1月19日(火)、1年生の百人一首大会を開催しました。各クラス2人ずつで10人1チームとなり100枚の札を取ります。そして最後に何枚取れたかの数をクラスの合計で競い合うクラス対抗としました。
事前に各クラスで練習をしました。皆、あの札だけは絶対に手にすると意気込んでいました。
もちろん“ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは”の札です。
さて、誰が手にしたのでしょう?
先生方も読み手となり個性あふれる声が響きました。
各グループでは、それぞれが拮抗しており、結果は翌日にならないとわかりませんでした。合計枚数を競います。
集計の結果、優勝は3組でした。そして準優勝は4組です。覚えている人も、反射神経で取る人も、皆が一堂に会し楽しく日本文化を満喫しました。
みなさん、よく頑張りました。
1月8日(金)普通科1年生を対象に行学プレゼン講座を開催しました。 一般社団法人まなびと代表理事 江森真矢子先生を講師にお迎えし、より伝わりやすいプレゼン方法について学びました。
講座の最初には普通科2・3年生の先輩方が実際のプレゼンテーションをお手本として発表してくれました。
先輩方の発表は、言葉やスライドから伝えたい思いが届くよう工夫がたくさんされており、大変感心しました。
その発表をもとに江森先生がどんなところが良かったのか、実際に発表するならどういうことに気を付ければ良いかなど生徒と一緒の目線になって考えてくださいました。
生徒たちは先輩たちの発表を聞いた後、自分がプレゼンを行う上で大切にする3か条を決めました。一人ひとり、大切にしたい点や、自分色を出せるようにどうしたら良いかといったことを考え、3か条を決めている生徒もいました。今回の講座を通してプレゼンに対して改めて考えるきっかけになりました。
江森先生は講座の中で生徒が発言した意見をすぐに視覚化してくださり、どういったことがプレゼンを行う上で大切なことなのかを参加した全員で考えられる場を作ってくださいました。
寒い中ではありましたが、生徒たちも非常に楽しそうな表情で学ぶことができました。
12月16日(水)、普通科1年生のSIM津山プロジェクトの新事業グループ発表を行い、22日に開催される全体発表の代表グループを選出しました。
各発表会場には津山市役所の方など多くの方が来校され、生徒の発表後には貴重なご意見や感想をいただきました。生徒たちは1学期の発表の時よりも堂々と発表することができました。
22日(火)には、SIM津山プロジェクトの新事業全体発表が開催され、代表6グループの生徒たちが発表しました。
津山市の課題解決のために生徒たちが一生懸命考えた新事業はどれも興味深いものであり、実現したらいいなと思えるものばかりでした。
SIM津山の活動を通して、自分たちの学校がある地域を改めて考えることができました。今の津山にない新しい事業を考えることで発表をしている生徒だけでなく、聞いている生地にとっても学びの多い機会となりました。
全体発表後はすべての代表グループに学年主任から表彰状が贈られました。
今後は、今回の発表を通して出てきた課題を解決し、さらに良いものになるよう再提案(発表)をしていく予定です。
12月21日(月)、普通科3年選択科目「子どもの発達と保育」(担当:石原教代先生)の授業の一環で、選択者10名が作った折り紙の紙風船100個を、代表生徒2名が林田保育園(津山市川崎)へ届けました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で実習による交流ができなかったため、生徒たちは、園児たちを喜ばせることが何かできないかとアイデアを出し合い、期末考査後に在園児90名分の紙風船を作成しました。
少し早いクリスマスプレゼントに、園児たちは大喜びでした。お礼として、園児たちからは手作りメダル10名分が贈られました。短い時間でしたが、楽しい交流となりました。
12月16日(水)~18日(金)の3日間にわたり、普通科2年生、食物調理科1年生、看護科1年生を対象に津山市健康増進課主催の「高校生の食育教室~食と健康のワークショップ」を開催しました。
フードモデルを用いて栄養価計算してくれる食育SATシステムの体験や食育ゲームを生徒たちは取り組みました。また、新型コロナウイルス感染症を予防するための対策方法や、人間関係をより良く築くための傾聴についての講演もしていただきました。
今回の食育教室では初めて知ったことも多く、今後の生活や、将来、進学や就職で一人暮らしをするという生徒にも活かせる内容をたくさん学ぶことができました。
12月16日(水)、6月から開講された「高校生のためのグローカルメディアプロデューサー養成講座(地域企業プローモーションビデオ制作講座)」も第8回目を迎え、講師の榎田先生が来津される最後の講座となりました。
本年の講座は、新型コロナウイルスの影響で5回の講座がオンラインとなりました。
榎田先生の熱い指導に生徒の姿勢も向上していきました。
榎田先生や技術指導の太田先生から褒めていただく場面もあり、最後は講座時間が過ぎても、生徒が残って動画制作に取り組みました。
夏に各企業に取材に行き、現在、編集を行っています。作品の完成は、まだまだですが、今後はオンラインの指導により、限られた時間で取り組んでいきます。例年に負けない素晴らしい動画が完成するのは間違いないです。
1月22日の発表会に向けて、最後の講座は熱のこもったものとなりました。
