4月8日(木)午後、令和3年度入学式が盛大に挙行されました。真新しい制服に身を包んだ本科200名、専攻科34名の新入生が、緊張の中にも希望に満ちた表情で式に臨みました。
園田校長は式辞で、「社会情勢への不安を自分の心の不安定につなげないよう理性的に過ごすこと、同級生や先生たちと物理的な距離はとりつつ心の距離を縮めて協同的な学校生活を送ること、この二つを大切にして、一生の宝になるような温かい絆を、津山東高校で結んでほしい。」と述べました。
本科新入生を代表して普通科の有芳杏凛さんが「自分自身の言動に責任を持ち、感謝の気持ちを忘れず、いかなる時も夢に向かい努力することを誓います。」と決意を述べ、専攻科代表の水島鈴菜さんが「改めて看護の道を見つめ直し、自らの理想とする看護師像に近づくことができるよう、仲間と共に充実した学校生活を送ります。」と力強く宣誓しました。
全員が夢と希望を胸に、清々しい表情で入学式を終えました。いよいよ津山東高校での高校生活のスタートです。これから、一緒に頑張っていきましょう!
4月8日(木)午前、令和3年度1学期始業式が行われました。
式辞で園田校長は「今年一年、確かな学力を身に付けるとともに、感受性を研ぎ澄まし、思いやりや誠実さなどの人間性を磨いて、豊かなメッセージに溢れた学校生活をおくってほしい。」と期待を込めて語りかけました。
式後、今年度の科長、部長、学年主任の紹介があり、各部長の先生からお話がありました。
また、始業式に先立ち新任式が行われ、園田校長が12名の新任の先生方を在校生に紹介しました。
新任者を代表して瀬島美穂教頭から、「今一番元気のある高校といわれる東高の一員になれて嬉しい。早く学校に慣れ津山東高校を生徒のみなさんと一緒に盛り上げていきたい。」と挨拶がありました。
3月19日(金)3学期の終業式が行われました。今回も校長室をスタジオにしたオンライン形式で行われました。
園田校長は式辞で、新学期に本科200名の新入生を迎えることを報告し、一人一人が良き先輩、良いリーダーになってほしい、後輩は先輩のふるまいを見て育つものであり、気持ちのいい挨拶を自分からする良き伝統を新入生に引き継いでいってほしい、と呼びかけました。また、東日本大震災から10年になるのを機に、災害の教訓に学び、防災意識を高めるとともに、今この時生きていること、生かされていることの意味をかみしめて、よりよく生きよう、とメッセージを送りました。
式後、緊急地震速報音による抜き打ち形式の避難訓練が行われました。地震発生直後の身を守る行動、火災発生時の職員の連絡、避難誘導体制など、学校全体で真剣に取り組みました。
訓練終了後、園田校長から、大地震はいまこの瞬間に起こるかもしれず、生命と安全を守るため、今行ったような訓練が生かせるよう、日頃からの心構えをしてほしいと講話がありました。
その後、進路支援部長、生徒支援部長からの春季休業中の注意と、3学期に表彰を受けた生徒たちの紹介、報告がありました。
教室の窓からは満開を迎えそうな山桜が咲いているのが見えました。春爛漫はもうすぐそこです。
3月16日(火)、1年生の第2回球技大会を開催し、今回は、男子はグラウンドでサッカー競技、女子は体育館でバスケットボール競技を行いました。
サッカー競技では授業で習得した技術や戦術を最大限に活かし、白熱した良い試合となりました。雨が少し降る場面もありましたが、生徒たちは元気良くプレーできました。
バスケットボール競技の予選リーグでは、経験者はもちろん未経験者も意欲的に取り組んだことで楽しく且つ勝ちに向かって一生懸命になっていました。決勝戦は白熱した戦いで、最後の最後まで勝敗が分からず、手に汗握る試合となり会場全体が一つになっていました。
今年度は学年での行事が少なかったということもあり、非常に貴重な時間となりました。
最後の表彰式では男女合同で行い、お互いの頑張りに拍手を送り合い、球技大会を通して一人一人の心の距離が近づき、より一層学年としての絆も深まりました。
3月15日(月)、2年生の第2回球技大会を開催し、今回は、男子はグラウンドでサッカー競技、女子は体育館でバスケットボール競技を行いました。
サッカー競技では集合の時から真剣な表情で整列し、選手宣誓も非常に意気込みを感じられました。競技の方も他人を思いやるフェアプレーを一人一人意識し、見ていてとても気持ちの良い試合を繰り広げました。
バスケットボール競技では経験者はもちろん未経験者も意欲的に取り組んだことで予選リーグから熱い戦いを繰り広げました。決勝戦はより白熱した戦いで、会場全体が一つになりました。
2年生最後の球技大会ということもあり、みんなで一致団結し優勝を目指してひたむきに頑張り、怪我人も出ることなく無事に終えることができました。
この球技大会を通して、より一層学年としての絆が深まり来年の受験という大きな戦いも、作り上げた絆を大切にし、支え合って乗り越えていってほしいと思います。
3月1日(日)、令和2年度卒業証書並びに修了証書授与式が、本校第1体育館で、卒業生と保護者、在校生代表、教職員の出席により挙行されました。
本科生に卒業証書が、専攻科生に修了証書が園田校長から授与され、食物調理科卒業生には調理師免許証も授与されました。
その後、園田校長が「食物調理科、看護科・専攻科、普通科の生徒たちが、互いにリスペクトし合いながら過ごした多様性あふれる東高での学びを大切にして、一度しかない人生を、豊かに、自由に、のびのびと生きてほしいと願っています。」と式辞を述べました。
