「行学・キャリア教育」カテゴリーアーカイブ

行学 地域企業PV制作講座2022Ⅱ(普通科2年)


7月5日(火)、講師の榎田竜路先生をお招きしての活動は今回で2回目となりました。

PV(プロモーション・ビデオ)を制作する上で必要なインタビューをするポイントや文章を書くポイント、動画を撮影するときの体の使い方など、実践を交えながら教えていただきました。

生徒たちはメモを取り、体の使い方に苦戦しながら学びました。

最後に榎田先生より「顔に見えるものを撮影してくる」という課題が出され、その写真が「何を言っていて」「どういう状況か」説明できるように指示を受けました。
生徒たちが、どんな写真を撮ってくるのか楽しみです。

社会体験活動講演会(1年)


6月17日(金)、岡山大学副理事の吉川幸先生をお招きし、社会体験活動講演会を1年生対象で行いました。
この講演会は、生徒のみなさんが高校生活の中で、ボランティアや社会体験などの取組に主体的・積極的に参加しようとする動機づけになることを期待し計画しています。

吉川先生は「『わたし』をデザインする力」を演題に、ご自身の体験などをもとに、探究学習を行うにあたっての姿勢を分かりやすく伝えてくださいました。

講演の中の「学ぶことを楽しむ」「自分で選んだことを正解にする」という言葉は多くの生徒の印象に残り、自分で失敗を正解や成功に変えていくことが大切だと感じたようです。


講演の最後に生徒代表が、「自分のこれからの高校生活について大切な考え方をしっかり学べる貴重な時間となりました。今後の高校生活に活かしていきたいです。」とお礼を述べ閉会となりました。

行学 校外学習(食物調理科2年)

sozai まつもと
四季の味 日和

6月7日(火)、食物調理科2年生が行学(総合的な探究の時間) 地域プロジェクトの一環で、テーマごとに分かれフィールドワークに出かけました。

これまでに、食物調理科や家庭クラブの活動の一環で、地域へのイベントに参加したり、地元食材を用いたレシピ開発などを行ったりしてきました。さらに、行学での取組みにより、地域の特徴を理解し、その魅力の発信や課題を発見し、解決策を提案することで地域の活性化につなげたいという思いで活動を始めました。

「城西地区チーム」は、観光拠点施設「城西浪漫館(津山市田町)」で津山近隣の特産品について教えていただきました。また、本校の珈琲パウンドケーキにつながりのある宇田川榕菴(宇田川家三代)が、泰安寺(津山市西寺町)に祀られていると浪漫館で伺い、墓所へもお参りしてきました。

*宇田川榕菴は「珈琲」の漢字の当て字を考案した津山出身の洋学者。

神龍


3つのチームは、本校食物調理科の卒業生が経営されている店舗「四季の味 日和(津山市北町)」、「神龍(津山市沼)」、「sozai まつもと(津山市山北)」を訪問し、先輩方からお話を伺いました。
地域に根差した店舗を取材することで、進路研究も兼ねています。

「地元食材チーム」は、校内で地元の食材を使った商品開発を目指しています。食材を活かすドレッシング等を考案中です。お楽しみに。

「城東地区チーム」は、本校の調理研究同好会が「作州城東朝市」に出店しているという情報をもとに、地域の活性化のために開催している朝市に注目し、さらに何か役立てることはないかと、城東町並み保存地区に出かけました。たくさんの店舗を見学させていただき、参考にさせていただきました。

フィールドワークを終え、生徒たちは具体的にどうすれば、地域活性化につながるか、今後、私たちがどのように関わらせていただくか、地域の方との触れ合いを大切にしながら考えていきます。

行学 地域PJ[佐良山地区](普通科2年)

6月5日(日)、津山市佐良山地区で皿川のカヤックの体験イベントが開催されました。本校から普通科2年生の佐良山企画班(行学地域PJ教育分野)がカヤック体験の空き時間に子供たちを楽しませる企画を考え、イベントに参加しました。
4月から企画内容を考え、地域の方々と打ち合わせを行い、準備をしてきました。
当日は、牛乳パックでぶんぶんごまを作ったり、石にペイントしたり、水彩絵の具で「はじき絵」を描いたり、水風船や水鉄砲の水遊び等を考え、子どもたちと交流することができました。

