11月1日(火)と9日(水)の昼休みに、図書委員会主催の出張図書館を行いました。この出張図書館は、読書週間(10月27日~11月9日)に合わせて、普段図書室に行く機会のない生徒でも気軽に本を借りられるように、教室棟で本の貸し出しを行うイベントです。
各クラスで行ったミニ・ビブリオバトルのチャンプ本や、図書委員のおすすめ本などを並べて教室棟2階の廊下に設置したところ、通りがかりの生徒たちの目にとまり、立ちどまって楽しそうに本を選ぶ姿が見られました。
また、読書週間に合わせて、昇降口では、9月に行われた2年生のミニ・ビブリオバトルで生徒たちが紹介した本をまとめ、掲示しました。
こうした行事をきっかけにして、これからも読書に親しんでほしいと願っています。
10月8日(土)に、本校第一体育館で行われた進学説明会の中で、生徒会執行部が、令和5年度から採用する新制服のファッションショーを行いました。
この新制服は、生徒会が中心となり、生徒参画型でデザインを行って誕生しました。
生徒会新旧執行部は、昨年度末から、これまでの男性像や女性像にとらわれないジェンダーレスのコンセプトに基づいて、何度も話し合いを重ねてきました。その結果、スカート・スラックス、リボン・ネクタイの選択制など、多様な生徒へのきめこまやかな配慮がなされ、猛暑でも涼しく、換気をしても暖かく、手入れがしやすく、交通安全にも配慮された、この新制服が完成しました。
各アイテムにはスクールカラーの緑色を取り入れ、東高らしさを表現しました。
エンブレムとボタンや襟のマークは、在校生からの公募により決定しました。
エンブレムのデザインは、普通科3年生の寺坂真帆さんによるものです。スイートピーの花弁とモンステラの木の葉をあしらった校章を植物で囲み、自然豊かな津山東高校をイメージしてデザインしました。
ボタンや襟のマークは、普通科2年生の大野木陽果さんによるものです。ドイツのフラクトゥールという装飾文字をアレンジして、津山東のイニシャルTとHをかたどりました。
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なお、この新制服は、SDGsの理念に沿った環境配慮型制服(「Re-Ring School」明石スクールユニフォームカンパニー)です。
梱包・包装資材は環境に配慮しつつできるだけ減らし、着用済みの制服については回収し、修繕して再利用したり、リサイクルをして再資源化したりすることもできます。
東高は、新制服を通して学校の魅力を高め、イメージを一新して、更に進化していきたいと考えています。
9月16日(金)には食物調理科と普通科の2年生、30日(金)には看護科2年生のミニ・ビブリオバトルを、図書委員会主催で開催しました。
ビブリオバトルとは、「人を通して本を知る。本を通して人を知る。」ことを目的とした、本の紹介コミュニケーションゲームです。今回は、一人2分間のミニ・ビブリオバトルの形式で行いました。
前半は、4人の小グループで本を紹介し合いました。後半は、各グループから選ばれた代表者が全体への発表を行い、一番読みたくなった本(チャンプ本)をクラス投票で決定しました。
生徒たちは、持参した本をお互いに見せ合って、楽しそうに感想を語りあっていました。
《2年生のチャンプ本》
📙 2年1組 「アリス殺し」小林泰三 著(東京創元社)
「君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉 」ROLAND 著(KADOKAWA)
📙 2年2組 「病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。」仲本りさ 著(いろは出版)
📙 2年3組 「余命10年」小坂流加 著(文芸社)
📙 2年4組 「オルタネート」加藤シゲアキ 著(新潮社)
📙 2年5組 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディみかこ 著(新潮社)
各クラスで2年生が紹介した本は、読書週間中に、廊下に展示する予定です。これからも、読書に親しんでほしいと願っています。
