3月1日(日)、令和2年度卒業証書並びに修了証書授与式が、本校第1体育館で、卒業生と保護者、在校生代表、教職員の出席により挙行されました。
本科生に卒業証書が、専攻科生に修了証書が園田校長から授与され、食物調理科卒業生には調理師免許証も授与されました。
その後、園田校長が「食物調理科、看護科・専攻科、普通科の生徒たちが、互いにリスペクトし合いながら過ごした多様性あふれる東高での学びを大切にして、一度しかない人生を、豊かに、自由に、のびのびと生きてほしいと願っています。」と式辞を述べました。
先輩への感謝とエールを込めた在校生代表羽生彩乃さんによる送辞のあと、本科卒業生代表の近藤鮎美さんが「私たちはこれから津山東高校での教えを胸に、それぞれの道を切り開いていきます。」専攻科修了生代表の岡田悠さんが「この5年間で培った多くの経験と学びを胸に、自らの目標に向かって歩んでいきたいと思います。」と答辞を述べました。
式歌「さくら(独唱)」と校歌斉唱の後、卒業生・修了生退場、閉式となりました。厳かな雰囲気の中、心温まる式となりました。
その後のホームルームは、保護者の皆さんが入室しても密にならないようにと大教室を使用して行われ、担任から一人一人に卒業証書・修了証書が手渡されました。
津山東高校を巣立った後も、想い出と絆を大切にしつつ、それぞれの道で社会を支える人になってほしいと願っています。
フォトギャラリーはこちら
2月27日(土)、丹嶺賞及び各種団体から贈られた表彰を行いました。
学業や特別活動等の成果、校内外における功績、全国を舞台に健闘したことなどを称え表彰されました。
丹嶺賞とは、故高橋一二 第四代校長の寄付によって設立され、顕著な功績を挙げた生徒を称える賞で、卒業時に全校生徒に披露して表彰しています。
◆文部科学大臣特別表彰 小川 拓人(陸上競技部)
◆丹嶺賞表彰
牧原 直太朗(食物調理科) 水嶋 華花(食物調理科) 笠井 萌々香(食物調理科)
日下 京華(食物調理科) 石坂 日花里(食物調理科) 小川 拓人(陸上競技部)
片山 希海(普通科)
今年の表彰式は登壇して個々に表彰状を手渡すことは行いませんでしたが、一人ずつ呼名して生徒たちに披露され、大きな拍手で称えられました。
表彰状等はその後のHRで個々に渡されました。
◆産業教育中央会表彰
地木 佑里菜(専攻科2年) 村澤 知春(食物調理科3年)
◆岡山県産業教育振興会長表彰
髙山 風花(専攻科2年) 本田 桃子(食物調理科3年)
◆岡山県産業教育振興会特別表彰
溝尾 美桜奈(専攻科2年)
◆岡山県産業教育振興会 成績優秀生徒表彰
石坂 日花里(食物調理科3年)
◆全国家庭クラブ連盟表彰
牧原 直太朗(食物調理科3年)
◆全国看護高等学校長協会会長表彰
寺本 結花(専攻科2年)
◆公益社団法人 全国調理師養成施設協会長表彰
松山 尋音(食物調理科3年)
1月26日(火)、食物調理科卒業制作展示発表会を開催しました。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で一般公開はできませんでしたが、それぞれが今まで支えてくれた人への感謝の気持ちを込めて作品を完成させました。
表彰式では、生徒代表の日下さんのあいさつが行われ、今までお世話になった講師の先生方やいつも近くで支えてくれた家族や先生に感謝の気持ちを述べると共に3年間本当にいろいろなことがあったりと、この39人だったから、今日まで頑張ることができたと、クラスのみんなにもメッセージを伝えました。
食物調理科長の河本先生からは、特にこの1年間、新型コロナウイルス感染症の影響でたくさんのイベントが中止になり悔しい思いをしてきました。しかし、その悔しさを糧に今日まで努力し、素晴らしい作品が完成できた生徒たちの栄光を讃えました。
