7月25日(月)、岡山県聴覚障害者福祉協会より大西香保里先生と山本修先生を講師にお迎えして、手話を通して聴覚障害者への理解とボランティア活動の重要性を学び、職業観を育むことを目的として看護科1年生が手話を学びました。
聴覚障害は「みえない障害」と言われており、理解されづらいということから、最初に講師の先生お二人のどちらが聴覚に障害があるのか質問され、生徒たちはちょうど半々に分かれましたが、先生方から正解が発表されると「おー」っと、驚きの声があがりました。 聴覚障害のある方のコミュニケーション方法として、筆談をはじめ6種類あることや、その特徴についいて説明を受けました。
その後、手話を用いて自己紹介を行い、生徒たちは、自分の苗字をどう表現するか興味津々といった様子で、楽しそうに取り組みました。 最後に、生徒代表が「これまでの生活で手話を使うことがありませんでしたが、これから病院実習等で聴覚障害者の方と会った時には、本日習った手話を使ってコミュニケーションをとっていきたいです。」とお礼を述べました。次回は、8月に第2回目の手話講習を予定しています。
7月22日(金)、特定非営利活動法人 いーなプロジェクトより谷本幸子先生を講師にお迎えし、看護科2年生がボランティアについて学びました。 地域で生活する人々に対する支援活動の現状について理解を深め、1年間を通して学習する行学(テーマ:地域ボランティア)の実践意欲を高めることを目的としています。
看護職は病院で働く以外にも、地域で活躍できる場所や機会が多くあることを学び、看護職への魅力や、やりがいを再確認するとともに、将来自分が就く看護職への視野を広げることができました。 谷本先生より地域活動で様々な人と上手く関わるためのポイントを教えていただき、生徒たちは真剣な眼差しで、一生懸命にメモを取りながら話を聴きました。
講演の最後には、谷本先生から「今の気持ちを漢字一字で表してみる」という課題があり、生徒たちは各自、用紙に「輪」や「笑」などを書き留め、これから行う地域活動や人との関わりの中で、自分が大切にしたいことを漢字一文字で確認しました。 最後に、生徒代表が「他職種との連携の重要性を改めて感じました。相手の立場になって考えるとは、よく使われる言葉ですが、実際に言動に移すのはすごく難しいことだと思いました。相手がどう感じるか、どう思うかをこれからの日常生活や実習場面でもしっかり考えることができるようになりたいです。」とお礼を述べました。次回は10月に第2回目のボランティア講演会を予定しています。
7月15日(金)、専攻科2年生と看護科3年生の異学年交流会を、感染対策に配慮をしながら小グループで複数の教室に分かれて行いました。 専攻科2年生の先輩方から、専攻科入学への心構えや、入学後の勉強の進め方、専攻科での生活について説明やアドバイスをいただきました。
また、先輩方から、毎日実施されている小テストや関連学習の方法についても教えていただきました。実際に使用しているプリントも見せていただき、難しい用語が多く書かれていましたが、先輩ごとに工夫がされていて、自分の学習スタイルに合わせて取り組むことが大切であると教えていただきました。 そして素敵な笑顔で話された「関連学習が楽しい」、「勉強したことをお互いに確認し合う」という先輩の言葉がとても心に残りました。
7月4日(月)~8日(金)の1週間、看護科1年生が看護の見方・考え方を働かせ、臨地において実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して、看護の実践に必要な資質・能力を育成することを目的として、初めての看護臨地実習に臨みました。
実習では、病院の構造や各病棟の機能についてのオリエンテーションを受けたり、各部署での説明後、グループに分かれて病棟の特徴について発表したりしました。
実際に手術着を着て、手術室の機材を触らせていただきながら説明を受ける実習もありました。
1週間の臨地実習を終えて、生徒にとって学び多いものとなりました。 日々の専門科目の授業と臨地実習での学びを結び付けて、これからも頑張っていってくれると期待しています。
高校に入学して初めての看護臨地実習に臨む高校1年生対象に、医療現場における接遇を学び、実習生に必要な接遇の基本を身に着けることを目的として、6月22日(水)に「実習前に身につけておきたいこと」と題して石川病院看護部長 加藤里美先生よりご講義いただきました。 社会人としてのマナーでは、挨拶、お礼、お詫びの際のお辞儀の角度を三角定規で図りながら分かりやすく説明していただきました。
また、生徒と年齢の離れた患者様とのコミュニケーションをどのように図っていくかについて具体的事例を通してグループで話し合い、自分たちの言葉で説明していました。
初めての臨地実習に向けて、生徒からは「会話は表情だけでなく、患者さんの体調を気遣ったり、状況に合わせて話題を変えたりすることが大切だと学んだ。難しいと感じるが、積極的にあきらめず頑張りたい。」「年代の違う患者さんとのコミュニケーションの取り方、患者さんの身体的、精神的な部分の情報の集め方について実習の中で看護師さんや他の医療従事者の方々から学び、自分の力にしていきたいです。」との声が聞かれました。 この講義を糧にして7月からの看護臨地実習も気を引き締めていきたいと思います。
6月14日(火)から17日(金)までの3泊4日の日程で2年生の関東方面への修学旅行を実施しました。 日頃の生活・勉学の場である学校を離れて見聞を広め、将来を含め今後の進路を考える機会とすることを目的に実施しました。