今年度ボランティア委員会では、コンタクトレンズのアイシティが2010年から活動している「アイシティecoプロジェクト」に参加し、全校で使い捨てレンズの空ケース回収を呼びかけています。
回収された空ケースは、アイシティに送られリサイクルされます。空ケースは、ポリプロピレンという再資源化に適している素材で、回収後はリサイクルメーカーに買い取ってもらい、その収益を日本アイバンク協会へ寄付されています。
教室に設置している小型の回収ボトルにたまったものを、ボランティア委員が大型の回収BOXに集めています。
購買前と生徒会室前に設置している大型回収BOXが空ケースでいっぱいになってきたので、9月15日(木)、発送の準備を委員たちで行いました。集まった量は、ちょうど段ボール箱2箱分でした。
少しでもゴミが減少し、二酸化炭素の削減に貢献できたらと思います。
今年度、引き続き回収を行っていきます。空ケースのアルミシールは完全にはがしていただき、ご協力をお願いします。
9月8日(木)、第38回東雲祭体育の部が晴天の下、開催されました。
開会式では、校長、生徒会長から挨拶があり、二日間の文化祭に続く体育祭開催への想いが共有されました。
各競技、それぞれ感染対策の下、実施できる競技内容が考案され、制限の中でも生徒たちが楽しむ姿や本気で競い合う姿が見られました。
また、競技前後には手指や使用したバトンなどの用具の消毒をしたり、密を避けた観戦を呼びかけたりと、一人一人がコロナ禍であっても東雲祭を成功させようと協力していました。
今年の演劇部の上演作品「プラヌラ」は長い台詞も多く、感情表現も一筋縄ではいかない難しい作品で、場面転換や照明の切り換えも多く、全員が気持ちを一つにして取り組んできたことで、やっと人前で発表できるレベルになりました。初めて観た人にすんなり分かってもらうレベルにはまだまだではありましたが、現代も生き辛さの中でもがく主人公の魂の叫びと、それを救うことはできないが、社会と折り合いをつけることは上手な大人との対比、そして生きる希望の光となった真っすぐな仲間からの声援。全力の演技は観てくれた人の魂に確実に届いたことと思います。
2日目のステージはクラスや部活動の発表がメインでした。どの発表も準備時間が短い中で衣装や演出のこだわりが素晴らしく非常に良いものができていました。2日間のステージ発表を通して生徒たちが笑いと感動を届けてくれました。生徒たちにとって思い出に残る時間になったと思います。
2日目の展示では、これまでの委員会活動や成果、部活動の作品が披露されました。クラス展示では、ドキドキさせる仕組みも盛りだくさん。行列が長く続いている教室もありました。
今年の書道パフォーマンスは「友達」をテーマに行いました。高校生活一度きりの中で出会った仲間と共に成長していきたい、そして強い絆で結ばれたいという思いを込め表現しました。今回、初めて部員だけで動きまで考えたので大変でしたが、POPな感じに仕上げることができました。
文化の部の2日間の締めくくりとなる閉会式では、生徒会執行部から全校生徒へのメッセージが伝えられました。開会式、閉会式共に、生徒会執行部の生徒により準備・運営が行われました。
これまでとは違う形ではありましたが、2日間の文化の部を無事開催できました。様々な制限下での行事でありながら、生徒のみなさんが互いを思いやり、行動してくれたり、全力で展示やパフォーマンスをしてくれたりしたからこその成功だったと思います。
第38回東雲祭が「百華繚乱~輝け今しかないこの時を~」をテーマに 9月6日(火)~8日(木)、開催しました。当日に向けて生徒たちは日々練習や準備を頑張ってきました。
文化の部1日目は、生徒会執行部の挨拶から開会しました。新型コロナ禍での文化祭開催ということもあり、東雲祭への想いや、観覧上の注意事項などが伝えられました。
吹奏楽部は、『音心調和~一人ひとりの『情熱』を奏でます~』をテーマに、3年ぶりに本校体育館ステージにて演奏しました。古典の音楽に挑戦した『ダウランド組曲』の他、ポップスの『HANABI』や『夜に駆ける』などを演奏しました。また、今回はスペシャル企画として『情熱大陸』をプログラムに組み、なんと園田校長先生にソリストとしてご協力いただき、ヴァイオリンと吹奏楽の共演で披露いたしました。このステージ演奏を通し、その場の音楽でのやりとりを感じ取って一緒に奏でていく楽しさを味わうことができました。アンコールの『名探偵コナン』メインテーマでは、生徒教職員の皆さんからの手拍子に応援され、本番を終えることができました。
