本校は昨年度に引き続き、岡山県教育委員会「おかやま高校生地域未来創造事業」の指定校となっています。本事業は、中山間地域における課題を高校生が自らの課題として捉え、地域と連携しながら主体的にその解決に取り組む活動を通して、地域貢献の意欲向上を図り、次代の中山間地域等において活躍する人材を育成することを目的としています。
11月29日(火)、事業の一環として、地域との連携の在り方等を研究するための連携組織である「岡山県立津山東高等学校地域未来創造会議」の第2回会議を開催しました。
会議の委員である岡山大学や美作大学の先生方、津山市役所と鏡野町役場の皆様、生徒の活動を支えてくださっている企業やNPOの皆様が出席される中、普通科2年生の代表メンバーが行学の活動報告のため会議に参加しました。
生徒たちは、これまでの取組みを通して自分たちの考え方や行動がどのように変化したかを踏まえ、堂々と成果報告をすることができました。
委員の皆様からは、地域プロジェクト発表会での様子も含めて講評いただきました。生徒のプレゼン力や、発表だけでなく質問力とその質問に対する対応力について高く評価していただくとともに、自分たちの実践が、各分野の課題の解決に本当につながっているのかを振り返ること、データや科学的根拠を示してプレゼンすること、といった課題もいただきました。
次回の会議は2月下旬に開催する予定です。
11月29日(火)、普通科2年生の行学地域プロジェクト全体発表会を開催しました。各分野での発表を経て、代表7グループがステージでスライド発表しました。
地域の課題解決に向けた提案とその実践に向けた計画を発表し、感想や意見をいただきました。
今回、フィールドワーク先の方や地域の方も多く聴きに来てくださり、生徒の提案に対して、称賛とアドバイスをいただき、さらに実現に向けたヒントとなりました。
参加された方からは、「たくさんの実践を行っていてすごい。」「生徒同士で質問がかわされていてすごい。」といった称賛のお言葉をいただきました。
ステージ発表は次の7グループでした。
🔹環境・防災分野:水路掃除&ピザ作り in上山集落 (釜口、大重、宗本)
🔹空き〇〇分野:どんぐりでリース作り~空き×秋 自然を感じて~(朝日里、内田、松尾、石原)
🔹 子ども・教育分野: 佐良山地域のパイプ役に!(河元、山本、稲垣、谷名)
🔹 空き〇〇分野:親子で作ろう!!~キャンドルホルダーと押し花アート~(山﨑、青木瑠、明石)
🔹 観光・産業分野: 城西地区パンフレット(中江、松本、久保田)
🔹 医療・福祉分野:遊んで認知症予防(宮本、安部、河本)
🔹 子ども・教育分野:みんちゃい・きんちゃい・遊びんちゃい~in香北~(酒井、福田美、片岡)
発表中、聴衆の生徒たちは気になったことなどをメモに取りながら、多くの生徒が発表者へ質問していました。また、1年生からも続々と質問の手が挙がり会場全体の熱量を感じました。
最後に、美作大学武田英樹教授と岡山県教育庁高校教育課 籾井正伸指導主事 に指導講評していただきました。
自分ごととして地域の課題を考えていくこと、また先輩たちの活動を引き継ぎながら、自分たちの独自性+αを考えていくことも大切であるとアドバイスをいただきました。今後の活動にぜひ活かしていきたいと思います。今後は、グループで学んだことを生かして、個人での探究に入っていきます。
11月22日(火)、普通科2年生の行学地域プロジェクトのプレ発表会を行いました。
1学期からフィールドワークを2回、仮提案を経て、今まで経験し感じて考えたことをまとめ6教室に分かれて発表しました。
地域の方と一緒に活動を行ったり、企画を考え実践していたりするグループが多く、写真を入れてわかりやすくしたり、アンケート結果が反映されていたりと、仮提案時に比べるとスライド内容がさらに充実していました。
発表時も少しずつスライドを示し、前を向いて聴衆の生徒たちに語りかける様子も見られました。
生徒たちは各自クロームブックで投票を行い、その結果を踏まえて代表グループが選出されます。
代表グループは、講評時の地域コーディネーターの方や教員のアドバイスも基に修正、最終調整し、全体発表会に挑みます。
11月20日(日)、普通科2年生の行学地域プロジェクトの一環で、空き〇〇分野の生徒7名が、上山地区(美作市)で行われた「おうちえん祭り2022」に参加し、子どもたちや保護者、地域の方々と交流しました。
このイベントは、フィールドワークでお世話になったお山のおうちえん(幼稚部・小学部)の行事です。生徒たちは、上山地区の空き地(耕作放棄地)・空き家(古民家)を再生させた場所で、美しい里山と棚田の中で日々自然と触れ合いながら学ぶ子供たちに感銘を受け、高校生でもできることを探してイベントを盛り上げたいと考え、準備をしてきました。