審査委員長の大前先生からは、どれも本当に素晴らしい作品でしたが、特に最優秀賞の松山さんの作品は審査委員の先生方全員から、美味しそう!食べたいと思えるバランスの良い作品でしたと、講評をいただきました。
最優秀賞 松山 尋音 <製菓> Merci
優秀賞 石坂 日花里 <日本料理> 花紅柳緑
優秀賞 水嶋 華花 <西洋料理> A ceux qui m’ont soutenu ~支えてくれた人たちへ~
審査員特別賞
内田 隼輝 板倉 由奈 本多 香菜美 水岡 星空 村澤 知春
当日は、創意工夫に満ちた作品が並び、3年間の成果を保護者の方や在校生、先生方に見ていただくことができました。
これからは、それぞれの道に進むことになりますが、ここで学んだことを大切にして、調理師として胸を張って活躍することを心から願っています。
卒業制作展示発表会の詳細はこちら
卒業制作展示発表会 個人作品はこちら
卒業制作展示発表会 共同制作はこちら
1月26日(火)、食物調理科3年生の卒業制作展示発表会を開催しました。
この発表会は、卒業にあたり、3年間の学習成果を発表することで、身に付けた技術を確認するととともに、一般の方々や中学生の皆さん、関係する皆様に食物調理科の教育内容を知っていただく機会とすることを目的として開催しており、今年で31回を数えます。
この日のために生徒たちは、自分の力を精一杯振り絞って準備を重ねてきました。また今回は感染症対策として、会場の密を避けた開催形式となりました。
午前中に講師の先生方に生徒の作品を審査していただき、午後に表彰式を行いました。審査の結果、最優秀賞は松山尋音さんの製菓「Merci」に贈られました。
生徒代表挨拶では、日下京華さんが涙でつまりながら家族や友人、先生方への感謝を述べ、会場中が感動に包まれました。
東高の3年間で目を見張るほど大きく成長した生徒たち。卒業後も東高食物調理科で磨いた腕を生かして存分に活躍してください。
卒業制作展示発表会の詳細はこちら
卒業制作展示発表会 個人作品はこちら
卒業制作展示発表会 共同制作はこちら
1月20日(水)、体育分野3年生のチャレンジ42.195kmを開催しました。 コースは本校から津山市加茂地区までの道のりです。今年は快晴で、とても走りやすい天気になりました。
生徒たちは自己の限界に挑むべく、この日のために準備してきた心と身体の全てを出し切りました。
沿道では、地域の方々や保護者からの声援をいただきながら走り続け、折り返し地点では保育園の園児たちからの応援もあり、気持ちを新たにして走ることができました。
また、同級生や体育分野の後輩たちも応援に駆けつけてくれ、挫けそうな心を支えてくれました。
総合1位
廣戸 拓海くん
3時間24分52秒
<コメント>前半飛ばし過ぎて足にきたので、目標としていた3時間15分を切ることができなかった。周りの応援や、(体育分野であり)野球部の後輩が肩を貸してくれゴールできた。一人ではゴールできなかった。絶対1位を取ると走り続け、支えてくれた仲間に恩返しすることができた。
総合2位・女子1位
森岡 史江さん
3時間57分27秒
1か月程、足の故障で練習ができない時期があったとのことで、<コメント>後半の坂がきつく足が痛くなり、目標としていた先輩の歴代タイムには届かなかった。チャレンジを終えて…、 最後まであきらめずにやれば必ず結果はついてくるとわかりました。
体育分野3年生で最終ランナーを出迎え、全員が無事完走することができました。これで3年間の体育分野としての行事が全て終了しました。
開催にあたり尽力してくださった全ての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
1月20日(水)チャレンジ42.195kmが開催され、絶好のコンディションのもと、体育分野3年生は参加者全員が見事完走を果たしました。
総合1位の3時間24分52秒でゴールした廣戸拓海くんは「仲間や後輩、卒園した加茂保育園の園児たちの応援が励みになりました。」と語りました。