最初はなかなか子どもたちと交流するのにも距離がありましたが、最後にはみんなで畑を走り周り、ゴミ拾いも協力しながら楽しく過ごすことができました。生徒たちは、実際に企画して行うことの大変さも学びました。 子どもたちと一緒にカヤックにも乗せていただき、とても貴重な体験をしました。
まだまだ不慣れなことが多く課題も残りましたが、次回、8月に予定している段ボール窯でのピザ作りでは、もっと子どもたちと関わり、楽しいイベントにしていきたいと思います。

行学 地域PJ校外研修(普通科2年)

ひととば津山 (津山市)
商店街・レプタイル(津山市)
商店街・ちんがらや(津山市)
城西地区(津山市)
上山地区(美作市)
知和地区(津山市加茂町)
香北地区(鏡野町)

5月31日(火)、普通科2年生が行学 地域プロジェクトの一環で校外にフィールドワークに出かけました。
今回のフィールドワークは、生徒たちが考えているプロジェクト内容が地域に合っているのかどうか地域の方々に確認していただくことで、また、地域の求めているものや、その現場を直接目で確かめることを目的に行いました。



ひととば津山には、空き〇〇分野、子ども・教育分野の生徒が訪れ、空き地の有効活用やひととば津山さんの活動内容を教えていただきました。



商店街には、観光・産業分野、空き〇〇分野の生徒が訪れ、ちんがらやさんとレプタイルさんで、空き地活用と観光での取り組みを学びました。



城西地区には、観光・産業分野の生徒が訪れ、観光でPRできる城西の魅力を「城西まちづくり協議会」の方からお話を聞き、実際に地域にあるお寺を見て回りました。



美作市上山地区には、空き〇〇分野、環境防災分野、観光・産業分野の生徒が訪れ、防災と空き地活用について学びました。



津山市知和地域には、医療・福祉分野の生徒が訪れ、スマイルちわの方々から活動状況や東高との現在までの交流について お話を伺いました。



鏡野町香北地区には、子ども・教育分野の生徒が訪れ、子ども教育について香北地区地域づくり協議会の方よりお話を伺いました。

<生徒の感想>
■空き地再生や小さな挑戦をしたいと活動されており、学びの場、教える場、発信する場などいろいろな場を作ることが大切だとわかりました。また、地域で連携していくことも大切だと学びました。
■学校の近くで普段良く通る道だったりしますが、知らないことや歴史がたくさんあふれていることを実感しました。また、フィールドワーク中、地域の方々がたくさん声をかけてくださり、歩いてみて改めて温かい環境を 感じました。
■地域ならではの場所を活かし、身近な生き物について知ったり、火を使う体験をしたりなど地域の方々が活動を広げていることがわかりました。地域が元気になるように、またいろんな世代で交流することが大切だと実感しました。

どの訪問先でも、多くの方々が地域の良さを活かし、地域で交流し、伝統を守りつつ協力して活動されているのを実感しました。どのグループにも親切に丁寧に教えてくださりありがとうございました。
再度、地域の現状を分析し、地域の方々の思いも踏まえつつ、改めて自分たちのプロジェクトを見直し、仮提案に向けて準備をしていきます。

行学 地域企業PV制作講座2022Ⅰ(普通科2年)

5月24日(火)、 普通科2年生14名の「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座(地域企業プロモーションビデオ制作講座)」が開講しました。

講師として、合同会社アースボイスプロジェクト代表 榎田竜路先生が来校され、平成28年度より本校で教えていただいています。 榎田先生は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会の「経済・テクノロジー」専門委員に就任された経験もあり、国内外で幅広くご活躍されています。

第1回目では、学校の授業の中でなかなか教わることができない「コミュニケーション」に焦点を当てたお話や、人間の思考には直感的思考と論理的思考があるお話をしていただきました。難しい内容がありながらも体を動かす時間を交えながら生徒たちは一生懸命聴いていました。
最後には生徒からのリクエストに快く答えてくださり、「食べ物を美味しそうに撮る」秘訣をわかりやすく説明していただきました。

次回榎田先生が来校していただく7月には動画編集ソフトの使い方を本格的に教わっていきます。生徒たちはそれまでに取材させていただく企業を決め、夏季休業中には実際に企業へ取材に行く予定となっています。