1日目はコース別研修で、大学訪問・スポーツ・防災まちづくり・国際理解SDGs・日本の中枢見学の5コースに分かれ研修を行いました。 2日目は班別自主研修で、生徒たちは事前に作成した計画に従って班ごとに都内で研修を行いました。 3日目はディズニーリゾートを満喫しました。 4日目はクラス別研修で、1・2組は横浜中華街、3・4・5組は浅草とアクアパーク品川で研修を行いました。
あっという間の4日間で、帰りの飛行機の中では、「もう修学旅行が終わってしまった!」という声も聞かれました。 準備から実施にいたるまで生徒同士が互いに協力し素晴らしい思い出をつくることができました。修学旅行で体験し感じたことを胸に今後の学校生活を充実させてほしいと思います。
4月27日(水)、学年ごとにスポーツ交流会[バレーボール競技]を行いました。 コロナウイルス感染症対策のため時間を短縮し、縮小した形での実施になりましたが、生徒たちはクラスの新しい仲間と団結し合い、最後まで全力でプレーしました。 今回のスポーツ交流会をきっかけに、さらにクラスの団結が深まってほしいと思います。
4月19日(火)、令和4年度入学生を対象に、一日校内研修を行いました。 園田校長からの御講話では、「自分の可能性に自ら蓋をすることなく、無限の可能性を信じてあらゆることに挑戦してほしい。」との激励のお言葉をいただきました。 今回の研修の進行や運営、お礼のあいさつ、研修会の振り返り等はすべて、各クラスの議長と副議長によって行われました。
引き続き、着こなしセミナーが開催され、明石スクールユニフォームカンパニー西田智彦先生からは、「私たちが正しい身なりで生活することがどれだけ大切なことであるか。」というご講演をいただきました。
クラスごとに分かれて行われた、自己開示と他者理解を目的としたグループエンカウンターでは、クラスによってそれぞれに特色ある活動が行われ、どの教室からも楽しそうな笑い声が聞こえてきました。 クラスの時間では、この日の研修の最後に予定されている「校歌パフォーマンス発表」に向けて、クラスの体育委員・文化委員を中心に熱心な練習が行われました。
研修の締めくくりは、校歌をテーマとした「校歌パフォーマンス発表」です。短い時間で計画し、あまり練習する時間がとれなかったとは思えないほど、工夫された、しかも楽しい内容の発表が行われました。 審査は日笠教頭にお願いしました。クラスの特徴を捉えた、生徒たちの頑張りに応えてあげられる、とても素晴らしい「賞」を、それぞれのクラスに贈っていただきました。
最後に学年主任の山本先生から、一日校内研修のまとめの話がありました。 先生は、「今日、私はみなさんに申し訳ないことをしました。校長先生からは、可能性に自分で蓋をしないように・・・、というお話をいただきましたが、生徒のみなさんの可能性に私が勝手に蓋をしてしまっていました。短い時間での校歌パフォーマンスの練習では、十分な内容のある発表は難しいだろうと、みなさんの力を見くびっていました。とんでもない誤解です。みなさん一人一人の潜在能力の高さに驚かされました。」と話し、クラスの協力と団結の力を称えました。 『互いを思いやり 互いに助け合い 互いに高めあう』というこの学年の目標通りに、クラス・学年の絆が生まれ、大きくなり、日々の学校生活に繋がる、とても有意義な研修でした。
本校はSociety5.0時代に活躍できる人材を育成するため、「スマート専門高校」としてデジタル化を推進しています。看護科・専攻科では、シミュレーター等を活用し、各学年に応じて、生徒が臨床判断能力を身につけることができるよう実習を行っていきます。 今回の設備は模擬ICUとして多職種連携ハイブリッドシミュレータシナリオ2式・デブリーフィング&データ管理システムSkills Album ふりかえ朗2式・オンラインSimシステム・CPSユニット2式・ICUベッド2台が導入・設置されました。
〈ICUベッド〉
実際の臨床で使用されている最新のもので、角度調整はもちろんですが体重なども患者さんが安静を保ったまま測定することができます。このベッドの導入は、岡山県下の看護学校にもまだ少なく、全国の県立高校でも初の設置になります。
〈ハイブリットシミュレータやSimシステム等〉
設定に合わせて患者の状態が変化し、状況に合わせた観察や看護援助を行います。そしてその実習の様子を多角的に詳細に録画でき、オンラインシステムを活用し、一人一台端末で振り返りを行うなど、看護の学習を深めることができます。 授業での活用に向けて、看護科教員でハイブリッドシミュレーターの勉強会を行いました。最新のシステムを活用して授業をすることが今から楽しみです。
3月15日(火)、1年生の球技大会を規模縮小などの感染対策を徹底したうえで開催しました。 天候にも恵まれ当初の予定通り、男子はグラウンドでサッカー競技、女子は体育館でバスケットボール競技を行いました。
[ 男子結果] サッカー 優勝:1-4A 準優勝:1-2.3B
[ 女子結果] バスケットボール 優勝:1-1C 準優勝:1-1A
生徒たちは恵まれた天候の中で最後まで一生懸命に頑張りました。白熱したプレーや仲間を応援する姿から生徒たちの津山東高校での1年間の成長を感じました。 4月から2年生となり、学校行事等でより一層クラスや学年のまとまりを見せてほしいと思います。
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