また、総合2位で女子1位の森岡史江さんは3時間57分27秒でゴールし「最後まであきらめずにやれば必ず結果はついてくるとわかりました。」と話しました。
今回は感染症拡大防止に配慮しながらの開催となりました。加茂保育園の園児たちや職員の方々、津山圏域消防組合加茂出張所のみなさんほか、開催にご協力いただいたみなさん、応援していただいたみなさん、本当にありがとうございました。
1月8日(金)、3学期始業式が行われました。
今回も感染防止のため校長室をスタジオにしたオンライン形式での式となりました。
園田校長は式辞で、今は何でもネットで検索できることから知識の習得を軽視する風潮があるが、深い思考や適切な判断の基盤となるのはしっかりと身に付いた知識であり、感染症予防も正しい知識や科学的根拠に基づくことが大切、などと述べ、東高生には令和3年を豊富な知識をしっかりと身に付ける一年にしてもらいたいと呼びかけました。
また、受験を控えている生徒に対して、気持ちをしっかり持って悔いのないように準備して臨んでください、とメッセージを送りました。
式後、生徒の活動についての報告がありました。
冷え込みの厳しい朝でした。暖かい教室での始業式にGIGAスクール化の恩恵を実感しましたが、全校生徒一堂に会して新学期を始められる日が待ち遠しくも感じられます。
東高生はそれぞれの決意を新 たに新しい年を迎えました。
12月24日(木)2学期の終業式が行われました。今回の式は、来年度のGIGAスクール化に備えて教室に無線アクセスポイントが整備されたことから、校長室をスタジオにしたオンライン形式で行われました。
園田校長は式辞で、かつて欧州で見た、感染症の終息を祝う中世の大きな記念碑のことに触れ、人類の歴史は感染症との闘いの歴史でもあり、今私たちもその歴史の中に生きていること、そして、東高での学び、すなわち、地域医療を支える医療従事者を目指す看護科・専攻科の学び、免疫力を高める食事の考案など食の面で健康を支える食物調理科の学び、「行学」で医療や福祉など地域の課題解決に真剣に取り組む普通科の学びは、感染症の克服にも貢献し得る誇り高いものであると述べました。
また、年明け以降に受験を控える生徒に向けて、結局最後は自分自身の「合格したい」という思いの強さが合否を分けるものであり、コロナ禍の中でも、体の健康とともにメンタルの強さも保って受験を乗り切ってほしいとメッセージを送りました。
式後、進路支援部長、生徒支援部長からの冬季休業中の注意と、2学期に表彰を受けた生徒たちの紹介、報告がありました。
その後、生徒による行学の活動報告があり、高倉でプレーパークイベント「オリジナルキャンドル作り」を企画し実行した普通科2年生と、他の自治体の施策の調査をもとに津山市に政策提言をまとめた普通科1年生の2つのグループが、スタジオ生放送で全校生徒に報告しました。
一堂に会して思い切り校歌を歌う式が再び行えることを待ち望む一方、暖かい教室でスクリーンに大きく映る話し手の表情を見ながら話を聞ける良さもあることを実感できた、初めてのオンライン終業式でした。
11月9日(月)、1年生の球技大会を開催しました。
男子はバレーボール競技、女子はバドミントン競技を行いました。男女ともに午前中に予選リーグを行い、午後から決勝リーグを行いました。
生徒たちは、今まで授業で学んできた技術や知識を活かして一生懸命プレーしていました。 勝敗に関わらず、お互いに拍手を送りあい、自分のクラスのチームを全力で応援している姿が印象的でした。
今年はなかなか行事ができていないなか、今回の球技大会はクラスの団結だけでなく学年としての団結も深まるいい機会になりました。
生徒たちの表情も非常に清々しく、今後もどんどん学年の輪が広がっていくことを願います。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~