先輩への感謝とエールを込めた在校生代表羽生彩乃さんによる送辞のあと、本科卒業生代表の近藤鮎美さんが「私たちはこれから津山東高校での教えを胸に、それぞれの道を切り開いていきます。」専攻科修了生代表の岡田悠さんが「この5年間で培った多くの経験と学びを胸に、自らの目標に向かって歩んでいきたいと思います。」と答辞を述べました。
式歌「さくら(独唱)」と校歌斉唱の後、卒業生・修了生退場、閉式となりました。厳かな雰囲気の中、心温まる式となりました。
その後のホームルームは、保護者の皆さんが入室しても密にならないようにと大教室を使用して行われ、担任から一人一人に卒業証書・修了証書が手渡されました。
津山東高校を巣立った後も、想い出と絆を大切にしつつ、それぞれの道で社会を支える人になってほしいと願っています。
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2月27日(土)、丹嶺賞及び各種団体から贈られた表彰を行いました。
学業や特別活動等の成果、校内外における功績、全国を舞台に健闘したことなどを称え表彰されました。
丹嶺賞とは、故高橋一二 第四代校長の寄付によって設立され、顕著な功績を挙げた生徒を称える賞で、卒業時に全校生徒に披露して表彰しています。
◆文部科学大臣特別表彰 小川 拓人(陸上競技部)
◆丹嶺賞表彰
牧原 直太朗(食物調理科) 水嶋 華花(食物調理科) 笠井 萌々香(食物調理科)
日下 京華(食物調理科) 石坂 日花里(食物調理科) 小川 拓人(陸上競技部)
片山 希海(普通科)
今年の表彰式は登壇して個々に表彰状を手渡すことは行いませんでしたが、一人ずつ呼名して生徒たちに披露され、大きな拍手で称えられました。
表彰状等はその後のHRで個々に渡されました。
◆産業教育中央会表彰
地木 佑里菜(専攻科2年) 村澤 知春(食物調理科3年)
◆岡山県産業教育振興会長表彰
髙山 風花(専攻科2年) 本田 桃子(食物調理科3年)
◆岡山県産業教育振興会特別表彰
溝尾 美桜奈(専攻科2年)
◆岡山県産業教育振興会 成績優秀生徒表彰
石坂 日花里(食物調理科3年)
◆全国家庭クラブ連盟表彰
牧原 直太朗(食物調理科3年)
◆全国看護高等学校長協会会長表彰
寺本 結花(専攻科2年)
◆公益社団法人 全国調理師養成施設協会長表彰
松山 尋音(食物調理科3年)
1月26日(火)、食物調理科卒業制作展示発表会を開催しました。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で一般公開はできませんでしたが、それぞれが今まで支えてくれた人への感謝の気持ちを込めて作品を完成させました。
表彰式では、生徒代表の日下さんのあいさつが行われ、今までお世話になった講師の先生方やいつも近くで支えてくれた家族や先生に感謝の気持ちを述べると共に3年間本当にいろいろなことがあったりと、この39人だったから、今日まで頑張ることができたと、クラスのみんなにもメッセージを伝えました。
食物調理科長の河本先生からは、特にこの1年間、新型コロナウイルス感染症の影響でたくさんのイベントが中止になり悔しい思いをしてきました。しかし、その悔しさを糧に今日まで努力し、素晴らしい作品が完成できた生徒たちの栄光を讃えました。
審査委員長の大前先生からは、どれも本当に素晴らしい作品でしたが、特に最優秀賞の松山さんの作品は審査委員の先生方全員から、美味しそう!食べたいと思えるバランスの良い作品でしたと、講評をいただきました。
最優秀賞 松山 尋音 <製菓> Merci
優秀賞 石坂 日花里 <日本料理> 花紅柳緑
優秀賞 水嶋 華花 <西洋料理> A ceux qui m’ont soutenu ~支えてくれた人たちへ~
審査員特別賞
内田 隼輝 板倉 由奈 本多 香菜美 水岡 星空 村澤 知春
当日は、創意工夫に満ちた作品が並び、3年間の成果を保護者の方や在校生、先生方に見ていただくことができました。
これからは、それぞれの道に進むことになりますが、ここで学んだことを大切にして、調理師として胸を張って活躍することを心から願っています。
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1月26日(火)、食物調理科3年生の卒業制作展示発表会を開催しました。
この発表会は、卒業にあたり、3年間の学習成果を発表することで、身に付けた技術を確認するととともに、一般の方々や中学生の皆さん、関係する皆様に食物調理科の教育内容を知っていただく機会とすることを目的として開催しており、今年で31回を数えます。
この日のために生徒たちは、自分の力を精一杯振り絞って準備を重ねてきました。また今回は感染症対策として、会場の密を避けた開催形式となりました。
午前中に講師の先生方に生徒の作品を審査していただき、午後に表彰式を行いました。審査の結果、最優秀賞は松山尋音さんの製菓「Merci」に贈られました。
生徒代表挨拶では、日下京華さんが涙でつまりながら家族や友人、先生方への感謝を述べ、会場中が感動に包まれました。
東高の3年間で目を見張るほど大きく成長した生徒たち。卒業後も東高食物調理科で磨いた腕を生かして存分に活躍してください。
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