男子3名は、本校で伐採した木を使った支柱、落ち葉、ロープ、杭などを持参し、枝や葉を現地調達して秘密基地(ブッシュクラフト)作りを行いました。
最初は支柱を固定するのに苦労し、その後は棚田の最下段の木の陰に立てたため目立たず、集客でも苦労しました。そんなとき、お山のおうちえんの先生が手作りの看板を持って来て下さり、その甲斐あって、興味を示してくれる子どもたちと出会うことができて、交流を深めることができました。
女子4名は、どんぐりを使ったクリスマスリース作りを行いました。紙皿に毛糸を巻き付けて固定した土台を予め用意しておき、大人は100円、子どもはどんぐり5個と引き換えで、リース作り体験ができるようにしました。
当日は、子どもたち、地元の中学生、お祭りに参加している大学生など、たくさんの人々が参加してくれ、リボン、フェルトボール、どんぐり、まつぼっくりなどを組み合わせた素敵なリースが次々と誕生し、たくさんの笑顔がはじけました。
秋晴れの空の下、お山のおうちえんの先生方や地域の方々に見守られながら、多くの子どもたちと出会い、触れ合うことができる素晴らしい1日となりました。
当日の様子については、お山のおうちえん(美作市上山)のFacebookでも紹介されていますので、ぜひ、ご覧ください。
11月19日(土)、普通科2年生の行学地域プロジェクトの一環で 医療・福祉分野の生徒が知和地区(津山市加茂町)を訪れ、地元の方々に集まっていただき、 知和公民館で高校生が企画したイベントを実施しました。
前半は、「スマイル・ちわ」10周年イベントとして、スマイル・ちわの方にご協力いただき、知和地区の子どもたちと一緒に、竹細工をして遊ぶ交流会を企画しました。
スマイル・ちわの方に教えてもらいながら、竹鉄砲づくりと焼き芋の準備を手伝い活動に入ると、子どもたちとはすぐに打ち解けて一緒に遊ぶことができました。
竹鉄砲を一緒に作って飛ばしたり、竹ぽっくりで競争したり、子ども同士だけでなく、子どもと地域の大人の方との交流の場にもなりました。
後半は、知和地区の高齢者の方に集まっていただいて、 認知症予防として、指先を使うことを目的とした 折り紙、ぬり絵、ゲームを企画しました。
初めに、生徒たちは企画の説明をし、高齢者の方の中に入って、一緒にお話をしながら、折り紙やゲームをしました。始めは説明した通りにゲームが進まず、困っていたところ、参加された方同士で声を掛け合っていただき助かりました。
生徒たちは、高齢者の方から昔の知和地区の様子を聞いたりしながら、最後はリラックスした様子で活動できました。
途中からは、子どもたちも参加して、子どもと高齢者の方との交流もできました。
最後に、朝準備しておいた焼き芋をみんなで一緒に食べて閉会しました。
スマイル・ちわを始め、知和地域のみなさんに大変お世話になりました。
今回のイベントだけで終わらず、後輩の皆さんに引き継いでもらい、継続した活動となることを願います。
なお、本校の活動は、スマイル・ちわのFacebookにも紹介してありますので、ぜひご覧ください。
11月13日(日)に、行学地域PJ「空き◯◯」分野として活動している本校2年生2名が、美咲町の「第2回やってみんかいin中央」に参加し、小学生を対象としたキャンドルホルダーと押し花アートを作成するワークショップを開催しました。
生徒は、地域課題の中でも空き家問題に着目し、空き家問題を解決するために自分たちに何ができるのか考えてきました。そして、まずは空き家が増えている現状や、解決に向けて活動している団体を多くの人に知ってほしいという思いから、空き家をコミュニティスペースとして改装したミサキアエル(美咲町原田)で、小学生向けのイベントをすることにしました。
当日は多くの小学生と保護者の方にご参加いただき、生徒は空き家問題についての現状や問題点をクイズ形式で紹介しました。ミサキアエルが空き家だったことを知らなかった人も多く、興味深そうに発表を聞いていました。
その後、参加者は生徒が少しずつ集めてきた空き瓶や押し花を用いて、作品作りに没頭していました。
作品が完成した後は、当日に撮影した写真をスライドにまとめ、活動の振り返りをしました。
終了後は「とても楽しかった。」「空き家が改装されるとこんな楽しい活動ができるようになるんだ。」などの感想をいただきました。
今回の活動は、空き家問題を知ってもらう一つのきっかけになったのではないかと思います。
11月13日(日)、第25回さら山時代祭が開催されました。本校から普通科2年生が行学地域PJの一環で、子ども・教育分野の生徒4名が当日 、佐良山公民館(津山市平福)で焼き芋と コーヒーの販売のお手伝いを行いました。
また、事前に観光・産業分野の生徒が地域の方と相談しながら、メニュー表を手作りしました。
当日は雨天のため 時代行列は中止となりイベント規模も縮小され、屋外での模擬店と、公民館内のバザーや過去の時代行列のパネルの展示が行われました。
