の報告会では 特に 3ヵ条に多く取り上げられていたアイコンタクトや動作(身振り・手振り)を 意識して発表に臨み、実践できる生徒がかなり増えてきました。生徒一人ひとり、3分という発表時間を精一杯使いました。


生徒たちは、発表ごとにそれぞれの評価とコメントをタブレットに入力していきました。

講評では、スライド作りが上手だったとお褒めの言葉をいただきました。また、探究学習には正解がない、自分で掘り下げて自分の考えを深めていくための根拠や裏付けを大切にとお話がありました。
最後に、講評してくださった先生方に、総合学習委員の生徒がお礼を伝えました。
2年生では、高校生の自分たちが地域の方々と共にできることを考え活動していきます。さらに成長した姿をお見せできるように頑張ります。

地域未来創造会議Ⅲ

第3回津山東高校地域未来創造会議が、2月25日(金)に本校で開催されました。この会議は、高校生が中山間地域に出向き、地域の方々と協働して課題解決に取り組むことを目的とした「おかやま高校生地域未来創造事業(県教委主管)」の一環として開催しており、今回が今年度の最終回でした。
当日はオンラインと対面のハイブリッド会議形式により、大学・地元企業・自治体・地域団体・地域コーディネーターの方々と本校教職員、計21名が出席しました。

会議では「行学」で中山間地域をフィールドに行った探究活動など今年度事業の報告を行った後、出席者の方々からこの事業への評価をいただきました。
出席者からは「生徒は、事前の見立てと実情との違いを知り、修正を重ね、実践を目指すという流れを各活動フィールドで経験することにより、『地域で人助けをする』という視点から『地域で学ぶ』という視点に転換できた。」

「校外の方々との対話や現地訪問の回数を重ねることで、現場での生徒のコミュニケーション力(話し方、その場での追加質問)、プレゼンテーション力、修正力(助言を聞き入れてよりふさわしいものに格上げしたりする態度)などが向上した。」といった高い評価をいただきました。

また、さらなる向上のためのアドヴァイスもたくさんいただき、とても中身の濃い有意義な会になりました。東高はこれからも、持続可能な地域社会づくりを担う「頼れる若者」を育成していきます!

行学 地域PJ[加茂知和地区]~オンライン会議~(普通科2年)

1月24日(月)、普通科2年生の行学福祉グループは、NPO法人スマイル・ちわ(津山市加茂町)の10周年を祝うイベントの打ち合わせをリモートで行いました。
具体的には、10周年記念の動画を制作したり、知和特産の竹塩を使った料理を食べることなど、当日の段取り、準備物を含めて詳細に話し合うことができました。
当初は2・3月にイベントを開催予定でしたが、コロナウイルス感染症の流行もあり、今年の夏の開催が妥当ではないかという話になりました。


現在、生徒たちは2年生なので、8月の開催となると3年の受験勉強等が本格的になっている頃になります。
2・3月の休みを上手に使って、10周年のイベントを盛り上げることができるよう準備を行いたいと思います。

地域企業プロモーションビデオ制作発表会[行学 企業動画発表会](普通科2年)

No.1 アールビーシーコンサルタント株式会社(津山市)
No.2 東真産業株式会社(真庭市(津山市))
No.3 株式会社アァル技研(津山市)

1月21日(金)、地域企業プロモーションビデオ制作発表会が行われ、行学の時間に動画制作に取り組んできた普通科2年生20名が、その成果を発表しました。

新型コロナウイルス感染症拡大のため、メイン会場である本校講義室、ご指導くださった榎田竜路先生と太田龍馬先生、各企業様、本校普通科1・2年生のHR教室を結んでのリモート開催となりました。
榎田先生による講座の趣旨説明の後、10本の企業動画を上映しました。

No.4 新晃工業株式会社 岡山工場(大阪市(津山市))
No.5 システックITソリューション株式会社(津山市)
No.6 三和電子株式会社(津山市)

生徒は2人1組で動画を制作しました。それぞれの動画上映後、生徒たちは自分たちの作品に込めた想いや工夫をコメントの形で発表しました。取材先の企業の方からも、それに対しての温かいコメントをいただくことができました。

No.7 SARA津山玉姫殿(津山市)
No.8 株式会社エイワイテック 津山オフィス(津山市)
No.9 石井食品株式会社(美咲町)
No.10 株式会社本山合金製作所(津山市)

行学 地域PJ[美作上山地区]~空き缶クッキング~(普通科2年)

1月16日(日)、普通科2年生の行学で空き○○分野に所属する5名が美作市上山地区にある大芦高原キャンプ場を訪問しました。

今回、大芦高原キャンプ場を経営されており、本校の地域コーディネーターでもある三宅さんと地域の方々にお手伝いいただき、 行学の「空き○○」のグループ名にちなんで、空きスペースを利用し、空き缶を再利用した環境に良い活動を行いました。

生徒たちは各自で持ち寄った空き缶を調理しやすいように加工し、調理のための火も自分たちでおこしました。
空き缶でごはんを炊き、 空き缶で作るポップコーンや蒸しパンにチャレンジしました。できるだけ資源を少なく、電気を使わずに作ってみました。
SDGsの「12.つくる責任、つかう責任」「11.住み続けられるまちづくりを」を活動の目標とし、活動を行いました。