行学オリエンテーション(2年)



4月12日(火)、2年生全体(3科合同)で行学のオリエンテーションを行いました。
生徒たちはこれから活動する1年間の見通しを立て、「地域に出ていくこと」への共通の目標を確認しました。

また、本校の地域コーディネーターの三宅さんと三村さんから、ご自身の経験や実践を踏まえてご講演いただきました。「地域」とは何か、行学に取り組むことの大切さ、過去の本校の先輩方の活動などをわかりやすくお話していただきました。
今後は、フィールドワークに出かけたり、地域の方と交流を行ったりと様々な活動を行っていきます。それらの活動を通して、悩みながらもしっかりと学び成長していきたいと思います。

行学 SIM津山PJ最終報告会(普通科1年)



3月4日(金)、普通科1年生がSIM津山プロジェクトの最終報告会を行いました。今までグループ単位で活動してきましたが、個人での活動、発表によりSIM津山プロジェクトのまとめとします。
今回は、個人でのプレゼン能力を高めること、新事業の課題を発見し解決する方法を考案し再提案することを目的とし取り組んできました。

1月の共感型プレゼンテーション講座で学んだ生徒たちは講演後、各々「私のプレゼンテーション3ヵ条」を考えました。
今回の報告会では 特に 3ヵ条に多く取り上げられていたアイコンタクトや動作(身振り・手振り)を 意識して発表に臨み、実践できる生徒がかなり増えてきました。生徒一人ひとり、3分という発表時間を精一杯使いました。


生徒たちは、発表ごとにそれぞれの評価とコメントをタブレットに入力していきました。

講評では、スライド作りが上手だったとお褒めの言葉をいただきました。また、探究学習には正解がない、自分で掘り下げて自分の考えを深めていくための根拠や裏付けを大切にとお話がありました。
最後に、講評してくださった先生方に、総合学習委員の生徒がお礼を伝えました。
2年生では、高校生の自分たちが地域の方々と共にできることを考え活動していきます。さらに成長した姿をお見せできるように頑張ります。

地域未来創造会議Ⅲ

第3回津山東高校地域未来創造会議が、2月25日(金)に本校で開催されました。この会議は、高校生が中山間地域に出向き、地域の方々と協働して課題解決に取り組むことを目的とした「おかやま高校生地域未来創造事業(県教委主管)」の一環として開催しており、今回が今年度の最終回でした。
当日はオンラインと対面のハイブリッド会議形式により、大学・地元企業・自治体・地域団体・地域コーディネーターの方々と本校教職員、計21名が出席しました。

会議では「行学」で中山間地域をフィールドに行った探究活動など今年度事業の報告を行った後、出席者の方々からこの事業への評価をいただきました。
出席者からは「生徒は、事前の見立てと実情との違いを知り、修正を重ね、実践を目指すという流れを各活動フィールドで経験することにより、『地域で人助けをする』という視点から『地域で学ぶ』という視点に転換できた。」

「校外の方々との対話や現地訪問の回数を重ねることで、現場での生徒のコミュニケーション力(話し方、その場での追加質問)、プレゼンテーション力、修正力(助言を聞き入れてよりふさわしいものに格上げしたりする態度)などが向上した。」といった高い評価をいただきました。

また、さらなる向上のためのアドヴァイスもたくさんいただき、とても中身の濃い有意義な会になりました。東高はこれからも、持続可能な地域社会づくりを担う「頼れる若者」を育成していきます!

行学 地域PJ[加茂知和地区]~オンライン会議~(普通科2年)

1月24日(月)、普通科2年生の行学福祉グループは、NPO法人スマイル・ちわ(津山市加茂町)の10周年を祝うイベントの打ち合わせをリモートで行いました。
具体的には、10周年記念の動画を制作したり、知和特産の竹塩を使った料理を食べることなど、当日の段取り、準備物を含めて詳細に話し合うことができました。
当初は2・3月にイベントを開催予定でしたが、コロナウイルス感染症の流行もあり、今年の夏の開催が妥当ではないかという話になりました。


現在、生徒たちは2年生なので、8月の開催となると3年の受験勉強等が本格的になっている頃になります。
2・3月の休みを上手に使って、10周年のイベントを盛り上げることができるよう準備を行いたいと思います。