今年度は人数制限や常時換気などの感染症対策をしてステージ発表を行いました。1日目は有志の発表がメインで、ダンス発表や歌唱発表などがありました。生徒たちの普段は見られない一面を見ることができ、会場も拍手喝采でした。
短い準備期間の中で、工夫を凝らした展示が作り上げられました。感染症対策もしっかり行われ、訪れる人をいかに楽しませるか、よく考えてありました。
今年度の看護クラブは、「健康な生活を送るために」というテーマで、母性、小児、栄養、解剖、老年のブースに分かれて展示を行いました。模造紙や冊子を用いて来場者へ説明を行ったり、高齢者体験を行ったりしました。最後にPHOTOスポットを用意したので、より楽しんでもらえました。
8月5日(金)、美作地区図書委員会交流会が津山工業高校図書館で行われ、本校図書委員(3年1名・2年2名・1年1名)が参加してきました。
この交流会は、美作地区の図書委員が交流を深め、各校の委員会活動を活性化することを目的として、毎年、行われています。
最初に、各校の委員会活動を紹介した後、グループに分かれて自己紹介を行いました。
次に、課題図書の中から一冊を選んでポップ作りに挑戦しました。完成したポップをグループ内で紹介し合い、大いに盛り上がりました。
作成したポップは、秋の読書週間の時に、津山市立図書館で展示される予定です。
各校の図書(文化)委員と触れ合うことで、生徒たちは大いに刺激を受けることができました。今後の委員会活動に活かしてくれるものと期待しています。
7月1日(金)、生徒対象の救急法講習会を実施しました。
津山中央消防署から5名の講師にお越しいただき、2年生保健委員と各部活動の代表者計26名が受講しました。
新型コロナ対策バージョンの心肺蘇生法について丁寧に説明していただき、AED操作も含めて全員が実習を行いました。参加した生徒は実際の場面を想定してとても真剣な様子で取り組み、質問等も活発に飛び交いました。
また熱中症についても、予防のポイント、応急手当、救急車要請の目安などについて教えていただきました。
[生徒の感想]
・一人でするのではなく、周囲の人にAEDや119番通報を頼むことが大切だと分かった。
・胸骨圧迫を体験して、思っていたより力がいることにびっくりした。強く(5㎝)、早く(100回/分)、絶え間なく(間隔をあけない)!
・AEDは音声の指示に従うだけなので意外と簡単だった。
・熱中症の予防にはこまめな水分補給と休息が一番効果的だと知ったので、心がけようと思った。
会の最後には保健委員の代表生徒が「新たにコロナ対策の心肺蘇生法が学べてよかった。」「いざというときに率先して動けるように今回教わったことをしっかり覚えておきたい。」と感想を述べ、お礼を伝えました。
今回の講習が、熱中症等の事故防止、緊急時の迅速な対応に繋がることに期待します。
7月1日(金)、東雲祭結団式がオンラインで行われました。
第38回となる今年の東雲祭は「百華繚乱~輝け今しかないこの時を~」をテーマに開催されることが、生徒会長から全校生徒へ発表されました。
結団式では各ブロックのブロックカラー(赤・黄・青)を決定しました。
ブロック対抗でクイズに答えてもらい、正解ポイント数に応じて、ブロックカラーを示す用紙が入っているくす玉を選ぶ順番を決めました。
リモートではありましたが、各クラスでの盛り上がりを全校で共有できた時間でした。
各ブロックの団長がくす玉を一斉に開き、ブロックカラーが決定しました。
その後、各ブロックの団長、副団長が工夫を凝らした自己紹介とアピールで全校生徒を盛り上げ、各ブロックの士気を上げました。
最後に、副会長からの挨拶で結団式を締めくくりました。
今年度もコロナ禍の中ではありますが、生徒たちが東雲祭を成功させるために日々準備を頑張っています。生徒たちの活躍を応援していただけると嬉しいです。
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