生徒たちは楽しい活動ができたが、「もっと工夫すればより環境に良く、地域の方々との交流のきっかけになる活動になるのでは。」と活動を振り返っていました。

今回、コロナ禍の中での実施ということもあり、感染症対策を徹底しました。
三宅さんと地域の方々には会場の準備から片付けまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

高校生探究フォーラム2021(普通科2年)

12月27日(月)、「高校生探究フォーラム」がピュアリティまきび(岡山市北区)で開催されました。このフォーラムは、各校それぞれの探究活動の発表や共有により、高校生一人ひとりの夢を育む機会とするために、岡山県教育委員会が今年度から始めたものです。
県内の多くの高校がステージ発表やポスターセッションを行うもので、ステージ発表の様子はオンラインで配信されました。(詳しくは専用サイト 
https://www.okayama-tankyu2021.jp


本校からも2年生5名が代表で参加し、「中山間地域で活かす高校生のチカラ~地域課題を自分事として探究~」と題し、普通科2年生行学地域プロジェクトのうち、津山市知和地区と鏡野町香北地区を活動フィールドとした取り組みや成果についてプレゼンテーションを行いました。



代表生徒たちは、スライドや発表原稿づくり、事前収録、プレゼンテーションの練習などを熱心に行い、当日は堂々とした素晴らしい発表および質問への対応を見せてくれました。


本フォーラムで、自分たちの探究学習の意義を改めて認識するとともに、他校の探究活動の様子や素晴らしい成果について視聴することもでき、とても有意義な時間となりました。
また、コミュニケーション(プレゼンテーション)の難しさや、協力することの大切さなども学ぶことができたようです。

行学 SIM津山PJ全体発表会(普通科1年)

12月17日(金)、普通科1年生が行学で取り組んでいるSIM津山プロジェクトの全体発表会を開催し、各分野から選ばれた代表5グループが 発表しました。

3回目の発表ということでスライド作成などの完成度も高め、内容も市役所の方からのアドバイスも含めて準備してきました。生徒一人一人が意識をもって活動してきたことが、発表から伝わってきました。会の進行も、行学委員を中心に進めていきました。



                                                                  防災分野では、ヘルメットの使用、観光分野では新ゆるキャラの考案、農林分野ではネットを利用した販売方法、デジタル分野では、婚活アプリの作成、子ども障害福祉分野では育メンの促進、といったアイデアあふれる発想を発表しました。



発表を聴いている生徒たちも 皆同じ課題を持っている点などに気付くことができ、一緒に考えさせられました。


まだまだ2年生の行学の発表と比べると、聞いている相手に思いを伝えようという発表者の意識がまだ足りないと感じている生徒も多く、課題を持ちながら、一人で発表する 3月の 報告会に向けて準備していきたいと思います。

行学 地域企業PV制作講座2021Ⅲ(普通科2年)


12月15日(水)、地域企業PV制作講座(第8回)が本校で行われました。 合同会社アースボイスプロジェクトの榎田竜路先生、太田龍馬先生の指導の元、生徒たちは動画作りを進めていきました。
より「伝わる」動画を目指して、積極的に先生方に質問をする生徒も多くみられました。

制作講座は今回が最終回のため先生方も熱のこもった指導をしてくださいました。生徒たちの動画制作も大詰めに差し掛かっています。10編の企業動画は、1月21日(金)の発表会で披露されます。

行学 地域PJ[鏡野香北地区]~たき火遊び体験~(普通科2年)

普通科2年生の行学地域プロジェクトで鏡野町香北地区をフィールドワークで2度訪問しました。そこでの学びをもとに、生徒たちは、地域課題を自分事として探究を続けてきました。
そして、その活動の一環として香北地区で毎年行われている行事に高校生スタッフとして参加しています。
夏の川遊びに続いて、今回は12月12日(日)に香北小学校グラウンドで開催された “冬のたき火のまわりで遊ぼう” に参加しました。

今回の内容は、 ① 火おこし体験 ② 竹で箸を作ろう ③ ぐるぐるパン焼き ④ 燻製づくり ⑤ やきいもを作ろう でした。
高校生スタッフとして参加しましたが、マッチを擦ることも、ナタで竹を細かく切ることも、小刀で箸を作ることも、長く細い竹を熱してパン生地を巻き付け、たき火でゆっくり焼くことも、初めての体験でした。小学生のみなさんと一緒に、地域の方々と交流し、地域と一体となる体験ができました。


また、秋に集めた松ぼっくりとプラタナスの実を燃やし、炭にしました。これは天然消臭剤として利用できるそうで、早速、生徒たちはもらって帰ったきた松ぼっくりなどを教室やトイレに置けるように、学校で飾りつけをしました。
消臭剤づくりは、他のボランティア活動としても校内で紹介できると思います。

最後に、この企画に参加でき貴重な経験をさせていただき、香北地区のみなさんに感謝しています。今後も香北地区との交流を継続していきたいと思います 。
こちらで育つ子どもたちは、成長してもふるさとを身近に感じ、郷土について思いを強くすると思います。