生徒たちは、公民館の隣で収穫されたサツマイモをダッチオーブンで焼く係と、テントで接客する係に分かれて手伝いました。雨が降り肌寒かったので、焼き芋は時間までに完売しました。
コーヒーは、メニュー表に美味しさを伝えるための宣伝(ハンドドリップで淹れるということや豆の種類など)が足りなかったためか、売れ行きは今一つでした。
メニュー表作成時に、アピールポイントをしっかり押さえなければ、商品の売れ行きに影響が出るということがわかりました。
佐良山地域の方々との交流が今回で3回目となり、大人の方と世間話をしたり、子どもたちと話をしたりと、地域のみなさんが温かく受け入れてくださり、さらに今回は美味しい焼き芋をいただきほっこりしました。
来年も生徒たちに来てほしいという声もかけていただき、とてもうれしかったです。1年間、ありがとうございました。
11月8日(火)、12月に控えた発表会に向けて、これからはただひたすらに編集作業を進めていきます。
生徒たちが作業していく中で、「もっとこうしたい」「これってどうやるんだっけ」と出てくる声に、榎田先生や太田先生が真摯に対応してくださいました。
作りたい動画の全体像もだんだん見え始め、細かい部分をこだわりたい気持ちが芽生えてきているようです。ペアで相談しながら、活発に活動できました。
発表会は、12月16日(金)を予定しています。
当日は、本校を会場として、講師の榎田先生や企業の代表の方を招いて、出来上がった動画を上映します。
11月6日(日)、城東地区で第1回令和作州城東むかし町が開催され、本校から食物調理科2年生の行学有志が参加しました。
今年度の行学のテーマを「城東地区の活性化」として取り組んでいるチームが、フィールドワーク中、早瀬豆腐店に立ち寄った際、店主の方が城東地区のことや早瀬豆腐店について詳しく説明してくださいました。
その後、東高の豆乳プリンを持参したところ、貴店のプリンとはレシピが異なるとのことで、興味を持ってくださいました。
そして、11月6日に行われる「作州城東むかし町」に出店しようということになりました。衛生管理上、本校で作って持っていき保冷することが難しいので、東高レシピで早瀬豆腐店さんが作ってくださりコラボ商品が完成しました。
当日は、津山城東とうふ茶屋 早瀬豆腐店(津山市東新町)の店頭で、プリン62個の販売とお店の手伝いも行いました。
イベントのため大変忙しい店内外において、笑顔と共に高校生の元気をお客様に感じていただけたと思います。地元の方や東高の先輩方からも声をかけていただきました。
最後に、突然の訪問からコラボ商品の作成まで発展させてくださった早瀬豆腐店の店主様、スタッフの皆さまには心よりお礼申し上げます。
10月23日(日)、みま咲く未来フォーラム2022 in 津山(岡山県美作県民局主催)がザ・シロヤマテラス津山別邸コンベンションホール鶴山(津山市山下)で開催されました。
フォーラムの初めに、地元企業の方の講演があり、これまでの経験や地域への思いをお聴きし、改めて地域とつながる大切さ、自分で 活動をして体験してみることの大切さを実感しました。
地元高校生による活動発表では、本校から、行学で活動している普通科2年教育分野の3名と、夏に開講された四校連携講座「地域創生学」の受講生1名が発表しました。
津山四校連携講座は各校の代表者5名の発表でした。本校からは教育分野担当の馬場千裕さん(普通科2年)が、フィールドワークからの学び、地域の人とのつながりを通して学んだことを発表しました。
生徒たちは久しぶりの再会で、ぎこちなさもありましたが、みんなでカバーして堂々と発表できました。
本校の行学発表では、「Local presidentの卵を温めよう」と題して、教育分野担当の福田裕也さん、藤井颯大さん、森江翔太さんが参加しました。
ICTが導入された教育の世界で、いかにして情報を得て、さらに、それをどう使っていくか、また地域に戻りたいと思える仕掛けについて考えた内容を発表しました。
提案作成のため、アンケートを取ったり、指導案を考えたり、今後、教育を担っていく未来の一人として3人で考え、話し合ってきました。
発表練習を学校で重ね、当日は緊張しながらも舞台で堂々と自分たちの思いを伝えることができました。
質疑応答では、実際に自分たちがその授業を受けたら、戻ってきて起業しますかという質問に戸惑いながらも、地元を活気づけたいという気持ちを伝えました。
普段の学校生活では決して経験することのできない雰囲気の中で、探究活動の成果を多くの方に 聞いていただける貴重な機会となりました。今後も地域に根差した活動を考えていけるように頑張りたいと思います。
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