12月1日(火)、2・3年年生を対象に、津山児童相談所所長 福田敏隆先生をお招きし「子ども虐待防止を目指して」と題してお話いただきました。
子どもの虐待死という悲しいニュースはやり切れない思いを人々に抱かせますが、統計上の虐待の件数は年々増えています。近い将来、親となっていく生徒たちにはぜひとも学んでおいてもらいたい講演でした。
講演の内容は、
1.子ども虐待とは何か(定義)
2.なぜ子どもを虐待するのか(原因)
3.子どもの発達について(子どもはどのように社会のルールを身につけていくのか)
4.これからの子育てを考える
生徒たちは、日本における虐待件数の多さや「こんなことも虐待になるのか」ということなどに驚きが隠せなかった様子でした。
福田先生の豊富な経験に基づいたお話は説得力があり、何としても虐待をなくしていきたいという熱い思いが伝わって生徒たちも真剣に耳を傾けていました。
特に赤ちゃんが登場するビデオには極めて重要な子育てのヒントが示されており、みんな食い入るように映像を見つめていました。
ここに集った生徒たちが将来においてよき父よき母になっている姿が想像できるような気がしました。
妊孕性をはじめ、妊娠、出産に関する正しい知識を知り、高校生の段階で、自身の未来を考え、選択するための知識を得ることを目的に、12月1日(火)6・7限を使って、1年生対象にZoomで、岡山県立大学保健福祉学部の川下菜穂子先生に分かりやすくお話をしていただきました。
岡山県立大学と本校をZoomでつないで行いましたが、生徒はメモを取るなど、真剣に話に耳を傾けていました。
全員に感想を書いてもらいました。ある二人の女子生徒の感想です。 「私たちが、10代のうちにできることとしてすごく勉強になることがたくさんありました。自分が将来、妊娠したい時に妊娠できるように、今、してはいけないこと、逆にしなくてはならないことなどたくさん教えていただきました。」 「女性の卵子は毎月1個作られると思っていたので、母親のお腹の中にいる頃に、すでに一生分の卵子を持っていることを知って驚きました。妊娠することは自分のライフプランにとって深く考えないといけないとても重要なことだと思いました。」
川下先生には、高校生にとって非常に大切な内容を分かりやすく丁寧に教えていただき、誠にありがとうございました。
11月24日(火)、普通科2年生の英語スピーチコンテストを開催しました。
予選として、生徒全員が好きなトピックについてエッセイを書き、クラス内で発表し合いました。その後、クラス内の投票から2名ずつ選出され、計6名が本コンテストに出場しました。
コンテスト本番では、代表生徒は1、2年生の前に立ち、スライドを用いながら発表をしました。代表の生徒は本番に向けて、暗唱・音読・抑揚のつけ方などの練習に励み、本番では全員が練習の成果を発揮し、前を向いて堂々と発表しました。
また、身振り手振りを加えたり、大事なところを繰り返して強調したりするなど、聞いている人に分かりやすく伝えられるような工夫が随所に見られました。
1、2年生の投票による厳正な審査の結果、シンガポールに語学研修に行った際の思い出について話した前原千紘さん(5組)が優勝を手にしました。2位には尊敬するバスケットボール選手について話した山本瀬名くん(3組)、3位には、ドラえもんがいたら何をしたいかというトピックについて自分の意見をまとめた福田颯希さん(4組)が選ばれました。
予選から本選までを通して、多くの生徒が、英語を相手に分かりやすいように伝えたり、相手が言ったことを正しく聞き取ったりするためには日々の英語学習の積み重ねが必要であると実感していました。今回の実践的な経験を活かし、今後もさらに英語学習に励んでいってもらいたいと思います。
11月18日(水)、普通科2年生の地域プロジェクト全体発表会を開催しました。
各分野での発表を経て、代表8グループがステージでスライド発表、他の19グループがフロアでポスター発表を実施しました。
地域課題の解決に向けた提案とその実践に向けた計画を発表し、感想や意見をもらいました。
フィールドワーク先や地域の方も多く聴きに来てくださり、生徒の提案に対して、称賛とアドバイスをいただき、さらに実現に向けてのヒントとなりました。
高校生の視点や発想での提案に参加された大人から「思いつかなかった面白い発想!」「もう一工夫すれば実現できそう」「実現にはあと何が必要?」といった感想や意見が挙がっていました。
ステージ発表は次の8グループでした。
①教育 「残業の削減」
②観光 「看板革命」
③子ども 「プレーパークをつくろう」
④空き〇〇 「副菜フェスティバル」
⑤福祉 「タクシーを利用しよう」
⑥医療 「楽しく積極的に感染対策をするには」
⑦観光 「インセクトって」
⑧環境防災 「防災 ~命をひとつでも守る~」
<参加してくださった方の感想>
・高校生のうちから、地域のことを考えることはとてもよいと思います。ぜひ、協力したいです。
・こんな風に高校生が堂々と意見を発表できることに驚きました。元気をもらいまいました。
・高校生がこんなにしっかり考えていることに感動しました。一緒に何か取り組みたいです。
などの感想をいただきました。
講師に岡山大学 吉川幸 准教授とカンコーマナボネクト 北浦菜緒さんをお招きして指導講評をしていただきました。
コロナ禍での活動を評価していただき、発表内容については、今後実現に向けて必要なことを具体的に考えていくことが大事だとアドバイスをいただきました。ぜひ実現に向けて、今後の活動に活かしていきたいと思います。
津山東高校の情報をお届けします! ~殻を破ろう 人と繋がろう~